内容をカンタンに説明すると…
- 利害関係で協力し合おうと提案するクローネと応じるノーマン達。ママの座を狙いながらも子どもたちの命の事など何も考えてない
- クローネとの心理戦となる。レイの先回りによりエマとノーマンのミスを回避できたのだが…。
- 今回は…イザベラがクローネを排除するために仕組んだ本部からの通達によりクローネはその人生を終えることに。イザベラはついにレイとの契約を打ち切りエマとノーマンとの直接対決へ。
【約束のネバーランド 8話】021145【アニメ感想】
シスタークローネの一生
「シスタークローネ、貴殿を第4プラントのママに任命する?私をママに?」
手紙を読んで驚愕しているクローネ。
「第4プラントの飼育官に急に空きが出たのよ。それで兼ねてから推薦していたあなたに声を」
「私を推薦?」
「グランマが門に迎えに来ている。今すぐ荷物をまとめて本部へ戻りなさい」
これは栄転ではないのですね。
「あの女…私を始末する気で…。…一か八かやるしかない」
取り出したのは万年筆?ペン?
「あの女の思い通りにさせてたまるか」
門に到着したクローネ。
「グランマ、ご報告したいことが」
「このメモの事実に加え、他のフルスコアも秘密を知って逃げようとしている。
でも…制御はできてるのでしょう。制御できてるのなら問題ありません。
かつての私のように。
…困るのですよシスタークローネ。イザベラの邪魔をすることは。特別なのです、あの子も。あの子のプラントも。
イザベラは私に必要なコマです。あなたでは代わりは務まらない。
私が困るのです。
ティファリに最上の一皿を、農園に最大の利益を」
全く意味のない告発でした。グランマは去っていきます。
「ああそう。完全にグルだったの。最初から私に勝ち目など」
シスタークローネの人形は小さい頃から持ってたものなんですね。
彼女の今までの訓練の時の様子が。その時に拾った万年筆。
何かの包みと共にレイの引き出しに入れてから出てきたようです。
(絶対に逃げろよクソガキども。鬼ごっこは得意でしょ。逃げて…逃げて…生き延びて、このクソみたいな世界をぶちこわせ!)
彼女は…次のプラントに行くこと無く鬼に殺されてしまいました…。
突然の解雇
「始めようぜ、薬剤のすり替え」
レイがママの元へ。
事前に打ち合わせた通りにエマとノーマンは下見。ドンとギルダは失敗したときの合図確認用に待機。
「排除した。…シスタークローネは排除した」
ママが笑っています。
「いらなくなった。だから排除した。あなたもよ。取引は今この時をもっておしまい」
「オレもクビ?なんで、ママにはオレが必要だろ?」
レイの動揺がすごい。
「常に仕える犬だった。だからそばに置いていたわ。たとえ嘘つきの裏切り者でもね」
「それでも問題ないはずだろ、オレが仕えれば!」
「ええ、確かにあなたに落ち度はない。これは不当解雇よ。私だって残念、想定外。あなたのことは最後まで手放したくなかったのよ。でも仕方ないの。事情が変わったのよ
ここからは私一人で制御する。ごめんねレイ、私がこれからすることを許して」
やっぱ強いなママ…。体術で飛ばされましたね。
レイは部屋に閉じ込められてしまいました。
「しばらくそこに居て頂戴。戻ったらちゃんと出してあげる」
発信機確認装置を見ているママ。
「じゃあねレイ。今までお勤めご苦労さま」
レイと一緒ではなくママだけ出てきたことにドンとギルダは驚愕します。
ママは発信機を見せつけるようにこちらを見て。
危機を感じたドンはレイを救出へ。
「ギルダ、来い。下見強行だ!ママを止めるぞ。チャンスは今しかなくなった。ママに阻まれる前に何が何でも下見させないと」
演技をやめて向き合う
気配を察知するエマとノーマン。すごい…。
ママがやってきました。
「10年一緒に暮らしてきてたけどお芝居抜きでお話するのはこれが初めてね」
エマ達2歳前からここに居るんですね。
「はじめましてエマ、ノーマン。ほらあなた達も楽にして。何も知らないいい子のふりなんてしなくていいの。
今ここではただの飼育官と食用児。でも誤解しないでね。私はあなた達を愛している。大好きなの本当に。我が子のように愛しているわ。
だからこそ諦めてほしくてここに来たのよ」
「諦める?」
「何を?」
「抗うことを。大好きだから苦しんでほしくない。私はあなた達を苦しませたくないの。
幸福じゃない?温かなお家で美味しいご飯と愛情いっぱい。飢えも寒さも真実も知らず満たされた気持ちで死んでいく。
一体それのどこが不幸だというの?」
にこやかなママ、恐怖でしかないんですが。
「ママの言う幸せはコニーみたいな最後を迎えること?」
「死なんて一瞬のこと。コニーはその瞬間まで笑顔いっぱいの満ち足りた人生を全うしたわ」
「ニセモノの笑顔なんていらない。たとえ苦しんだとしても私は自由に生きる!何が幸せかは自分で決める!」
「ね、お家の中で皆で一緒に暮らそう?決められた時間を最後まで、あなた達5人にも幸せで居てほしいの」
「5人…3人じゃないの?」
あ~…やっぱりバレてますよね…。
「わかったよママ…もういい子はやめる」
エマはママを押さえに。ノーマンはロープを回収。
ママは不敵に笑いました。エマの足を折ったのです。
折っておいてよしよししてるママ怖い…。
「だから諦めてと言ったのよ。でも久しぶりのハグは嬉しかった。ノーマンもよく気づいたわね。素晴らしいわ。
そう、私はあくまで制御する。あなた達はそれほどまでに特別なのよ。特別なお方しか食べられない特別なご飯。私が育てた最上の子どもたち。
だからこそ守らねばならないなんとしてでも。諦めてくれないから」
目が怖いし声は優しい…。
「これでしばらくは動けない。無事明日を迎えられるわ。
上から通達があった。おめでとうノーマン。あなたの出荷が決まったわ」
なんとレイではなくノーマン???

イザベラ無双すぎて…。何もかもお見通しだったんじゃないですかヤダーみたいな感じになってました。ほんとにほんとに頭のいい人なんだろうなと感じます。
子供に対しての愛は嘘では無いような気もするんですけどねぇ。
それにしてもエマの足の骨を折ってまさに足止めしただけでなくノーマンを出荷して計画を無しにするママ、仕上がりすぎてますね。
所詮子供と大人。しかも知能の高い子供と大人、な分完全に経験値で負けますね…。
それにしてもてっきりレイと思ってたのでノーマン出荷は衝撃的ですわ…。