前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ダンジョンに潜入した真人達だが、気づくと下着姿&装備のみの無防備な姿になっていた!
- 真人の前に立ちはだかったのはアマンテの手でモンスターにされたポッチ達だった!母親達は我が子のあらゆる攻撃に耐えうる破壊不可能の鎧・フルマーマーを身につけて子供達を抱きしめる!ようやく正気に戻ったポッチは、「この世から母親をひとり残らず消す」事がアマンテの願いなのだと言う。
- 今回は…アマンテとのラストバトル!真々子の母性ビームをくらったアマンテはやっとの思いでダンジョンの頂上へ到着し、願いを叶えようとする。それを阻止すべく真人達は最終手段に出る!
【通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 12話(最終回)アニメ感想】その願いは叶えないでくれ、と強く願った。だが願いは叶えられた。
真々子大量発生!
アマンテの願いを阻止すべく最上階へ向かう真人達ですが。
「これはRPGなんかでよくあるあれだな。罠を踏んだ途端、仲間全員飛ばされて離れ離れになるやつ!」
訳:ピンチです!
「マ~くん見つけた!」
道を進む真人に声をかけてきたのは真々子でした。息子を発見するのが早すぎる(笑)
「そっちじゃなくてこっちよ。こっちにいらっしゃい」
あからさまに怪しい!!
真人は目の前の母が本物ではないことに気づきます。
「要するに母さんのようなお前は母さんじゃなくて罠ってことだな?はぁ。ったく、こんなもん付き合ってられるかよ」
真々子の声を無視してどんどん前へ進む真人です。
「お、出口か!良かった」
「マー君どこ行くの?おいていかないで?」
「だからいい加減にっ…」
振り向いた真人を待っていたのは恐ろしい光景でした。
「「「マー君、お母さんをおいて何処へ行くつもりなの????」」」
「ホラあああああああああ!?なんだこのホラー!??」
真々子大量発生!!
あまりの多さに真人も尻餅をついてしまいます。
「いやああああああああ!」
「マー君!今行くわ!」
「まだ増えるの!?――っ!母さん!?母さんなんだな!母さんこそが間違いなく母さんなんだな!」
母さんのゲシュタルト壊れる
「そうよ!マー君なら分かってくれるわよね!」
背後から現れたのは本物の真々子でした!
「良くもマー君怖がらせてくれたわね!よりにもよって私の顔と声で!それでマー君が私のことを怖がったり嫌いになっ対したらどうしてくれるの!?もう絶対に許せないわ!私は全身全霊をかけてあなた達を叱ります!」
直後、辺りは光に包まれました。偽真々子は消滅。一体何をしたの!?
ラストバトル!
「真人!真々子さん!」
「みんな!無事で良かったわ!」
3人も偽母の罠を突破し無事合流します!みんな有能!
ポータ「じ、自分も大丈夫でした!何もおかしなことはありませんでした!」
真人「そっかそっか!みんなクリア出来て良かった!」
ポータが何かを隠したように見えたのは気のせい?(´・ω・`)
100階に到着すると、ダンジョンのラスボス(集団戦用)を倒したアマンテが待っていました。実力は確かなようです。
ワイズとメディに敵意を向けるアマンテ。色々言ったのでね…( ̄▽ ̄;)
真人に対しては直接思うところは無いようです(笑)
大好真々子の息子、というのが敵視する唯一の要素らしい。
「それじゃさっさと敗北しなさい!大好真々子、一撃で仕留めてあげるわ!」
戦闘開始!ワイズとメディが魔法を放ち、優勢になるかと思いきやいずれもアマンテに跳ね返されてしまいます。
「私は母に反逆せし者!反発の化身であり、この身に宿すのは逆らう力!すなわち攻撃を反射するバッシブスキルを持っているのよ!なんて言うと思って!?」
言ってますよ!
真々子の攻撃が跳ね返れば真人達は即全滅です。安易に攻撃することができなくなりました。
「あんた剣士のくせに魔法使えるの!?」
「だって私は魔法剣士ですもの。当然使えるわ!」
おまけに剣術の腕もなかなかです。
今までのポンコツっぷりはカモフラージュだったというのか…!?
母さんも一緒だ!
アマンテ「あなたは分かっているの?あなたの息子はこの世界でワクワクする冒険の日々を送るはずだった。仲間に頼られ、戦い、絆を紡ぎ、甘酸っぱい恋に心を焦がす。そんな経験ができたかもしれない。でもその全てが実現しなかった。大好真人にあった素晴らしい可能性を奪ったのは――。大好真々子、母親のあなたよ!」
真々子「!!!」
真人「やめろよ!」
真人は母を守るように前に立ちます。
「俺たちがやっているのは母親同伴の冒険!まだ誰も知らない満ちすぎる冒険だ!だから俺たちですら戸惑うことばかり…」
俺TUEEしようかと思ったら母親同伴、勇者の自分より強い母親、おいしいとこ持っていく母、セーラー服の母、スク水の母、Tバックの母。そんなのばかりでした。
「初めからずっとおかしな事ばかりだ。母親に振り回されっぱなしで散々だったよ」
「だったら!」
「でもさ、それこそが冒険なのかもって、ちょっとだけ思った。未だかつて誰も直面した状況にブチ当たって正しい方法なんて何も分からないままそれでも乗り越えていく」
「おかしくて散々な母親同伴の冒険。これは俺たちにしかできない冒険だ。だから俺たちは俺たちのまま母さんと進めばいい。進むのに必要なものは揃っているんだから!」
それが真人たちの答えでした。
「お母さんなんだか胸がいっぱいで、なんて言ったらいいか、ちょっと分からないわね」
「息子こそ活躍すべきであり、あまりでしゃばり過ぎないようにしてもらって、その上で一緒に冒険すればいんじゃねぇの?」
一緒に冒険しよう、とまっすぐ母に言えるようになりました!
「じゃあラストバトルと行きますか!」
「ねぇマー君。お母さんからアマンテちゃんへ、一言だけ良いかしら?」
「おう、ガツンと言ってやれよ」
母親を嫌う理由を問う真々子です。
アマンテは、そんな次元の話ではない、母親という存在そのものを認めておらず、この世から消えることを望んでいるのだといいます。
「アマンテちゃん。私は今、とても怒っているわ。もしかしたらアマンテちゃんにも事情があるのかもしれない。そう思うけどやっぱり怒らずにはいられないわ……!」
「ちょ、母さん!それはさっきの!」
「真人!邪魔しない!」
先ほど偽真々子を全滅させたのと同じ技を使うようです。
「私はアマンテちゃんを叱ります!せーのっ、メッ!」
次の瞬間、真々子が人差し指からビームを発射しました!
なんだこれは!!!(困惑)
ポータ「あれは相手のためだからこそダメなことはしっかり叱る、母性の最大放出、上級母親特殊スキル・母のメッです!」
母性が可視化された(笑)
「まさか、こんな強力な技を!今の攻撃は一体!?」
「今のは攻撃じゃないわ。叱っただけよ」
「叱るという次元のなにかではなかったわ!!」
だからアマンテの魔法でも反射できなかったんですね。
アマンテじゃなかったら死んでたぞ( ̄▽ ̄;)
叶えられた願いは…
「まともに戦おうとした私が馬鹿だったわ!」
敗北が頭をよぎったのか、アマンテは一目散にダンジョンの頂上へ向かいます。願いを叶えるために。
アマンテ「ここで願えばいいのね…!」
真人「させるかよ!こうなったら俺が先に願いを言ってやる!」
真々子「そうだわマー君、初めて塔に入ったときワイズちゃんが言ってたわよね!」
真人「そうだ!」
アマンテ「この世界から母親たちを――」
真人「産みたて新鮮卵を人数分くれぇ!」
叶えられたのは真人の願いでした!アマンテの願いはキャンセル。
「あらまぁ。ちょうど卵を切らしていたからとっても助かるわ。明日の朝ごはんはこれでバッチリね」
ワイズの予見通りになりましたね(笑)
空から降ってきた卵を手に満足気な真々子です。
「嘘でしょ、こんな、こんな…!これだから母親はいやなのよぉぉ!!うわああああああああああっ!!」
アマンテはズッコケながらどこかへ消えて行きました。
今回のクエストはこれにて終了です!
「腹立たしい!全ては大好真々子のせいよ!他の四天王に協力を求めるのは極めて不愉快だけど。待ってなさい大好継子!私たち犯行組織リベーレがあなたを倒し理想の世界を実現させるわ!!」
アマンテの母逆はまだまだ続く!
「この度もお疲れ様でした。さすが勇者様御一行、見事なご活躍でしたね。」
後日、白瀬さんがやってきて総まとめしてくれました。
「未だ詳しい情報は下りてきていないのですが。こちらはアマンテさんが使用していた闇色アイテムです。破損していないものを確保するのはこれが初めてですので徹底的に調べさせてもらいます」
ワイズとメディの母も使っていた例のブツ。流通元に近づけそう?
「アマンテは母逆の四天王の一人。四天王ということは」
「あと3人敵さんがいるということです!」
「ということでまだまだ皆さんには頑張っていただきたいと思います」
組織を潰すべく新たなクエストが用意されます。酷使される真人達(笑)
チャンカーの街をあとにする日がやって来ました。街にはダンジョン制覇とポッチ達を救った功績をたたえて、真々子たちの銅像が建てられました。恥ずかしい、ぼやくと真人。
「そうよね!そう!マー君はお母さんといっしょに先に進みたいって言ってたわよね!お母さんと一緒がいいのよねっ?」
「あぁ、うん、割とそんな感じもある、かな…」
「やっぱり!マー君の方からそんなこと言ってくれるみたいなんで夢みたいだわ!」
「それじゃあマー君!これからもお母さんといっしょに冒険しましょうね!お母さんと仲間たちで大大大冒険よ!」
「(何言ってんだよ俺も…。)今のはあくまで方便だろ。(でもまぁ。これが俺たちの冒険だよな)」
最後の最後で発光する真々子でした(笑)
最後の卵6個をアマンテと一緒に食べて和解するかと思ったのですが白瀬さんが平らげましたね(笑)
白瀬さんもいいキャラしてます。好きです。
1話に比べると大好母子の距離がグッと縮まりました!これをマザコンと言うかは人それぞれの感覚でしょうけれど( ̄▽ ̄;)
仲良くなったのはいいことだ!
真々子の破壊力がありすぎてヒロインの存在意義が霞みそうになる場面も多々ありました(笑)新感覚で面白かったです!
後は円盤修正で真々子の規制が解除されれば完璧だな!Σb( `・ω・´)←