内容をカンタンに説明すると…
- モブと芹沢の対峙で芹沢の過去から現在のことがわかった。能力者で引きこもりのまま大人になっていたこと。
- 外へ連れ出したのは鈴木だったということ。でも芹沢自身は他人を傷つけたくはないということ。モブが芹沢の友人になると叫ぶ。
- 今回は…鈴木VSモブ、力を持つもの同士の戦い。モブは諦めつつ統一郎を救う道を探す。気持ちを伝えたい人がいるなら失ってはいけないとモブは…
【モブサイコ100Ⅱ 13話】ボス戦~最後の光~【アニメ感想】
最終決戦
「これで思う存分ぶつけられる…この力…この怒りを!」
「面白くなってきたじゃないか!ははははは!」
戦闘シーン、相変わらず作画が良い。
そしてモブくんの笑い方怖い…
(僕は…僕はなんて愚かな奴なんだ…!ほんの一瞬でもこの暴れる力に流されてしまうなんて…)
「情緒不安定な奴め。そんな様子ではどこまでいってもお前は私まで辿り着けまい。私が世界一だ!」
「どうしてあんたの人生はそんな虚しいものになってしまったんだろう…でも僕にはその生き方を責める事は出来ない。あんたは運が悪かったんだ」
「何を言っている。私ほど運に恵まれた者は他にいないだろ!」
「だったら足りなかったのは運じゃない。縁だ。あんたの世界にはあんた一人しかいなかったんだ。圧倒的に孤独な人間…」
モブの涙
「信じてもらえないかもしれないけど…本当はあんたも傷つけたくないんだ」
どこまでも優しいモブ。
熾烈な戦いは見てても痛々しい状態です。
もう何が起こってるのか外からもわからない
「親父の気配は消えたんじゃねぇ。変わったんだ。親父は言ってた。後天的に覚醒するきっかけは過度のストレスだって」
霊幻(勝てなければ逃げろ…お前が背負ってる責任なんか何もないんだぞ…モブ!)
「起きろ!こんなに早く終わらせることは許さんぞ!」
「駄目だ…悔しいけど…僕じゃ力不足だ。何か別の道をあんたに示すほどの力はない…
諦めた…あんたがいい人に変わる希望はもう…捨てた!」
モブくん目が赤く……
諦めたのは改心させる道
出力100%
(なんてことはない…失う怖さに比べれば…)
統一郎がどんどん異形になっていくんですがこれは…
「肉改ー!!ファイオー!!」
きらきらしているモブくんきました!
暴走した統一郎の力が大きくなりすぎて…。気づいたモブは皆に避難を促します。
「逃げて!!みんな!!逃げて!!
あの人は力を出し過ぎて自滅しました!残ったのは膨大なエネルギー!多分爆発が起きます!それも大爆発が…」
テル「僕らじゃ防げないってことだね…急ごう!」
「お前の判断は正しい…回避は間に合わない。爆発を起こす前にエネルギーの発生源である私の命を絶つしか…」
近づくモブ。鈴木社長、全裸で正座。
「何をしている…」
「爆発を止める」
「結局お前は私を倒すことも仲間を助ける事も自らを守ることもできないのだな。お前の力ならもっとうまくやれたはずだ…」
「力を持ってるだけじゃうまくいかないよ。大事な部分を自分で選んで生きてさえいれば。僕の人生の主役は僕だから。
だから自分で選んでここにきた。いくら嫌いな相手でもたった一人で苦しんでいるなんてやっぱり可哀想だし。だから…助ける」
モブ、ほんとかっこよすぎますね。
奥さんとショウとの記憶を思い出す統一郎。記憶の中の奥さんは優しくて賢くて…。そして能力に溺れる統一郎にさよならを突きつけた人でした。
「吸収すれば…!」
「よせ!このままではお前が…」
「謝りたかったんでしょう…!だったらちゃんと…伝えなきゃ駄目だよ!」
爆発、きのこ雲。ヤバイレベルの爆発ですね。
世界はどうなった?
モブ埋まってました。
無事に掘り起こしてもらいました。
「茂夫。その左胸どうした?えらく強気なファッションだな~」
左の乳首あたりが空いた制服になってしまってました。
「政府は一連の事件を空想に取り憑かれた犯罪集団による犯行と断定、か」
統一郎お縄にかかってました。
ヨシフ「まさか民間のエスパーに敗れて出頭とはな」
「芹沢。私はお前達を心から仲間だとは思っていなかったんだ。気に病む必要はない。
お前は自分に自信がない分他人に付け込まれやすい。今後は気を付けるんだな。
ショウ。お前にはもう一度母親に会わせてやりたかったが…私の傲慢が繋がりを引き裂いてしまった。本当に済まなかった…」
統一郎、改心してますね。
「いや。たまに会ってるよ母ちゃんなら。
今朝電話したら今度会いに行くってさ。だから勝手に一人で終わった気になるなよ。まだ母ちゃんに起こられる役目が残ってるんだからさ!」
子は鎹とはこのことでした。ボスは家族に恵まれましたね。いや「縁」持ってましたね。
統一郎(人には…人が必要…か…)
霊幻の事務所の火事は漏電が原因でした。無事に火災保険もおりて新事務所へ。
「あ…学ランの穴…思い出した…ポッケに入れてたの…ブロッコリーの種だ」
鈴木社長とモブの膨大なエネルギーがブロッコリーに全部いったんですか。窓から見える巨大なブロッコリーはまんまブロッコリーだったんですね。でけぇ…。
「影山君。先日はどうも。あの後霊幻さんが誘ってくれたんだ。俺にもできることがあるって…
それに…組織が迷惑をかけたし償いも兼ねて…」
芹沢が霊幻の元で働くことに!
師匠、すごい超能力者2人も抱えることになりました。
「うちは善良な社会づくりに貢献できるからピッタリだぜ!」
芹沢はあらたな師匠の元でどう成長していくんでしょうかね。
にしても師匠散髪うまいな。芹沢のモジャ頭がすっきりショートに。
「よろしくお願いします!影山先輩!」
後輩ができて緊張するモブくんなのでした。
胸に突き刺さる言葉がいくつもありました。
大人にこそ刺さる言葉が盛りだくさんですね。
鈴木もどうしようもない奴かと思いましたが彼、恵まれた家庭を持ってました。
そしてもともとの考えはまともなんですよね。
世界は最終的にブロッコリーになりました。あれどうするんでしょう。地味に気になる…。
次回作がOVAとか?楽しみです。
なにはともあれハイクオリティな作品ありがとうございました!