前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- グレイとカウレスを連れて魔眼収集列車に乗り込んだエルメロイ2世。参加者の中には化野、オルガマリー・アニムスフィア、聖堂教会のカラボー・フランプトン、イベットの姿もあった。オークション開催の3日後までは自由行動のため、エルメロイ2世は聖遺物とそれを奪った犯人の手がかりを探る。
- ライネスの計らいで獅子劫とルヴィアも犯人探しに乗り出す。2日目を迎えた列車内ではオルガマリーの付き人・トリシャが遺体となって発見される。
- 今回は…犯人が指定した時刻が迫る。客車外にて待機していたエルメロイⅡ世とグレイの前に現れたのは謎のサーヴァントだった。
【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 8話】魔眼蒐集列車2/6 神威の車輪と征服王の記憶【アニメ感想・名場面】
狙いは魔眼?
トリシャ死亡で取り乱すオルガマリー。ひとまず彼女を部屋から退出させ、検死を行います。
「この列車では魔術師同士の殺し合いなんて日常茶飯事だもの。運営側もいちいち関知したりしない。自己責任が原則」
なんて物騒なんだ(;´д`)
カラボー「死亡時刻が1時間以内なのは間違いない。死因は頸部切断によるショック死。争いのあとはないから犯人が彼女を殺すのは一瞬だったはずだ」
さらに頭部がこの場にない理由として「魔眼の摘出」が挙げられました。
エルメロイⅡ世はカラボーが魔眼持ちであることを見抜きます。その有益性を知っていたからこそ検死を買って出たことも。
「最近は魔眼に引きづられることも多くなってね。手放すためにこの列車に乗ったのさ」
「では犯人は見えましたか?」
「いいや。見えなかった。何らかのプロテクトをしていたのかもしれん」
未来視の魔眼を持つトリシャも同じ状況だったようです。
「つまり彼女の死とその犯人は過去からも未来からも見えなかったんですよ。まるで時間の透明人間です」
どちらにも属さない存在?( ´д`)
「過去を見るということは現在に言い切られないということだ。俺は一度だって今を生きたことはない」
カラボーも、エルメロイⅡ世も・・・。
カウレス「先生!オルガマリーさんが目を覚ましました!」
エルメロイⅡ世はオルガマリーのもとへ向かいます。
「これは私にとって心情のようなものだ。かつて私が未熟だったとき、その未熟さこそが波動の兆しだと言ってくれた相手がいた。彼方にこそ栄えあり。自分の手に収まらない埒外を目指しているからこそあがいているのだと。いずれいやがおうでも自分の進むべき道を見出してしまうのだと、やつは話していた。ならばその道を見出していない若者が無駄に命を散らすのは、私にとって許せることではない」
イスカンダルの言葉と存在に今も大きな影響を受けているエルメロイⅡ世です。
バカバカしい、と言うオルガマリー。しかしエルメロイⅡ世は構わずお節介を焼くのでした。
「変な奴。変な奴・・・。ねぇ、あのへんなロードはあなたにとってなになの?」
「拙にとって?・・・とてもいい師匠です」
「でもあなたは魔術師じゃないんでしょう」
「それでも拙は師匠についていけば大丈夫だって、そう思ってます」
化野の思惑は?
「今度は何を企んでいる?」
「あら、法政科に興味がおありですか?それとも私に?」
「とぼけないでもらおう。コドリントン家からこの列車の資料を回収した君がここにいる。理由がないとは思えないが?」
「グルドア・ダベナントを覚えていらっしゃいます?」
「あぁ、厄介な老人だった」
「グルドアのスポンサーとコドリントンのスポンサー、同じ方のようなのです」
この事件にも何らかの繋がりが!?
「答えを出すのはあなたの仕事でしょう?探偵さん」
化野はミステリアスな女性ですね・・・。何を考えてるか分からない所が怖いな。
「痕跡はありませんわね」
「降霊術も同じだ。犯人は相当上手く聖遺物を持ち出したようだな」
獅子劫とルヴィアも犯人探しに苦戦していました。
「結界を突破したわけではないのかもしれません。犯人は最初からこの結界の合鍵を持っていたような」
「やはり身内の犯行か」
「面白くなってきましたわね」
となると犯人も絞られてきますが、一体誰なのか・・・(全然分からん
謎のサーヴァント!
「そろそろ犯人が指定してきた刻限だな」
客車の外に出たエルメロイⅡ世とグレイです。
「こっちになにか近づいてきます!師匠!こちらへ!」
分厚い雲が広がると同時に赤い稲妻が発生。
「あぁ、本当に来たんだ。罠かも知れないのに来たのを愚行と蔑むべきか、蹴散らすだけの実力を伴った剛毅と称えるべきか!?」
聖遺物を奪った盗賊の郎党を自称する女性。
「ふぅん、気に入らない顔だな。ケチ、せせこましい、黒くて偏屈、寝起きが悪い、さも苦労人でございって顔をしてるくせに終わってみれば一番事態をかき回してる」
ボロクソすぎて許せない!けどグウの音も出ない!!←
「仮にもイスカンダルを従えていたなどというからどのような魔術師かと思えばこんなろくでなしと花」
「私は彼を従えていたわけではない。私が征服王の臣下なんだ!同じ夢を見てあの背中を追った。そして生きろと命じられた!」
「くだらない。お前を呼び寄せたのは単に私の興味を優先してもらったから。が、その甲斐は全くなかったな!!」
女性の正体はサーヴァント。ゴーストライダー、人類史に刻まれた英霊の具現化でした。
まさかの展開だ!ヽ(´Д`;)ノ
サーヴァントの魔眼の影響を受けてエルメロイⅡ世に鎌を突きつけるグレイ。エルメロイⅡ世は魔眼殺しのメガネをかけていたおかげで効きませんでしたが。
「ほう?その鎌で魔術回路を洗浄したか。よくやる」
グレイも正気を取り戻します。
「待て待て待てグレイ!あれだけはないぞ!!」
「あれはまさか、ゴルディアスホイール!?」
「師匠、あれは?」
「イスカンダルの宝具だ」
な、なんだってーΣ(´∀`;)
「我が名はヘファイスティオン!史上最も偉大なる征服王、第1の腹心なり!!」
なんかすごい人だったんですね。エルメロイⅡ世に対する厳しい態度も納得です。
「ダメだグレイ、こんな不安定な場所で使えばこっちもただじゃ済まない。私に任せろ」
エルメロイⅡ世はヘファイスティオンとゴルディアスホイールに一人立ち向かいます。直後、辺りは閃光に包まれるのでした。
エルメロイⅡ世が負傷!カウレスのお家事情も
「慌てましたよ!雷に魔力を感じてきて様子を見に来たらあの騒ぎですから」
カウレスがいなかったらヤバかったですね!エルメロイ教室の生徒は皆優秀です。
「よく来てくれたカウレス」
「髪を切ったんですか?」
「髪に蓄積した魔力で制御術式を増幅し雷鳴を大地に逃がした、髪は雷の化身である大地の象徴だからな」
無駄にロン毛してなかったんだな・・・←
「手心を加えられてたな。本当に殺す気ならこんな小細工じゃどうにも。いやそもそも、あれをどうやって召喚した?どうして、私が見たこともない王の腹心が―――」
それを最後にエルメロイⅡ世は気絶します。
背中に酷いやけどを負っていました。
「原子電池を使う!生体電流を調整して先生自身の治癒能力を高め、可能な限りオドも賦活させる」
「大丈夫ですよね!?」
「全力は尽くす」
部屋に戻って処置をしますがそこにはオルガマリーも居ました。
「呆れるわね!魔術師の弟子ならこの程度は覚悟しておきなさいよ!・・・だったらこれでも使ったら?ドルイドの霊薬よ」
「万能薬パナケア!?」
「念のためってトリシャに渡されたけどわたしは使い用なかったから」
(´・ω・`)
「ありがとうございます!」
「いいわね、これでアニムスフィアにはエルメロイからの借りなんてないから!じゃあおやすみ!」
オルガマリーありがとう!ツンデレ優しい!可愛いよ!!(心の叫び
「先代学部長はただでさえ謎の多い人物ですし」
「ケイネス・エルメロイか」
「違いますわよ」
「そうなのか?」
「彼は鉱石科のロードですわ」
初耳なのですが!現代魔術科じゃなかったのね。
「じゃあ先代は誰なんだ?」
「先代はそもそもロードではなく・・・失礼」
ライネスから電話がかかってきました。さらっと重要な話だったのでは?( ̄▽ ̄;)
「そういうわけで兄は重傷だ。依頼は継続と考えてくれ。アニムスフィアの動きもあるしな。・・・ん?すまん、一度切るぞ」
ライネスのもとにメルヴィン(吐血状態)が乗り込んできました。
もちろんエルメロイⅡ世と魔眼列車についてです。
「こんな面白そうなのに!」
先に心配してあげて(;´д`)
「私一人くらいウェイバーの泣きべそを記録してやらないとね。見たまえ!これがウェインズ家の金の力だよ」
汚いぞ(笑)
一方、治療を終えたエルメロイⅡ世の容態は、パナケアと原子電池のおかげで少しずつ安定してきました。
「カウレスさん、落ち着いてるんですね」
「あぁ・・・、姉さんが魔術師を辞めるって言った時に度胸がついたもな。うちの姉さんはいわゆる天才でさ。でも突然、魔術師をやめて魔術刻印まで放棄して家を出ちゃったんだ」
フィオレの幸福ルートかな・・・(´・ω・`)Apocrypha視聴
カウレスもいろいろ大変だったようです。
「大丈夫です。あなたは強くなります。お姉さんよりもきっと。だって師匠が見出したんですから!」
エルメロイⅡ世への信頼が凄い。
「神様、お願いします。こんなふうに悲しい死を、師匠に与えないでください」
赤雷とゴルディアスホイール格好良かった!
サーヴァントがいるってことはマスターも居る…ってことですよね?それが聖遺物を盗んだ身内の誰かなのか?そもそも聖遺物を盗んだ犯人とトリシャを殺害した犯人は同じなのか?
これまでの事件も少し関連してるようだし、謎は深まるばかりですね。
カウレスのお家事情にも言及されて嬉しかったです。
現代魔術科の先代ロードの正体は持ち越しか~。重要なキーワードになりそう?
オルガマリーのツンデレっぷりがとても可愛らしかったのでどうにか無傷でこの事件を乗り切って欲しい!
エルメロイⅡ世の回復も待たれます。