前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- ゴブリンを殲滅した一行は地上へ帰還!ゴブリンスレイヤーは剣の乙女のもとを訪れる。
- 黒幕は魔人の手勢だったが、勇者によって既に葬られという。剣の乙女は全てを知っていた。未だゴブリンの悪夢にうなされる彼女に助けを請われたゴブリンスレイヤー。「ゴブリンが出たなら俺を呼べ。ゴブリンは俺が殺してやる」とだけ言い残し、水の都を去るのだった。
- 今回は…本拠地に戻ったゴブリンスレイヤーはいつもどおりの毎日を過ごしていた。彼を近くで見てきた牛飼娘は、ふとゴブリンスレイヤーの将来が心配になる。
【ゴブリンスレイヤー 10話 アニメ感想】まどろみの中で
ゴブリンスレイヤーの武装解除モード!

「おはよう!今日は日差しが強くなりそうだね。当たり前だよね、夏だもんね」
「そうだな」
早朝、牧場の見周りをするゴブリンスレイヤーに、牛飼娘が話しかけてきました。
彼女は平穏の象徴なんだな~。
相変わらず無防備な格好だけど( ̄▽ ̄;)
そういやゴブリンスレイヤーもいつもの鎧兜を着てませんね。
ゴブスレ「おはようございます」
おじ「ああ、いつもの見回りか?」
ゴブスレ「はい。問題はありませんでした」
おじ「そんなに心配することはないんじゃないか?魔人王は勇者に倒されたそうだし」
いつの間にか一大イベントが終わってました!(´Д`;)
勇者さん、お疲れ様でした。
ゴブリンスレイヤーは本当に関わりなかったな!
「魔物共もしばらく大人しく…」
「しません。少なくともゴブリンはしません」
「そ、そうか…」
「はい」
おじさんちょっと困惑してますけど(笑)
朝食を食べ終え、牛飼娘は街へ配達に向かいます。ゴブリンスレイヤーもついていくことに。
おじ「街へは依頼を受けに行くのか?」
ゴブスレ「それもありますが。防具と修理の引き取りを」
おじ「そうか」
だから鎧兜をしてなかったんですね。
「ほどほどにしてくれ。あの子が、可愛そうだ…」
「善処します」
水の都に行っている間も、牛飼娘はずっとゴブリンスレイヤーの帰りを待ってました。
彼女を実の子のように思っている叔父さんからしてみれば、気が気じゃないですよね。
そして善処すると言いつつ絶対にゴブリン退治をやめない、やめれないゴブリンスレイヤー。おじさんもそれは分かってるはずなんですが。言わずにはいられなかったのか…。
「ギルドに用事あるんだよね?」
「ああ」
「私も配達終わったらちょっと買いたいものがあるから、後で合流して一緒に帰るってことで!」
「分かった」

「おいあんた!体格はいいのに生っ白いやつだな。見かけないが、新顔か?」
「いや」
「するってーと、休暇かなにか出来たのか?」
「そんなところだ」
「だよな」
ギルドに入ると、槍使いが話しかけてきました。いつもと違ってフレンドリーです。
ゴブリンスレイヤーだと気づいてないな!?(笑)
「冒険者になって稼ぐってやつなら今は都の方に行くもんな。魔神王の残党がまだまだ残ってる。敗残の兵だ。軽捻れていい稼ぎになる」
「お前は行かないのか」
「おれ?冗談!そんな弱い者いじめみたいなこと出来っか。俺は俺のために戦うんだ。金だ平和だってのは興味ないね。それに…」
槍使いは受付嬢に目を向けます。
「ま、個人的な理由さ。結局綺麗なお題目なんぞいらねーんだよな」
「そういうものか」
「そういうものさ。あばよ!これから遺跡で冒険なんでな。武運でも祈ってくれ」
「そうしよう」
「ははっ!愛想のないやつだな。でもそう言う奴は嫌いじゃないぜ」
最後まで気づきませんでしたね(笑)
ゴブリンスレイヤーというフィルターが掛からなければ、槍使いとは良い関係が築けるのかも、と思ったり。
「依頼は 無いわ よ」
「そうか」
ゴブリン退治の依頼は無い、と魔女が教えてくれました。こちらはゴブリンスレイヤーだと気づきましたね。
ゴブリンスレイヤーさん大人気じゃないか

親方「時間があったから細かい部分も直しておいた。具合はどうだ?」
ゴブスレ「…問題ない」
鎧兜を引き取って、ゴブリンスレイヤー完全復活です!
見習い「ねぇ親方。あの人、銀投球の冒険者ですよね?」
親方「あぁ、らしいな」
見習い「なんであんな鎧なんです?音を出したくないならミスリルの鎖帷子とか…」
親方「分かんねぇのか?」
見習い「はい。だってそうでしょう?スクロールより魔剣の方がよっぽど…」
そう言われてみれば確かに。
親方「ゴブリン相手に伝説の魔剣を喜々として振り合わす奴はただのマンチキンよ!やつは自分が何をしてるのか重々分かってんのさ」
親方は、ゴブリンスレイヤーが強くなりたいからではなく、復讐のためにゴブリンを退治しているのに気づいているのかもしれません。
「ゴブリンスレイヤーさん!いらしてたんですね?」
「ああ」
ギルドで女神官と再開しました。ゴブリンスレイヤーは牛飼娘が来るのを待っていたようですが。
「声をかけてくれればいいのに」
「特に用はない」
「……」
「肩の具合はどうだ?」
「えっ。は、はい。もう大丈夫です。神殿で癒しの術を受けましたし」
「そうか」
ゴブリンスレイヤーは乙女心を弄ぶのがうまいです。それも無自覚で。(笑)
「ゴブリンスレイヤーさん。水の街の依頼、どうでしたか?」
受付嬢もやって来ました。
モテモテじゃないか!!
「解決した。特に問題はない」
「何言ってるんですか!危うく死んでしまうところで…」
「えぇっ!?だ、大丈夫なんですか!?」
「あぁ、平気だ」
「治療しっかり受けましたか?」
「あぁ、受けた」

治療…と聞いて同衾した事を思い出した女神官は赤面します。
純粋だな~、かわいい(*´∀`*)
「っ・・・・・・・・・」
「どうかしました?」
「い、いえ!何でもありませんっ!」
「?」
「それで要件は。依頼があるのか?」
「いえ、そうではないんですが。昨日水の街から来た冒険者さんからゴブリンスレイヤーさん宛の手紙を預かっていまして」
「わざわざすまない」
「いいえ。これも仕事ですから」
ゴブリンスレイヤーは封を切ることなく手紙をしまいます。送り主はおそらく剣の乙女だろう、と。
女神官(剣の乙女様がゴブリンスレイヤーさんに手紙を?どうして…)
先のお礼を兼ねてるのと、剣の乙女がゴブリンスレイヤーを慕ってるからだと思いますよ( ̄∀ ̄)
仲間も増えたなぁ
「お~、そこにおるんはかみきり丸じゃね~か!」
「来たんなら挨拶くらいしなさいよ、オルクボルグー!」
「防具も直ったようでなによりですな、子鬼殺しどの」
「ああ」
妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶も合流して賑やかになってきました。
「わしらはメシに行くところだが、かみきり丸も一緒にどうだ?」
いっつもご飯食べてますね(笑)
妖精弓手「よかったら一緒にどう?」
女神官「はい!」
受付嬢「あ~…私は…」
行きたいけど仕事が残っている受付嬢…。
しかしそれを見た同僚が気を利かせてくれました。アイコンタクトで「行ってきな」と。
受付嬢「是非とも!」
ゴブスレ「俺はいい」
受付嬢が行く意味!!(´Д`;)
まぁ、ゴブリンスレイヤーは牛飼娘を待ってるので仕方ないか…( ̄▽ ̄;)

「遠慮しなくていいってば~!」
「そういうわけでは…」
「ほら!行こう?オルクボルグ!」
距離感が相変わらず近い(笑)
妖精弓手はゴブリンスレイヤーとも一緒に行きたいんですよ!
「お待たせー…」
「あぁ」
「お仲間…沢山だね」
「あぁ」
牛飼娘もやって来ました。
ちょっと驚いてますね。今までのゴブリンスレイヤーはソロだったから…。
「う~ん。おもしろい」
ゴブリンスレイヤーを取り巻く恋愛模様に気づいたのは、受付嬢の同僚だけでした。
「もうっ!待ち合わせしてるならそう言いなさいよ~」
「かみきり丸を強引に誘ったのはお前さんじゃろうが」
「しょうがないじゃない。知らなかったんだもの」
「あの~、私ご馳走になっちゃってもいいのかな?」
「問題ない」
「遠慮は無用ですぞ。お嬢さん」
「そうそう、食事はみんなで食べた方が美味しいですからね~」
みんないい人!!

美味しそうな料理が並ぶ中、話題は魔神王を倒した勇者の話へ。
「なんでも勇者様は、史上10人目の白金等級冒険者に認定されたそうですよ」
「それはめでたいこれで枕を高くして眠れるというもの!今頃都は盛り上がっとるじゃろうのぅ~」
勇者の方が主人公してますね(笑)
「最近ですね、稽古を専門にやる訓練場を立てようって動きがあるんですよ」
「ほぅ」
「引退した冒険者さんを雇って。新人さんて何も知らない人が多いですから」
「そうね。ちょっとしたことでも知ってれば生きて帰れる確率が上がるし」
「自信にもなるわいな!」
むしろ今までそういうのが無かったのに驚きですね( ̄▽ ̄;)
白磁等級の冒険者がよく犠牲になってたのも納得です。
「それに、冒険者を引退しても死ぬまで生きていくわけですから。誰にとっても必要だと思うんです」
「そうか」
「だからゴブリンスレイヤーさんも体に気を付けないとダメですよ?」
「「うんうん」」
「そうでないと、依頼も斡旋してあげませんからね!」
「うむ…」
「次に倒れたら半年は冒険禁止です?」
「うんうん!禁止禁止!」
「それは困るな…」
「でしょう?だからちゃんと懲りてくださいねー」
ゴブリンスレイヤーが釘を刺されて、食事会はお開きになりました。
心配してくれてるんですね。
牛飼娘「お仲間さん、みんないい人たちだね」
ゴブスレ「そうか?」
牛飼娘「そうか?って、そうじゃないの?」
ゴブスレ「腕は立つ。パーティーを組めば効率よくゴブリン共を叩き潰せる」
牛飼娘「…いつか」
ゴブスレ「なんだ?」
牛飼娘「あ、ううん。何でもない」
ゴブスレ「そうか」
牛飼娘「うん」
ゴブスレ「そうか」
それはいつの日か必ずやってくる
《拝啓、ゴブリンスレイヤー様へ。炎の精霊がまい続ける残暑厳しき中、いかがお過ごしでしょうか。本来ならば、もっと早くにお礼のお手紙を差し上げるべきかと思いましたが、お手を煩わせてはいけないと自重しておりました。どうかお許しくださいましね》
《私の方は、不思議とあれ以来、夢にも子鬼どもは現れず、穏やかに過ごしております。これも全てあなた様とお仲間の皆さんのおかげです。心から御礼申し上げます》
《魔神王も勇者に倒され、世界は安寧に向かうとは思いますが、魔神王の残党も多く、まだまだ予断を許されない状態です。冒険者のみなさんは戦いを続けなければならないと思いますが、いずれにせよあなた様のご無事を心よりお祈りしております》
剣の乙女からゴブリンスレイヤーへの手紙でした。

月夜を見ていたゴブリンスレイヤー。そこへ牛飼娘がやってきます。
「どうした?」
「んー?ご飯だよーっていうのと、何考えてるのかなーっていうのと」
「先のことだ」
「先の…?」
「そうだ」
「そっか。…ごめんね」
「何が?」
「ううん、何でもない。なーんでも!ふふっ」
「おかしな奴だ」
謝ったのは、あの日の喧嘩に対して、ですかね?
「っ!」
牛飼い娘はゴブリンスレイヤーの腕を引っ張って…。
「油で汚れるぞ」
「いいもん。どうせ洗濯しちゃうし。体も洗うし」
「そうか」
「そうだよ」
膝枕キタ――(゚∀゚)――!!
「先のことはゆっくりさ、考えようよ」
「ゆっくりか」
「そ。焦んなくていいからね」
「あぁ、そうだな」
牛飼娘はゴブリンスレイヤーの将来を案じていました。
『それに、冒険者を引退しても死ぬまで生きていくわけですから――』
受付嬢の言葉が頭をよぎります。
牛飼娘(歳も取る。怪我もする。疲れれば倒れる。いずれ、限界が来る。それが冒険者であろうと勇者であろうと…。たとえ死ななくても、ゴブリンを殺せなくなる日が必ず訪れる。こんな日々は長くは続かない。その時どうすればいいのか、どうしたらいいのか。彼は分からないのだろう。ううん、それは誰にも――…)
現実は厳しい…。ちょっと悲しくなってきました(´・ω・`)

翌朝、牧場飲み周りをしていたゴブリンスレイヤーはゴブリンの足跡を見つけます。
凄まじい数ですね((((;゚Д゚))))

ゴブリンを狩ることはゴブリンスレヤーの生きる目的であり、生きる意味です。それが無くなったら…。順当に行けば訓練場の指導者になるのかな?
仲間とゴブリン狩りに勤しむ今が彼にとって一番幸せな時かもしれない、と思うと切なくなりますね。(´-ω-`)
今回は牛飼娘の母性(というか天使力?)が爆発してました。
主要女性キャラ全員から好かれてて羨ましい!(笑)
本人は特に「誰が」って訳じゃなさそうですが。誰かとくっついたりするのかな?
いつの間にか魔神王も滅ぼされて一安心、と思いきや大量のゴブリンが牧場に襲来する予感…!
足跡の数からして過去最多では!?
平地でのゴブリン狩りとなると細工がしにくいですよね。一人で応戦できるのか心配です。
ゴブリンスレイヤー、どうするの!?