【つくもがみ貸します 8話 アニメ感想】目が覚めるくらいの色男、淡路屋半助は元女性!?五位が思い出す数年前の悲しい話とは?

内容をカンタンに説明すると…

  • 勝三郎のいる佐久間家で働いていた料理人が独立をするという。日本橋の曰く付きの屋敷を買い取ったらしいその徳兵衛の過去から来る強い思い。
  • 徳兵衛と妻は大久間屋に家を追い出されたことで病弱の妻を亡くしてしまった。その恨みを持ちながら生きてきたのだった。大久間屋殺害を目論む徳兵衛を無事に止めた清次。
  • 今回は…淡路屋の海苔問屋を営む色男、半助は5年前に突如現れ商売を成功させた人物だという。幸之助に素性を調べてほしいと頼まれた清次は動き出す。

【つくもがみ貸します 7話 アニメ感想】夏の終わりに怪談話はいかが?佐久間家料理人・徳兵衛の悲しい過去!清次とお紅の大火時も明らかに?

2018.09.03

【つくもがみ貸します 8話】江戸紫【アニメ感想】

近江屋の若旦那の依頼

「出雲屋さん丁度良かった。出雲屋さんに話があって…以前お話した私を誘ってくださる旦那仲間の中に浅草は淡路屋という海苔問屋のご主人、半助さんという方がいるんです。5年前に商売を始めてあっという間に大成功した凄腕の商売人なのですが、そんな方が海苔問屋とは縁のない呉服屋の私にとても良くしてくださる。私も悪い気はしませんがその…半助さんの真意がわからないんです。何か裏があるのかも」

「それと私になんの関係が?」

「出雲屋さんに半助さんがどんな方なのか調べていただきたいのです。丁度半助さんがいい損料屋さんを探していましてね。私から出雲屋さんを紹介しておきました。これを機になんとかお願いします」

今回の謎解き発生です。

半助がやってきました。
見目麗しい姿にお紅やつくもがみ達も見とれてます。
五位が驚いた顔でガン見…?

「目が覚めるくらいの色男?」

お花ちゃんも興味津々です。清次は不服そう。

「その淡路屋のご主人からどんな頼まれごとをされたんです?」
「今度、皆さんを集めて川下りをするんですって。参加する人は好きな格好をしたり気の利いた小物を身に着けさせて派手に遊びたいっていうんだけど」
「随分酔狂な人だなぁ」

コスプレ川下りですね!?

(この時代、まつりなどで思い思いの姿に扮するのはそう珍しいことではございませんでした。皆様の時代で例えますとハロウィンの仮装パーティとでもいえば宜しいでしょうか)

「あの男…どこかで見た覚えがあるのだが…気のせいだろうか」

五位が首をひねっています。

後日清次が品物を持って淡路屋さんを訪れました。

いわくつきの煙管

「出雲屋さんは近江屋の幸之介さんとは仲がよいのだって?」
「近江屋の若旦那にはお世話になっております」

流れる映像はむしろ清次が助けてる風景(笑)

「どうだろう今度の川遊びに出雲屋さんもいらしてくれないかな」
「私共もですか?」

お花ちゃんとお紅さんのコスプレかわいいです。

千住名物おばけ櫓と半助が言うそれは4つの櫓が2つに。ある時を境に3つに。そして4つに。

「これが楽しくて川下りが大好きになりましてね」

幸之助も楽しそうです。

「どれ私も一服いただこうかな」
「これ出雲屋さんのキセルです。お使いになりますか?」
「ありがとう……!!?…」

花ちゃんが煙管を手渡す。半助さんキセルに見覚えが?明らかに周りが気づくほど表情が変わりました。笑ってごまかします。

出雲屋への気前のいい支払いをする半助。

「それではこうしましょう、私の道具をいくつかお餅しますから気に入ったもの好きなだけお借りください」

恐縮した清次はお礼がてらつくもがみを貸し出しました。数日後…

半助の昔の話が出てこないのです。

「こんなに噂話がないのは始めてだ」

出てくるのは褒め言葉ばかり。

「半助さんは5年前に突如現れたんです。そして成功を1代それもたった5年で手に入れた。でも誰もあの人の素性は知らない。まるで過去がなかったかのように。なぜこんなにも私を優遇してくれるのでしょうか」

幸之助と仲の良い人間への切符の良さの理由がわからず困惑していました。

(根拠なき行為は恐れにもなるということか)

帰ってきてから考え込む清次。

海苔にまつわる夫婦

五位が過去の話を始めました。

「一度だけ苦い思い出があってな。私はある芸者に買われた。その芸者は妻のある男と情熱的な恋をし、その男を我が者にするため私を送った。男を口説いた芸者は男とその妻を離縁させ、自分が男と結婚した。私は一つの恋をつないだが、一人の夫婦を別れさせてしまったわけだ。ただ情熱的な恋はそのうち冷めてしまうもの。
冷え切った食事で男はよくこぼしていた。「この海苔うまくねーな」…海苔の焼き方は難しい。
かつての妻がいかに丁寧に海苔を焼いていてくれたか男はやっと気づいたのだろう。海苔の話になるとそれを思い出してな」

「いつの話だ?」
「確か5年前…それよりもう少し前か」
「前の奥さんはどうなっちゃったの?」
「さぁ?あの件以来姿を見なくなった」

清次は何かに気づきました。再び淡路屋さんのところへ。

「確かめたいことがありまして。半助さんうちのこの煙管ご存知じゃないですか?」

五位から聞いた話を話す。

「清次さんまた川にでも行きませんか。千住下りです。今度は二人だけで」

 

「お察しのとおりです。煙管を送られたのは私の元の亭主。」
「それって…」
「私は女でした。まさかこんなところでめぐりあうとは。あの時親類縁者に顔向けできなくなった
私は姿を隠し、一時期だけ男としてやり過ごそうとしました。しかし働かなければ食べていけません。
そこで海苔の商売を始めたのです。死んだ両親が海苔の漁師だったことが幸いして、私の目利きは評判を得ました。
このまま男として行きていこうと決心した矢先、幸之助さんと出会ったのです。」

彼に恋をしてしまったのですね…。若旦那を喜ばせたくてした行動だったようです。

「心の中で一度だけ誰かに話したかったのかもしれません。…この先も淡路屋半助としていきる覚悟はできました」

彼女は女には戻らないと…そう決めたようです。

多分女性に戻っても美人さんでしょうね~~。

 

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近江屋の若旦那を懇意にする半助さん…え、これはもしやぼーいずら…ぶ…
あ、失礼しました。と最初は思ってしまったのですが。
半助さんが男装してらっしゃったのですね。多分知ってるのは清次だけでこれからも言うことはないのでしょうけれど…。
こんなにも男前な半助さんさぞ美人だったろうなと思います。
一時の熱はもったいないんですよ元旦那さん…と言いたくもなりますが。
商才もあるようだし第二の人生謳歌してくださいと願うばかりです。
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