【やがて君になる 3話 アニメ感想】燈子が侑を好きな理由!燈子の弱さと本当の姿!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 燈子と、その親友で生徒会副会長の沙弥香に背中を押された侑は、推薦責任者になることを決める。その帰り道、燈子に突然キスされて…。
  • 「付き合ってなんて言わないから。だから好きでいさせて」。初恋申請をされた侑は、自分でも理由が分からないまま許可してしまう。「やっぱり、この人はずるい…」。
  • 今回は…燈子は偶然にも、侑の実家の書店を訪れる。ついに始まった生徒会選挙。その直前、燈子が侑に見せたのは、他の誰にも見せない”本当の姿の自分”だった。

【やがて君になる 2話 アニメ感想】侑の初めてのキス!特別を知った燈子の告白!

2018.10.13

【やがて君になる 3話 アニメ感想】まだ大気圏/わたしを好きな人

 侑の実家に燈子がやって来た!

2人で下校する侑と燈子。一緒に帰るのが当たり前になってきました。

「連休中はどうしてるの?」
「特に何もないですけど。応援演説の原稿、暗記しなきゃいけませんし」
「いよいよかー」
「まぁ、それで終わりだと思うと気は楽ですけど」
「当選したら次は生徒会活動が待ってるよ?」
「別に私、役員になるとは言ってないんですが」

ここまで生徒会活動に首を突っ込んどいてそりゃないですよ!( ̄▽ ̄;)
燈子は生徒会に引き入れる気満々ですね。

「飲む?」
「ありがとうございます。――どうも」
「「・・・・・・・・」」

関節キスしましたね!
侑は飲んだあとに気づいたのかな?
少し間が空いて、目を逸らす二人。

「じゃあ、お疲れ様でした」
「待って。今日は私もそっち行く」
「駅じゃないんですか?」
「ちょっと本屋寄りたくて」
「本屋…」
「連休中、旅行行くから読む本欲しくて」

本音は「少しでも侑と一緒に居たい」のかな、と思ったり。

「いらっしいませ。あら、侑ちゃんおかえり」
「ただいま」
「えっ!?」
「ここ、ウチの店です」
「さ、先に言ってよー!」
「あっ!驚きました?」

藤代書店は、侑の祖母のお店でした。名字が違うので気付かなかったんですね。

「今、すっごく緊張してるんだけど…」
「後輩の家に来てそんなに緊張してなくても」
「なんて言うか、こう、娘さんをたぶらかしてすみません!みたいな」
「たぶらかされてないですから…」

なんだこのコント(笑)
燈子かわいいです。
好きな人の家って緊張しますよね!しかもご家族と顔合わせなんて…((〃゚艸゚))

「まぁ!聞いてた通りの美人さん!どうも。うちのがお世話になってるみたいで」
「こちらこそ、大変な役を引き受けてもらってとても助かってます」
「やだそんな~!迷惑かけてない?」

侑のお母さんとも良い感じですよ。このまま結婚の挨拶しようか!←

「礼儀正しそうな人だねぇ」
「うん。外面は良いんだよ、あの人」
「先輩にそんな失礼言って!」

侑ちゃん毒舌(笑)

夜になり、小糸家の団欒です。なんだかホッコリします。

「なに?誰の話?」
「お姉ちゃんはいいよ」
「なに!?彼氏でも連れてきたの!?お姉ちゃんにも教えなさいっ」
「先輩の話よ。女の子」
「彼女?」
「なわけないでしょ」
「だとしたら、父さん流石にひっくり返るな…」

父の言葉で無言になる侑。何を思ったのでしょう…。

数日後。店の手伝いをしていた侑のもとへ、燈子がやって来ました。
自動ドアが開くまで店の前でモジモジして…。可愛すぎませんか?(笑)

「お土産を。旅行の…渡せたらいいかな、と」
「だったら先に連絡くれたらよかったのに。もしかしたら出かけてたかもしれませんよ」
「そしたらまぁ、学校でもすぐ会えるし!」
「じゃあ、その時でよくないですか?」
「うん……」

言わせるなーっ!君に会いたかったんだよ!!

「先輩」
「なに?」
「どれだけ私のこと好きなんですか」
「何そのセリフ!」

言わなくても侑にはお見通しでした。燈子、全部顔に出てるんですよね(笑)

「大好きだよ!」

かわいい~~~~(*´д`*)
さっきから「可愛い」しか言ってないけど本当に可愛いから仕方ない!!

「星、見に行ってたんだ。いいなー…」

燈子のお土産は家庭用プラネタリウムでした。

夜になり、侑の部屋の天井に星空が広がります。
綺麗ですね~(*´∀`*)

(貰って嬉しい?うん。結構嬉しい、普通に。星ってどっちかといえば好きだし。普段容量いいくせに…本当に。なんで七海先輩はそんなに私のこと好きなんだろう?)

 沙弥香の信頼、燈子の意外な一面

生徒会選挙演説の日がやって来ました。
先に体育館入りした候補者たち。緊張感が漂います。

侑が何気なく見た燈子は緊張する様子もなく、いつも通りです。

沙弥香が応援に来てくれました。

「沙弥香。冷やかしに来たのか心配しに来たのか、どっち?」
「燈子には前者。小糸さんには後者ね。小糸さん、頑張ってね」

沙弥香優しい…(*´д`*)

「リラックスしてやればいいよ。失敗したって、燈子が全部どうにかしてくれるから!」
「プレッシャーかけてくるなぁ…」
「事実でしょう?」
「もう~…」
「佐伯先輩って、七海先輩のこと本当に信用してるんですね」
「一番近くで見てきたからね。燈子が大事な場面で失敗した所なんて見たことないもの」

七海先輩はすごい人なんだよな、と改めて思う侑。
しかし沙弥香が去ったあと、燈子の指先は僅かに震えていました。

本当は緊張してたんですか!?Σ(゚д゚lll)

「先生、外の空気吸ってきてもいいですか?」
「始まるまでには戻ってきてね」
「大丈夫?」
「…」
「?」
「付いてきてもらっていいですか?」

体育館裏に出た2人。

「なんだか随分落ち着いて見えるけど」
「先輩ほどではないです」
「私?私はこういうの慣れてるから」
「そっか。じゃあ、良かったです」
「もしかして私を連れ出してくれたの?」
「もし緊張してたとしても、言い出しにくいと思って…」

侑、なんて良い子なんだ!!( ;∀;)
洞察力が鋭いんですね。

「上手く…隠してたつもりだったんだけどな…」
「震える程なら、佐伯先輩から誰かに頼ったらどうですか?」
「それは駄目!!!!」

燈子が声を荒らげた所、初めて見ました。

「沙弥香もみんなも、私のこと信じてくれてる。失望されたくない……」
「どうして、そんな…」

 燈子の本当の姿、侑だけがそれを許してくれた

「子供の頃の私の事は、誰も覚えてないと思う。成績は平凡。友達だって多くなくて、怖がりで、いつも誰かの陰に隠れてた。だけどある日、そのままじゃいられなくなったから必死に勉強して、どうやったら周りに好かれるか考え続けて、少しずつ少しずつ、理想の自分に近づいて…」

努力の人だったんですね。燈子の心の闇を見た気がします…。

燈子がすがってる少女が、今の燈子にそっくりです。
「3人家族」って言ってたけどお母さんじゃなさそうだし…お姉さん?

「理想の自分」って事は、自分を偽ってる、という事ですか?(´・ω・`;)

「このままじゃいられなくなったって、何かあったんですか?」
「――もとの何もない自分には戻れない。私は、特別なままの私でいたい。…こんなところ、小糸さんに見せておいて特別だなんておかしいけどね…」
「今更何言ってるんですか。私は他の人みたいに先輩のこと完璧だなんてとっくに思ってないですから」
「え…?」

初めて会った時からずっと、侑は振り回されてきましたからね( ̄▽ ̄;)

「だから、弱いところ見せられたって今までと何も変わりませんよ。大丈夫です」
「……小糸さん、こっち向いて」

侑の肩にもたれかかる燈子。侑は優しく受け入れます。

「今日は、優しいね…」
「目の前でこんなに弱られたら誰だって少しは優しくなりますよ。だからこれは普通です」
「普通か。小糸さんらしいや…。君はいつも、私を許してくれるね…」

「特別」は「みんなが期待する理想」であり「完璧な私」でもあるのかな?

(そっか)
『誰のことも、特別に思わない?』
『はい、誰も』
(私の前では特別になろうとしなくていいよ、って、もう言ってたんだ、私)
「侑だけだよ。こんなの…」
(これが…先輩の特別)

特別を知らない侑の前では完璧を演じる必要がなかったんですね。
だから侑にだけは弱い自分を、本当の自分をさらけ出せたのか…。

侑の生徒会応援演説開始!結果は…!?

「(先輩がどうして、そこまで特別にこだわるのか分からないけど。それでも…)七海燈子さんを応援させて頂く、1年1組、小糸侑です」

壇上に上がった侑。たくさんの人を前に緊張しますが、落ち着きを取り戻して演説を始めます。

「同じ生徒会メンバーから常に頼りにされ、去年の生徒会長も次期生徒会長は七海さんしかいない、と太鼓判を押していたと聞いています。(たった一人で演じきろうなんて、どこまで意地っ張りで不器用なんだ…)」

「常に学校のことやクラスのことを思いやれる優しさと、みんなを笑顔にする明るさ。同時に冷静に物事を判断し、決断するリーダーシップもあります。(でも、あの人が助けを求められるのが私だけだったとしたら)」

「私は七海先輩なら、全校生徒の模範として、学校をより良くしてくれると信じています。(そんなの)。これで………」

本来ならここで、演説が終わるはずでしたが。

「だから――私は、生徒会役員になりたいと思います」

突然の宣言!!Σ(´∀` )
思わずポカーンとする生徒たち。燈子はその言葉に目を輝かせます。

「この選挙活動の間、先輩は何だって完璧にこなして、正直、私の手伝いなんて必要ないのでは、と思いました。それでも先輩は、私に出来ることがあると言ってくれたから。私は、先輩の助けになりたいです」

これもしや、燈子へのメッセージだったのでは。

「あっ、えっと、だから、その。みなさんも投票で先輩を支えて貰えたらと思います!以上です!ありがとうございました!(勢いで言ってしまった…何もここで宣言する必要はないだろう…)」

冷静になって「やっちまった感」が湧いてきたんですね(笑)
予定通り、とは行かなかったけど、素晴らしいアドリブだったと思いますよ!

「やっぱり優しすぎない?」
「普通ですよ…」

続いて壇上に上がる燈子と、すれ違いざまに言葉を交わします。

「生徒会長に立候補した2年1組、七海燈子です――」

そして後日。生徒会選挙の結果が掲示されました。

「やったぁ!」
「おめでとう!」
「ありがとう」

当選したのは燈子でした。
おめでとうございます!!

「小糸さん、やったね!頑張ってくれたおかげだよ!ありがとね」
「ちょっと、なにして…」

「大好き!」

燈子、なんて大胆な!
そして周りの反応が(笑)一瞬フリーズしましたよ(笑)
沙弥香の顔が陰ってるような気もするけど…。気のせいですかね?

誰も特別に思わない燈子がこういう事を言うのは珍しいんだろうな(´-ω-`)

沙弥香「燈子、いい加減開放してあげなさい」
燈子「はーい」

何気なくハイタッチする2人から信頼関係が見て取れます。

(好き、はまだ私のものにはならないけど。この人の近くにいようと決めた。そのために私が諦めなければならないものがあることに、この時はまだ気付かなかったんだ)

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朱里は失恋しちゃったんですね。先週までバスケ部の先輩と楽しそうだったのに(´;ω;`)
「何度練習したんだろう」と侑が思ったセリフは、朱里が自分に言い聞かせてきた言葉だったのかも。
心の涙をアイスの溶け具合で表現するシーンも凄いなと思いました。
直接涙を流させないのが余計に切ない…。

侑にも特別な気持ちを知ってほしいけど、そうなった時、燈子が好きな侑ではいられなくなるんじゃないかな、と心配になったり。
燈子の近くに居るために「捨てなければいけないもの」とは。身近な誰かとの関係とか?
口パクで何といったのか気になります!何度か見直したけど分からなくて(;´д`)

燈子の心の闇が垣間見えました。暗い過去を持ってるみたいです。

沙弥香は燈子の緊張に気付いていたのか、いないのか…。
一定の信頼関係があるからこそ、お互いに本音をさらけ出せないのかな、と思いました。
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