内容をカンタンに説明すると…
- デクやナイトアイ、相澤たちは、本拠地内の壁を変化させる入中の“個性”に苦戦し、なかなか前に進めない。そこに、なんと敵<ヴィラン>連合のトガヒミコとトゥワイスが現れ、ヒーローたちに襲い掛かってきた。
- トガとトゥワイスは死柄木の真意を図りかねながらも、死柄木の言葉を受け、ある企みを実行に移す…。
- 今回は…壊理を連れたオーバーホールに追いついたミリオ!しかし、オーバーホールに連れ従う酒木と音本が立ちはだかりピンチに。それでも、自らの弱さを認めながら歩んできたミリオは酒木と音本を撃破し、ついに壊理をその腕に抱き寄せる。壊理を取り戻すため、すさまじい攻撃を繰り出すオーバーホールだが、それでもミリオはその実力でオーバーホールを追い詰めていく。
【僕のヒーローアカデミア 4期 11話(74話)】ルミリオン【アニメ感想】
自白強要個性、強い
「ついに完成しやしたね。」
「ああ。一日二日で自然回復してしまう未完成品とは違う。壊理の身体から離れた因子の効果を維持するところから始まり随分かかった。
これなら個性を完全に消滅させられる。」
弾丸が5発ほど入ったケースを手にするオーバーホール。
そして数日前にさかのぼり…
『上からの命令でしかたなく来ました。トガです。』
『久しぶりだなトリ野郎。てめぇ…絶対許さねぇぞ…よろしくおねがいします!』
トゥワイス、いいキャラしてんなぁ…。
『協力関係になった以上計画遂行に助力してほしい。組のもの同様俺の指示にしたがってくれればいい。そのためにもまず個性の詳細を教えてくれ。もしもの時連携を取りやすいようにしておきたい』
『もしものときならもしもの時に教えます。あなた達の事まだ好きじゃないので』
自白強要の個性を持つものが治崎側にいる為、即座に個性はバレてしまいました…。
『死柄木から裏切りの予定を聞かされたか?』
『ノー』
『いいえ』
これで一応の信用をした治崎。
とにかくミミックが終始吠えてる印象…。で今に至るわけですが。
(我々を虚仮にするなど許すまじ…)
「全員圧殺!!」
キェェェエエエエエエという奇声から本体のあぶり出しを図りたいところ。
「お得意の退治は任せたぜヒーロー」
「気の小さい人ほど自分が弱いのを隠したがります。自分を強く見せたくて他人を上から見下すのです。
ゴクドー…かっこわるいですね」
デクが切れ目を見つけます
「やっぱ好きにさせてもらうわ!」
「「バーイ!」」
入れ違いに消えていくトゥワイスとトガ
5キロのハンコがミミックに直撃。
「捕らえろ!!」
「連合の裏切り?」
「どうやらいいように使われてしまったようだな…でもこれで迷宮は終わった」
ヒーロー、ルミリオン
「すいませんね、やっぱ少し話聞かせてもらってもいいですか?」
追いついてきたルミオ、
「……すぐに来れるような道じゃなかったはずだが?」
「近道したんで。その子保護しに来ました」
「事情がわかったらヒーロー面か。学生さん。あの時見て見ぬふりをしていたよなぁ」
お前に保護されるなんてこの子は望んじゃいない。この子にとってお前はヒーローじゃない…。」
「だから来た」
「伝わらないなぁ…わかりやすく言ってやろう。…死ぬってことだよ」
急に平衡感覚がなくなるミリオ。
酒木の個性でした。
いや、酒飲めてないですよね。全部こぼれてる
音本の真実吐き(まことつき)せいで個性を吐かされてしまうミリオ。
「前線に立つタイプじゃないね」
「故に他の使い捨てとは違う。私は八斎會の中で唯一若の野望に寄り添うことを許された身」
精神攻撃の出来るタイプですねこれは…。
(身体の方はすでに揺らしてある、あとは心…)
「必殺ファントム・メナス!」
(そうだ俺は弱い。おぞましい業を背負わされてると知った!あの子にとって残酷な言動を見せた。それでもあの子は俺たちが傷つくことより地獄へ戻ることを選んだ!
あんなにも優しい子が!だから追いかけた!そして今ここにいる!)
「何故動ける!」
(酩酊どころじゃない感覚をいつも味わってる!俺は揺れない!あの子が笑えないままなんてそんなの絶対許せない!)
「パワー!!!」
強い…!!
エリだけを通過させ敵を蹴り飛ばし…エリをこの手に抱き留めました。
君のヒーローに
「なんで…来たら駄目だよ、あの人に殺されちゃう」
「もう決して君を悲しませない。大丈夫、俺が君のヒーローになる!」
「戻ってこい壊理、殺されちゃう?何度言ったらわかるんだ。おまえは人を壊す、そう生まれついた。」
「聞かなくていい」
「いつも言ってるだろう、お前のワガママで俺が手を汚さなきゃいけなくなる。おまえの行動一つ一つが人を殺す。
…呪われた存在なんだよ」
「自分の子になんでそんな事言えるんだ!?」
「そうかそういう話だったな、俺に子など居ない」
実子ではなかったか…。
治崎の能力は本当に怖すぎますね。
「壊れても支障はない。すぐに修復すれば蘇生できる。
原型を留めていなくとも元通りに直せる。その子は身を持って知ってるはずだ」
それは壊理が原型を留めてない状態→修復を何度も繰り返したきたと?
ミリオの瞳が怒りの炎で燃え上がってるように見えますね…。
「逃げ道は封じた。壊理を抱えたままじゃ透過で逃げられないな。俺と戦うのか学生さんよ」
銃で狙われるミリオ。
「あんな精密な個性の使い方されると思いませんよ。相当鍛えてきたんでしょうね…」
(銃での攻撃ならトゲトゲはこない。
顔は見えないけど役割的にあいつは恐らく若頭補佐クロノ!)
(身体を隠して狙いをずらした!)
マントの有効活用ですね。
「ヒーローのマントってかっこつけだと思ってやした」
通過と実質攻撃でオーバーホールの顔面にきつい一撃を食らわせたミリオ
「ヒーローがマントを羽織るのは痛くてつらくて苦しんでる女の子を包んであげるためだ。
お前は強いよ。でもね、俺のほうが強い!」
(もう決して悲しませない、俺が君のヒーローになる!)
「もう指一本触れさせない!二人まとめて倒してやる!お前の負けだ、治崎!」
「気安く呼ぶな、その名は…捨てた!」
治崎の過去、
『人の道を外れたらしめーよ治崎…心のねぇ外道に人はついてきやしねぇ』
組長の言葉。これは今の治崎に何を意味するものなのか。。。
個性の消失
完全に気絶させたはずの音本が起き上がってきました。
すぐさま弾丸を投げる治崎。
(若は私を必要としている…どこを撃つ?透過するあの男に弾は一発しか…)
音本が選んだのは壊理。
狙われてるのがわかりぐっとこらえる壊理の表情を見てミリオは悟った。
(ああ、そうしてずっと耐えてきたんだね…
もう痛い思いはさせない…!)
そして弾丸を受けたのはミリオ。
ミリオの過去。父の個性を完全に受け継いだんですね。
『頑張れ、頑張れ』
応援してくれたのは個性の難しさからヒーローを諦めた父でした。
「個性なんてものが備わってるから夢を見る。自分が何者かになれると精神疾患を抱えるんだ。
笑えるな!救おうとしてきたその子の力でお前の培ってきたすべてが今、無に帰した!」
(相手をよく見て動きを予測するんだこれまでの全てが無駄になったわけじゃない。俺は依然ルミリオンだ!!)
強い…ミリオ…強い…。
「それほどまでにヒーローになりたかったか。壊理を助けたかったかルミリオン!
全て汚らしい現代病だ。お前みたいな奴を治してやるのさ壊理の力で。」
ぼろぼろの二人の最後の戦い、そこへデクが壁を破って現れた…。

ミリオ…完全に主人公でした。そしてこれぞヒーローの中のヒーロー。
壊理ちゃんの涙と一緒に自分も涙…。
鍛え方が半端なかった結果なんですね。
あの確実な個性の使い方もその後の腕力も。
かっこよかった、ほんとにかっこよかった…(何度も泣いてます)