前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 不慮の事故で亡くなった岬先生を慕う稲荷の少女。それがミサキ怪談の正体だった。寧々は依り代を破壊し、過去の自分とどこか似ているミサキ怪談に思いをぶつける。
- 捕われた葵たちも救出し無事に現実世界へと帰ってきた寧々たち。学校七不思議が2番・ミサキ怪談はヤコと名乗る。一方。ミサキ怪談の呪いで全身人形になった光は放置されていた。
- その木の下で告白するとカップルが成立する告白の木。ある日寧々はそこに来てほしい、と花子くんに呼び出されて…!?寧々の憧れ・源先輩は怪異を絶対悪とする男だった。花子君の過去を知りたいと願う寧々の前に現れた緑髪の少女が「七不思議の5番目を訪ねると良い」と教えてくれるのだが…。
【地縛少年花子くん 5話 アニメ感想】告白の木
夢見る乙女!
イケメン「寧々!君は何て勇敢で素敵な女の子なんだ。日々のトイレ掃除、凶悪な怪異との対決。情人にできる事じゃない。ご褒美にキスをあげよう。目を閉じて…」
寧々「はい…!」
といういつもの妄想(笑)
欲望に素直な寧々ちゃん好きです。
「花子君と出会ってそろそろ1か月か…。なんかロクな目に遭ってないかも…。いつ元の体に戻れるのかな?悲観的になっちゃダメ!どうせ花子君には逆らえないんだし前向きに!そうよ、良いことだってあったじゃない!かわいいもっけちゃんたちとも知り合えたし、葵も助けられたし。それに――」
『元気になるおまじない』
花子君にキスもしてもらったし!?
「だからそれは良い事じゃない~~~!!花子君のせいよ!こっちはちゅ、チュー何てされるの初めてなのよ!?どうして急にチューなんか…。はっ、まさか私のこと好きなんじゃ…!?」
面白くなって参りました
「寧々ちゃん、百面相してどうしたの?」
「葵、聞いて!!」
花子くんにされたこと、言われたことを説明すると、葵も寧々と同じ予想をします。
「いきなりキスなんてそれしかないじゃない!」
「いやだな~~~こここ告白なんてされたら困っちゃうな~」
「試しに付き合ってみたら?寧々ちゃんて男の人慣れしてないからすぐ顔に騙されちゃうでしょ?」
図星!!
(さすがモテ女…アドバイスが的確!)
幼馴染からも猛烈なアタックを受けている葵です。
「とにかく心の準備はしておいたほうが良いよ。その調子ならきっとすぐ告白されちゃうんだから!」
「そ、そうかな?!」
学校にある恋愛の神様が育てたといわれる告白の木。その下で告白した者同士は、必ず結ばれると噂になっているらしい。
「最近クラス内にカップルが増えたと思わない?ほとんどがあそこで告白成功したカップルなんだよ。寧々ちゃんも近いうちに呼び出されちゃうかも!」
「まさか~!(まさかね)」
その日の放課後。
「ねぇ八尋、明日の放課後、実習園のでっかい木の下に来てくれない?」
花子くんから呼び出しキタ――(゚∀゚)――!?
「それって告白の…!」
「知ってたんだ。話が早くて助かるよ。そういう事でよろしく」
花子くんがタイプじゃないとはいえ舞い上がる寧々!タイプじゃないとはいえ!!
「「俺たち付き合う事にしました!」」
翌朝寧々が登校すると、先日、告白の木の下で練習をしていた葵の幼馴染と男友達のカップルが誕生していました。
まぁ別にそれは良いのですが(´・ω・`)
しかし二人とも、この前見た時はその様子が一ミリも無かったのです。なんだか違和感を覚えます。怪異の仕業?
(まさかあんなことになるとは。告白の木おそるべし!——ってそれどころじゃない!今は自分の事考えないと。私もこれから告白されるんだし!でも正直、花子くんて全然タイプじゃないのよね…)
しれっと光も「タイプじゃない」枠に捻じ込むのやめてあげて(笑)
「(まぁ、ちょっとは格好良い所もある…かな)」
花子くん普通に格好いいと思いますよ!
「(よし!告白されてあげようじゃない!)花子君!」
「来たね。じゃあさっそくだけど」
「そそ、そんないきなり!?」
「八尋。——好きだ。俺と付き合って!」
「きっ…」
「」
幸せの絶頂!!!
(人生初告白!初彼氏!タイプじゃないけど、タイプじゃないけど!でも嬉しい~~!!)
タイプじゃないって何回言うんですか(笑)
もっと知りたい
(告白されるってこんな感じなのね…!)
「八尋?何してんのさ。早く断ってよ!」
「え?でも」
「ごめんなさいって!早く!!」
「ご、ごめんなさい!?」
あっ、これは…(察し
「まぁいけませんわ!愛の告白をされたなら受け入れるのが筋というもの!」
木がシャベッタァァァァ!?
告白の木にオッサンの顔が…!
「愛こそ人を幸福に導くもの!拒むなんてとんでもない!わたくしがあなたの幸福のお手伝いをして差し上げます!」
「な、ナニコレ、気持ち悪い…」
「失敬な!!!」
寧々に攻撃を加える木の怪異。しかし寧々の周りに結界が発動!右の頬には七の文字が浮かび上がっていました。
「出たな古魅!助手が居て助かったよ。君はカップルの前にしか現れない怪異だ」
「え?!」
だから寧々に告白してカップルのふりをしたんですね( ̄▽ ̄;)
「七不思議、私は咎められることなど何もしていません!ただみんなを幸福にしようと…!」
「それが要らないおせっかいだっていうんだよ!」
花子くんは木の怪異こと古魅を切り捨てます。
「何たる無様!生徒たちのウワサでようやく蓄えた力でしたのに!」
「恋の応援にしちゃやりすぎなんだよ」
古魅は手のひらサイズになりました。
「最近校内で不自然にカップルが増えてたのはコイツのせいなんだ。それに協力してくれてたんじゃないの?」
「そうそう!最近おかしいと思ってたのよ!(なんだ、そういう事か~。一人で勘違いして盛り上がっちゃった。…まぁ、いいか。花子くんなんて最初からタイプじゃなかったし…)」
「新しい噂どうしよっか?ミサキ怪談も併せて決めなきゃね」
「…」
「八尋?八尋。あ!分かった、本当の告白じゃなくてがっかりしたんだろう!——えっ」
寧々ちゃん泣いてます。「ちょっと男子ぃ~」案件ですよ!
「あ…」
「花子君のばかぁ!!うわああああん!恥ずかしい!私バカみたい!この間、なんてほっぺにチューなんてしたのよ!」
「そ、それは八尋が疲れてたから!しばらく怪異に襲われないようにってまじないを…!」
なんて紛らわしいまじないなんだ!!(笑)
「私帰る…!」
「待って!!」
(帽子を取った花子君は初めて普通の男の子に見えた。それで気づいてしまった。友達だなんて言いながら、私は彼の事を知ろうとしなかった。犯した罪の事。死んでしまった理由。本当の名前。そして)
「泣き止むまでここに居なよ…」
(この日この時、私は初めて彼の事を知りたいと思った)
憧れの源先輩
「俺の個人情報機器出して何に使うのさ~~!いやらしい~」
「いやらしくないもん!相性占いだもんっ!」
「あの~、なんで俺をはさむんですか?」
旧校舎の屋上で仲睦まじい3人です。
「だって八尋がしつこいから」
「花子君が教えてくれないから!本名と血液型と家族構成と死亡日を教えてって言ってるだけなのに!けち」
死亡日が必要な相性占い怖い
「ていうか相性なら好きな人と占いなよ。源先輩とかさ」
「み、源先輩は好きっていうか憧れなのよ!タレントやアイドルと同じ、手は届かなくても見てるだけで幸せなの!生徒会長だし頭も良くて優しいし、源先輩、なんて素敵な殿方…!」
「それはどうも」
「っ!?」
「えーと…驚かせちゃったかな?」
「みみみみ源先輩!?」
噂をすれば!!
「兄ちゃん!」
「探したよ光」
容姿と同じ苗字、まさかとは思ってたけどやはり兄弟でした。弟にも優しそうな源先輩です。
「君が八尋さん?初めましてかな」
「あれ?前に筆箱拾ってもらったって」
「初めまして!!」
記憶に残ってないの地味に辛いぞ(笑)
「僕は源輝。いつも弟がお世話になってます。それで…君か」
寧々には優し気な輝ですが、花子君を見るその目はとても冷たい。
「光、おいで。話がある」
「うん」
「言ったはずだよね光?七不思議と遭遇次第、全て祓うようにって」
今までは生徒に害を与えなかったため黙認していました。が最近は行動が活発になっている彼らを見逃せなくなってきたらしい。
「特に七不思議は学内で最も強力な怪異たちだ。危険な目は詰んでおかないとね」
「でもさ…。俺、最近、あいつが悪い怪異だとは思えねぇんだ。確かにむかつくやつだし、女子トイレにいるのは許せねぇけど」
女子トイレにいるのは許せない
「俺の事もみんなの事も助けてくれたりさ。もしかしてあいつ…!」
「光。良い怪異なんて存在しないんだ」
「で、でも…」
「お前が祓い手として少しでも成長すればと任せていたけど、逆効果だったみたいだね。お前はもう七不思議から手を引きなさい。後は僕が片付けておく」
「待ってくれよ輝兄!!」
「…分かったよ。もう少しだけ待ってあげる。お前のすべきことをしなさい」
「はい…」
源先輩、弟には弱いらしい。
光はすべきことを実行できるのか…?
七不思議の5番目
「本でも読めば花子君について何か分かると思ったけど…。それに男の子の花子さんの話なんてどこにもない。どうして花子君だけ…」
図書室で本を読み漁る寧々ですが何も得られませんでした。
「ねぇあなた、七不思議に興味があるの?」
寧々の前に現れた緑髪の少女!!
寧々(この人、お人形さんみたい…!足も細い)
足も細い(重要)
「花子さん…。あぁ、猫みたいな子よね。にゃんにゃん」
「猫?」
「気まぐれでわがままで甘えん坊さん。貴方のところも、そう?」
貴方のところ、とは?引っかかる口ぶりです。
寧々「(この人、花子くんのこと知ってるの?気まぐれでわがままで甘えん坊?私、甘えらた事ない!ていうかこのシチュエーション!男女の前に現れた謎の女性、出会いがしらの県政、漫画で見たことある!この人いったい何者!?まさか花子くんの彼女!?)」
花子くん『細い足だにゃぁ~』
細い足だにゃぁ~(笑)
「あの子の事を知りたいなら七不思議の5番目のところへ行くといいわ」
「え?あ、待って…!」
追いかける途中、寧々はメガネの男とぶつかります。図書室を管理している人かな?(CV:津田さんなので重要キャラっぽいぞ
図書室から出た寧々ですが、既に緑髪の少女の姿はありませんでした。
「七不思議の5番目?知ってるよ!」
頼りになる葵!
「5番目の七不思議、16時の書庫。この学園の図書館には、16時にだけは入れる特別な書庫がある。書庫にあるのは人の名前が書かれた本。書かれているのは、その人が学園にいる間の記憶。これまで何をしたのか、これから何をするのか。過去も未来も、すべてが書かれているのです…」
それを見つけられれば花子くんの過去が分かる!?
「でも、もし16の書庫に行くなら気を付けなくちゃだめだよ。書庫には白、黒、赤の3種類の本があってね。白い本には生きている人の記録が、黒い本にはもう死んじゃった人の記録が書いてあるの」
「赤い本は?」
「赤い本だけは、絶対に読んじゃいけないんだって」
花子くんの本、めっちゃ赤そう
「このまま放っておいていいのね?」
緑髪の少女はおそらく寧々の事を言っているのでしょう。例の殿方が傍に居ますが、もう一人…
花子くん!?なぜ彼女たちと一緒に居るんですか…!?
ラストの花子くん、頬の封札が黒かったし白杖代も黒かったような?寧々がいつも接している花子君とは違うのでしょうか?
緑髪の少女達の正体や目的も分からないだけに警戒しちゃいますね!(;゚д゚)ゴクリ
弟や寧々には優しい源先輩ですが、花子君に向ける冷酷な目と怪異への容赦ない発言が気になりました。怪異は絶対悪とする彼と花子君が衝突するのも時間の問題?(;´Д`)
寧々の勘違いもありましたが、結果的に花子くんとの距離が縮まってよかった。帽子を脱いだ花子くん良いな!
その人の過去と未来が書かれているという本、とても読みたくなりますね。
寧々が花子くんの過去を知るのは良い事なのだろうか、それとも…。