【約束のネバーランド 10話 アニメ感想】ノーマン出荷!廃人のようになってしまったレイ!イザベラの悪魔の囁きにエマは!?

内容をカンタンに説明すると…

  • イザベラに足を折られたエマの全治1~2ヶ月。ノーマンの出荷は明日の夜。
  • レイは試行錯誤していた。三人共生き残るために。発信機を無効化する装置をノーマンに渡しある計画を実行してもらうが…。
  • 今回は…塀の向こうは逃げられるレベルの崖ではなかった。それでも塀の上から見た光景をレイとエマに伝えノーマンは旅立つ。救えなかった無気力に苛まれるレイ。エマはママから絶望を克服するには諦めることだと言われるが……。

【約束のネバーランド 9話 アニメ感想】エマもレイもノーマンに生きていてほしい!塀の向こうは絶望しかない!?

2019.03.08

【約束のネバーランド 10話】130146【アニメ感想】

今生の別れ

「崖だったよ。とても飛び降りられる高さではなかった。シスターはうそをついていなかったし、鬼も僕らをなめていなかった。
あの崖では警備の必要がないんだ」

納得…。

「それで塀の端まで行ってみたんだ。塀は二股に分かれていた。二股の塀の内側はまるで対象。そっくり同じ景色が広がっていたよ」

六角形の土地。ノーマン達のいるところから西側にある本部にだけ橋

「周囲が絶壁である以上逃げるならここからだ」

情報提供。そして…。

「じゃそろそろ行かなくちゃ。これ返すよ。僕は使っていない」
「おまえ、最初から戻るつもりだったんだな。言ったじゃねーかよ。一緒に生きるって。なのにお前は最初から」

「うん、ごめん。嘘ついた。僕は間違えるわけにはいかないんだ。誰一人死なせないために。僕が逃げたら計画が狂う。
僕は万が一にも負けたくない。何を言っても無駄だよ。気持ちは変わらない。
今日できるだけのことはやってきた。後のことは頼む。脱獄を必ず成功させてくれ」

ノーマンは二人を抱きしめる。

「あったかい…今までありがとう。二人のおかげでいい人生だった。楽しかった。嬉しかった。幸せだった」

「くそ…ちくしょう…」

レイの涙…。

ノーマンの引き出しに糸電話が入っていました。
それは風邪を引いた幼い頃のノーマンの話。
医務室に子どもたちが立入禁止になったためレイの提案でエマが
糸電話を持ち込んでたのでした。

ママの優しさの記憶も悲しい。幸せだった時間。

彼のトランクには糸電話のみを入れて。

最後の挨拶

「エマ、皆のこと頼んだよ」

返事はありません。レイに至っては悲しすぎて見送りにも来てません。

「ノーマン!」

松葉杖で飛び出すエマ。

「ママの目を引き付ける。逃げて」

解除装置を忍ばせていたのです。慌てて自分からエマを引き離すノーマン。

「バカ、無鉄砲にも程が有るぞエマ!今君がすべきことはこれじゃない!」

「嫌だ行かせない!」

「どうしてわかってくれないんだ。僕はそんなのことこれっぽっちも望んでいない。
ただ笑って見送ってほしい。僕の気持ちを汲んで」

「嫌、その気持だけは尊重できない。本当は嫌ならなおさらだ!!」

エマのその言葉に泣きそうな顔で笑うノーマン。

エマに手を伸ばそうとしますがママに止められてしまいます。

「待って!」
「エマ、落ち着きなさい。…次騒ぎ立てたら殺すわよ…諦めなさい」

包み込むようにして言う言葉がそれですか。ママこわ…。

「空っぽなのねトラック」

「うん、ほぼね。何を入れても持って出ることはできないでしょ」

「あなたなら決して逃げない。私には最初からわかっていたわ、立派よ。あなたは正しい。これでレイとエマは満期で出せる」

「ねぇ、ママは幸せだった?」

動揺するママ。

バラック小屋で終わるはずがノーマンは別の部屋で待機…。
そこで見たものは?

何やら殺されたシーンもないしこれは期待していいですかね。

そして次の出荷へ

カレンダーはレイの誕生日に向かって進んでいく。

廃人のようになってしまったレイとエマ。

「これからどうするか決めないとだろ。俺たちこの先…」

ドンを筆頭にギルダ・エマも話をしにきたのだが…。

「もういい。ここで死のう。無理だ、周り崖だし橋も本部から出てる一つだけ。何より疲れた。疲れたんだ。オレは降りる。ごめんなエマ。」

レイは絶望しかしてなかったのでした。

部屋に戻って一人泣くエマ。

そこへママが入ってきました。

「かわいそうに、辛いのね、苦しいのね。ノーマンは死に、レイはあのザマ。あなた一人じゃ何もできない。絶望の極みね。
脱獄はもう絶対にかなわない。諦めてしまいなさい。絶望に苦しまずに済む一番の方法は諦めることよ。抗うから辛い。受け入れるの、楽になれるわ。

私はねエマ、もしあなたが望めばあなたをこの農園のママ候補に推薦しようと思っているの」

「いやだそれだけはできない」

「じゃあせいぜいのたうち回って死を迎えなさい。あなた達は逃げられない。今一度存分に思い知りなさい」

イザベラの表情が、彼女も過去になにかあったのでしょうか。

出荷前日。レイは一人子守唄を口ずさんでいました。

「レイ、こんな時間になにしてるの」
「最後だからハウスにお別れを」

「なぁエマ、おまえほんとに諦めちまったの?
本当は諦めてなんかないんだろ?」

エマの目つきが変わりました。人を殺せそうな目つきです。

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ついにノーマンが居なくなってしまいました。もうその後のエマとレイの無気力っぷりが見てて辛かったです。
愛に溢れたノーマン、二人を守ることしか考えていません。
少し希望をもっていいんですよねノーマンに対して。
エマはママの悪魔の囁きもかわしました。あの囁きはむしろ私達にささやきかけてるような…。
折れてしまいそうです。でもエマは嫌だといい切った。
そして目つきが変わったんですが
彼女の思うところは次回に続く!でいいんですよね。
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