前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 魔王ミリムへの復讐に燃えるフォビオは、魔王クレイマンの部下フットマンとティアに乗せられてカリュブディスの依代となってしまう。
- 後日、覚醒したカリュブディスとそれに召喚されたメガロドンが、ジュラの大森林に侵攻してきた。要人会議の結果、リムルはカリュブディスを迎え撃つ決断を下す!
- 今回は…総力戦でメガロドン13体を撃破したリムル達だが、夕刻になってもカリュブディスを倒すことはできなかった。苦戦を強いられるリムルだが、カリュブディスの狙いがミリムであることに気づき…!?
【転生したらスライムだった件 19話】暴風大妖渦(カリュブディス)【アニメ感想・名場面】
カリュブディス襲来!メガロドン掃討戦!
(厄災・カリュブディスが目覚めた。まっすぐ中央都市リムルに向かってくる。目的は俺…?みたい。多分…)
ミリムなんだよなぁ…( ̄▽ ̄;)
カリュブディスに対するこちら戦力は、紅丸達、ゴブタらゴブリンライダー、ゲルド率いるハイオークたち、ガビルとその部下、そしてガゼル王からの助太刀・騎士団長ドルフ率いるペガサスナイツ100騎です。
「さて。やるか」
「「はっ!!」」
ついにカリュブディスと激突です!
「くらえ!ヘルフレア!!」
紅丸は一発でメガロドンを仕留めます。さすがですね!
「こんがりとよく焼けた。しかし…」
「お兄様の攻撃でも消滅しないとは。驚きです」
メガロドンが強すぎるのではなく、紅丸がいつもの攻撃力を出せていないようです。
それはカリュブディスのエキストラスキル《魔力妨害》のせいでした。半径300mの範囲内は魔素の動きが乱され、魔法の効果が低下するとのこと。
リムル「面倒な相手だ…」
まったくです!(;´д`)
(さて、どうする…仲間は動けない、こいつを攻撃する手段は…)
「助太刀致しますぞぉ!!」
「!」
「ボルテクスクラーッシュ!!!」
ゲルドとガビルの連携技でメガロドン1体を倒しました!
「ゲルド殿が動きを止めてくださったおかげで楽に仕留めることができましたぞ!」
「助太刀感謝する、ガビル殿!」
かつて敵だった者同士の共闘…!熱いですね!
「我がペガサスナイツの誇りにかけて阻止するのだ!」
「おぉーっ!!」
ガゼル王の援軍も心強い!
リムル「白老の采配、見事なものだ」
紅丸「若返って鬼教官ぶりに磨きがかかったからなぁ…」
一方、戦況を見ていたリムルたち。
各個撃破していくのは白老の作戦でしたか。
「なぁ~、私も一緒に遊びたい~!」
「なんでここにいるの!?街で待ってろって言ったよね?」
「見学くらい良いだろう?街にいても暇なのだ!」
リムルにはこの戦場が遊び場に見えてしまうのか…( ̄▽ ̄;)
「なぁなぁ、やはり私が」
「だめ」
「~~~」
「そんな目で見てもダメだ」
マブダチを利用すればあっという間に片付きそうですけどね…←
「おぉ~メガロドンを操って同士討ちにしているのだ~!」
「もう何でもありだなあのイケメン…」
「今回はなんとしても活躍し、目立たねばなりません」
「我もその意見には賛成だ!」
蒼影部隊と紫苑&嵐牙コンビもメガロドンを撃破していきます!
ていうか嵐牙、空飛んでますが!どういう仕組みなの!?Σ(´∀`;)
「不甲斐ないのぉ。それなりに成長しておるがたった一匹も仕留められんとは」
一方、ゴブタ達の苦戦を見かねた白老がメガロドンをコマ切れにします。瞬殺でした。
「修行をますます厳しくせねばならんわい」
「ちょっ!これ以上厳しくされると死んじゃうっすよジジイ!!」
「じじいじゃと?」
「ひっ!」
そしてゴブタの断末魔がジュラの森に響き渡るのだった…。
リムル「あとはカリュブディスだけか」
約5分でメガロドンを全滅させましたよ!凄い!
カリュブディスを倒せ!
「しっかしでけぇなぁ…」
各部隊で一斉攻撃を仕掛けますが全く効いてない様です。
カリュブディスはまっすぐリムル達のほうに向かってきます。
「なにか仕掛けてくるかも知れない。油断するなよ!」
ことが起こったのはその直後でした。
カリュブディスの鱗が剥がれ、その背に乗っていた紫苑、嵐牙、蒼影を襲います。
バランスを崩した3人は転落しながらも辛うじて着地に成功。
嵐牙「蒼影よ、主は影移動で逃げるがいい。我が紫苑の盾になろう」
紫苑「死ぬ気か嵐牙!?ここは私一人で…」
嵐牙「リムル様ならば生き残る確率が高い方を選択されるだろう」
蒼影「ならば俺ものころう。あぁ、勘違いするなよ?死ぬ前に本体は撤退する。気にするな」
紫苑「蒼影らしいな…。それでは全員で生き残りましょう!」
カリュブディスに突進する3人。勝機は無いように見えますが!?
「本当にお前らって馬鹿だよなぁ。こういう時くらい、俺を頼ってくれよ」
「リムル様!?」
リムルようやくキタ――(゚∀゚)――!!
リムル「喰らい尽くせ!《暴食者》!!」
闇の渦がカリュブディスの鱗を飲み込んで消し去ります。
蒼影(あれだけの鱗が一瞬で…!)
リムル「あとは俺に任せろ。お前たちは一旦下がって少し休むといい」
蒼影「我々はまだお役に…」
リムル「慌てるなって」
「あれを見ろ。鱗が再生を始めている…次にあれを使うときまた守ってやれるかわからないからな。しばらく俺が相手をするから紅丸の指示で攻撃するんだ」
持つべきものは頼れる上司!
「ご武運を!」
「お気をつけて、リムル様!」
「我が主よ、すぐに応援に戻ります」
「あぁ」
嵐牙達と別れたリムルはカリュブディスに急接近します。
「さてと。やるだけやってみますか」
リムルの攻撃が効いたのか、カリュブディスから反撃のビーム砲のようなものが発射されました。
貴重な森が…!(;´д`)
「う~ん、少しは痛がってるか?でも…」
アングルが目まぐるしく変わりますね!迫力満点です!
カリュブディスが本当に大きい…。
「なぁ、こいつ《超速再生》を持ってるんじゃないか?」
大賢者の返事はリムルの読み通りでした。
《ウロコの再生は超速再生で3分程度で完了すると推測》
「3分でまたさっきのあれが放たれるようになる、と…」
(ペガサスナイツの援軍も加え戦力は十分以上。総攻撃で一気に撃墜。と思ったのだが…)
日が暮れてもカリュブディスを撃墜することはできませんでした。
「カリュブディスのダメージは精々3割ってところか。総力戦で3割…これはまずいな。どうしたもんか」
こちらの消耗が激しいですね(´・ω・`;)
マブダチの有効活用!!
「オ、オノレ…!」
「?」
「ミ、ミリムメェ…!」
「ミリム…?ミリムって言ったよな?」
カリュブディスから声がしてきました。寄り代になったフォビオの意識がまだ残っているようです。
大賢者はカリュブディスの寄り代となった素体の生命反応を確認。
それが強烈な怒りの感情を持っている事も解析します。
リムル「強烈な怒り?ミリムに?つまり…カリュブディスはミリムがいたから俺たちの町に向かってきたってことか?てっきり俺の中にヴェルドラがいるのを察知して…とか。深読みしすぎていたのか…」
やっと勘違いに気づきました!
「あれ!?じゃあミリムに頼っていいんじゃね!?」
全ても元凶はミリムですから( ̄▽ ̄;)
むしろミリムに片付けてもらうべき問題なんですよね!
「おいミリム」
「ハッ!寝てないのだ!起きていたのだ!」
「いや、どう見ても寝てたし」
「冥想していただけだ。ちゃんとお前たちを応援していたのだぞ!」
寝ていた人はみんなそう言う(´・ω・`)
「あのな、こいつどうやらお前に用事があるようなんだけど」
「何っ!?むむっ――あいつはこの前来たフォビオとやらを寄り代にしているようだな!」
カリュブディスを見ただけで大賢者よりも早く、詳しく解析しました。
できるなら最初からやってほしかったよ!(笑)
「でな、俺への客かと思ってたからお前に遠慮してもらってたんだが」
「もしかして私が相手してもいいのか!?」
「お前の客だったのに俺たちが邪魔したみたいで悪いな」
「いいのだ!気にするな!なのだ!やるのだ!」
まさかの展開になってきました(笑)
「それとフォビオって魔王カリオンの配下なんだろう?生かして助けてやりたいんだが…」
「わーっはっは!その程度造作もない!」
ミリム「最近学んだ手加減を見せてやるのだ…手加減…」
リムル「本当だろうな?」
殺る気満々の顔にしか見えないんですが(笑)
ミリムを前にしたカリュブディスは、憎悪たっぷりに先程と同じ鱗攻撃を仕掛けてきました。
「その技はもう見たのだ。今度は私が見せてやろう!」
ミリムが手をかざすと、鱗が動きを止めます。
この動作だけでリムルより格上なんだな…と分かる。
「これが手加減というものだ!《ドラゴバスタ――――!!!》」
閃光が放たれると同時に、カリュブディスは爆散しました。
どの辺が手加減…?( ̄▽ ̄;)
「あ、あれだ!」
爆発した中からフォビオと思われる人影が出てきました。リムルナイスキャッチ!
「見事な手加減だったよ」
フォビオ黒焦げですけどね!
道化連の暗躍!魔王カリオン登場!
リムルの回復魔法(?)で意識を取り戻したフォビオ。
カリュブディスの魔核も分離し、危険の心配はなくなりました。
「人類にとっても災禍となりうるカリュブディスを始末できたのはきょうこうでした」
「本当に助かりました。ガゼル王に宜しくお伝えください」
任務報告があるとの事でドルフ率いるペガサス騎士団は帰国。
ミリムが魔王だってこと、いつ気付くんだろう(笑)
「自分が何をしたか覚えているか?」
「―――…はっ!すみませんでした!俺は、ミリム様にとんでもないことを!あなた方にも迷惑をかけてしまったようで!」
素直に反省しているようです。
「なぜカリュブディスの封印場所を知っていたのですか?」
「偶然見つけたとは言わせませんよ」
「あ、それは…」
フォビオは仮面の道化・ティアとフットマンのことを話します。
「こんな仮面でしたか?」
トレイニーが描いたのはラプラスの仮面。
「いや、俺の前に現れたのは涙目の仮面の少女と、怒った仮面の太った男だった」
フォビオの言葉に紅丸が反応します。”怒った仮面の男”はオーガの村を襲った一味のようで…。
ガビル「あの、そのラプラス殿もー…」
リムル「ラプラス?」
ガビル「ラプラス殿は、ゲルミュットの遣いとして吾輩の前に現れた者なのですが。今トレイニー殿が仰った仮面を被ってましたぞ。それに中庸道化連という何でも屋の副会長だ、と名乗っておりましたな」
リムル「点と点が繋がったな」
トレイニーはラプラスと、紅丸達はフットマンとの因縁がありました。
後々再戦することになりそうです。
ミリム「もしかするとゲルミュットではなくクレイマンの奴が何か企んでいたのかもしれないな。内緒で」
リムル「クレイマン?」
ミリム「ん?奴はそういう企みが大好きなのだ!」
リムル「魔王クレイマンか…」
情報がいろんな所から漏れてくる(笑)
フォビオ「誰の企みに乗せられたといえど、今回の一件は俺の責任だ。魔王カリオン様は関係ない!だから俺の命で許して欲しい!」
まぁ、後始末としてはそうなりますよね。
「次からはもっと用心して騙されないようにしろよ」
「……は?」
「もう動けるだろ?行っていいぞ」
「いや…!?俺は許されないだろ!」
「別にお前の命はいらないって」
リムルの判断にミリムも賛同しました。器が大きいよ!
「全然腹が立っていないから許してやるぞー!」
「ということだ。気にするなよ」
「そうだぞ!カリオンもそれでいいだろう?」
「か、カリオン様!?」
「ふん…気づいていたのかミリム」
「当然なのだ!」
茂みから出てきたのはまさかの…!Σ(゚д゚ )
リムル(こいつが魔王カリオン…!)
カリオン「よぉ。そいつを殺さずに助けてくれたこと、礼を言うぜ」
隠れて一連の事を見ていたんですね。
カリオン「お前がゲルミュっとを殺った仮面の魔神なんだろう?」
リムル「あぁその通りだ。仕返しにでも来たのか?」
カリオン「…いいや?おい立て」
フォビオ「はっ!」
次の瞬間、凄まじい音がしました。
カリオンがフォビオにお仕置きの一発を食らわせたようです。これ死んでるでしょ!(笑)
「悪かったな。部下が暴走しちまったようだ。俺の監督不行き届きって事で許してやって欲しい」
「あ、あぁ」
「今回の件、借りにしておく。何かあれば俺様を頼ってくれていい」
思ったより良い人そうですね。
「それなら俺たちの国との不可侵協定を結んでくれると嬉しいんだが」
「そんなことでいいのか?よかろう。魔王の、いや、獣王国ユーラザニア・ビーストマスターカリオンの名にかけて貴様達に刃を向けぬと誓ってやる」
「あぁ!」
「ではまた会おう、リムル!」
魔王ミリムに続いてカリオンとも良好な関係を築けそう!
「さてと…。終わったな。俺たちも帰ろう」
「「はい!!」」
不可侵条約も結べて結果的に良かったのでは。
魔王2人を味方につけたリムルはやっぱりすごいな~(´∀`)
カリュブディスとメガロドン戦はあっさり終わりましたね。
ミリムが居なかった場合、リムルだけでも勝てたのかな?
苦戦してたけど本気を出してるようには見えなかったし。
道化連の暗躍も気になります。クレイマンは何を企んでるんだろう。