前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 買い出しで迷子になった彩乃は、金髪の外国人少女と一緒にコンビニを目指すことに。
- その後、少女が練習会場に現れて彩乃と対戦することになった。コニー・クリステンセン――デンマーク代表の天才バドミントン選手だった少女は、劣勢に立たされる彩乃を「お姉ちゃん」と呼ぶ。
- 今回は…戦法を変え、攻勢に回る彩乃&理子ペアだがコニー&ヒナペアに惜しくも破れてしまう。姿を消した彩乃。一方、勝利したコニーは「多賀城ヒナに酷い事をしたかもしれない…」と自責の念に駆られていた。
【はねバド! 5話】一人じゃないよ【アニメ感想・名場面】
作戦変更!彩乃と理子の信頼プレイが冴える!!
1対2にも関わらず後手に回る彩乃たち。
インターバルに入った間際、コニーは彩乃に辛辣な言葉を浴びせました
「はぁー、こんなもんか。やっぱりあんたなんて有千夏の子供じゃない」
コニーがちらつかせた有千夏の存在と、個人プレイで圧倒するコニーの実力を目の当たりにしたせいでしょうか。彩乃は仲間とプレイする意味が分からなくなってしまいます。
「彩乃ちゃん。一人じゃないよ?私じゃあ頼りないかもしれないけど、辛い時、その気持ちを分け合えるのがパートナーでしょ?」
彩乃の異変に気づいて、すかさずフォローを入れる理子先輩。まるで聖母のようです!!(T▽T)
理子先輩の言葉を聞いた彩乃は、戦う気力を取り戻しましたよ!!
「泉、羽咲。次のゲームから2人で守るのやめようぜ」
立花コーチの提案で戦略変更!
コニーのスマッシュを攻略すべく、2人の立ち位置を固定しました。
理子はネット際に張り付いて上がったシャトルを全て叩く。
後ろのスペースは守備が得意な彩乃が守り、前に来るショットは理子に任せてスマッシュを拾うことに集中する。
彩乃の守備範囲はコート3分の2ほどでしょうか。
負担が大きくなるのを承知で、迷い無く引き受けましたね。
「このっ…いい加減に!!!」
徐々に調子が出てきた彩乃はコニーのスマッシュを拾い続けます!ラリーが途切れませんね!
そしてついに1点を取ることに成功しました!
「わ~!拾いきっちゃったよ…!」
「彩乃ちゃん!ナイスコース!」
照れながら理子とタッチする彩乃が可愛い(*´∀`*)
辺りが騒然となる中、立花コーチも感嘆の声を上げます。想像以上だ、と。
(来た!彩乃ちゃんが後ろを守りきってくれた!私も絶対、決める!!)
リコ先輩のスマッシュも得点に繋がり、だんだんとコニーのペースが崩れてきましたよ!
「この調子で頑張ろうね、彩乃ちゃん!」
「うん!」
ひとりで勝つ!仲間と勝つ!
しかしインターバル明け、戦況はまた変化してきます。
ギアが上がったようにコニーのスマッシュが速くなったのです!
(仲間なんて要らない…一人で勝ってみせる!!)
コニーは幼い頃から孤独な少女だったようです。仲間の輪に入れなかったのか、入らなかったのか…。
そんな彼女を救ってくれたのがバドミントンだったのでしょうか。
個人プレーに執着する理由も頷けます…。
点差は14対14の引き分け。
勝敗が分からなくなってきました!(;´Д`)
しかし、怒涛の追い上げの裏で、コニーの左足首付近に異変が生じてるような…?
(仲間になるんだ…勝たなきゃ…。勝たなきゃ。勝たなきゃ!)
「一人で勝ってみせる」というコニーと「仲間になるために勝つ」という彩乃の対比が印象的です。
彩乃が精神的に追い詰められてきましたね。
焦りからか、ミスも目立ち始めて来ました。
19対20。プレゼリシアがあと一点入れれば勝利という大局面です。
コニー(え―――?)
スマッシュを放つ瞬間、コニーが見たのは闇堕ちあやのんでした。
突然怖いわ!(笑)
この目、数年前の選手権の時と同じですよね!
当時は母親のために勝たなきゃ、という思いから。
今は仲間のために勝たなきゃ、という思いから。
追い詰められた極限状態で、真の実力を発揮するタイプでしょうか?
「マッチワンバイ!クリステンセン、多賀城!プレゼリシア女子!」
闇落ちあやのん降臨も虚しく、敗北してしまいました。
惜しかったですね~(´・ω・`)
仲間は落ち込む彩乃を励ましますが…。
「わたし、負けてない…」
「え?」
「カットが切れてなければ、勝ててたもん…」
「彩乃?」
「そもそも2対1で本気で戦える訳無いじゃん!なのに最後、いきなりもうひとり試合に入ってくるからさ!だから本当に負けたわけじゃ!!」
「言い訳、しないでよ」
空先輩の言葉は、彩乃の図星を突いていました。
前々から彩乃をよく思っていないというか、敵意を持っているような感じがするんですよね…( ̄▽ ̄;)
言ってることは正しいんですが、言葉がちょっときつかったかな…。
彩乃は堪らず、その場から飛び出してしまいました。
北小町とフレゼリシア、部員たちの関係に大きな変化が!
彩乃を捜す北小町バド部員たち。最初に彼女を見つけたのは、悠と空でした。
「あーやのん。体育館戻ろう?みんなあやのんの事捜してるよ?」
悠先輩優しい!そして可愛い!!(*´∀`*)
ムードメーカーの実力発揮ですね!
しかし、彩乃は返事するどころか俯くばかりで…。
「私、羽咲さんのこと嫌いだった」
空先輩!ここでカミングアウトしなくても良くないですか!?(´д`)
傷口に塩を塗りこむような事しないで!
と思いましたがこの言葉にはまだ続きがあり…。
「やる気無さそうにしてたのに才能あるからって期待されて。部活に来なくなったらみんなに心配されて。――でも、格好良かった。さっきの試合。だから言い訳なんてしないでよ」
それは体育館で放った「言い訳しないでよ」の本当の意味でした。彩乃に対する軽蔑ではなく、リスペクトの想いが込められていたんですね。
冷たい人だと思ってたけど、普通に良い人じゃないか(´;ω;`)
目を開けたらすごい美少女だし!いつも開眼状態にしとけばいいのに!(笑)
一方、フレゼリシアバド部にも小さな変化が。
コニーは勝利したにも関わらず、敗北したように気を落としていました。
「私、あの子に酷いことをしたかも…」
個人プレーを貫き、チームメイトとその気持ちを蔑ろにした事でしょうか?
「あの子?」
「多賀じょ…」
「よっしゃあ!!じゃちょっくら来てもらおうかー!!」
ヒナ先輩が押入れから登場!!すごい勢いで出てきましたね(笑)
落ち込み、猛省するコニーの様子をのぞき見ていたようです。
唯華主将は全てを知っててコニーを誘導した感があります(笑)
問答無用!コニーを風呂場に連行だ!!(笑)
「なんなのよこれ!?」
「ん~?お詫びになんでもしてくれるんでしょ?」
「そんなこと言ってない!!」
「まぁ細かいことはイイじゃん!マッサージもしてあげるよ~?ココとか~」
「ひゃあっ!?」
先輩の容赦ない洗礼が始まりました(笑)
翻弄されるコニーが新鮮!!
コニーを手玉に取る先輩たちも凄いけど(笑)
「コニーちゃんってとっつきにくい子だと思ってたけど」
「なんか…」
「かわいいな…」
裸の付き合いで縮まる女の友情!!
「グッジョブ、あやのん!」
北小町バド部はトランプゲームで大盛り上がり!
彩乃と空先輩もすっかり打ち解けて仲良しになってるじゃないですか!
空先輩に懐く彩乃が可愛いすぎか!これからもっと仲良くなれるといいですね(*´∀`*)
ママ争奪戦勃発!?
唯華「北小町、結構面白いチームですね。必ず上がってきてくださいね、インターハイ」
なぎさ「言われなくても、そのつもりだよ」
翌日、合宿を終えた北小町とフレゼリシアは互いの健闘をたたえ合っていました。
なぎさと唯華も主将同士、いい関係を築けそうです。
そういえば唯華主将の実力が未知なんですよね~( ̄∀ ̄)
お互い好敵手になりそうな予感です!
インターハイで戦えることを、視聴者も楽しみにしてますよ!
「あなたは…私のお母さんのこと知ってるの?」
部員達から少し離れて人気の無い場所に、彩乃とコニーの姿がありました。
物陰から様子を見ていたエレナと、途中で合流したなぎさはその様子を見守ります。(と言えば聞こえはいいけど単なる覗きですね!(´∀`)
「有千夏は私のママだよ。ママは一人ぼっちだった私を救ってくれた。」
「マ、ママってどういうこと!?」
「生き方を教えてくれた」
「ねぇってば!!」
肝心な部分をはぐらかすコニーは、1枚の写真を取り出しました。
見て察しろ、ということでしょうか?
それは優勝カップを持った彼女と有千夏のツーショット写真で…。雑誌のページにあったのと同じものですね。
「あなたが……」
「ショートヘアも悪くないでしょう?」
彩乃は、コニーが写真の少女だという事にようやく気づいたようです!!
髪型が変わってるからとはいえ鈍すぎない!?( ̄▽ ̄;)
コニーによると有千夏はもうすぐ日本に帰ってくるそうです。突然のことで、彩乃は動揺してます。
「私にとってママは何よりも大切な家族。…あなたもそうだよね?仲間が出来たってママに認められなきゃ、バドミントンをやる意味、無いでしょ?」
コニーがバドミントンをやる意味は、有千夏の存在。それが全てでした。
彩乃も過去、似たような時期がありましたね…。
「私はあなたに勝ってママに自分の価値を証明する。覚悟してよね」
宣戦布告だー(;・∀・)!!
コニーが去ったあとも、呆然とその場に立ち尽くす彩乃の後ろ姿が痛々しいです。大丈夫でしょうか…?(´・ω・`)
帰りのバスの中。
エレナが先ほどの話題を彩乃に振った、その時でした。
彩乃「お母さんなんて……」
「お母さんなんてもう要らない」
彩乃ちゃん―――ッッ!!?(;´Д`)
目が!完全に闇堕ちしてるよ!
あまりの形相にエレナもちょっとビビってるんですけど(笑)
今までさんざん母親に振り回されてきた彩乃ですが、コニーの一件で”何かが”プッツリと切れたようですね…。親を見限った、と言っていいかもしれません。
これはダイナミック親離れですわ…←
最後までコニーを見捨てなかった唯華主将とヒナ先輩の器の大きさ(包容力?)は凄いと思います。
唯華主将に至ってはコニーにチームプレイの大切さを教えるため、あえて個人プレーを許可していたのかもしれません。
彩乃ちゃんに冷たかった空先輩も実はいい人で!
軋轢を乗り越えて芽生えた絆はきっと素敵なものになりますよ!(´∀`)
しかし、闇堕ちあやのんが心配ですね…。
これから有千夏が帰国するというのに、羽咲親子は一体どうなってしまうのでしょうか…。