作品情報・あらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 井中だちま先生によるライトノベル『通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?』が待望のアニメ化決定!
- 思春期真っ只中の少年・大好真人は若すぎる見た目の母・真々子に苦手意識を持っている。母を大事に思う反面、ついキツくあたってしまうのが日常的になっていた。
- ある日、開発中のオンラインゲーム「MMMMMORPG(仮)」のテスターに選ばれた彼は夢にまで見たネトゲの世界で冒険を始めることになる。歓喜する真人だが、それには”母同伴”というありえない条件が付いていて…!?
【通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか? 1話 アニメ感想】少年の壮大なる冒険が始まると思ってたら…え、どういうことだよこれ…。
お母さんが可愛すぎる
母親との仲は普通。
母親との会話の頻度は普通。
母親に言われて嬉しかったことは特になし。
お母さんとの関係についてアンケートを埋めていく主人公です。
思春期の息子としてはよくある回答かと思います。
「マー君、学校生活はどう?何かあったら言ってね。お母さん力になるから!」「マーくん、サラダのドレッシング、置いておくわね」
お母さんは息子が大好きです。

「マー君?お母さんの話聞いてる?ねぇマー君ってば??」
お、お母さん!??この女性が…!?Σ(´∀`;)
「あら?何書いているの?マー君」
「勝手に見るなって!邪魔!」
あぁ、またそんなひどい事をサラッと…( ̄▽ ̄;)

邪魔、と言われてふくれっ面になるお母さんです。
可愛いすぎない!!?(*´`)
(”最近母親に言われて嫌だったことは何か?”俺をあだ名で呼ぶことが苦痛すぎる)
息子の名は大好真人と言いました。
最後、母親と一緒に冒険の旅に出たら仲良くなれますか?という質問に「なれるんじゃねーの?しらんけど」と適当に答えます。
後日、内閣府の調査の関係で白瀬真澄という女性が大好宅を訪ねてきます。
「幼い頃からこの名でさんざんからかわれた結果として、こうなったらもう自分から押していこうと心に決めた白瀬ですとお知らせします」
「斜め上の生き様ですね」
白瀬さん、クセのある人です(笑)
お母さんが退席すると、白瀬さんはオンラインゲームの世界について話し始めました。
その世界に入れるなら、入ってみたいですか?と。
雅人は頷きます。
「これってまさか!?」
「そう!これはまさかの展開です!」
「ゲーム世界への転送!?」
白瀬さんが部屋にあったPCに謎のアドレスを入力すると、真人はPCの中に引きずり込まれました。
どういう仕組みなんだ!!( ̄▽ ̄;)
「マー君!?待って!マー君!」
元居た世界から、母の声がします。
(母さん。ごめん、俺行くよ。俺、気恥ずかしくていつも母さんに悪態ばかりついてた。でももし俺がこれからすごい冒険をして強くなれたらもっと素直に母さんと向き合えるようになるのかな。いつか必ず帰ってくる。その時にはただいまって抱きしめるくらいのことはしてやりたいかな……)
旅の始まり!お母さんも来るの!?
そして真人はネトゲで見た世界に到着しました。
「マジで!?本当に!来たぁぁ!来ちゃったよゲームの世界!こんにちは非現実!これだよ、こういうの待ってたんだよ!よっしゃよっしゃ~~!!」
大興奮の真人。
その時、母の声がします。
「もぅ~。マー君ったら」
「えっ……?」
「お母さんも行くから待ってって言ったのに全然待ってくれないんだもの!お母さんすっごく悲しかったわ」
「え!?」

「これからお母さんといっしょにたくさん冒険しましょうね。マー君!」
お母さんもキタ――(゚∀゚)――!!(笑)
ひとまず転送宮殿の王のもとへ向かいます。
大好真人、大好真々子の本名でアカウント登録された親子。真人の職業は「普通の勇者」で最初から固定されていました。
王様「普通は普通じゃよ。世界を救うなどという大それた事ではない。普通に仲がよく、普通に幸せ。その姿を体現することこそ普通の勇者である真人殿と普通の勇者の母親である真々子殿、ふたりが目指すべきものじゃ」
うんうん、と頷く真々子。母同伴の旅に納得できない真人。
「簡潔に言うとこれはつまりオンラインゲームのクローズドβです。うまく説明できない特殊な技術でユーザー本体をゲームに転送しました。それではテストプレイしてください、ということじゃ」
うまく説明できない特殊な技術って何(笑)
真人が選ばれたのは、匿名のアンケートにうっかり本名を記入したため特定が容易かったという残念な理由でした。
「選ばれた者」ではなかった。
ゲームの名は試験運用段階ということもあり「MMMMMMORPG(仮)」。ジャンルはファンタジー系MMORPGです。
アカウントの意味も分かなかった真々子は、王様から分厚いガイドブックを賜ります。
「なにゆえ母親が共にいるのか。それはこのゲームの目的に深く関わっておる部分であり説明してしまえば運営の意図を強制することになりかねん。そうではなく、冒険の中で自ら気づき、自ずとそうなることが最も望ましい。よって勇者真人よ、全力でお茶を濁すべく超豪華な初回ボーナスをやろう!!」
真人と真々子はとある間に連れてこられました。
神々しい3本の剣は、最高ランクのクエストの報酬用に用意されたものです。
「最近の人は贅沢なのね。昔の勇者はみんな木の棒を握り締めて旅に出たのに」
「ファミコン世代は黙ってろ!」
肩身の狭いファミコン世代です。 (›´ω`‹ )
(なんだろう、俺に会うのは絶対にこれだ!間違いない!)
真人が手にしたのは天空の聖剣フィルマメント 。
遠い昔、この世界の空が暗闇い覆われた際にただのひと振りで全ての闇を切り裂いたとされる伝説の剣。という設定の剣(笑)
「それじゃあお母さんも剣をお借りしようかしら」
「母さん!?」
「よいしょっ」
お母さんは、残る2本の聖剣をいとも容易く抜きました(笑)
「一本だけ残したら聖剣さんが寂しくなっちゃうものね」

「それにしても切れ味がとっても良さそう!これでお料理してみてもいいかしら?どう?マー君!」
お母さん何でもアリですね!!
お母さんが強すぎて親子喧嘩に…
「バトルスタート!」
「見ていてねマー君。お母さん頑張るから!」
真々子が振るったそれは、大地の聖剣テラディマドレという剣でした。天地開闢の折に大地から生まれた命そのもの。この世界にあるすべての生命の源となった母なる大地の聖剣。
真々子のひとふり「えいっ」で、十数体のモンスターが葬られます!
「お母さんは負けないわ。だってマー君に良いところ見せたいもの!」
そう言って振るったもう一本の剣は大海の聖剣アルトゥーラ。世界を襲った大洪水を沈めた奇跡のひとふり。大地と海が世界を分かち統括することになった契約の印でもある、母なる大会の聖剣。
真々子は再び「えいっ」と十数体のモンスターを葬ります(笑)
「マー君!今こそマー君の力を見せる時よ。頑張って!」
「あぁ、はい。―――はぁぁぁっ!!」
真人は上空に向かって剣を振るい、そして倒しました。小鳥のようなモンスターを、1体だけ(笑)
「やったわねマー君!すごいわすごいわっ!」
「……」
「どうしたのマー君!もしかしてどこか怪我をしたの?!お母さんに見せて??」
「違う、そうじゃない。これ何か間違ってるだろ…?なんで、なんで!なんで母さんは通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃なんだよ!!」
タイトル回収です!何度聞いても長い(笑)
「おれ、しょぼいわぁ…」
「そんなことないわ!マー君の攻撃すごかったわよ!マー君とっても格好よかった!」
いやショボかったですよ(辛辣)
「行っていいから。俺のことは放っておいてくれていいから」
「そ、そんな…。ガイドブックには、あなたの攻撃が通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃と知ったらお子さんは大喜びです、一緒に冒険しようと抱きついてくるでしょう。って書いてあったのに……!」
「まぁ基本的には喜ぶところだと思うけどさ…」
「じゃあどうして?まさか…まさかとは思うけど、もしかしてお母さんがお母さんだから?」
真人は、母が白瀬(運営)から聞かされたであろうゲームの目的について不信感を覚えていました。何より、母同伴の旅に不満を抱いています。
「青少年男子のためのファンタジーに親の存在は不要なんだよ!邪魔なんだよ!」
「むぅ。マー君の言い方は意地悪だわ!お母さんプンプン!」
「そういうのいらないから」
お母さん可愛いよ(*´`)
ぶりっこじゃなく素でプンプンとか言っちゃうあたりが天然可愛いよ。
「つまり。何か知っているけど俺には話さないんだな?なぁ母さん、本当いい加減にしないと…」
「な、何かしら?」
「親子の縁を切るぞ!」
「!!」
「あっ……、今のは―――」
つい言ってしまった、思ってもない言葉。

「ごめんなさいね…。お母さんね、何をどう説明したらいいのか、よく分からないの…。白瀬さんたちにも、色々事情があるみたいで、どこまで話していいか、分からないの……っ。でもね。お母さんはマー君を騙すとか、マー君を傷つけるようなことをしようとしてるわけじゃないの…。それだけは信じて」

「マー君と一緒に冒険して、たくさんお話して、一緒にいろんなことを頑張って、仲良し親子になりたいなって…ただ、それだけで……!」
お母さん……(´;ω;`)
「もう分かった!分かった、バッチリ理解したからっ!」
「だからねマー君…」
「は、はい」
「親子の縁を切るなんてそんな悲しいこと言わないで…!お母さんね、生まれてから今まで聞いてきた言葉で一番辛い。悲しい」
お母さん…(((´;ω;)(;ω;`)))
(なにやってんだよ俺…!)
真人は反省します。心から反省します。
「母さんごめん、今のはつい言っちゃっただけで!本当はそんなつもり全然ないから…!だから、そのっ」
真々子の手が真人の頭を優しく撫でます。
「お母さんね。お母さんの事を気遣ってくれる優しいまーくんが大好きよ」
お母さん!!!(´TωT`)
「お母さんはマー君と一緒に冒険したいわ。お母さんを、マー君の仲間にしてくれる?」
「まぁ、その。仲間になってもらって良いっていうか。そ、そうだな。一緒に来ればいいよ…」
「はい。じゃあそうします。これからよろしくねマー君」
「うん、まぁ、こちらこそどうぞよろしく。母さん」
仲直り出来てよかったですね。
仲間を探そう!
母同伴、真人の旅が始まろうとしていました。
「ここが最初の国、カーサーン王国か!」
母さん王国だって??
「お母さんとマー君は、冒険する準備をしなくちゃいけないわ」
胸の谷間からガイドブックを取り出す真々子(笑)
「まずは」
「冒険者ギルドで仲間集めか!」

「ここは完全無糖で甘くねーぞって感じだな。フッ。上等だぜ!」
「普段はああ、とかいいしか言わなかったマー君がこんな格好つけたことを言うなんて!息子の新たな一面を発見しちゃったわっ」
やめてあげてお母さん!!(´Д`;)
「それじゃマー君、私の剣を貸してもらえる?」
「いいけど。一体何を……」
「えいっ」
大海の聖剣アルトゥーラを手にした真々子はそれをギルドに向かってブッ放すのでした(笑)
「舐められるといけないから最初はガツンといきましょう、ってガイドブックに書いてあったわ」
物理じゃねーよ!!
「旅のお方、ようこそ冒険者ギルドへ……っ」
半壊したギルドの中から血まみれの白瀬さんが出てきました。犠牲者が出てる(笑)
「改めまして冒険者ギルドへようこそ」
「どうもお世話になります。あの、大丈夫なんですか?ずっと流血してますけど…」
「あくまで演出ですので。そしてこの私はオブジェクトでありPCでもNPでもありません。よってPKペナルティは発生しません」
不幸中の幸いでした。
真人はさっそく最適なメンバーを選別します。
「母さん、まずこの3人を仲間にするぞ!一応確認してくれ」
「あらあら、可愛い女の子ばっかりね。どの子もマー君の好みなの?」
やめてあげてお母さん!!(´Д`;)
「これから一緒に生活して、一緒にたくさんのことを経験して、一緒に成長しましょうって、そういう気持ちで仲間を探すんでしょう?それはもう、お付き合いとか結婚する相手を選ぶのと同じようなものだと思うんだけど」
「そ、それはあながち間違っていない気もするが…」

「じゃそういうことで。次はお母さん面接ね!」
次回、お母さん面接!?

前代未聞、お母さん同伴のVRMMOが始まりました!絶対盛り上がらないでしょ!と思ったけど予想の10倍は面白かった(笑)
真々子さんかわいすぎるし強いしで最強ですね!
今後は同年代のヒロインも3人出てくるのかな?みんなお母さんの面接をクリアした子達ということか…( ̄▽ ̄;)
息子のOPに母のEDを見る限りこの親子、実はとても仲が良んだよな~。
真々子の真人への溢れんばかりの愛にほっこりしながら見てました。
もっとお母さんを大切にしよ(三 ´_ゝ`)
そして次回、息子の前で母が脱げる(笑)