内容をカンタンに説明すると…
- 最上によって精神世界のIF体験させられることになったモブ。人に恵まれない超能力ももたない状態で半年過ごすうちに芽生えていく感情。
- 現実世界では霊幻とエクボが待っていた。エクボがモブの危機を感じ彼を助けに行こうとするが…。彼は自ら答えを出して突破をしてきたのだった。
- 今回は…モブは学生生活を満喫していた。そんななかタイミングも関係なく霊幻からかかってくる電話。今まで霊幻の言葉への安心感にまかせていたが自分で考えてみようとモブは霊幻と距離を置くことに。霊幻自身は一人で動き出すが友達とよべる者はなく…。
【モブサイコ100Ⅱ 6話】孤独なホワイティー【アニメ感想】
モブはやはり周りに恵まれている…
(体力づくりなんてくだらねーと思ってたけど確かにこうやって一歩ずつ進展していくのは本人の自信に繋がるな。雰囲気も堂々としてきた印象がある)
肉体改造部で胴上げされているモブを見ながらエクボが思っていたこと。
最近誕生日を迎えた友人達やらと一緒にファミレスへ。う~んモブ、充実してますねぇ。
「みんなでカラオケにでも行きませんか?」
「恥ずかしいのかモブ?歌っちまえばどうってことねーよ」
「いや…こんなの久しぶりだなって。こんな風にみんなで遊びに行くのって…」
霊幻からの着信
『あ。モブ?ちょっと悪霊に手こずっててさ~。いや俺一人でも余裕なんだが最近立て込んでてな。力の放出は避けたいっていうか…モブ?』
「急なバイトが入ってカラオケには行けなくなりました…すみません。折角の誕生日なのに」
豆腐の角に頭ぶつけて死んだ霊の除霊を済ませたモブは霊幻に言います。
「僕にだって学校やプライベートがあるんだからいきなり呼び出すのもうやめてください」
「同級生と何やってたか知らんがそいつらはお前の理解者なのか?こっちは人助けだぞ人助け!お前が俺を手伝う事には大きな意義がある!しかも俺はお前の師匠!お前が自分の力をコントロールできてるのは実は俺のお陰でもある
いいか。関わる相手を選べよモブ!除霊バイトができなくなるくらいだったら片方を切り捨てろ!
どうせお前の事なんか大切に思っちゃいねぇよ。弱い人間を内心で馬鹿にして楽しんでんだよ」
でもまぁ霊幻はいつもの軽い口調でペラペラと言い過ぎてしまった感じです。あっ…これはまずい
「きっと霊幻師匠の言うことが正しいとは限らないんだ」
モブ、ちゃんと自分で気付きましたね。
(あ…ミスった~)
霊幻も自分の発言のミスっぷりに気づいたようです。後日なんと、バイトをバックレたようですモブくん。
(俺と関わりを断てばまた元の孤独に戻る。案ずるな。あいつは必ずここに戻ってくる)
「おかえり律。しばらく師匠の所には行かないことにしたんだ」
エクボ「喧嘩だ。もう奴とは決別したのさ」
「そんなんじゃないけど…いろいろ考えて決めた。僕は今まで霊幻師匠の言葉に乗っかり過ぎてた。それで全部がうまくいくような気がしてなんか楽だったんだ
でも…それだけじゃよくないことに気付いたから。もう少し自分のやりたいことを考え直してみる」
モブと兄弟水入らずの時間を過ごせることが嬉しそうな律。安定のブラコンです。
とはいえ霊幻師匠を責めてるわけでもないモブ。
霊幻新隆はともだちがいない
(この家業は元々俺の身一つで成立してきたんだ。モブがいなくて困ることなんてあるか?)
いや、そもそもよく4年ももったな…。
ソルトスプラッシュの練習をする霊幻。あともう整体師の仕事も並行すればよいのでは?
(時間は有限だしな。その分勉強したり見聞を広めるべきだ。おー!なんかすげー前向きになってきたぞ。
今頃モブのやつひどく後悔してるだろうな~。意地を張って気まずくなってるのかもな。大人の俺は事情も察するし気にしてないというのに…)
リアルライフをエンジョイするモブを見かけてしまった霊幻。
「馬鹿な!?あのモブが楽しそうにしている!?あんな友達がいたのか~!」
エクボ「モブの方は心配すんなよ。楽しそうだから」
霊幻「生憎だが心配なんかしてないな…」
エクボ「そりゃよかった。茂夫はお前の事まったく何も気にしてないみたいだしとても平和だな」
その後の霊幻の強がりにしか聞こえないトークに対して皮肉を言うだけのエクボ。
エクボ「もう二度と会うこともないかもな」
一気に距離あきましたね~~~。
久しぶりにSNSを開いても誕生日のお祝いメッセージは0
母からは遠回しの結婚の催促とホワイティー企業の紹介添付ファイル。
霊幻はバーへ足を運びます。
「あ~ら新隆ちゃんいらっしゃい。かなり久しぶりじゃない」
ケツアゴオカマママ?というかマスター?が出迎えます。常連さんが次々と霊幻に話しかけてきます。
(ここの常連はマルチ商法やエセ宗教などに引っかかりやすい体質の者ばかり。そういった類の悩みや愚痴を誰かに聞いてもらいたい連中がここでストレスを吐き出していく。
相談を聞いて適当な助言をするだけでやたら慕われる。俺にとって友人…に近いのか?)
でもそれはビジネストークだらけで
「新隆ちゃんまだ1杯でしょ?顔真っ赤よ。大丈夫?」
「お会計~」
(逆効果だったな。誰とでもいいから会話しようなんて。俺って…友達いなかったんだな)
「アルコール抜いといたのに…」
マスターの優しさ…でもノンアルコールで吐いてる霊幻。なんで!!
(この状況はまずい…まずい流れに乗ろうとしている…この俺が…この俺…?そもそも俺は…俺は…何だ?)
ええ、これは病み師匠??
(俺もなるしかない…何者かに!)
ポジティブにかわりない
《単独になり吹っ切れた霊幻は明確な変化を起こした》
全然病まないですね次々と行動に起こしていく霊幻はやはりすごいと思います。
慈善活動から講演までこなします。
《中でも超有名オンラインゲーム・ファンタジー地獄のプレイヤーキラーは正体が幽霊と噂されており多くの霊能力者が断念した難問依頼。
つまりモブですら除霊する手段を持たない事案だったのだ》
オンライン幽霊の除霊は画期的すぎますね。知名度は100%へ。
「霊幻先生の噂をたまたま耳にしたプロデューサーが是非番組にと。うまくテレビで人気を得られれば一気に霊能界の大物ですよ」
全国ネットのテレビ出演っていい感じしないですね前回の最上啓治思い出してしまったり…。
「怪奇探偵…霊能力は実在するのかスペシャル!生放送でお送りしてます!」
最近こんな感じのテレビ番組めっきり見なくなりましたよね?霊能力者が出てくる番組やってますかね?
「今回は悪い霊に取り憑かれたという人物を招待!先生方には生放送中に除霊をしていただきます!」
霊幻の横に居たのは浄堂。
浄堂(お前をテレビ局のプロデューサーに紹介したのはこの私だ!あの日の事は弟子から聞いているぞ~。この浄堂麒麟に飛び膝蹴りを入れたことを!簡単には許さんぞ~。徹底的に!後悔させてやるうう~)
あの顔の表情すごいおじいさんじゃないですか!そもそも膝ケリくらってなきゃあんた死んでましたよ。
逆恨みじゃないですか!
モブは周りに感謝してというか相変わらず恵まれた感じですが楽しく過ごしてる中
霊幻とのズレが生じてきてますね。モブくん自立の時でしょうか。
まだ霊幻さんのハッタリ商売はバレてないのでしょうか。
霊幻はビジネス的な付き合いなら完璧なんでしょうね。
それが友人とはつながってないのかもしれませんが…。しかし商魂たくましいなぁ…。