前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 人面蜘蛛と遭遇した善逸。しかも蜘蛛になる毒を食らったせいで時間の経過と共に体の自由が利かなくなり、絶体絶命のピンチに!
- 善逸が思い出すのはじっちゃんこと師範、そして兄弟子の言葉だった。戦闘中、恐怖のあまり失神した善逸は、唯一の武器である”雷の呼吸 壱の型 霹靂一線”で人面蜘蛛を討ち果たすことに成功。毒が回り、死が刻一刻と近づく中、師範の教えを忠実に守って最後まで諦めないことを誓う。
- 今回は…柱の二人、義勇としのぶが那谷蜘蛛山に到着!善逸の元に駆けつけたしのぶ!炭次郎は父鬼に吹き飛ばされた先で偶然出くわした累と戦うことに!残された伊之助は父鬼と戦いを繰り広げるが、苦戦を強いられてついに死を覚悟する。そこへ駆けつけたのは義勇だった!
【鬼滅の刃 18話 アニメ感想】偽物の絆
柱到着!
「このあたりに生存者は居ないようですね。知らせでは、新人の癸の隊士も新たに入山したようですけど。もう死んでるかもしれませんね」
「……行くぞ」
那谷蜘蛛山に柱2人の姿がありました!キタキタ━(゚∀゚)━!
「ではこの辺で二手に別れましょう。私は西から参ります」
「承知した」
しのぶは良く言えば冷静、悪く言えば薄情にも見えます。周りに左右されない性格みたいですね。
義勇は相変わらずクールだな~。
一方、共闘して父鬼に挑む炭次郎と伊之助ですが、その硬すぎる体に刃が立ちません。終いには炭次郎が遠く彼方へ吹き飛ばされてしまいます。
伊之助「健太郎――――ッッッ!!!」
健太郎って誰だよ(笑)

「伊之助!俺がもどるまで死ぬな!そいつは十二鬼月だ!死ぬな!絶対に死ぬな―――!!」
かなりの距離を飛ばされて、戻るのにも時間がかかりそうです。
残された伊之助は自分の何倍もある父鬼と一人で戦うことになります。
(もう、手足の感覚がない…禰豆子ちゃん…ごめん…)
善逸も限界に来ていました。
師範の言葉が頭をよぎり、なんとか心だけは折れていませんが…。

善逸(誰だ…?)
しのぶ「もしも~し?大丈夫ですか?」
月夜を背に、蝶のように舞い降りたのはしのぶでした。
助けに来てくれたのは嬉しいんだけど!
反応が「普通」とはだいぶ違う気がします。ちょっと変わった人なのかな…( ̄▽ ̄;)
絆
型を使い、ダメージを最小限に着地した炭次郎は少女の悲鳴を聞きます。
声のする方へ歩いていくと、先の累と、姉鬼がいました。
姉鬼は顔から血を流して膝をついています。
「何見てるの?見世物じゃないんだけど」
「な、何してるんだ……?君たちは仲間同士じゃないのか!?」
「そんな薄っぺらなものと一緒にするな。僕たちは家族だ。強い絆で結ばれているんだ。余計な口出しするなよ。刻むから」
「違う、家族も仲間も強い絆で結ばれていればどちらも同じように尊い!血のつながりがなければ薄っぺらいなんてそんなことはない!」
なにより、強い絆で結ばれている者達からは信頼の匂いがすることを炭次郎は知っています。しかし目の前の鬼たちからは恐怖と憎しみと嫌悪の匂いしかしませんでした。

「こんなものを絆とは言わない!まがい物、偽物だ!!」
よく言った炭次郎!
ハッとする姉鬼。累は顔がだんだんと険しくなります。
「お前は引っ込んでろ、俺は安全に出世したいんだよ。出世すれば上からもらえる金も多くなるからなぁ」
突然現れた先輩モブ隊士!やめとけ!死ぬぞ!
「俺の隊はほとんど全滅状態だがとりあえず俺はそこそこの鬼を倒して下山するぜ!」
炭次郎の静止を聞かず鬼に斬りかかった隊士は、しかし一瞬で肉塊にされてしまうのでした。累の糸で切断されたようです。
よく規制が入らなかったなこれ…( ̄▽ ̄;)
「ねぇ…なんて言ったの?」
「!」

「お前、今、なんて言ったの?」
まがい物、偽物の絆。
炭次郎の言葉が累の逆鱗に触れます。
(すごい威圧感だ!空気が重く、濃くなった…!伊之助ごめん!頑張ってくれ、もう少し。この鬼を倒したらすぐ行くから!)
「今言ったこと、もう一度言ってみてよ?ねぇ、言ってよ」
「あぁ、何度でも言ってやる!お前の絆は偽物だ!!」
伊之助大ピンチ!
「や、やべぇ……!」
一方、父鬼と戦闘中の伊之助。
戦い続きで出血の手当もできず、体は疲弊。柄にもなく木の陰に隠れていました。
(考えねぇと!太刀の通らないやつを斬る方法は…どうする?どうすれば斬れる??考えろ!考えろっ…!)
鬼に見つかれば背を向けて逃げるばかりです。
らしくないけどそれほど父鬼が難敵なんですよね( ̄▽ ̄;)
「やべぇ!ヤベェぜ!あいつが戻るまでなんとかっ………………。なんじゃその考え方ぁ!!?」
仲間の存在が未だむず痒い伊之助(笑)
「フッざけんじゃねぜぞ!うおおおおおお!」
伊之助は踵を返し、父鬼に突進します。

「考えるなんて俺じゃねぇ!」
鬼の片腕を切り落とすことに成功します。
「簡単なことなんだよ。一本で斬れないならその刀をぶっ叩いて斬ればいいんだよ!だって俺!刀二本持ってるもん!!俺って最強ーっ!!」
頭は最弱になってしまったけどな…←
「あ!?待ちやがれ!」
なぜか鬼は逃げて行きました。
伊之助の強さに恐れをなしたのか?と思いたいけど…。
伊之助は父鬼の後を追いかけます。まさかの形勢逆転(笑)
「こうなったら絶対に見つけ出す!―――あ!?そこか!」
野生の勘で見つけ出した父鬼は頭上の木にしがみついていました。
「野郎、まだ俺に頭を使わせようって魂胆だな…!そうは行くか!」
頭脳戦になるのは避けたい。
「なんだ?!今度は!?」
父鬼は寄声を上げながら脱皮します。その姿は先程よりも大きく、化物じみていました。
恐れをなして逃げたのかと思っていましたが、そうではなかったらしい。脱皮する機を伺っていたのかもしれません。
(敵からこれ程までの圧力を感じたことがない…。圧だけで潰される!)

(ダメだ、勝てねぇ。俺は死ぬ。殺される―――)
死を意識する伊之助。
その時、頭をよぎったのは大切な仲間の存在でした。
『ダメだ!俺がもどるまで死ぬな!!』
「………」
『どんな時も誇り高く生きてくださいませ。ご武運を』
「――――っ。絶対に負けねぇ…!俺は鬼殺隊の嘴平伊之助だ!かかってきやがれゴミ糞がぁ!!」
柱は遅れてやってくる!
目で追えない、対処できない父鬼の攻撃をまともに喰らいながらも必死に型で対抗する伊之助ですが、片方の刀が折れてしまいます。さらに受身を取りそこね、身動きがとれない所を父鬼に捕まってしまうのでした。

「俺の家族に近づくな!!」
「俺は死なねぇっ…」
父鬼の首元に刀を突き刺しますがビクともしません。
手から刀が離れ、無防備になった伊之助は頭部を握り潰されます。
『ごめんね…ごめんね伊之助……。お前だけは生き延びて、伊之助……』
(だ、誰だ…?)
走馬灯のように思い出したのは母親!?
なにかから逃げているようでした。鬼かな?
血を吐く伊之助ですが、次の瞬間、父鬼の手から解放されます。父鬼の腕は斬られていました。

伊之助(斬ったのか…?あいつが?何者だ、一体!?)
義勇キタ――(゚∀゚)――!!
「水の呼吸 肆ノ型 打ち潮」
炭次郎を同じ技ですが精度、速度、正確さも炭次郎のそれを上回っていました。
炭次郎や伊之助があれほど苦戦した父鬼を、たった一撃で倒してしまいます。
これが柱の実力!Σ(´∀`;)
伊之助「す、すげ……(こんなすげーやつ、初めて見た…!)」
義勇かっこよすぎでは…!!
(わかる、刺激臭も薄まってきた。糸の匂いもわかってきた。これなら戦える)
累と戦っている炭次郎は攻撃も避けれるようになってきました。
タイミングを見計らって型を繰り出します。
しかしたった一本のか細い糸に、日輪刀が上下両断されてしまうのでした。
「え―――――?」

気になりすぎる所で終わったぁぁ(T▽T)蜘蛛糸は炭次郎めがけて振り下ろされましたが大丈夫なのか!?いざとなれば俺たちの禰豆子が居るけど(誰の?)やはり心配です。無事でいてくれ!(´Д`;)
炭次郎は依然大ピンチですが柱の援軍到着で蜘蛛鬼戦に希望が見えてきました。善逸もなんとか助かりそうで良かった!
伊之助はいい加減に炭次郎の名前を覚えたほうがいいと思うのですが(笑)
次回予告では無視される姿が面白くもあり可愛そうでもあり。
義勇さんはクールっていうかコミュ障なだけな気がしてきたぞ()