【ソードアート・オンライン3期 19話 アニメ感想】ユージオが寝取られただと…!アドミニストレータの色仕掛け最強説!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • カセドラル90階にてユージオと整合騎士ベルクーリ・シンセシス・ワンが激突!ベルクーリの時穿剣に圧倒されるユージオだが、青薔薇の剣の武装完全支配術を開放し戦闘不能に追い込む。決着がつくかと思われたその時、戦いに水を差したのは元老長チュデルキンだった。
  • チュデルキンによってベルクーリは”再処理”されてしまう。抵抗する余力のないユージオにも魔の手が迫り…!?一方、壁の外から上を目指すキリトはアリスに彼女の真実を打ち明ける。
  • 今回は…自分の過去の全てを聞いたアリスはキリトと共闘することに。一方、カセドラル最上階にてアドミニストレータの誘惑がユージオを襲う!

【ソードアート・オンライン3期 18話 アニメ感想】ベルクーリと時穿剣にユージオが挑む!元老長はオベイロン系統かな?

2019.02.10

【ソードアート・オンライン3期 19話 アニメ感想】右目の封印

新たな願い

キリトは知る限りの情報をアリスに話しました。
かつての彼女自身のこと。故郷のこと。両親のこと。妹セルカのこと…。

「…お前は言いましたね。このような反逆を企てたのは、最高司祭様の過ちを正し人の世を守るためだ、と」
「あぁ、その通りだ」
「しかし最高司祭様より我ら整合騎士に与えられた第一の使命は、ダークテリトリーからの侵略に対する防衛というのも事実なのです。仮にお前たちが全ての整合騎士を倒し、最高司祭様をも刃にかけたとしてそのときは人海をいったい誰が守るというのです?」
「なら逆に聞くけど。君は整合騎士が万全の態勢で迎え撃てば、ダークテリトリーの軍勢の総攻撃を間違いなく撃退できると信じているのか?」
「…………」

アリスの答えはNOでした。
少し前にベルクーリが同じ懸念を抱いていたのを思い出します。
ベルクーリはやっぱ有能なんだよな~。

チュデルキンは分かってて問題を放置したのでしょうね。それがアドミニストレータの意向だから…。

「まだすべてが手遅れになったわけじゃない。ダークテリトリーの軍勢が押し寄せてくる前に人界にも大規模な軍隊を整えれば…」
「できるはずがありませんそんなこと!お前も今言ったばかりではありませんか!この世界の貴族たちが如何に堕落しているか!」
「あぁ確かに。でもそうじゃない人達だっているし、下級貴族や一般民にもこの世界を守ろうと。いう意志を持った人たちがたくさんいるんだ」
「一般民…」
「そうだ。彼らにこの塔に蓄積されている膨大な武具を分け与え、君たちが磨いた本物の剣技と神聖術を学ばせれば一年で立派な軍隊を作り上げることも不可能じゃない」

有能な人材なのに、地位が低いから、と理由でその才能を埋もれさせるのは勿体ないですよね。

「でも今のままじゃ絶対に実現不可能なことなんだ。忠誠心を強制できない軍隊なんてアドミニストレータにとっては闇の軍勢と同じくらい恐ろしいもののはずだからな。つまるところ結論はひとつだ」

最高司祭アドミニストレータの絶対支配を打ち破り、残されたわずかな時間を最大限有効に使って来るべき日侵略に対抗できる防衛力を作り上げる。それがキリトの導き出した答え。

「闇の国のミニオンがここにいること…。その一字をとっても、最高司祭様は忠実なしもべである我らを深く欺いていることは否定できない……。会えますか?」
「え?もしお前に協力し、封印された私の記憶を取り戻したのなら私はもう一度セルカに、妹に会えるのですか?」
「会えるよ…。でもいいか、よく聞いて欲しい。セルカと再会するのは君であって君じゃない。記憶を取り戻したその瞬間、君はシンセサイズの秘技を受ける前のアリス・ツーベルクに戻る。同時に整合騎士アリス・シンセシスサーティは消滅するんだ」

あー…、そうなっちゃうんですね。
うまいこと共存できないのでしょうか?
本当のアリスはアリス・ツーベルクだけど、アリス・シンセシスサーティとして生きた6年間も本物だし…。

「セルカ…セルカ…。思い出せない。顔も声も。でもこの名を呼ぶのは初めてじゃない。私の口が。喉が。心が覚えている。何度も読んだ。毎日、毎晩。セルカ、セルカ……」

「本当なのね。私に家族が…父と母と、そして血を分けた妹が……。この夜空の下のどこかに……」

これは嬉し涙なのかな。でも切ないなぁ…(´・ω・`)

「整合騎士は最高司祭様によって作られたという話を聞いた時から、そういうこともあろかうと思っていました。私は、この体をアリス・ツーベルクという名の少女から奪い6年間も不当に占拠してきた。そういうことなのでしょう…。盗んだものは返さなくてはなりませんね。それがセルカの、両親の、お前の友人の、そしてお前自身の願いでもあるのでしょうから」
「アリス…」
「ただ、一つ。ひとつだけ頼みがあります。この体に本来のアリスの人格を復元する前に、私をルーリットの村に連れて行ってくれませんか?そして物陰からほんのひと目だけでいい…セルカの、妹の姿を。家族の姿を見せて欲しいのです!それだけ叶えられれば、私は満足です…」
「約束する。誓うよ」
「絶対、ですよ」

アリス・シンセシスサーティとしての最後の願い…。

アリスの叫び

「私の心は決まりました。人界と、そこに暮らす人びとを守るため、私アリス・シンセシスサーティはたった今より整合騎士の使命を捨て……っ!?」
「アリス?」
「ぐあぁぁ―――――!!!」
「アリス!?」

突如苦しみだしたアリス。一体何が!?

(!! バーコード!?いや、でもこの世界にそんなものがあるわけ…っ)
「右目が、焼けるようです…!それに文字が見える…」

ユージオと同じ現象が!?あの時は禁忌目録に逆らいました。

今のアリスは整合騎士の使命を捨てようとしていたけど…。
もしかして、アンダーワールドの住人全員にこれが施されているのでしょうか?

「何も考えるな!頭を空っぽにするんだ!君の着ている現象は多分、教会に逆らおうとすると発動する心理障壁みたいなものだ。そのまま考え続けると目玉が吹っ飛ぶぞ!!」
「酷い…酷い…こんな…!記憶だけでなく、意識、すらも、誰かに操られるなんて……!これを…この赤い神聖文字を、私の目に焼き付けたのは最高司祭、様…なのですか…?」
「いや、違うと思う。この世界を創り外側から観察している存在。創世記には登場しない神たちの一人がしたことだ」

現実世界の人間ですね…。

「神…?私たち整合騎士が、神の創りたもうた世界を守るため、無限の日々を戦い続けても髪は信じてくださらないのですか…?私から家族も、妹の思い出も奪い、その上このような封印すら施して復讐を強要するなんて……。私は人形ではない!!!確かに私は作られた存在かもしれない!でも私にも意思はあるのです!!私はこの世界を、世界に暮らす人びとを守りたい!それが私の果たすべき唯一の使命です!!」

整合騎士じゃなかったとしても、彼女の意思は変わりませんでした。

「キリト…私を、しっかり抑えていて」
「あぁ」

アリスとキリトが密着します。精神的な事もあるけど、痛みで暴れ、落ちないように、かな。

ていうか現実世界のアスナさん見てませんか?大丈夫??

「最高司祭アドミニストレータ、そして名を持たぬ神よ…」

「私は私の成すべき事を成す為に、貴方と戦います!!!」

アドミニストレータの誘惑!

(――僕はどうなった?ここで何をしているんだ?僕は、騎士長ベルクーリと戦ったんだ。そのあとでチュデルキンとかいう小男が現れて、そのあとは……。思い出せない)

ユージオが目覚めたのはカセドラルの最上階でした。
手放しにラッキー!とは言えない状況。だって何か目的があってここに連れてこられたはずですから…。

(カセドラルの最上階にいるという事は、あれは…)

天幕の中で眠っていたのはアドミニストレータでした。
ふ、ふつくしい…!!

ユージオは静かに歩み寄ります。アドミニストレータに手を伸ばそうとしたその時です。

『いけない!ユージオ逃げて!!』

どこからか、少女の声が…Σ(゚д゚lll)

しかし少女の忠告も虚しく、ユージオが逃げる前にアドミニストレータが目を覚まします。

「……可哀想な子」
「可哀想?」
「そうよ、とっても可哀想…。あなたはまるで萎れた鉢植えの花」

確かに可愛そうだけど(´・ω・`)

突然何なんだ…?

「あなたには分かっている。自分がどれほど乾き、飢えているか」
「何に?」
「愛に」
「愛…だって?まるで僕が愛を知らないみたいに」
「その通りよ。あなたは愛されるということを知らない可哀想な子」

アドミニストレータの愛講座が始まります。
ユージオを誘導・洗脳するための…。

 

「嘘だ!母さんは僕を、僕だけを愛してくれたんだ!」
「自分だけを愛して欲しかった。でもそうしてくれなかった。だからあなたは憎んだの。母の愛を奪う父を、兄たちを」
「嘘だ…!僕は父さんや兄さん達を憎んでなんかいない!」
「そうかしら?だってあなたは斬ったじゃない」
「!?誰を…」
「初めて自分ひとりを愛してくれるかもしれなかった、赤毛の女の子。あの子を力尽くで奪い、汚そうとした男を。あなたは斬ろうとした。憎いから。自分だけのものを奪われたから」
「違う…僕はそんな理由でライオスに剣を向けたわけじゃない……!」
「でもあなたの乾きは癒されない。誰もあなたを愛してくれない。みんなあなたを忘れてしまった。もう要らないって、捨ててしまったの」
「違う、違うよ…。僕は…捨てられてなんかいない…」

意識のすり替えですよね…。恐ろしいです。

「そうだ、違う…!僕にはアリスがいる!」
「本当にそうかしら?本当にあの子は、あなただけを愛しているのかしら?」
「え…?」

「あなたは忘れているの?思い出させてあげるわ。あなたが心の奥深いところに埋めてしまった本当の記憶を――」

ユージオしっかりして!!

『キリト、アリス。今朝から見かけないけど一体どこに…?』

それはユージオの幼い頃の記憶…。

森の中を探してようやくキリト達を発見しますが。

『なぁ、そろそろ戻ろうぜ?バレちゃうよ…』
『まだ大丈夫よ!もう少し。もうちょっとだけ!ねっ?』

イチャイチャしてるだと……。

少なくともアリスはそんな素振りでした。

これユージオにサプライズプレゼントするためにこっそり花束を作ってたオチじゃないですか?違う?

そもそも本当の記憶なのでしょうか?
アドミニストレータが植え付けた偽の記憶?
キリトと育った一番最初の記憶の可能性もあるし…。どっちなんだろう。

木陰から見ることしかできなかったユージオは絶望します。

『嘘だ…こんな…全部…嘘だ…」
「ほら、ね?もう分かったでしょう?あの子の愛すらあなた一人のものじゃないのよ。そもそも最初からあなたの分はあったのかしらね?でも私は違うわユージオ。私はあなたを愛してあげる。私一人の愛を全部あげるわ」
「ぼく…だけを……」
「さぁ、こっちに来て、ユージオ」

服脱ぎながら何言ってんですかアドミニストレータさん!

「さぁこっちに来てユージオ…。あなたは初めて、愛される喜びを存分に味わうことができるのよ。あなたが私を愛してくれたら、それと全く等価の愛を返してあげる。深く愛してくれればくれるほど、あなたがこれまで想像もしなかった究極の快楽に誘ってあげるわ」

つまりそういう意味なのか…(´・言・`)

愛に飢えた(と思い込まされた?)今のユージオには甘美な誘惑だったに違いありません。

(愛っていうのはそういうものなのかな…?お金と同じように価値で贖う。それだけのものなのかな…)

ユージオしっかりして!騙されないで!

ティーゼ『ユージオ先輩、違いますよ。先輩―――』
アリス『違うわユージオ!愛は決して何かの見返りに得られるものじゃないのよ!―――』
キリト『ユージオ!!―――』

この3人はユージオの心の支えだったんだろうな。
心理障壁(?)で彼を孤立させたのはアドミニストレータですよね。
せっかく正気を取り戻せそうだったのに!

支えを失ったユージオはアドミニストレータの手をとります。
目がもうダメだー…戻ってきてくれ!(´Д`;)

「まずあなたが愛をくれなきゃね?さぁ、私の言う通りに唱えなさい。私だけを信じ、全てを捧げると念じながらね。それじゃあ、まず、神聖術の起句を」
「システム…こーる……」
「そうよ、続けて?リムーブコアプロテクション」

なんかえっちですねぇ←

ユージオ(本当に、これで良かったのかな……)

良くないよ!絶対良くない!!

(だってもう、悲しいのは、辛いのは嫌なんだ…!)
「そうよ、さぁいらっしゃいユージオ!私の中へ!永遠なる停滞の中へ!」

ユージオはアドミニストレータに命令されたとおり神聖術を唱えました。
これもう、手遅れなんじゃ…(´;ω;`)

 

 

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キリトとアリスは共闘する方向でOK?
ヽ(*´∀`)ノワーイ!と思ってる間にユージオが大変なことになっちゃいました。
まさかの展開で呆然とするしかない…( ゚д゚)

アドミニストレータさんの精神攻撃なら喰らいたいと思った視聴者も多いのでは。

ユージオはずっと愛に飢えていたのかな。
心の闇…。それにアドミニストレータが火をつけてついに決壊した、と。
突然「愛、愛」って言われて困惑したけど、思えばユージオはアリスへの想いだけでここまで来たんですよね。
冷静になってみると異常な執着かも。それが愛に飢えていた反動だとしたら納得できます。

ラストのリムーブコアプロテクションってシンセサイズのことですよね。
ユージオ、整合騎士になっちゃうの?
アドミニストレータの手に堕ちた彼を救うことはできるのでしょうか…!?
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