前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 黒賀の人間に紛れていた貞義が本性を現す!彼はディーンでありフェイスレス司令であり、始まりの男バイ・ジンだった!
- 勝を守ったエレオノールは気絶した隙を突かれ、貞義に連れ去られてしまう。自分を本当の孫のように愛してくれた祖父・生二との約束を果たすため、貞義の野望を止めるため、勝はエレオノール奪還を決意する!
- 今回は…フェイスレスによってゾナハ病が世界中にばら蒔かれた。世界を救い、エレオノールを取り戻すべく、飛行船を追う勝。鳴海とギイはゾナハ病治療機械のハリーを守るべく研究所へ!だが既に戦闘が始まっており…!?復活した最古の3人はエレオノールと出会う!
【からくりサーカス 21話 アニメ感想】銀色の女
エレオノールを取り戻す!
ギイ「すまなかった。君を貞義と勘違いするとは。取り返しのつかないところになるところだった…」
ようやく誤解が解けました。良かったです( ̄▽ ̄;)
「勝!」
「こんなところにいたのかよ!心配させやがって!」
「なんだこりゃ!?一体何があったんだ」
中町サーカスの人たちがやってきました。みなさんお揃いで!久しぶりですね!
「しろがねにはもう会ったかい!?」
「ごめんなさい、しろがねは僕をかばって…。でも大丈夫。必ず助けるから。」
中町サーカスの人たちは心配してくれますが、勝は彼らを巻き込むわけには行かないと思っているようで…。
「これはゾナハ病…!」
「でもどうして!?」
突如、黒賀の人間が苦しみ始めました。
フェイスレス《死にかけの人類諸君。気分はどうかね?僕はデウス。あまねく全ての人生に幕を引くデウスの…フェイスレスだ!僕は古代ギリシアの悲劇が好きでね。特にエウリピネスのもので、結末に女神が空から現れるのがいい。そこで僕から君たちに女神を贈ろう。見えるかね?君たちの悲劇の結末を告げるアルテミスだ。お分かりのとおり僕が病を与えた。治すすべは君たちにはないよ。だがね、安心した前。死んで行くのは地上の人間全て他だ。今や僕の銀色の女神は世界を埋め尽くし聖書で言うところの破滅のラッパを吹き鳴らしている。どうだ、気に入ったかね?あははは!》
世界中にゾナハ病が蔓延してるじゃないですか!
「勝さん…?」
「見ないで…今の僕を見ないで…」
「フェイスレス…!!!」
それは怒りか憎しみか…。
黒賀の屋敷を飛び出した勝は、飛行型のからくりに乗ってアルテミスの破壊を試みます。
「でもゾナハ病…だっけ?なんで俺たちはかからないんだろう?」
「それは多分、エレオノールと一緒にいたからさ。彼女には生まれながらにゾナハ病に対する免疫がある。君たちはその影響を受けたんだ。さて、勝を一人で生かせるわけには行かないな…」
「ギイさん。お願いがあります」
リーゼはなにかしようとしてる?
勝「ちくしょう!お前がゾナハ病をばらまいたんだ!!」
フェイスレス「言い忘れたがね。女神に実態はないよ~?世界中を飛び回るゾナハ病の病原体の集まりさ。埃のように小さいオートマータ・アポリオン。これが君らの体内で苦しみを発生させている。あははは!」
いくら攻撃しても破壊できないのは、そういう理由でした。
「このままフェイスレスを追うぞ勝!」
「ギイさん!って、リーゼさんまでなぜ?!」
「どうしても一緒に行くって聞かなくてね」
「お願いです勝さん。足でまといにはなりません。きっと役に立ちますから!」
リーゼも過去、オートマータと何かあったようですね。
クピディアーさんをワンパンだ!
クピディアー「さすが伝説の人形破壊者ギイ。でも君にはここで死んでもらうよ。フェイスレス様を追っていいのは、その坊やだけだからね」
新手の敵が登場です!
CV.神谷浩史さん!?豪華だ~!
ギイ「先に行け。やつの狙いは僕だ。エレオノールを、世界を頼む」
勝「気をつけて…!」
勝はリーゼを乗せて先を急ぎます。
「私はね。しろがねの中でも特に美しいお前に目をつけていたんだ」
「光栄だが、出来れば人間の女性から聞きたい言葉だな」
クピディアーの返事は矢の豪雨となって帰ってきました。
まだ傷が癒えていないギイは矢をかわしきれず、オリンピアもろとも墜落…。
「僕としたことが…」
「私の嫌いなものを教えてやるよ。人間の顔にできるシワというやつだ。あれは全く醜悪だと思わないかい?だが私を見ろ。シワなど全くない、美しい顔をしているだろう?ギイ、お前は僕の次に美しい。残念だよ、君をオートマータにしてコンビを組みたかったのに」
「ありがたい言葉だがありえない」
「――さようなら、ギイ」
ギイに止めを刺そうとするクピディアー。ですが、背後からの攻撃によって破壊されます。
その顔には、彼が大嫌いだと言っていた物がたくさん刻まれていました。
ギイ「鳴海。不思議だな。そろそろ君が現れるんじゃないかと思っていた」
鳴海キタ――(゚∀゚)――!!まさかここで再会するとは!
登場の仕方が毎度イケメンなんだよな~( ̄∀ ̄)
「話は後だ。状況は分かっているな。世界が危ない。行くぞ!」
「どこに…」
「俺がお前と初めて出会った場所。ゾナハ病研究所だ!」
ゾナハ病の治療マシーンができたそうです。やったじゃないですか!
鳴海「通称ハリー。開発したのはフウ!」
あの胡散臭いおじいさんか…。
フウ『君たちは真夜中のサーカスの戦いを生き延びた強者だ。そこで君たちに頼みがある。長年の研究の末、ゾナハ病原体の無視型オートマータアポリオンを退ける機械が完成した。しかし開発した所との一切の連絡が途絶えてしまった。一台きりの試作品もどうなったか分からなくなっている』
オートマータの襲撃を受けたんですね。
フウ『だから君たちが行って、完成した機械・ハリーを守ってもらいたい。場所はゾナハ病研究所だ――』
鳴海「フウはお前の力も必要だと判断した。研究所に何度も行ったことがあるからな。だが俺は反対した。お前はあの飛行機事故以来、生きているのに連絡もしない冷たいやつだからな!」
ギイ「ふっ。それでさっき殴ったと。心配してくれていたのか?」
鳴海「ケッ!誰が!!」
お互い素直じゃないですね( ̄▽ ̄;)
ギイのオリンピアにぶら下がる鳴海。この状態で海を渡り、ゾナハ病院へ向かいます。
ちょっとシュールな光景でした(笑)
最古の3人が復活!リーゼもオートマータの被害者だった?
「これでいい。この世に人間が一人も居なくなれば、エレオノールが誰かに心を移すことも、僕らの恋を邪魔されることもないだろう」
まだそんなこと言ってんのか貞義!(´Д`;)
今はフェイスレスの姿ですが…。(今後「フェイスレス」呼びで統一されるみたいです。
「あの…フェイスレス様」
「あぁ?」
「恐れながら質問してもよろしいでしょうか?」
「言ってみなよ、コロンビーヌ」
「何のために私たち最古の3体はここにいるのでしょう?」
レ・キャトル・ピオネール!?
鳴海たちに破壊されたはずではΣ(゚д゚lll)
4体から3体になってるしコロンビーヌはロリになってるし←
「フェイスレス様は私たちを回収し修理してくださいました」
ドットーレは存在意義を無くしてたから復活対象外なのかな。
「不満なのかい?」
「感謝こそすれそんな!でも造物主様のご意向が分からないのです。新しい人形がその後増えたにも関わらず今も尚お側に置いておかれる理由はなんなのですか?」
「滑稽だからさ」
「……は。滑稽、ですか?」
「あぁ、お前らは馬鹿馬鹿しくおかしい!フランシーヌ人形がとっくの昔に消えてるのも知らずに偽人形にうやうやしく仕えていたとかな。面白いんだよ、お前たちは滑稽さ!あははははは!」
「滑稽」と言われて呆然としているのかと思ったのですが、彼らはここで初めてフランシーヌ人形の真実を知ったのでしょう。呆然としていたのはその衝撃ゆえだったのかもしれません。
しかしフェイスレスには人の心ってもんがないのか…。
いくら相手が機械とはいえ、これじゃあ最古の3人が可哀想です(´・ω・`;)
「あの、リーゼさん。やっぱり理由、聞かせてもらえるかな?」
サーカス団員の中で同行を決めたのは彼女だけでした。
「以前、行ったと思います姉と二人で、猛獣使いをやっていたえ、ビーストという猛獣に姉を殺されたと。姉が殺されたあと、私は猛獣を使えなくなりました。でも黒賀村でビーストに関わる者に出会ったのです」
先週ラストで遭遇したオートマータの事ですよね。
ビーストはそのオートマータに操られて姉を殺した可能性が?
「私は姉のことや猛獣を扱えなくなってしまった事に決着をつけたいのです」
「決着か…。教えてくれてありがとう」
ミンシアの戦い!最古の3人はエレオノールに出会う…
トム「ナルミ!」
鳴海「久しぶりだな!良かった無事で!」
トム「みんなを助けて!研究所が人形たちに襲われて」
鳴海「ああ分かってる」
ミンシア「遅いわねミンハイ!ジョージと阿紫花は既に研究所に向かったわ。急ぎましょう!」
ギイ「ミンシアさん、しばらく少年を頼みましたよ!」
鳴海「糞どもめ!ゾナハ病は必ず俺が食い止めてやる!!」
ギイと鳴海は上空に現れたオートマータの大群と戦闘を開始します。着いて早々大変だ!
一方、研究所内で戦闘を繰り広げるジョージと阿紫花。いつも一緒ですねこの二人(笑)
「私たちに音楽は無理なのさ。何故かって?お前も私もただのメトロノームさ」
「教えなせぇよ。アンタ、一体何をやりたかったんで?」
「別に」
敵をあっという間に倒してしまいました。
ジョージも凄いけど、しれっと互角に戦ってる阿紫花すごくないですか!?しろがねじゃないのに!
トムを護衛しつつ施設内を探索するミンシア。
目的はもちろんゾナハ病治療マシーンの「ハリー」なのですが、見つかりません。
「トム、ここにいたらダメな気がする…!行くわよ」
「さぁて、それはどうかな」
「!あんたがやったのね!?」
「あぁそうだ。そいつらはみんなこのギャンブラージョーンズとのギャンブルに負けたのさ」
ギャンブル依存症かな?
なかなか個性的なオートマータがミンシアの前に立ちはだかります!
「逃げてトム!今のうちに!!」
「それはダメだなぁ~」
「うわあああああ!」
トムを人質に取られてしまいました。(´Д`;)
「卑怯な!」
「ギャンブルには掛金が必要だろう?この子を助けたければお前が賭けに勝つことだ」
「僕はいいから…先に行って…!逃げてお姉ちゃん!!」
当然、ミンシアにはトムを見捨てて自分だけ逃げる、なんて選択肢あるはずがなく。
「分かった。あなたとの勝負、受けるわ!」
それでこそミンシアです!!\( ‘ω’)/ウオオオオオアアアーーーーッ!!!
ところ変わって飛行船内。
最古の3人は”捕まえた女”に食事を運んでいました。
「滑稽、か。フェイスレス様の言うとおり、フランシーヌ様が偽物と入れ替わっておられたなど我らは疑うこともなかった…」
「またそれか。事実を受け入れるのがオートマータだぞ。悔やんでも仕方あるまい」
「しかし」
「言うな。今の我々の使命はフェイスレス様に全力でお仕えすることだ」
「でもさ。私たちに考える意思をくださったのはフェイスレス様じゃないわ。フランシーヌ様よ。そのフランシーヌ様がもうどこにもいらっしゃらないのなら私たちが今存在している理由なんてないわ!」
彼らにとっての主はフランシーヌ人形ただひとりでした。
フェイスレスへの忠誠心はそこまで無いみたい。
「エレオノール、食事を…」
「「!!!」」
「誰だ」
「フランシーヌ様!?」
もちろんエレオノールなのですが、今の彼らならフェイスレスより彼女に忠誠心を捧げたくなる…かもしれません。
扱いもぞんざいになってるみたいだしエレオノールにつき従ったほうがいいのでは。エレオノールも戦力確保でWin-Winな関係ですよ!そうなって欲しい!
新幹部(?)も個性的でしたね。
クピディアーがまさかワンパンで退場するとは(笑)
CV的にも使い捨てはもったいない気がしました。モブオートマータでももうちょっと出番あったぞ!
あとハーレクインとデイアマンティーナ。敵だけどああいうキャラは大好きです(笑)
勝はエレオノールを取り戻せるのか?鳴海たちはハリーを確保できるのか?問題が山済みだ!ヽ(´Д`;)ノ