内容をカンタンに説明すると…
- 霊幻新隆の所に依頼が来た。畑に現れた霊を退治しに向かう二人。モブが通う中学校では米里イチがモブを教祖にし人の上に立つ人間になってもらおうと画策していた。
- ちょうど生徒会長の辞任で選挙が開かれることとなったが撃沈。その後罰ゲームで近づいてきた女の子に告白されるモブ。でも二人共得るものはあったようだ。
- 今回は…霊幻の相談所に仕事が来ない。こちらから探しにいくしかないと都市伝説が広まっている深爪町へ行くことに。そこで出会った霊能力者森羅万象丸と共に引きつけ体質の依頼を解決していくこととなったのだが…。
【モブサイコ100Ⅱ 2話】都市伝説〜噂との遭遇〜【アニメ感想】
仕事探しに
「あ~…暇だな~モブ~」
霊幻師匠、このままでは食っていけないと言います。
「何かこっちから動き出さないとな…」
都市伝説のことを書いた胡散臭さハンパないサイトを見ながら。
電車に乗って遠出ですね。
「都市伝説が流行ってる地域はそういう雰囲気にのまれやすい人種が多い。つまり除霊依頼が山ほど埋もれてるって寸法だ」
「不幸探しに生き生きしてますね」
「飛び込み営業の極意は笑顔だ!」
路上に簡易机、椅子とノボリ。
「おい貴様等!誰に許可取って営業してるんだ!ここが世紀の霊能力者・森羅万象丸の管轄と知っての事か?」
まるまると太った方がいらっしゃいました。
「あんたも霊能詐…商売やってるなら上客を紹介してくれないか?最近カツカツでな」
霊能詐欺って言いかけましたよね?
「あの…もしかして霊能力者さんですか?」
依頼者の女性が現れました。
「私昔から引き付け体質でよく霊や不思議なものを近くに呼んでしまうんです。それで特に最近悪い気が立ち込めてるんです。ですから室内に盛り塩をしてなんとか生活しています」
「成程。教本でも盛り塩の効果は証明されてます」
「確かに。今も山盛りポテトフライの塩分で症状を緩和してます」
森羅万象丸の言葉に無理やり乗っていく感じの霊幻、いつもどおりです。
「私気付いたんです。嫌な感じが大きくなったのはこの街で急激に広まってる都市伝説のせいだって…お願いです!これらの都市伝説を消し去って下さい!」
口裂け女をおひきさんと呼んでいる?
「この霊幻新隆にお任せください!必ずや消し去ってみせましょう!」
仕事開始!
「驚いたぞ。まさか引き受けるとはな。しかも成果報酬2万円だと?うちは基本料20万円からだぞ。この案件なら正式に見積もれば50万円…」
本当の霊能者の仕事だとこれくらいなんですかね?
「まーお前にも手伝ってもらうけどな。一緒に話聞いてたんだから逃げんなよ。分け前やるからよ。二手に分かれて聞き込み調査だ。」
「ふん。仕方ない。慈善事業と思って手伝ってやる」
森羅万象丸いい人じゃないっすか。
「モブ。エクボはいるか?」
霊幻と話したくなくて見えないモードになってたエクボ。
「あのデブをそのステルスモードで尾行しといてくれ」
「なんで俺様が…逃げたら逃げたでほっとけよ」
「あれは多分真面目なマニュアルバカだ。だからこそもしあいつに危険が及んだら指示した俺のせいになっちまう」
霊幻の先見の明、すごいですね。
「依頼人の言ってた通りこの街なんかおかしいですよ。本当に何かがいるかもしれません」
「なんでネットカフェなんですか?」
「子供相手に聞き込み調査してたら不審者扱いされかねん」
森羅万象さんはもろに子供に聞いてて不審者扱いされてました(笑)
そして出会った赤いレインコートさん。
「赤いレインコートってのはお前だな!児童狙いの露出魔か!犯罪者め!」
きたねぇケツだ…。そしてなんか格ゲーはじまりました。
「お前なぜ俺を追いかけてくるんだ?関係ないだろ」
「常人逮捕って知ってるか?現行犯だったら一般人でも逮捕できるんだよ。司法の裁きを受けろこの変態が!」
森羅万象丸さん、真面目か!
「始まりは確かに変わった性癖からだった。だが途中から俺の噂が街で広まっていくのが快感になっていったのさ。大物になれた気分だった!このレインコートを着てるだけで力が湧いてくるような気がするんだ~!」
承認欲求ってやつですか?
都市伝説とバトル開始!
「ねぇ。喉乾かない?」
おひきさんですか?なんとも不気味な女性がびしょぬれでやってきました。
一瞬でやられる赤レインコート。
「霊縛!よし!動きを止めた!」
森羅万象丸さん、やっぱ本物の霊能者だったんですね。
でも相手が強すぎて溺れてしまいます。
「霊幻の保険が効いたな」
エクボが憑依しました。
「なんて圧力だ…霊気がびしびし伝わってきやがる。この男の潜在能力を限界まで引き出してみるか!」
身体能力が格段にあがる森羅万象丸さん。
「行くぞ。おひきさんが出たらしい」
「さすがに都市伝説界のトレンド…SNSで共有されまくってるからか搭載してるエンジンが他とは違うな」
噂と恐怖が怪異の原動力なんですね。
人の体でやりたい放題のエクボ。
「アキレス腱が切れやがった!このデブ運動不足だ。俺様がこいつを死なせたら茂夫の信頼を失う…そいつはいけねぇ!
あいつはビッグになる予定の男だ。こんな所で失態を晒すわけには…」
「ありがとうエクボ」
モブ、間に合いました!
「おー!あれがおひきさんか。本物か?写メで証拠にしないとな。あれ?画面に映らねぇ」
見えてるのに映らない恐怖
「あれは噂から生まれた怪物だ。本物とか偽物とかじゃ分類できねぇ。
多くの人間の想像力、恐怖や好奇心を媒介にしてこの世に出現した。あの容姿も強さもすべて人間が設定したんだ!」
「イメージが実体化してるってのか」
「そうだ…おひきさんを知ってる我々では除霊できない」
幼い頃に持っていた恐怖は潜在的に今もあるということ。
「恐怖の象徴に対し恐怖を抱いている者の力は糧でしかない。俺の霊力も効かなかった。奴は恐怖する者の力を利用して大きくなっていく。攻撃は逆効果だ」
モブの攻撃は有効なようだ!
「効いてる効いてる!そうか…茂夫、都市伝説とか流行とかそういうみんな盛り上がる噂話から隔離されてんだよ。要するにみんなの話題についていけてない。だからおひきさんの何が怖いのかも知らねぇってよ!」
ぼっち最強ということですか?
「版権フリーの二次創作みたいなレベルで認識してるな…お前もうちょっと驚いたり怖がったフリしろよ。だから話題に入れてもらえないんだよ」
「前は人に合わせなくてもいいって言ってたのに…」
「大人になると社交辞令が重要になってくんだよ」
おひきさんの件は解決。森羅万象丸さんも起きました。
「気を失ってる間に怪我してたとはな…でもありがとよ。貴重な体験ができたぜ。
俺はこれから露出魔の件で警察に行く。ここでお別れだ」
ほんとに最後までただのいい人でした
「そんじゃ俺らは最後にダッシュババァを調べていくか」
トンネルの向こうから走ってくるばあさん、早い!!
「モブ!除霊だ!」
「あれ…?どうしよう…除霊できない…おひきさんとは比べ物にならない…強い…」
こいつ…まじもんだ!!現実でした。
「普通にランニングしてる婆さんだったな…」
「僕だって…いつも走ってるのに…おばあさんに負けた…」
ひどく落ち込むモブ…。
《ダッシュババァはモブにとって初のトラウマ都市伝説となったという》
ダッシュババァ…おそろしい…
後日…。
「ついに完成だ!見ろよモブ。これで依頼も増えるだろ!」
霊幻さんの作ったサイト、何年前のHPだよって感じのTOPページです。キリ番ゲットしたい。
家賃と食費くらいは稼げてる仕事量ですよね…いやもっと稼げてるのかも…。
ほんとに処世術にたけてますもんね。
都市伝説は人の噂からだとわかってはいましたが恐怖心で見えてしまう幽霊すら本当に
生み出してしまうとは…。本当に怖いのは…人間。
森羅万象丸さんが終始いい人でしたよ?うさんくさかったのに。
胡散臭かったのは赤いレインコートでしたね。
相談所のサイトのキリ番踏みたい人生でした。