【バビロン 9話 アニメ感想】曲瀬愛に対する執念!正崎善はFBI特別捜査官に!舞台はハートフォードへ!

内容をカンタンに説明すると…

  • 議会選挙を終え、新域では自殺法の本格的な運用が始まろうとしていた。齋拉致計画の一件から謹慎処分を受ける正崎に成す術はなく、
  • 無力感に苛まれる日々を送る。そんなある日、正崎の元へとある人物が訪れる。
  • 今回は…ハートフォード市がアメリカ合衆国で初となる自殺法導入宣言を行った。ホワイトハウスでは緊急会議が開かれ、アレックスは市長のフローレスと電話会談を行うことに。新域での発令以降、自殺法導入の試みが世界各地で静かに伝播していた。

【バビロン 9話】連鎖【アニメ感想】

自由にさせてるようで…

「共和党か。どんなやつだった?」
「物腰の柔らかいクリーンなイメージの政治家です」
「自殺法に住民が付き合うほどに?」
「それは…どうでしょう」

自殺法の導入を決めたハートフォードについて話し合いをしています。

「じゃあ………」
「一時間後に電話で」
「うん、お願い」
「あとCIAとFBIと…これはまぁいい感じでお願いするよ」

大統領周り優秀すぎでは…?

「大統領、考えはまとまりましたか?」
「まだピースが全く揃ってないようだよ…」

その後、ハートフォード市長 ベニチオと電話会談
自殺法が市民の生活向上になると思ったという市長。

「けどそれにしては性急すぎる気もするんだ。
君は何故必要なプロセスをすっ飛ばしてまで大急ぎで自殺法の導入を宣言したの?」

「それは…そうですね。少し感覚的な…論理的でない話になってしまうかも知れませんが…」

合衆国のルーツから遡る市長。新天地を求める人々の熱意のようなもの。
自殺法に人類のフロンティアを見たという。

「合衆国権限で委任されていない権限は州と人民のものだ。
ハートフォードの自殺法に関して原則的に我々がとやかくいうことはできない。
現時点で君の州に敵対しようと思ってないことを伝えておくよ。
けど、全面的に肯定したわけでもないよ。
今はまだ保留というだけで政府の権限も僕の権限も当然ある。
いざとなれば大統領令でコネチカット州に軍を派遣することだってできるんだし。」

凍りつくハートフォード側。

「まぁこれからも連絡は綿密に交換しよう」

釘を刺すところはしっかりと。

感覚の違い

裏でつながっていて宣言のタイミングを探っていたのではないかという国務長官

フランス共和国エリゼ宮殿
フランス大統領 ギュスターヴ

アメリカの大統領とフランスの大統領、フランクに電話会談してますね。
フランス大統領は自殺法を発表した市に対して何も策を講じてない様子。

「随分雑なんだなぁ。これは深刻な社会問題だと思うんだけど。
君が相手を軽んじているのか。問題自体を軽んじているのか」

「アレックス、教えてやろう、私は問題を軽んじているのではない。
私が問題を軽くしているんだ」

「???」

「大衆の気分を操作するのが政治という行為そのものだ。
自殺法などという馬鹿げた思想はたちの悪い流行として潰してしまえばそれで済むのだよ。
いかれた若造の茶番に付き合う必要はない」

「カイカ・イツキのこと?確かに重要なのは彼だと思った。
彼にはまだ何かある気がするんだ。まだ場に出ていないカードが。
これは勘だけど」

電話終了。

 

「イツキと会うというオプションはあるかい?」
「ありません、ありえません」

テレビ討論での人気が続いている齋、それにアメリカ大統領が登場することは出来ないと。
最高の演出になってしまうと。

(破滅教…また大悪魔の復活を企んでいるのか…)

アレックスはネトゲを見ながら考えていました。

(悪者…世界を滅ぼす存在)

ついにあの女の話が世界へ

曲瀬愛の情報がついにアメリカの上層部にきていた。
FBI長官 トマスが資料を大統領に。

「ある特殊な人物が存在するという情報です」

「この報告書が事実なら可能性は十分にありうるけど…ところでどの人?」
「……どういつ人物です」

「じゃあもう少し詳しく」
「大統領、そのために捜査官を一名ここへ呼んでも構いませんか?」

FBI特別捜査官 正崎 善がそこに。

曲瀬愛の情報を淡々と大統領に告げる正崎。

「一言でもう…ダメなんだよね?」
「時間をかけなくとも耳元でほんの一瞬囁くだけで相手は”そう”なってしまうのです」
「自殺を選ぶということ?」
「誘いに乗ってしまうのです」
「曲瀬は指一本触れずに人を惑わせ、その一線を超えさせてしまう。
そして超えてしまったら最後、自らの死すら望むようになる・

齋と曲瀬は世界規模で何かを企んでいる。自殺法の先でなにか恐ろしいことを起こそうとしてると
私は考えています。
そして…それを食い止めるために私は合衆国に来たのです」

正崎がFBIに頼んだことって捜査官にしてもらうことだったんですね。
家族とさらに遠く離れて…。

「彼はどこか思いつめている様子だねえ」

正崎をハートフォードへ向かわせるというFBI長官トマス。
そして正崎を大統領権限でFBIの正式な捜査官にしてほしいと推薦する。
米国籍ではないので通常で与えるのは難しいが大統領権限なら可能なのですね。

トマスが推薦する理由
・日本の検察の特捜部にいたことがあり能力が高いことが見込まれる
・今追ってる事件の重要な証人であり最も犯人に近づいた人間である
・正崎は危うい…曲瀬を追う執念には狂気すら感じる。そして恐らく正崎は何かを隠していると。

未だに曲瀬からメールとかがくるんですね…。
これ逆探すればいいのでは?という素人の意見ですいません。

「捜査は任せるよ、でも任命は考えさせて」

アレックスのこれが吉と出るか凶と出るか

(ヴィラン…)

声だけで惑わせるその怖さ

ハートフォード市長に面会する正崎ともうひとりの捜査官、
市長は曲瀬の写真に見覚えがないと言います。
正崎は鋭く市長に切り込んでいきますが…

「善悪には判断の基準にするほどの価値も違いもない」

そう言われてしまいます。

市長の一ヶ月の行動を調べる。

「自殺法導入発表の2日前、終末医療施設を訪問している」

市長と一緒にいた患者の中に女性は居ないかとホスピスを訪問する二人。
居ましたがその女性はまさに終末医療で死を迎えたばかりでした。

患者訪問の後出発までにタイムラグが発生していることに気づく正崎。

「電話があったんです。このホスピスで最後を迎えられた方のご家族で是非市長と話をしたいと」
「詳しく聞かせて欲しい」
「あなたは声を聞いたのか?」
「いいえ。録音でしたら…」

施設の性質上録音はすべて残っているようです。

市長と話すその声は…まさしく曲瀬愛
最初は感謝を示しつつ最後は…

「死んだら、終わりなの」

楽しそうに。

その声が正崎にまとわりつきます。

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正崎さん、FBI特別捜査官として渡米していたーーーー!!!!
そうきたか…。
FBI、とりあえずでも採用してくれてありがとう。
これはいい傾向に見えますが…。
知ってる存命の人って正崎くらいしかいませんもんね…。
あの曲瀬の親戚のお医者さんの人も召喚してもいいかもですが。

アレックスの采配楽しみです。
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