【ハッピーシュガーライフ 10話 アニメ感想】さとうとしおの出会い!初めてのケンカと共犯者になった二人!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 神戸しおの手がかりを見つけた、と太陽からニセの情報を受け取ったあさひは、僅かな希望を胸に隣町へ向かう。
  • しおと居る一瞬の姿を、しょうこに見られてしまったさとう!口封じのため、親友を手にかけるのだった…。
  • 今回は…しおは母親との過去を次々と思い出す。しおちゃんはそこに居てくれるだけでいい、と言うさとう。さとちゃんに守られるだけじゃなく守りたい、と想うしお。すれ違う愛に、2人は初めてケンカをしてしまい…!?

【ハッピーシュガーライフ 9話 アニメ感想】しょうこちゃんの結末ショッキングすぎる…!トラウマレベルのグロ回!さとうはもう止まれない!

2018.09.08

【ハッピーシュガーライフ 10話 アニメ感想】星空のプロポーズ

しおと母親の記憶

(さとちゃん、中身が無くなっちゃったみたい…どうしたのかな?さっき来てたあの人になにかされたのかな?でももうどっか行っちゃったみたいだし…どうしよう、こんなさとちゃん初めて…)

しょうこを手にかけたさとう。流石に堪えたようです。
しおの呼びかけにも反応しません。

(さとちゃんはきっと疲れてるんだ…。わたし、守られてばっかりだな…。このお城は、さとちゃんと私の、ふたりのお城なのにな…)

しおは慣れないながらも家事を始めます。自分に何か出来ることはないか、と。良い子だなぁ…!(T▽T)

(誰かが言っていた。心はビンなのだと。たくさんたくさん詰め込めるけれど、割れたらその人は壊れてしまうのだと…)

現在のしおと過去の記憶が入り乱れます。

掃除中、玄関の汚れに気づいたしお。布でゴシゴシ拭き取りますが…
しょうこが残した血痕ですよね…(;´言`)

「よかった~!綺麗になった!どうしよう、これ使ったことない。けど、確かさとちゃん洗うもの中に入れて…」

汚れた衣類を入れるため洗濯機を開けると、中に血のついた制服が入っていました。
しおは見なかったことにして蓋を閉めます。

(お母さんは何人もいるみたいだった。怖い人、悲しい人、優しい人…。)

DVを受けたせいで情緒が不安定になってしまったんでしょうね…。しおに対する態度も、目まぐるしく変化します。もしかしたら人格障害とかうつ病とか併合してたのかも…(´・ω・`)

『いつかあの子が迎えに来てくれるから。そうしたら全部、大丈夫になるからね』
(だめだよ。このままじゃきっと壊れちゃうよ。どこにあるの?この瓶を治してくれるものは…)

しおは母親の心を敏感に感じ取っていました。

『お母さん!わたしお外行きたい!連れてって!おかあさんといっしょなら大丈夫でしょ!?お願い!』
『しお。どこか行きたいの?…そうよね、いつも部屋の中じゃ息が詰まっちゃうものね』
(人が、物が、こんなにいっぱい!きっとここならある!お母さんの瓶を治せるものが…!)

てっきり自分が外に出たいのかと…。お母さんのために…(´;ω;`)

”瓶を治せるもの”を見つけて走り出したしおですが、「絶対に離さない」と約束した母親の手を離してしまいます。そのせいでトラックに轢かれかけて!!((((;゚Д゚))))

『しお、あんたはもう二度とここから出ちゃダメ…ずっとここにいておとなしくしてて…永遠に…』
『や、やだ!だってそれじゃお母さんが壊れちゃう!』
『訳の分からないこと言わないで!!!』

お母さんが豹変したのは、しおへの愛と、それを失う事への恐怖の裏返しだったのかな…。
しおはお母さんに笑って欲しいと思っただけなのに(´;ω;`)

母親は反抗するしおを、感情のままにぶってしまいました。
直後、自分たちを苦しめた男と同じ事をしてしまった自己嫌悪か、発狂して…。

もう壊れちゃってますね…(´・ω・`;)

『しお、行こう』
『お母さん、お母さんねぇどこに行くの?お母さん…』

ある日、無言のまましおを連れ出した母親は、入り組んだ路地の先でしおを突き放しました。少し前、家を飛び出したしおが迷い込んだ場所ですね。

『さよなら、しお』

置き去りにされると思ったしおは必死に母親を引き止めますが…。

『もういらないのよ、あんたは。もっと早くにこうすればよかった…。』

しおはこうして母親に捨てられたんですね…(´;ω;`)

さとうとしお、すれ違う心!

さとうを元気づけようとするしお。
自分もさとちゃんと一緒に頑張る、と言います。少しでも大好きな人の力になりたくて、笑顔でいて欲しくて…。

「大丈夫だよしおちゃん。不安にさせてごめんね。このお城はもう壊れちゃうの。汚いものが入り込んでしまったから…。だから外に出るの。分かってる。しおちゃんお外が怖くて不安になっちゃうんだよね。けど私と一緒だから心配ないよ。しおちゃんは私が守るよ。すべての怖いものや汚いものから。」

「だから何もしなくていいんだよ。何も心配しないで、いつもみたいに私の名前を呼んで、笑顔でいて。それだけで私、頑張れるから……」

さとうは自分ひとりでなんでも解決しようとするんですよね…。
しおはそれをやめて欲しいと言ってるのに、気付かないようです。

「なんでさとちゃんってそうなの!?私ってさとちゃんのなんなの!?」

しおがさとうを突き飛ばしましたよ!?Σ(゚д゚lll)

「さとちゃんって、私のことなんだと思ってるの?」

しお、怒ってる…!?(°д°;)

さとうはしおが初めて見せる態度に戸惑います。

「さとちゃん秘密ばっかだし!大事なことなんにも話してくれないし!そんなの、なんか違う!!」
「しおちゃん、世界にはしおちゃんが知らなくていい事いっぱいあるの。だから話さないだけ!しおちゃんはそばにいてくれればいいの、それだけで私は元気になれるの!」
「だから…私は何もしなくていいってこと?」
「そう!しおちゃんは、私のそばで笑っててくれればそれでいいの!」
「だったら私、いなくてもいいじゃない…!そんな、人形みたいな私は!」
「え――――?」

しおは怒って部屋を飛び出していきました。こんなことは初めてです…。

さとうの脳内は大パニックですよ!ヽ(´Д`;)ノ

(え?何?居なくてもいいってどういうこと??なんで???そんなことありえないよ!!)

さとうが愛を伝えれば伝えるほど、しおの心と離れていきます。

絶妙にすれ違ってますね!( ̄▽ ̄;)

 さとうの絶望!しおとの出会いが明かされる…!

「やだ、やだやだやだ!私さとちゃんと居たくない!さとちゃん嫌い!!!」

しおちゃんそれだけは言っちゃダメェ!(´д`;)

しおに拒絶されたさとうは底が抜けるような感覚に陥ります。
血管に、心臓に、脳に、全身に絶望が広がっていき…。

(意味が無い…。しおちゃんが要らない私にはなんの意味もない。一人じゃ何もできない。あなたとだから生きていけるの!一人ぼっちは嫌だよ、しおちゃん…一人ぼっちは…!)

さとうとしおは一心同体なんですね。唯一無二の凄まじい愛を感じますよ。

『行っちゃうよ?追いかけないの?』

場面はしおが母親に捨てられた現場。さとうも一部始終を見ていたんですね。

『いいの…だってもうあの人の瓶は、私がいるだけで壊れちゃうんだ、それが分かったからもういいの…』

母親のことをあの人って言ってるのがもう…(´;ω;`)

『追わないのが愛なの?』
『愛…?』
『誰かを大事に思ったり、気持ちが惹かれたり。そういうの愛って言うんだって』

さとうは今と違って、冷たい声をしています。まだしおが特別じゃなかった頃…。

『私は、私が生きるためにあの人に生きて欲しかった。だから違ったんだよ…それはきっと、愛なんかじゃ…なかったんだ…!』

そんなしおの言葉を聞いて、さとうの目に変化が現れました。

『あなたの瓶は空っぽだけど、壊れてないんだね…。何かを信じているんだね…?だから壊れないんだね…。埋まるといいね、その空っぽ…。キラキラで…』

その瞬間、さとうのビンに初めて甘いかけらが入りました。

 さとうとしおの仲直り!あさひの存在が影を落とす…

一人ぼっちが嫌なのは、さとうもしおも同じでした。

「さとちゃん、もう笑ってるだけじゃ嫌だよ、名前を呼ぶだけじゃ嫌だ。心配だってする。私だって出来ることしたい!する!さとちゃんのことだから!ねぇ、二人で戦おう?私だってさとちゃんのこと守りたいんだよ!」

しおが部屋から出てきましたよ!さとうを優しく抱きしめます。

「さとちゃんが傷つくの私だって辛い。私たち、おんなじなんだよ?だから私を守ってさとちゃん!私はさとちゃんを守るから!死ぬときは、共犯者でいさせて…」

さとうの五感が戻ってきました!この上ない幸せを噛みしめるさとう。
よかった、いつもの彼女に戻りました!

さとうは、今までやってきた事をしおに話します。そのせいでお城を出なくてはならないことも。しおはすべてを受け止めます。

「ありがとうしおちゃん、戦おう、命懸けで。証明しよう。私たちの愛を」
「うん!」
「しおちゃんのいる場所が、私のハッピーシュガーライフ」

「嫌いなんて言ってごめんね、さとちゃん。おやすみ…」

お互いの気持ちをちゃんと伝えて、知って、ようやく仲直りできました。喧嘩と和解を経て、ふたりの愛がより強くなったように見えます。

(なんかいっぱいここにいた気がするな~。でもお母さんといた時間よりずっと短いんだよね。不思議だな~…。寂しいのにあったかいの。さとちゃんがいるって分かってるからかな?)

さとうと過ごした幸せな日々がよみがえりますね…(*´ー`*)

しおはさとうといる事が一番幸せだと実感しました。その生活を奪わないでほしい、と神様にお願いします。

(それ以外いらない、もうお母さんなんていらないの!)

「そんなこと言うな、しお」

ああっ!あさひ!?Σ(゚д゚lll)

「だれ…?」

しおが振り返ると誰もいませんでした。びっくりしたー、幻聴か…( ̄▽ ̄;)

自分の兄だと気づきませんでしたね。幼い頃にあさひと別れたから、記憶がほとんど無いのかも?

「しおは知らないんだ…母さんのこと。あの日何があったのかを…だから教えてやらなくちゃ、俺が」

あさひは金属バットを引きずりながら夜の裏路地を歩きます。

やばい方面に覚醒してるんですが!!

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今までひとりで頑張っていたさとうが、しおと一緒になって頑張っていくための重要なエピソードでした。
しおも自分なりに、色々考えてたんですね。
ケンカした時はどうなる事かと思いましたが( ̄▽ ̄;) 仲直りできて本当に良かったです。本音をぶつけて、嘘偽りない愛で繋がれた気がします!
お城を出なきゃいけない、ということで。引越しするのかな?さとうは海外逃亡を考えてるっぽいですね。
あさひが悪役に見えるの不思議です。彼にも譲れない想いがあるけど、しおは母親と決別してさとうと生きて死ぬ事を選んだし、無理に連れ戻すのは良くないと思うんですよね…。
「共犯者」になったさとうとしおの愛を引き裂かないで欲しい、と思っちゃいます…!
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