内容をカンタンに説明すると…
- 詐欺グループSHIKOTAMAのリーダーで指名手配中の悠の兄、久慈誓。悠は一日だけ時間をもらい一稀と燕太のところへ。
- 一稀と悠は小さい頃に出会っていた。しかし一稀はそのことを覚えていない。
- 今回は…瀕死の燕太を救うために一稀は希望の皿を求めようとする、玲央は本当の真武を取り戻すために希望の皿を求めようとする。そして悠は兄とこの街を離れようとしていたところにトラブルにまきこまれた。
【さらざんまい 9話】つながりたいけど、伝わらない【アニメ感想】
それぞれの行く先
「ニュース速報でぃっしゅ。本日夕方浅草で連続銃撃事件が発生しました。被害者2名のうち1人は死亡。もう1人は意識不明の重体です。死亡者の身元は不明。重体の男の子は陣内燕太君14歳です」
ええ…未成年めっちゃ顔出されるんですかこの世界。
「おお眼鏡坊主じゃねえか」
「えっ?何で兄さんが?」
「色々世話になったんだよ。お前のダチだったのか?」
逃亡前の久慈兄弟、ニュースを見て。
「指名手配中の久慈誓容疑者が事件に関わりがあるとみて…」
「何でもかんでも俺のせいにすんなっつうの。なあ?お前は戻ってもいいんだぞ。降りんなら今だ。この先はもう戻れねえ」
「あいつには俺より仲のいいやつがいる。でも兄さんのそばにいられるのは俺だけだ」
「この世界は悪いやつが生き残る。眼鏡坊主はいいやつだったってことだ」
病院についた一稀は。
「警官の2人組が銃で燕太を撃ったんです!燕太は僕をかばって…」
「君、落ち着いて。犯人は久慈誓だ。燕太君のキャンディーから久慈の指紋が出てるんだ」
カワウソバッジ…既に洗脳済みの警察官
姉ちゃん先生が来てくれました。
「先生。違うんだ!僕が…」
「怖かったでしょ?燕太を助けてくれてありがとう。
カズ君のせいじゃない。悪いのは燕太を撃った犯人よ」
(どうして誰も信じてくれないんだ…誰か…助けて…悠…)
まさか警官が洗脳されてるとは思わないですもんね…。
知らなかったこと
「兄貴~!」
恰幅の良い坊主頭の男が手を振ってます。
「マサっす!兄貴のお世話させてもらってるっす。よろしくっす、悠さん。
にしても中坊でハッパ売りさばくなんて、さっすが兄貴の弟さんっす!」
いや、それ普通に喋っちゃいかん内容でしょ…。
「マジで肝っ玉の据わった弟さんっすね」
「あいつは特別だ。そこらのガキとは訳が違うんだよ」
「何たって10歳でユリカモメの頭をやっちまうんすからね」
「おい、頭をやったのは俺だって言ってんだろ」
「鴎の頭のタマ取って親父への手土産にしたから今の兄貴があるんですもんね。弟さんがやってくれてラッキーっすね!」
いやいやマサ、ペラペラ喋りすぎでしょ…。
「燕太、今夜がヤマだって。カズ君。あの子のそばで声を掛けてあげてくれないかしら」
「僕は…僕には声を掛ける資格なんかない」
「そんなことないわ。燕太にとってカズ君は恩人だもの。
うちの家は昔から海外赴任が多くてね。燕太と私が浅草に戻ってきたのは4年前。
あの子、なかなかクラスになじめなかったみたい。でもね…」
『いつもここでサッカー見てるよね』
『ぼ…僕と一緒にいると君までみんなの輪から浮いちゃうよ。僕とは関係ないふりした方が…』
『関係大ありだよ。』
僕は君とサッカーがしたいんだ。僕たちならきっとゴールデンコンビになれるよ』
『僕、陣内燕太』
『僕、矢逆一稀。よろしく』
こうやって仲良くなったんですね。
燕太は嬉しさと一緒に恋に落ちた感じですね。
「そのことがすごくうれしかったのね。燕太言ってたわ。俺は絶対一稀を独りぼっちにしない、いつでも何があってもそばにいるんだって」
「らしくないんだよ…どうでもいいことはペラペラしゃべるくせに、肝心なこと何も言わずに勝手に大ケガして…。目を覚まして…いつもみたいに笑ってよ…燕太…」
ガラスに向かって泣く
「呼んだ?」
カッパ燕太!
「燕太の命の残り時間を知らせるタイマーの音ですケロ」
河童になろうと今夜が山には変わりない。
「まだ時間はある。僕が燕太を助けるよ。希望の皿を取り戻すんだ」
「でも…俺がこうなったのは罰が当たったっつうか、一稀は無関係っつうか」
「関係大ありだ!」
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
「そうと決まれば…今夜決戦の時ですケロ!」
裏社会と繋がっていることの危険
「どうぞお達者で」
別れの挨拶の後、誓がすぐにマサを撃ち殺しました。
「兄さん。何で銃なんて持ってんだよ!?何であいつを撃ったんだ!?」
「マサはこの世界じゃ生き残れねえ。だから俺がやってやった。それだけだ」
裏社会怖すぎます…。たしかにあまりにもぽややんな感じはしましたが…。
「兄貴。待ちくたびれましたよ」
「タカ。何でここが分かった?」
「あなたみたいな嫌われ者の情報はいくらでも手に入りますよ」
「ずいぶんじゃねえか。あんなに目ぇかけてやったのによぉ」
こんなところでドンパチはじめるんですか…。怖すぎる…。
「ウッソ~…つらそうだな真武」
「ああ…離れないで。ちゃんと私を見ていて…」
「ウッソ~。フフ、お前の望みどおりに」
またエロス的な感じの言い回しが聞こえてきますね。
玲央が見たそのさきには真武と…玲央????玲央が二人??
「ウッソー。私はカワウソ。しかし私はお前でもある」
「どういうことだ!?」
「われわれカワウソは概念としてこの世界に存在している。私はお前の中にある欲望を映し出す鏡なのだ。真武を支配したいと思っているのはお前だよ玲央。この空虚な機械の心臓に口づけしたいと望んでいたのも。
お前たちは欲望に…われわれカワウソに踊らされているに過ぎない」
「お前はやっぱり偽物だ。一瞬でも信じた俺がバカだったぜ。
俺は俺の力で本物の真武を取り戻してやる。
あと一枚…希望の皿さえあれば…」
夜、抜け出して出かけようとする一稀に春河は気づきます。
「僕も燕太兄ちゃんにいつも助けてもらってたんだ。毎週僕のリハビリ付き添ってくれたし」
「僕が気が付いてないことが、たくさんあったんだね」
リハビリ付き添いも一稀の知らないことだったのか…。
「僕と燕太兄ちゃんはね、おんなじ願い事があったんだ。
願い事かなっちゃった。すごいでしょ?
また走るんだよね?カズちゃん」
これで幼少期に出会ってた頃の悠を思い出したんですか!?辛すぎます。
全ては一人のために
「人生は一発勝負…命の替え玉はねえ。うまくいかねえときは全部捨てる!」
「弟の…弟の俺のことも捨てるのか?あんたが心底悪いやつでもどうでもいい。俺にとって…兄さんは兄さんだから」
「俺の弟にしちゃできすぎなんだよなぁ。この世界は悪いやつが生き残る」
悠の額に銃を突きつける誓。
ズドン!という音とともに撃倒れたのは兄貴の方。
まだ敵に狙われてました。すぐさまその敵を撃ち殺した誓、射撃能力高すぎる…。
血溜まり。
「このまま…うまくやれるはずだったんだ…お前のせいで予定が狂っちまったぜ…」
「悪かったよ!だからもう…」
「ったくよぉ…面倒なもんだなぁ…つながりってやつはよ…」
家族写真、全てを消してあるように見えますが悠の部分だけ消せてないんです。
ここで回想が次々と。ほんとに中の良い兄弟だったんですね。
誓の弟への想いは尋常じゃないのがよくわかる回想でした。宝物を扱うような…。
希望の皿の数足りないじゃないですか!!
どの希望が叶うんです?かなわないんです?
誓、ただの糞チンピラじゃなかったですね。そもそも糞チンピラなら
悠のやったことを庇わないですよね。いいお兄ちゃんだったんですよね。
津田さんの演技すごすぎました。
燕太は結構お喋りなようで肝心なところは全然一稀に話してなかったんですね。
楽しく笑えてたさらざんまいはめっきりシリアスに。ケッピだけがギャグ要素?