内容をカンタンに説明すると…
- 100年前のある巨人によって作られたこの世界の壁。始祖の巨人の力と世界の記憶を継承するのはレース家の人間のみ。ヒストリアはユミルの言葉を思い出す…。
- 自分が自分でいるためにヒストリアは巨人化の注射器を投げ捨てエレンを助けに駆けつける。ロッドは割れた注射器から流れ出た液を舐め巨人化する。
- 今回は…ロッドの体は超大型巨人以上の巨大化となりオルブド区外壁を目指し始めた。硬質化を実現させたエレンの巨人化で助かったリヴァイ班はエルヴィンと合流する。
【進撃の巨人 Season3 45話】オルブド区外壁【アニメ感想】
もう一度自分にチャンスを
「アルミン!モブリット!お前達はハンジを外へ連れ出せ!」
「私は人類の敵だけど…エレンの味方」
ものすごい鍵の量からエレン用の物をみつけなければならないの大変ですね。
「いい子にもなれないし神様にもなりたくない。でも…自分なんかいらないなんて言って泣いてる人がいたら…そんなことないよって伝えに行きたい!それが誰だって!どこにいたって!私が必ず助けに行く!」
ヒストリア、ヒーローですね。そして爆風で飛ばされかけるヒストリアを助けるミカサ。ここにもヒーローが。
間に合いましたねリヴァイ班!
「俺はいい!兵長早く逃げてください!」
「うるせぇ!いいか半裸野郎!?巨人だけじゃねぇぞ!?鉄砲持った敵も飛んできてんだ!」
兵長(笑)確かにエレン今半裸ですが。
「なんか…超大型より大きいですよあれ…」
ロッドでかくなりすぎて洞窟が崩れますねこのままだと。全員生き埋めになってしまいます。
「俺は役立たずだったんだ…そもそもずっと最初から人類の希望なんかじゃなかった…」
心折れまくりのエレン。
「何だ?悲劇の英雄気分か?てめぇ一回だって自分の力一つで何とかできたことあったかよ?」
ジャン、いいですね。この発破のかけかた。他の仲間もいい感じに次々と気合入れていきます。
「じゃあ何もせずにこのままみんなで仲良く潰れるか焼け死ぬのを待つの?私達が人類の敵だから?」
ヒストリアの言葉。エレンの側に104期同期がそろってるのいいですね。
「毎度お前にばかりすまなく思うがエレン…好きな方を選べ」
兵長、優しいのか厳しいのかわからない言葉…あ、いえ、これ厳しい選択ですよね。
泣きながら駆け出すエレン。何かボトルのような物を噛み砕きました。
(ごめんなさい…最後に一度だけ…許してほしい!自分を信じることを!)
できなかったことができる
鎧のような硬質化を覚えたエレン巨人。
「この距離であの大きさとは…目測でも超大型巨人の2倍はある…!壁なんてあっという間に…」
ロッドさんがこれナウシカの巨神兵みたいな感じなんですが…。ヒストリアこんなのになってしまう予定だったんですか?ひどすぎます…。
硬質化した巨人エレンから無事中身エレンを取り出した兵団すごいです。
「硬質化って奴だろ。お前を巨人から切り離してもこの巨人は消えてねぇ。結構なことじゃねぇか」
「あの瓶は…そうだ!俺とっさにヨロイの瓶を飲み込んで巨人に…」
「お前は一瞬でこれだけのものを発想して造り出したんだ。ま構造自体はデタラメだが実際あの壁もこうして建ったんだろう。つまり…これでウォール・マリアの穴を塞ぐことが可能になった。敵も味方も大勢死んで散々遠回りした不細工な格好だったが俺達は無様にもこの到達点に辿り着いた…」
「エルヴィン団長!リヴァイ班が!エレンとヒストリアの奪還に成功したそうです!」
エルヴィンとリヴァイ班合流しました!
「ハンジのみ負傷だ」
「お前の意見を聞かねぇとなぁ…団長」
「オルブド区だ。奴の進路は恐らくそこに向かっている」
「ロッド・レイスが始祖の巨人と呼んだエレンの中にある巨人の力…それはレイス家の血を引く者が持たないと真価を発揮できない。しかしレイス家の人間が始祖の巨人の力を得ても初代王の思想に支配され人類は巨人から解放されない」
ハンジさんわかりやすい説明ありがとうございます。
「今のロッド・レイスがエレンを食べてまともに元に戻るのかってこと自体何一つ確証がないしね」
アルミン鋭い。
エレン自身への救い
「むしろあの破滅的な平和思想の持ち主から始祖の巨人の力を取り上げている今の状態こそ人類にとって千載一遇の好機なんです!あなたのお父さんは初代王から私達人類を救おうとした。姉さんから始祖の巨人の力を奪いレイス家の子供達を殺害したのも…それだけの選択を課せられたから」
ヒストリアの考え方だとエレンのお父さんはむしろ有能なのですね?
『ミカサやアルミン…みんなを救いたいならお前はこの力を…支配しなくてはならない!』
始祖の巨人の力の事を言っていたのでしょうか。エレンのお父さんは一体どこまでご存知だったのか…。
「そう!レイス家の血がなくてもきっと人類を救う手立てはある!だからエレンに地下室の鍵を託した」
「けど…いいのかいヒストリア。用のない巨人を壁の中で自由に散歩させてあげるわけにはいかない。あのサイズじゃあ拘束も無理だろう…」
「もう…お別れしないと!」
ヒストリアの意志は固いですね。
「ヒストリア。言い忘れていたがお前にやってもらうことがある。エルヴィンからの指示でな。この戦いが終わったらお前は正統な王位継承者として女王になれ。
クーデターは成功したが兵団がトップに立っても民衆は従わない。正当な王位継承者が偽物から王冠を取り戻したって物語が必要なんだ」
兵長このタイミングでヒストリアさんへ無茶ぶり!
「ヒストリアはようやくレイス家から離れて自分を取り戻したわけで…なのにまたお仕着せの役目を与えるのは…つまり…つまり…かわいそうかと…!」
コニーやジャンのヒストリアに思う言葉は優しい。
「わかりました」
「次の任務は女王ですね。了解しました」
ヒストリア即答!!!
「心配してくれてありがとう。でもお仕着せにするかどうかは結局自分次第なんだってそう思う」
「ただ…兵長一つだけ条件が。自分の運命に自分で決着をつけさせてください」
エルヴィンたちが会議中。
「ロッド・レイス巨人の現在の位置がわかりました。オルブド区の南西を進行中」
「住人にはこのままオルブド区に留まってもらいます」
逃がすことなく待機。エルヴィンのその言葉の真意は…。
3期に入ってからまともに台詞がない、出番がないと思いつつ出てきたらものすごくへこんでたエレン。
ヒストリアがたくましかったおかげで全て解決です!強い。お父さんとの決別もできるほどに。
エレンの父親はエルヴィンの父親のように壁の秘密をしってたのかもしれませんね。
そしてこのままでは何も変わらないことをわかっていた。で、何故お父さんは巨人化できるのですか?全ては地下室の中に答えが?
女王ヒストリア楽しみです!