内容をカンタンに説明すると…
- 謎の女・曲世の素性を調べるため、正崎と瀬黒は京都にいる叔父の元を尋ねる。そこで語られたのは、曲世が中学生の頃に学校で起きた不可思議な事件。
- そして、担当医として彼女のカウンセリングをした彼自身の信じがたい実体験だった。
- 今回は…域議選挙まで残り3日を切り、齋が出演する公開討論が目前に迫っていた。正崎達は必死に捜査にあたるが、齋を逮捕できる証拠をいまだ掴むことができない。そんな中、九字院の言葉から正崎はある作戦を考える。
【バビロン 6話】作戦【アニメ感想】
正崎最後の賭け
「筒井刑事のポケットにこれが…」
レシート、購入したものは…斧。
電話先の正崎検事の家族初めて顔出しですね。
「あすまも善ちゃんが忙しいのちゃーんとわかってるから。
いつでもいいよ、来年でも再来年でも」
「わかった」
「善ちゃん…自殺とか…嫌だね」
「ああ…まっぴらだ」
域議選挙二日前。
「昨日までの捜査において我々捜査班は残念ながら齋開化が自殺教唆を行った証拠を見つけることができなかった。
捜査の進展度を考慮しても今日一日で証拠を上げることは難しいと思われる。
本日…現時刻を持って齋開化特別捜査本部を解散する」
ざわつく本部内
「筒井さんは無駄死にですか!?」
「捜査本部が解散されたので私も本部係の検事ではなくなりました。これから少し話をします。あくまで
私の個人的な話です。明日公開討論の行われるNHCセンターで齋開化を拉致します」
「拉致は犯罪ですよ?」
寅尾さん若干きょとんとしてますやん
「はい、でも今ここで齋を止めなければ自殺者は増加する一方です。
ならば誠に不本意ではありますがまともでない方法をとるしかないと判断しました。
もちろん私は今拉致の計画を明らかにしましたからこの場で皆さんに捕まってもしょうがないと思っています」
九字院 「最悪ですよ正崎さん。ちょっとズルいんじゃないですかね。ここであんたを捕まえなきゃ全員共犯者みたいなもんじゃないですか」
そう、誰も逮捕するものなどいない。みな、確保したいんですね。
「瀬黒。瀬黒事務次官に渡りをつけてほしい。法務周りで抜け道を用意しておきたい。
守永部長づてで検察庁にも働きかけてくれ」
瀬黒陽麻、言いにくかったら名前で呼んでもいいという。
ツンデレきたこれ。
しかも正崎と一緒にこれからも歩むつもりですね。正崎は別部署に送ろうとしたのに。
選挙まであと一日、討論会開始
域議選挙まであと一日
公開討論当日。
「俺達の持つ最大のアドバンテージは警備協力でこの場にいる内部の人間23人が共犯であることだ。
このまま齋の思惑通りにすすめば人が次々と自殺する最悪の時代がやってくるだろう。
だが革新思想は先導者を失えば瓦解する。我々の手で自殺法を止める」
否定派:日本共有党・公正党・民生党・自明党
肯定派は齋開化のみ
社会経済的側面から道徳観点から否定派はせめて行きます。
別室で見ている正崎と瀬黒
「極論できたな。」
「憶測でも齋の指示を落とすだけなら十分です」
「3方向塞いで追い込んだ、最後は野丸本人だ」
「感情論…」
「そうだ。人間は必ず感情があるという絶対普遍の感情論だ」
齋の反論
「自殺法は人を自殺に向き合わせます。その時市民は自殺について初めて真剣に考えることになるでしょう。
それは道徳的に全く正しい行為なのです。そして法律…道徳同様、法はかわるものです」
日本において自殺は犯罪ではない
自殺は法を作って取り締まるべきものなのか否か
「市民は国家と宗教によって自殺の自由と個人の尊厳を奪われてきたのです。
我々は今重要な一歩を踏み出せる所に来ています。
それは自殺を黙認する時代を経てたどり着く自殺を公に認める時代です」
野丸「誤って死を選んでしまったならばもう取り返しがつかないのだから」
「私とあなたは同じものをみているはずだ。自殺法とは誤って自殺しないための法でもあるのです」
自殺に関して公にすることこそが新しいのであると
野丸の切り札
「人間が冷静に死を選ぶことなどできない。私はそう思っている。
机上で答えが出る話ではないよ。だから現実がどうなのかを実際に見てもらうしか無い」
そこで野丸が呼んだのは、動画サイトで父の自殺をどうにかしてほしいと訴えていたお面をかぶった男の子と母親をスタジオに呼んでいました。
母親はもろに顔出ししていますね。
「残念ながら彼の父親とは連絡が取れていません」
父親が命をたつことで家族にどういう影響を与えてしまうのか。
野丸は自分なら父親の自殺を感情で理屈抜きで止めると。
だから自分には自殺法は運用できないのだと。
市民の考えにも同調性を訴えかけます。
「僕は…選挙に出ます」
この年齢制限のない状態やっぱ使ってきましたね。
当選した場合、野丸が補佐すると。
「3人の親子が揃って生きていける未来を」
テレビに向かって野丸と少年が一礼
正崎「国と人を操る…これが政治家か」
齋「問題ありません、年齢制限がないのはご存知のとおりです。
けれどそんなことよりなにより理念が正しい。
それぞれが自分の意見を主張し、投票で決めるということです」
判断材料は全て公にしなければならないと。
自分で動画サイトに投稿した彼は立派な個人だと。
「私は…間違いを認めます。…太陽、お面を取りなさい」
少年がお面を取りました。名前を知っている…??
「彼は私の子です。自殺しようとしている父親とは私に他なりません」
な、なんだってーーーー!!ってか野丸さんせめて少年の素性くらい調査しといて!!(汗)
なんで失踪してる父親が目の前にいるのに少年も母親も表情に出さないの!!もしかしてもう操られてる?

犯罪をおかしてでも齋を捕まえにいきたい正崎さんの覚悟に思うところありまくる本部全員賛同したのはアツかったですね。法的な抜け道を作っておこうとするところもさすがですが…
正義って難しいですね…。
で、野丸陣営の詰めの甘さが…少年のお母さん呼んでくるぐらいなら名前聞くでしょ!
齋とか珍しい名字すぐにわかるでしょ(笑)
にしても気になる展開には変わりなし。楽しみです。