内容をカンタンに説明すると…
- ブラウン・ベスはレジスタンスの最初の貴銃士だった…?新しい貴銃士達の道標ともなっていた彼を失った原因は今現在対戦するアインスだった!二度も殺らせないとナポレオンが叫ぶ。
- シャルルヴィルはマスターの隣に居られればそれでよかった。でも現実はそう甘くない。戦って勝たなければ…。彼も絶対高貴に目覚める。
- 今回は…カールは引っかかりを手繰り寄せるため仲間と探しものをしていた。二段構えだった世界帝の戦術、ミルラがアジトに向けて発射されていた。到着までの時間は後30分。
『千銃士』絶対高貴ソングシリーズ Noble Bullet 01 アメリカ独立戦争グループ
【千銃士 12話】Be Noble【アニメ感想】
カールと皆の助け合い
「世界帝軍撃退の立役者が何イライラしてるんや?」
カールがピリピリしていることに対して
「撃退したのは僕じゃない。ナポレオンやブラウンベスたちだ。僕は読みを誤って敵の貴銃士に侵入を許しマスターを危険にさらしてしまった」
「君が居なければ世界帝軍に襲われてアジトは壊滅していた」
「せやせや、そんなに自分を攻めんでもええやろ?」
「ありがとう」
さらっと御礼の言葉を言いました
「君もありがとうとか言うんやね」
「今回のことで一人でできることの小ささを痛感したんだ。僕がコントロールできることなんてたかが知れてるってね」
また何かが引っかかっている、引っ掛かりの先には真実があると。
世界帝の次の目標
「ベスくんはずるいな、やっと絶対高貴に目覚めたのにもうひとりのベスくんの話で話題を攫っちゃうんだもんな。で、どうなの?自分が二人目だって聞かされた気分は」
ベッドで休息を取るブラウンベスとシャルルヴィル。
「ブラウン・ベスという銃は唯一無二の銃じゃない。同系の銃があれば有り得ることだ」
ケンタッキーとスプリングもやってきた。
「お前たちの様子がおかしいと思っていたが心配してくれてたのか」
「そりゃあんな話しをされたら心配もするよ」
「ありがとう。オレの前にいたブラウン・ベス、その身を捨てて仲間を守ったことは恩恵に値するだろう。だが同じ道を歩もうとは思わない。オレはその先を目指すべきだろう。オレは死なない。そして守るべきものをすべて守る。それがオレの騎士道だ」
ブラウン・ベスかっこいい…。
ケインもアジトに無事に戻ってきました。
「帝都近郊のミサイル基地にミルラの弾頭を積んだミサイルが配備されていました」
ケインからの新たな情報
「今度は陽動ではないってことだよ。次は撃つということだ」
「対岸でこれを拾った。発信機だ。落ちていた状況からして敵の貴銃士が持っていたものだろう。
これだけでは確信できなかったがケインの話で全てが繋がった。帝都にミルラを配備したのはレジスタンスに妨害されることなく確実に撃つためだ」
「その発信機は位置情報を示すものだ。アジト襲撃が失敗した時に発信する手はずになっていたのだろう。それが意味するものはなにか。次の作戦への移行だ」
カールの分析により、ミルラの目標はこのアジトであると。
「直ちに避難するぞ、周りの住民にも知らせるんだ」
恭遠が慌てて言います。
「無駄だよ。おそらくもう撃たれている。着弾まであと30分もないだろう。搭載されたミルラの量にもよるが過去のデータからすると最低でも威力圏は半径20キロ。その範囲内にいる生命体は全て死滅する」
もう撃たれている・・・・。今から圏外に出ることは不可能。
「二段構えだったんだ…狙いがマスターだとわかった時点でその可能性に気づくべきだった」
町の人達へは信号弾。せめて彼らだけでもと。
「僕の知力は世界帝を上回ることは出来なかった」
「だがぎりぎり追いついた。我々の誰も思い至らなかった世界帝の狙いにな。だから胸を張れ」
カールを励ますナポレオン。
最期の抵抗
「まぁなんだこのまま消されるのも癪だからミルラに一発かましてやろうと思ってな」
外に出ていたブラウン・ベスは夜空に銃を向けていた。
「いいんじゃない。いいんじゃないかなオレもやるよ」
「シャルルヴィル…」
「そうだね、ただ着弾を待ってるよりずっと楽しいよ」
「オレも乗ったぜ」
スプリングもケンタッキーも。
そしてみんなもやってきた。
「そんな面白いことに我らを誘わんとは、許さんぞ」
望遠鏡的なものを何人か持ってますね。
皆キラキラ輝き始めてる…?
「マスターに最期の挨拶をさせてください」
マスターにブラウンベスの作戦を報告するシャルルヴィル。
「あいつに全員の心銃をぶつけてやろうではないか!」
ナポレオンが叫ぶ。
「みんな~マスターからの伝言があるわよ」
「ぶちかませってさ」
マスター言うことがかっこいいですね!そしてキラキラした輝きは皆を絶対高貴状態に。
「ブラウン・ベス、君が指揮を取れ」
「君が言い出したことだろう」
「構え!」
「合わせろみんな!」
「「「「「「絶対高貴!!!!」」」」
「撃て~~~~!」
命中して散り散りになったミルラ………。
これは…。
「ひょっとして俺たち助かったんじゃない?」
「奇跡を起こしてくれたな」
「奇跡と言えば皆の心が一つになれたからであろう」
皆が感動に浸る中ゆっくりとアジトから現れたその人は…。
「「「「マスター!!」」」
救いがなさすぎる…ということはなかったですね!
マスターの助力ですね?皆が絶対高貴!全員の心銃!
熱い展開に涙ぐんでしまいました。
ハッピーエンドでほんとよかったです。
とはいえまだまだ戦いは続くわけですが…また彼らの話しを見たいです。