前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- B3に到着した2人を出迎えたのは、フロア主のキャシーと、「罪人」に用意されたいくつもの罰だった!
- マグショットと電気椅子を終えてガス室に閉じ込められたレイ、ザック。脱出するには謎解きをしなければいけないが、レイの体に毒が回り始める。
- 今回は…ガス室から脱出した2人は毒気を抜くため休憩することになった。人形の様に眠るレイ。その隣で眠りに落ちたザックは、過去の悪夢を見てしまい…!?
【殺戮の天使 5話 アニメ感想】Don’t let me kill you just yet.
ガス室から脱出成功!!

「爆発させてぶっ飛ばすなんて、やってやったって気分だな!ざまぁ見ろだぜ!!」
制限時間を迎え、猛毒が流れ出す室内!
レイは乾電池と布と針金で発火装置を作りました!す、凄い!Σ(゚д゚lll)
彼女を連れてザックが金庫に逃げ込んだ直後、大爆発が起きました。
ドアも防弾ガラスも木っ端微塵になる状況で、無傷で脱出できるとは思いませんでしたよ!
「私…役に立てた?」
「あぁ!お前がいなかったらクソ女の毒ガスで死んでたぜ!」
キャシーは「サービスよ」と次の部屋に続く扉を開けてくれました。もっともそれはザックから見れば「当然」の対応ですが(笑)

「先に…行っても、いいよ…?」
しかし、レイが毒気に犯されているようで。
立っているのがやっとに見えますね。今にも倒れそうです。
せっかちなザックは、歩みが遅いレイを罵ります。
引き返してくるスピードが光速でした(笑)
「頑張る…」
「何が頑張るだよ!!!頑張ったって死ぬときゃ死ぬんだよ!死ぬのはお前の望みかもしれねぇけどそうなったら俺の望みがどうにもなんなくなるだろうが!!」
ここのザック早口すぎる(笑) 怒ると早口になるんでしょうか?
「少し待ってくれたら…フラフラするの治ると思う…」
「そうかよ。――ここならカメラに映らねぇ。少し休め」
「うん……」
という事で毒気が抜けるまで、脇道に逸れて休憩することになりました。
眠るレイを見て、真っ白で人形のようだと比喩するザック。
視聴者「ほんと人形みたいだ…」「寝顔可愛い!!」「レイ可愛い!!!」←
しかし彼にとって人形のような彼女の言動は、心底面白くないようです。
ザックの過去!
丈夫に振舞っていたザックですが、彼自身も毒に当てられていました。
視界がゆらぎ、意識が混濁してきます。
『今月来た子供だけど、なんか臭いと思ったらダメになってたわ』
『庭にでも埋めちまえよ』
『大丈夫なの?』
『こんな所にはした金で捨てられたガキどもなんて誰も見に来ねぇよ!』
『私、もう埋めるのやだわ』
『なに我が儘言ってんだ…』

『そうだ、あのガキにやらせたらどうだ?ガキの始末はガキにさせるのが一番だ』
少年ザックキタ――(゚∀゚)――!!
孤児院時代の記憶でしょうか?かなり劣悪な環境なのが分かります。
施設を運営していた夫婦は、これまでにもたくさんの子供を見殺しにしてきたんですね…。
レイの声で目覚めたザックですが、過去の悪夢を見て苛立っています。
先を目指して進む2人に、キャシーが話しかけてきました。
『あなた達、随分おかしな約束をしているのねぇ。お互いの身勝手を押し付けただけの約束!利害は一致しているように見えるけど、お互いが道具なんじゃなぁい?でも、本当の道具はどっちなのかしら?』
「あぁ…?どういう意味だ」
『あらやだ、分からない?』
「っ――!!」
「道具」という言葉に過敏に反応するザック。
かつて「死体を処理する道具」として大人に扱われたからでしょうか?
キャシーはわざと煽ってるように見えますね。ザックの過去を知ってるみたいです。
ザックの苛立ちに、レイも気づき始めました。
『あなた達は指示役と労働者に分かれてもらうわ~!一人が謎を解いて、もうひとりがそれに従う。簡単でしょう?』
新しい部屋に到着した2人を待っていたのは、「ドールハウス」と「謎解きの紙」が入ったいくつもの引き出し。足元には「worker(労働者)」「navigator(支持者)」の文字があります。
「どっちに行けばいいんだ?」
「私はこっち。ザックはそのままで」
『じゃあゲームを始めましょう?制限時間は死ぬまで!ゲームスタート!』
謎解きをするレイは支持者として、労働者のザックに次々と命令を出していきます。
「男の人形をソファに座らせて」
スプラッタ映画のワンシーンがモニターに流れましたね…。男の人形が見ていた映像?
「女の人形を、男の人形の右側に」
この時、ザックは女の人形を左側に配置しました。単に間違えたのか、わざと命令に逆らったのか…。
「包帯を巻いた人形を、女の人形の前に」
あっ(察し
包帯の人形とショタザックが完全一致!!
これ、ザックが元居た孤児院のドールハウスじゃないですか!?(気づくの遅!
当時の再現をしてるみたいですよ!!
「包帯の人形に黒いビニール袋を持たせて」「包帯の人形にシャベルを持たせて」「ザック」
『言う通りにしなさいよ!』
レイの指示に、女の声が重なりました。

「俺は…俺は、俺は――――!!!」
ザックの脳裏によぎったのは、孤児院の夫婦が幼い自分を「道具だ」と言って扱う姿でした。
珍しく追い詰められてません!?
『はぁ~い、OKよ!ザック、やれば出来るじゃない!すごく便利な”道具”みたぁ~い!!』
「うるせぇ!!俺は道具じゃねぇ!!」
貴重なドールハウスが!!
キャシーの手作りだったんですね!意外と器用だ!(笑)
この部屋はザックに精神攻撃するための部屋だった、って事でいいんでしょうか?( ̄▽ ̄;)
「苛立ってる?ただ、効率良く解ける方法を選んだだけなのに…」
レイがちょっとズレてるのが面白い(笑)
レイとザックの関係に亀裂が!?

「生身では初めまして!」
次の部屋に進むと、ガラス向こうでキャシーが出迎えてくれましたよ!
モニター越しにさんざん見たからでしょうか…。初めまして感ゼロです(笑)
「次は何をすればいいの?」
「そこの注射を打てば奥の扉が開きまぁ~す!片方はビタミン剤、もう片方は危ないお薬で~す!」
「あぁ!?どっちがビタミン剤だよ!」
「アハハハハ!!教えないし忘れちゃった。一滴残らずちゃーんと打ったら、扉を開けてあげる!それではご幸運をお祈りいたしますわぁ~!」
レイとザックの前には、「黄色い液体の入った注射器」と「黄緑色の液体が入った注射器」が一本ずつ用意されていました。
どちらが危ない薬なのか、2人は見分けることができません。
色的に黄色がビタミン剤っぽくない?(´・ω・`)←
「ザックが嫌なら私が打つ。どうなるか分からないけど…」
レイチェル度胸あるな!!
「あー、そうだった!てめぇは死にたいんだったな!?つまんねーこと聞いたなぁ」
「つまら…ない…」
「あの女の言うとおり、てめぇも俺もお互い道具みてぇなもんだ。神への誓がどんなもんか知らねぇが、てめぇは死ねればそれで満足なんだろうけどなぁ?」
なんか喧嘩みたくなってるんですが!仲良くして下さいよ!!(;´Д`)
「てめぇのその死んだツラ見てるとイライラすんだよ!!つまんねぇよ。お人形さんに道具にされんのは!!でもな、今は――」

「お前のいいように言いように使われてやるよ」
ザックカッケェ――(゚∀゚)――ッッ!!
レイの制止も間に合わず、2本の注射器を自分の腕に射してしまいました!!
レイが打つより自分が打ったほうが生存確率が高い、と判断したからなのでしょうが、なんだかんだ言っていつも汚れ役を引き受けるんですよね…。
実は良いヤツなのでは?(´・ω・`)
奥の扉が開きましたね。
ザックは先に一人で行ってしまいましたよ…。
ザックの様子に異変が!!
「クソ…頭がグラグラしやがる。さっきからチラチラと……!」
危ない薬を注射して無事に済むはずもなく!!
ザックの様子がおかしくなってきました。
「ザック、大丈夫…?」
「殺したくて…殺したくて殺したくて頭がどうにかなっちまいそうなんだよ!!!」
頭はもうどうにかなってると思うんですが←
ザックは合流したレイに鎌をかけます!
殺人衝動が抑えられないようです。
身動き一つしないレイの首元を、じわじわと締め上げていき…。
「ザックはまだ外に出てない…それに私はまだつまらない顔なんでしょう?」
「今更脅してんのか!?」
「違う。神様への誓はザックがしてくれた。だからあなたの誓でもある…。今は命令もしない、お願いもしない、ただあなたに聞くの」

「ザックは、良いの?」
この緊張の場面であえて言わせてもらいます。
レイがふつくしいっ…!!((*゚Д゚*))
レイの言葉で、ザックは一瞬だけ冷静さを取り戻しました。
「いくらお前がつまんねぇ顔の女でもよ、ガマンすんのは難しいんだぜ?だってよ、ガマンが出来りゃあ俺はこんなことになってねぇんだからよ…」

「でも俺だって嘘は嫌いなんだ。この意味分かんだろ…?おりこーさん。だからよ、頼むわ。今だけ俺に、殺されるな」
直後、レイを突き飛ばしたザック!
「逃げろ」ということでしょうか!?(;;゚Д゚)

道具扱いされる事を嫌がるザックに、今回の「罰」はかなり効いたようですね!キャシー、精神攻撃が上手い(笑)
電気椅子、毒ガスを喰らっても無事だったザックですが、毒薬は即効で効いてしまい…。
レイを抱き寄せてからの「おりこーさん」で発狂した女性視聴者のファンも多そうですね?( ̄▽ ̄)
今だけ俺に殺されるな、という言葉が今までとは正反対で印象的でした。
誓いを守るための緊急措置。
1話みたく鬼ごっこの再演になるのでしょうか?
レイ、頑張って逃げてください!!