前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- ホールへやって来たカイマンとニカイドウ。カイマンの口の中の男の名は栗鼠と言った。キクラゲの魔法で栗鼠を復活させた煙だが、十字目の集団について得られる情報はほとんどなく…。
- 悪魔のアスに扉を出してもらったニカイドウは単身、煙のアジトに乗り込む!
- ニカイドウの襲撃と煙の暴走。バウクス先生とカスカベ博士が語る魔法使いの少年・心のエピソードとは。実験被害者の失踪が相次ぐ中、入院していたニカイドウが何者かに連れ去られてしまう!
【ドロヘドロ 6話 アニメ感想】キノコの山は食べ盛り、はじめてのケムリ、マンホール哀歌(ルビ:エレジー)
暴走
「出来合い晩御飯完成~!後はニカイドウが帰ってくるのを待つばかり~~」
ニカイドウの帰りを待つカイマンかわいいな(笑)
(落ち着け、勝つ必要はないんだ!)
「!? どこ行った?」
ニカイドウは能井の目を潰した隙に姿をくらまします。(目がぁぁぁぁ
「この屋敷にドアを作るなんて大した奴だぜ」
「そいつ栗鼠はどこだ~とか言ってたみたいですが」
十字目のボスのでは、と焦る煙たち。
「見つけたぞ!!栗鼠!」
「栗鼠、無事か!?」
ニカイドウが栗鼠を発見したのと同時に煙も栗鼠のもとに駆け付けます。
煙「お前は誰だ…!?」
その間にも俊敏なニカイドウの攻撃が煙の顔面にヒット!
心「大丈夫か煙さん!?」
煙「許さん…許さんぞぉぉおぉ!!!」
心「やめろ煙さん!!」
大量の煙が噴出し、きのこが増殖します。
煙さんの血溜まりからきのこが生えるのシュール…
ニカイドウは間一髪その場を離脱。栗鼠を諦めざるを得ませんでした。
栗鼠「へへっ、俺はあらかじめ煙の煙がしみ込んでいたおかげで助かったらしいな」
彼を殺したのは十字目の誰かだったそうです。しかしそれ以上の事は分からず。

「先輩!?」
エノキじゃないか!!
「能井…煙さんの暴走を止めるんだ。でないと全員キノコになっちまう…」
「分かりました!!」
煙を吐き続ける煙に近寄った能井は…。
「やめろこの野郎!!」
背後から殴って気絶させました。止め方が雑(笑)
「ぐっ、うわああああ!」
「ニカイドウ!?」
「カイマン、頼む…私の全身に魔法が回る前に、ナイフでこのキノコを切り取ってくれ…」
「え!?ええええええええ!」
ニカイドウの背中にも大きなキノコが…。
「半身がきのこ化してしまっている…ちょっと失礼しますよ」
心に煙を口移しする能井ちゃんうおおおおぉぉ!!!(謎の興奮
煙「そういえばキクラゲは!?まさかあいつまでキノコに!?」

「あっ、キクラゲ!無事でよかったでしゅね~~」
全然無事じゃないし
部下<<<越えられない壁<<<<<キクラゲ
心の過去
カスカベ博士「君が早く病院に連れてきてくれたおかげだ」
ニカイドウは手術のおかげで一命をとりとめました。
カイマン「あのキノコにナイフ指したら血がドバドバ出てきてよ!慌てて博士からもらったスプレー使ったんだ!」
魔法のドアを出す煙だったらしい。便利。
カスカベ博士「そういや先生、あのつぎはぎ少年がホールに戻って来たんだって?」
バウクス先生「そうなんですよ~。この間このトカゲの首をはねたんだ」
心と顔見知りですか?
カイマン「あいつホールで一体何をやらかしたんだ?」
心とこの病院には浅からぬ因縁があるらしい。
バウクス「10年位前の話だ…」
その頃、ホールの住人は魔法使いに抵抗していました。
町内会が先頭に立ってかなりえげつない魔法使い狩りを続けていたそうです。「あの男」が現れるまでは。
「奴の名は心。父親は人間、母親が魔法使い。母親は心が生まれてすぐ町内会に殺されたらしい。心は混血であることを隠し父と二人でひっそりと生きていた。しかし…」
仕事中に怪我をした時、血を流します。その血に魔法使いの証である黒い粒子が混じっているのを、工場長は見逃しませんでした。
「工場長はすぐさま密告した魔法使いを見つけた者には金が入るんだ。10分と絶たないうちに町内会がやってきてな…」
命がけで心を逃した父親ですが。
「確かに母親は魔法使いだが心は魔法は使えないんだ!!」
「母親が魔法使いだと…?」
「な、なにを…」
「ごみ掃除」
町内会のメンバーは心の父親を見てそう言いました。
一方、一度は逃げた心ですが、父と町を出ようと再び現場に戻ります。
待っていたのは殺された父親でした。これはキツイ…。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「やはり帰って来たか。ガキの考えることは単純だな。後はテメーだけだ魔法使い!」
「今夜はデパート前広場で火あぶりパーティーだ!」
「ガキを連れていく。来い!」

「——殺してやる」
顔を切られながらも、ナイフ一本で町内会の3人を殺害した心は逃走。
町内会は彼を追跡しますが、返り討ちにあい死人が増えるだけでした。
「こんな日が3ヵ月続いた。そんなある日の夜、俺と博士が病院で当直をしていた時だ… 」
手術室から聞こえるうめき声。誰かが居る。
心「道具借りたぜ…」
カスカベ「腕を切断して煙の管を探しているのか」
痛々しい光景です。
カスカベ「煙が出にくい魔法使いはよくやるらしいね」
心「町内会にチクればかねがもらえるぜ?」
バウクス「あんないけ好かない連中に電話するなんて御免だね。それより私は君の魔法に興味があるなぁ~」
心「はぁ!?」
カスカベ「私は魔法使いの研究をしているんだ。私が魔法の管を見つけてあげよう!いやぁ、まさか生きてる魔法使いがいじれるとはねぇ~」
マッドサイエンティストここに極まれり!
「変な真似したらぶっ殺すからな!!」
「カスカベさん。町内会にばれたら殺されますよ~」
と言いつつ手伝うバウクス先生です(笑)
バウクス「アンタねぇ。気持ちは分かるけど、もう人殺しはやめときなさいよ。天国のお父さんもきっと悲しんでると思うよ~」
情に訴えかける作戦は通じませんでした。
カスカベ「あったよこれだ!両腕から管を見つけた。これで魔法が使えると思うよ」
切ってしまった腕は全部くっつけました。
バウクス「じわじわ腐るだけだ!」
心「魔法使いの世界にはけがや病気を治せる奴がいるらしい。そいつに治してもらうよ」
カスカベ「これからどうするんだい?」
心「王子が済んだら魔法使いの世界へ行く」
カスカベ「そうか。よかったら一度どんな魔法科見せてくれよ」
心「分かった。約束する。……じゃあな」
カスカベとバウクスに見送られて心は病院を後にします。

「ギョーザ~。ギョーザは要らんかね~」
ギョーザ売りの少女ニカイドウ!??(かわいい
「うわぁ!?こらドロボー!!」
すれ違いざまにニカイドウからギョーザを盗む心です。こんなところに接点が(笑)
バウクス「その数時間後だった…。病院に46人の町内会メンバーが運ばれてきた」
即復讐されてて草です
「な、なんだこりゃ!?バラバラになっても生きてるぞ!!」
「これは魔法だ…あの子がやったんだ!」
「用事ってこの事だったんだな…」
「約束も守ってくれたね」
「「ははははは」」
半分くらいは貴方たちのせいですよ!( ̄▽ ̄;)
バウクス「そのばらばらの人間たちを治療するために急遽、魔法被害者病棟が設立された。この事件以来、町内会は解散。誰も魔法使いに抵抗しなくなったってわけだ。しかしあいつ、やっぱろくな大人になってないな」
カスカベ「まぁ、あんな事があったらひねくれもするよ~」
心「ぶぇっくし!!」
カイマンのギョーザ
その日、ホールは雨でした。
(アスはカイマンをトカゲ頭にした魔法使いは分からないと言った。カイマンに魔法を掛けた一人を見つければいい、と言うわけではないという事か?分からない、何もかもが…)
ニカイドウの魔法を使うのが一番手っ取り早い。けど…
(もしそれしか方法が無いとしたら…)

「ニカイドウさぁ~~ん♡お食事の時間ですよ~♡」
「…」
「どうした?」
「今、窓の外に誰かが…」
しかし黒い影はもう消えていました。何だったんでしょうね。
カイマン「それより俺の作った餃子食べてくれよ!」
ダークマターのような何かが皿に乗っている()

「どう!?」
「表面の皮が黒焦げで、つなぎの入ってない無味のひき肉が生だ」
カイマンはメシマズだった。
バウクス「先月から急に患者が減り始めてな。入院してるのはお前だけなんで、入院食の注文を一時中断してるんだ。最近ホールでは練習被害者の失踪が増えてんだ」
ニカイドウ「集団失踪?魔法の影響かな?」
カイマン「おかげで病院の経営が左前なんだぜ~」
ニカイドウ「うるせぇ!」
裏で何かが起こっているみたいですね。
「そうそうカイマン君、これに見覚えあるかい?」
ニカイドウの病室から出た時、カスカベ博士が何かのカードを取り出します。
「いや?なんだコレ」
「上級の魔法使いが悪魔からもらえるパスのようなものだと思うよ」
「なんでこんなものをニカイドウが?どうせまたニカイドウが魔法使いとか言うんだろ~~!」
まだ冗談だと思ってたの!?( ̄▽ ̄;)
「実際そうなんだよカイマン君。私たちはこの手で彼女を手術した。魔法使いの体は人間とは違うんだよ」
「!?」
「どうしたカイマン?」
「今、叫び声が聞こえたんだ!ニカイドウ!?ニカイドウ!!」
ニカイドウの姿はなく、病室の窓が空いていました。
彼女を担いだ誰かが、病室下の路地を走り去っていきます。
「くそぅ!待て!待ちやがれ!この!!」
追ってカイマンがたどり着いたのはあの路地。
「馬鹿め!奥は袋小路だ!」
しかし、マンホールの先に地下水路がつながっていました。
「待てコラァ!ニカイドウのやつ、なんで抵抗しないんだ?病み上がりでもあいつなら…。!」
今日は雨。そして「魔法使いはホールの雨が苦手」とカスカベ博士は言っていた!
魔法使いになりたかった
地下水路には無数の死体が浮かんでいました。行方不明の練習被害者!?

謎の化け物に襲われながらも誘拐犯に追いついたカイマンです。
白いゴキブリ?OPに出てましたね。
「無い、なんで宝石が無いんだ…」
「やめろ!てめぇ、殺してやる!!」
「じょ、ジョンソン!」
謎の化け物の名前はジョンソン。
「そのまま抑えてろ、ジョンソン…」
「てめぇ、ニカイドウをどうするつもりだ!?」
「黒い宝石の為さ。れ、練習被害者の中にある、この黒い宝石を集めれば魔法使いになれるんだ…」
あからさまなデマ情報にも思えますが…
「黒い宝石?そりゃただの老廃物だぜ!」
「でもなぜかこの女には無かった…」
病院に居たニカイドウを練習被害者だと勘違いしたんですね。
「だからお前からもらうぞトカゲ男!」
「させるかぁ!!」
誘拐犯の足を切り、動きを封じたカイマンはジョンソンの気をそらして体の自由を取り戻します。
「僕は観たぞ…。あの日、マンホールから出たら、あんたが居た…。人間の顔、してた…」
「お前、見たのか!?魔法を掛られる前の俺の顔を!」
「その女もいた…」
「ニカイドウが…!?」

「僕、魔法使いになりたかった…。こんな汚い街から…」
男はそれきり動かなくなりました。
バウクス「最近、根拠のない噂と共に魔法使いにあこがれる若者が増えてるんだ」
カスカベ「彼はホールの歪みが産んだ犠牲者ともいえるね」

心はハーフだった!ホールには昔むかし町内会があった!ホールの通貨は円!冷静沈着に見える煙さんだけど、ニカイドウの攻撃で我を忘れたり、キクラゲに甘々だったりで面白い。
あの煙は全部キノコにしてしまうんだな…。人がキノコ化する描写がえげつないですね。
バウクス、カスカベと心少年には意外な接点が。腐るだけだった腕を最終的に治したのが能井ちゃんなのかな?
ニカイドウはあの時にはもうホールに住んでた事になりますね。
人間だったころのカイマンを知る男。
カイドウが最初に発見したのは「首なしカイマン」のはずですがそれより以前に彼女も一緒に居たって事になるのか?どういう事?(;´Д`)