前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- おじいさんの新居の改築工事が終わり、透は紫呉の家を出ることにな。家主達に悪態を突かれて肩身の狭い思いをするが、おじいさんが味方になってくれてようやく「草摩君たちがいる家へ帰りたいのだ」と本音を打ち明ける。
- 一部始終を見ていた由希と夾は、透の意志を確認して連れ戻すことに。透は再び紫呉宅に厄介になる。
- 今回は…由希や夾と一緒に住んでいるのだと口を滑らせてしまった透。親友の魚ちゃんとはなちゃんがその様子を見るため紫呉宅を電撃訪問して…!?
【フルーツバスケット 6話】お邪魔させてもらおうかしら【アニメ感想・名場面】
紅葉とはとり
文化祭当日。透のクラスのおにぎり亭は大盛況でした。というのも…
(草摩くんは先輩方のお願いを断りきれず、学園祭の間中女装することになったのです。そんな草摩君を見ようと男女問わず先生まで訪れて、結果おにぎりが売れたわけなのですが…)
先生まで(笑)
女顔であることが由希のコンプレックスなのだと、夾は言います。
女顔以前に美形で素敵なのにね(´・ω・`)
「ぼく草摩紅葉!日本とドイツの半分こ!で、こっちは草摩はとり!僕ら由希と夾のご親戚なんだよ!」
先の美少年(美少女?)とまさかの再会!
紅葉は十二支の兎で、はとりは医者でした。
はとりも十二支かもしれませんが、今回は正体は明かされず。
「月に一度は検診に来いとの約束を守らないからだ」
「草摩君!どこか具合が悪いのですか?!」
「由希は気管支が弱いんだ。子供の頃はすぐに発作を起こしてな。…君が本田透くんか?」
「え?はい!初めまして!」
「なるほど…本当に普通の子なんだな」
「?」
「はとり!」
由希が透を庇うように前に出ます。はとりを警戒している?
「なんで来た」
「文句ならここのチラシを持ってきた紅葉に言うんだな。それを見た慊人が自分も行くと言い出した。39度の熱があったのでドクターストップをかけたが、ただその代わりに俺が来る羽目になったんだ。安心しろ、本田透に手を出すために来たんじゃない。ただ、ひとつ言っておく…」
「…」
「その格好で凄んでも様にならんぞ」
「大きなお世話だ」
ピンクのフリフリドレスですからね(笑)
「最近、透のやつおかしいと思わねーか?やたら王子様とみかん頭と仲いいっつーか」
「えぇ。ちょっと気になるわね。電波的にも」
魚ちゃんとはなちゃんに怪しまれてます!
かわいい、にはいろんな気持ちが詰まってる
屋上に移動したはとりは、真面目な顔をして口を開きます。
「肝心なことを忘れるとこだった。由希、夾、そこに並べ」
「なに…?」
「さっさとしろ」
「なんだよ…」
由希と夾は思わず警戒しますが。
「俺の質問に簡潔に答えるんだ。1+1は?」
「「に」」
そしてシャッター音が響きました。写真撮られた(笑)
「慊人に写真を撮って来いと言われたものでな。じゃあな」
「はーとーりぃぃぃ!待てこらぁ!」
慊人の人物像もイマイチ掴めないんだよなぁ…( ̄▽ ̄;)
「最悪だ。こんな姿の写真を慊人が見たら後から何を言われるか…」
「でもみなさんとても喜んでました!」
「男が可愛いって言われても嬉しくない…」
「ごめんなさい。私も可愛いと思ってしまいました」
最近はかわいい系男子とかいますしね。
「本田さんにも見られたくなかったよ。こんなみっともない…」
だから目をそらしたんですね。
「でも、私はお母さんにかわいいって言ってもらえることが嬉しかったです。大好きだぞー、って行ってもらえてることだから。(愛情の形。お母さん、お母さん…。もう二度と、言っては貰えないけれど。)だからみんなも草摩くんが好きという意味で!…あれっ、これではなんのフォローにもなってませんね」
「ううん。不思議だね…本田さんが言うとなんだか楽になるよ。じゃあもう少し先輩たちのためにもサービスしようかな。でもその前に…これ、とってくれない?髪にボタンが引っかかった」
「はいはい!脱ぐのも着るのも大変そうなお洋服ですね~」
「本田さんが着たら、きっと似合うと思う」
「あはは、全然ダメですよ。でも憧れます。お姫様みたいで」
「可愛いよ」
「可愛いよ、本田さんの方が絶対。可愛い」
女性&男性視聴者「キャアァァァァ!!(悶絶)」
耳元で囁きボイスやめろ…やめ…_(´ཀ`」 ∠)_
ここは是非イヤホンでご視聴ください(p′Д`;)ドキドキ←
真顔でこれを言っちゃうのはさすが王子ですね!
「ありがとう。教室戻ろうか」
(ひゃあああああっ!な、なんというかもう驚きと感激と動揺でバクバクのドキドキです!)
他人に比べて鈍感な透でさえもこのリアクションでした。王子しゅごい…。
(そうなのです、可愛いとか綺麗とか言う前に、草摩くんはやっぱり格好いい人なのです)
可愛いだけなら「姫」になるはずです。容姿と立ち振る舞いをひっくるめて「王子」なんだろうな。
「そうだ本田さん。はとりに…もしまた会う時があっても二人きりになるのは避けたほうがいい」
「どうしてですか?」
「昔、俺の正体がバレたことがあるって話したよね。その時みんなの記憶を隠蔽したのがはとりなんだ」
な、なんだと…。しかしこの話題を振るということは二人きりになる時が来るということでは…。
魚ちゃんとはなちゃんがやってきて、由希は先に教室へ帰ります。
「どうされましたか?」
「お前、王子様のことでなんか隠してねーか?」
「もしかして草摩由希と付き合ってるとか…」
「そんな!一緒に住まわせて頂いていてるだけで全然そんなんじゃっ!!」
言っちゃったよ!(笑)
透「あっ……」
はなちゃん「説明してくれるかしら」
草摩紫呉の新たな一面!
透は経緯を全て話しました。
魚ちゃんとはなちゃんが抱いていた違和感の謎も解けます。
「お邪魔させてもらおうかしら」
「へっ!?」
「同居するにふさわしい環境かどうか、この目で確かめたいし」
「それいいぞ花島!早速行こうぜ!大丈夫、一旦帰って準備してくるし迷惑はかけないから」
ということで今晩来ることになりました。抜き打ち調査だ(笑)
「ねぇあんた、紫呉さん、だっけ?仕事は何やってるんだ?」
「僕?僕は物書き。小説家だよ」
「小説家さんですか!?」
「なんでお前が驚くんだよ」
「聞いてなかったのね」
家にいつもいるから無職かと思ってたよ!←
純文学を主体に、趣味で恋愛小説のようなものも書くそうです。
意外な一面…!Σ(´∀`;)
お医者さんに社長の息子に小説家か…。草摩家どうなってるの!( ̄▽ ̄;)
透「すごいです!小説家さんなんてすごい方がこんな近くにいらしたなんて!」
紫呉「でしょでしょっ!?」
由希「本田さん、あんまり褒めると調子に乗るよ」
夾「いつだってのってんじゃねーか」
そんな4人のやりとりを、興味深そうに見つめる魚ちゃんはなちゃん…。
「そうです!楽しいことを思いつきました!ちょっと待っててくださいね!」
透は居間から姿を消します。
紫呉は外に用がある、と言って外出していきました。
「透のやつ、随分この家に馴染んでるみたいだな。嬉しいけど、私らに気を使って黙ってたのもわかってるけど。でも、いざってときは絶対力になるって誓ってあったんだ。オーバーに聞こえるかもしれないけど私らにとっては透が初めてのダチだからさ…。救われたこととか結構あるんだよね。だから今回、なんの力にもなれなかったのが悔しいよ…」
隣にいてくれるだけで透も救われてると思いますよ。
ところで、魚ちゃんと花ちゃんは友達同士じゃないのかな?(´・ω・`)
魚ちゃんを見るに番長みたいな雰囲気だし、元ヤン仲間とか?
2人と透が今の関係になるまで何があったのか、気になりますね。
「透ばっか苦労しててあたしら頼りねーっつーか。友達甲斐がねーっつーか」
「あいつはそういうこと気にする女じゃねーだろ」
「本田さんはないものねだりするような人じゃないからね」
「…」
「お待たせしましたーっ!早速始めましょう!大貧民を!」
透が持ってきたのはトランプでした。
いつか由希も一緒にやろう、と言ってましたもんね。
「――具合はどうだい?透くんが来てから由希も夾もいい意味で明るくなってきたよ」
草摩の本家に紫呉の姿がありました。
「このまま良い方向に進むといいね。君の本音は…失敗することなんだろうけど。でも残念でした、透くんは君の何十倍も良い子なんですよ」
「どうせ僕は無い物ねだりさ…」
慊人は拗ねるように返事します。
透たちには見せたことのない顔をする紫呉。
初恋の少年と女の友情
「それにしても立派なベッドね」
「紫呉さんが買ってきて下さったんです!」
魚ちゃんとはなちゃんは透の部屋でお泊りすることになりました。
「透、お前まだこの帽子取ってあったのか」
「はい!思い出の品ですから」
「あら、なぁに?」
「はなちゃんにはまだ話してませんでしたね」
おじいさんの新居に移った時も大事そうに持っていた帽子です。
「小学生の頃、私はよく男の子に意地悪されてて。その日も追い掛け回されてとても怖くて逃げていたら迷子になってしまったのです。そして見つかるのが怖くて隠れているうちに泣き出してしまった時でした。目の前に、この帽子を被った子が立っていたのです。しばらくこちらをジーッと見ていましたが急に走り出して、私も条件反射で追いかけだしたのです。何度も見失いそうになって。その度に待っていてくれる不思議な男の子」
もう顔もおぼろげな男の子は、帽子をくれたのを最後に忽然と姿を消しました。
「気づいたらそこは家の前だったのです」
「素敵な思い出ね。その数年後、二人は再び出会い恋に落ちる。なんてことになったらもっと素敵ね」
「出会ってません。もし会えたらとりあえずお礼を言いたいです。あの男の子はもうそんなことはもう忘れていらっしゃるかもしれませんが」
廊下で偶然それを耳にした夾。直後に本を読む由希の姿も写ります。
帽子の男の子は、ふたりのどちらかでは…!?
「今にして思えば…(私の初恋はあの男の子だったのかもですね)」
「お前って小さい頃から色々大変だったんだな…」
「そんなこと全然ないのです!自分がどれほど果報者か最近思い知ったばかりなのです。草摩の方たちと一緒に暮らせて、お母さんに愛されて、魚ちゃんはなちゃんという素敵なお友達が二人もいて下さるのですから。いつもそばにいてくださって、それがどれほど支えとなってくださっているか、きちんと感謝しなければ本当にバチが当たります。大好きです」
なんだろう、透の言葉を聞いていると汚れた心が浄化されていく…( ´_ゝ`)
「…分かってるじゃんあいつら」
「?」
「そうね。透くんはそういう子よね。欲しがってばかりいずに、今ここにあるものを大切に思える気持ち」
「無敵の友情」
「だな」
「はい!」
この3人の関係は本当に素晴らしいですね…(´;ω;`)
そして翌朝。居間にみんなが集まりました。
「中々楽しい家のようね。もし透くんが住むには悪い環境だったりしたら色々してやろうと思っていたけど」
「い、いろいろって…」
「なに………!?」
これ以上は聞かないでおきましょう。
「二人共中々、結構な電波だったわよ」
「「は?」」
「あら無意識?それもまた結構ね」
十二支の電波とは別の事を言ってるみたい。透に対する感情の電波かな?
「ま、ひとつよろしく頼むぜ」
「透くんのこと」
「魚ちゃぁん…はなちゃぁん…あ”り”が”と”ー”ご”ざ”い”ま”す”ぅ”ぅ”っ”!」
(なんか…)
(嫁に入るみたいだな)
親友のお許しも出たし安心して嫁入りできますね!(違
ほっこりした気分になっていたところへ、電話がかかっていました。
『本田透か?草摩はとりだ。昨日学園祭で会った。次の休み、草摩の家へ訪ねてこい。君とは一度話がしたい。このことは他言無用だ』
急展開だ!
由希に注意しろ、と言われた人物です。しかしお母さんにはむやみに人を疑うな、と言われており…。
(ど、どうすれば!??)
『もし来なければどうなるか分かっているな』
記憶を消すぞ、と脅されたような気がするのは私だけでしょうか。
『もしかすると慊人にも会えるかもしれんぞ』
そこで電話は一方的に途切れました。
会っておきたい気もするけど透をどう扱うのか予想がつきません。大丈夫かな?
はとりの机に置かれた写真は誰なんでしょう?意味深な配置でした。
透が草摩家を訪れて、話が大きく動きそうな予感!
格好いいと可愛いを兼ね備えた由希姫は最強でしたね(笑)
帽子の男の子という重要キーワードも飛び出しました。あれが運命の人…なんだろうな。
魚ちゃんとはなちゃんは透と同じくらい素敵な子で。持つべきものは親友ですよ!