【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 7話 アニメ感想】魔眼列車で殺人事件発生!エルメロイⅡ世の奔走!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 伝統あるロンドン最大の百貨店を訪れていたグレイとライネスは偶然鉢合わせた百貨店オーナーにしてクラスメイトのルヴィアと共に女子会をする。その最中、建物にかけられた「富を外に逃がさないための術式」が発動し3人は一種の異空間に閉じ込められる。プロレスラールヴィアの活躍もあって、脱出に成功するのだが…。
  • エルメロイ2世にとって最も大切な物、英霊の聖遺物が何者かによって盗まれた。主を失った箱にはレールツェッペリンの名を騙る手紙が残されている。「グレイ。私とレールツェッペリンへ、行ってもらえるか」。
  • 今回は…魔眼列車に乗り込んだエルメロイ2世らを待っていたのは、化野や天体家のオルガマリー・アニムスフィア、聖堂教会のカラボー・フランプトンなど錚々たる顔ぶれだった。3日後のオークションまで聖遺物に関する手がかりを捜すが、その矢先に第1の殺人が起きてしまう。

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 6話 アニメ感想】グレイ、ライネス、ルヴィアの女子会!イスカンダルの聖遺物が盗まれた!

2019.08.11

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 7話】魔眼蒐集列車1/6 汽笛と第一の殺人【アニメ感想・名場面】

 出発

「魔眼収集列車。人ならざる吸血種が生み出した魔眼を商うための列車だ。それ自体が異界に等しい」

エルメロイ2世にグレイと動向を名乗り出たカウレス、他に化野、オルガマリー・アニムスフィアなど多数の客が乗り込みます。その誰もが魑魅魍魎の類。そして聖遺物を盗んだ犯人となりうる存在です。

「さすがにお歴々だな。半分は知った顔だが怪物ぞろいだ」

中には時計塔と敵対する聖堂教会のカラボー・フランプトンの姿も。身構えるエルメロイ2世たちですが。

「よせ。ここで事を構えるつもりはない。俺もオークションの参加者だ。不服かね?」
「失礼しました」
「いや、当然の反応だ」

見た目はちょっといかついですが良い人そう。

「エルメロイ2世先生もいらっしゃるなんて!」
「イベット、君がなんでここに!?」
「我が家は魔眼の大家ですからね。魔眼収集列車のオークションでは常連!」

場違いというか雰囲気ブレーカー来た(笑)
この前下着売り場で「先生は童貞そう」って言ってた人だ!

「あらかわいい。愛人志望?」
「はい!夜這いの常連です!」
「よし黙ってろお前。できたらそこの窓から飛び降りてくれ」

エルメロイ2世の声がマジトーンでした(笑)

「皆様、歓談中のところ失礼いたします。当車のオークシュナーを務めさせて頂きますレアンドラと申します」
「同じく車掌のロダンです。これより定刻通りレールツェッペリン発車でこざいます」
「3日後のオークションには当方秘蔵の魔眼が多数出品されます。どうぞ未練なきようお過ごし下さい」

結局招待主は現れませんでしたが、誘い出したからにはなにか動きがあるだろう、それまで待つべきだと踏んだエルメロイ2世。

「師匠?」
「寝かせてくれ。昨日も徹夜だったんだ・・・」

聖遺物が盗まれて眠るどころじゃなかったのかな?

 本格調査開始

一方、ライネスと獅子劫という珍しい組み合わせがエルメロイ2世の行きつけの喫茶店にありました。

ライネスはイスカンダルのマント、聖遺物が盗まれた経緯を話します。

「招待状なしではあの列車には絶対乗り込めないそうでね。必要なのは実行犯の手がかりだ」
「成程、探偵ごっこね」
「仮にもロードの保管庫から触媒を盗み出せるような犯人の調査だ。荒事に対応できる人間が欲しい」

それで先の事件で面識を持った獅子劫を頼ったんですね。
現代魔術家の内部で解決しないのは、身内が一番疑わしいからです。

「それと助手は付ける。頼りになるぞ」

登場したのは荒事に対応しまくるルヴィアさんだぞ!!

魔眼列車に乗り込んで2日目の朝になりました。
食堂車両でグレイとイベッタが同じテーブルにつきます。

イベッタ「先生は?」
グレイ「まだ・・・」
イベッタ「どうせ先生は寝起きが悪いからあと5分~~とか言ってたんじゃないの?」

エルメロイ2世『あと5分・・・・・・・・』

愛人志望のイベッタにはお見通しでした(笑)
グレイに揺さぶりをかけるイベッタですが、グレイは動じません。

「ライバルってことはなさそうだね。感情視の魔眼。うちの魔術は宝石をカッティングして魔眼に変えるものだから。これは感情が見えるのね」

イベッタの右目は魔眼だったんですね。

「いらっしゃい先生!」
「イベッタ・・・・・」

エルメロイ2世がやってきました。ぜひ自分の隣に、と椅子を引くイベッタですが。

「!!」
「え?」

グレイの隣に座るのいいぞ~~( ̄∀ ̄)

話は本題へ。
車掌に招待状を出した相手について尋ねたところ、エルメロイ2世に配られた物はフリー枠でした。セリのマンネリ化を防ぐため、毎年数十枚配られているもの。
招待状から足取りを追うのは無理でした。

「さて、上手に囮をやってくださいね、名探偵さん」

化野の意味深な発言。やっぱり彼女が何か関係している?

「”招待状に気づき、この場に来てくださったこと、光栄に思います”」

盗人からの手紙が扉に挟まっていました。夕方に貨物室に来い、という要求も付け加えられて。

 虹の魔眼

「この話は時計塔で最もあなたが適任と思うわ。何しろ聖杯戦争のことだもの」

エルメロイ2世はオルガマリーと話し合いの場を設けます。

「ソフィアリ家を動かしてまであなたが聖杯戦争に参戦しようとしてるって」
「まさかアニムスフィアがそこまで俗界に興味顔ありとは」
「私たちはあなたが聖杯戦争の武器として魔眼を買い付けに来たと思っておりますが。違いますか?」

違います!(`Д´)
とは言い切らないエルメロイです。聖杯戦争で使う聖遺物を取り返しに来たなんて言えない。

「私が欲しいのは今回のオークションの目玉商品、虹の魔眼よ」

人体内部における天体運営の究極。高位の魔眼の中でも特に上位の珍しいものだそうです。

オルガマリーは何故か虹の魔眼が出品されることに確信を持っていました。

「私が見たからです」

オルガマリーの付き人・トリシャは言いました。

「あぁ、ちょうどいい。エルメロイ2世様、右手をあげて頂けますか?」
「こうか?」
「3、2、1―――」
「すみません、ちょっと外に・・・」

先程から気分が優れないグレイが吐き気をもよおして立ち上がります。

ふらついたグレイは、右手を上げていたエルメロイ2世の元に倒れました。

「未来視の魔眼、か」
「私は虹の魔眼が出品されるところを見たのです」

オルガマリーはエルメロイ2世に虹の魔眼のオークションに参加するよう言います。

「ほう?私にそんな財産はないといったのは君だろう??」

片目カッと見開くエルメロイ2世が良いですね( ̄∀ ̄)

「二つもロードの家系を敵に回そうなんて馬鹿な魔術師はいないでしょう?他が降りたあと、あなたも降りてくれれば被害は最小限で済むわ。協力してくれるなら相応の返戻はするわよ」

交渉成立です。

 第1の殺人

「お嬢さん、大丈夫かね?」

グレイが酔いを覚ましていると、聖堂教会のカラボー・フランプトンが声をかけてきました。両手を上げて敵意がない事を示します。

「この列車は普通の線路を走っているわけではないからな。魔眼収集列車は霊脈の上に形成された魔術的な線路を走っているのさ」

「慣れないと不調をきたす。糖分と水分を摂取するといい。少しはマシになるはずだ」

カ、カラボーさん・・・(トゥンク・・・

「ありがとうございます」
「――むっ!?」

りんごを受け取るグレイ。その瞬間、カラボーはグレイの過去を見てしまいます。彼は過去を見る魔眼の持ち主でした。

「覗くつもりはなかった・・・!そうか、君は魔術師ではないのか。アーサー王の似姿・・・。すまない、見る必要などないのに・・・」

意思とは関係なく見えてしまうんですね(・ω・`)

「おしゃるとおり、拙は魔術師ではありません、師匠の内弟子とは言っても名ばかりです」
「だから、自分がロードの役に立てるかどうか不安なんだね?」
「はい・・・」
「大丈夫。君はとっくに彼の必要な人間だとも。俺が保証する」
「それも、魔術ですか?」
「いや。人生経験というやつだよ」

カラボーさん格好良すぎるでしょ!!!

「隣、宜しいですか?」
「まだ何か?」
「先の聖杯戦争について調査した折、ウェイバー・ベルベットという少年についても知ることになりました」
「ひどい記録だったのではないかね?」

少年が生還し、帰還後エルメロイ家を継いでロードになったこともトリシャは調べ上げていました。

「なにか大きな人生の転機が聖杯戦争であった、ということでしょう。例えばかつての英霊との出会い。もしあなたが仮にもう一度、同じ英霊を呼び出したとして。かのサーヴァントにはあなたと駆けた記憶などないのでは?」

エルメロイ2世は承知していました。

「人間は情報に依存して生きて、情報に縛られて生きていくものです。中でも視覚は最大の情報量を有します」
「見ることは人間の歴史で最初の魔術だ。情報を取り入れることは魔術の根本といってもいい。故に人は思い出に、情報に支配される」
「魔眼を持つということは魔眼に縛られる宿命を受け入れる事だ。お買い求めになるのならその事は重々お考えに」
「ご忠告痛み入る」

話が終わると同時に列車は一時停車します。トリシャは席を立ちました。

「サーヴァントは前の召喚の記憶を持ち合わせない、か」
「師匠。思い入れた相手が居るなら、その相手に覚えておいて欲しいと思うのは当然じゃないでしょうか!?」

途中からエルメロイ2世とトリシャの話を聞いていたグレイです。

「別に私も、忘れられても構わないと思っているわけじゃない。ただそれでも、会いたい相手はいる。確かめたいことはある。この先の10年を歩くために終わらせておきたいけじめはある。ただそれだけのちっぽけなこだわりなんだ」

片想い過ぎる・・・( ´-` ).。oO ( イスカンダルイスカンダルイスカンダル )

「きゃー!!!!!!」

突然、女性の悲鳴が車内に響きます。声の主はオルガマリーでした。

「これは!?」
「森の空気を吸ってたの・・・それで後から戻ってきたらトリシャが・・・トリシャが!!!」

駆けつけた者たちは首を境に真っ二つになったトリシャの姿を目の当たりにします。

 

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トリシャが遺体で発見されるなんて!!Σ(゚д゚lll)
やはり魔眼を巡る事件なのだろうか。
聖遺物を奪還するだけかと思ってたのに物騒な事になってきました。エルメロイ2世は巻き込まれ体質ですよね(笑)
サブタイ「魔眼蒐集列車1/6 汽笛と第一の殺人」を見るにまだ殺人が起きそう?
獅子劫&ライネスの別組がどう絡んでくるか楽しみだし化野の不審な動きも気になります。
グレイはエルメロイ2世に手帳を渡そうとしてた?けどやっぱりタイミングが悪くて( ̄▽ ̄;)
イスカンダルのマントを無事取り戻すことができるのでしょうか。
とりあえずカラボーさんにりんごを手渡されたい回だった・・・←
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