【からくりサーカス 14話 アニメ感想】フランシーヌ人形が偽物だった!本物はどこへ!?鳴海とエレオノールの再会!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • レ・キャトル・ピオネールを前に窮地に陥る鳴海達!そこへルシールらの援軍が到着する!
  • ルシールとドットーレの因縁の対決で両者は相討ちに。リーナ、トーア、インババティも命を落とし、残る最古の4人はパンタローネとアルレッキーノの2体となった。一方、緊急手術を受ける鳴海だが体の石化が始まって…!?
  • 今回は…パンタローネとアルレッキーノを破壊しフランシーヌ人形を追い詰めるも、影武者だと判明する!本物のフランシーヌ人形を追って日本へやってきた鳴海は、しろがねのエレオノールと再会を果たすが…!?

【からくりサーカス 13話 アニメ感想】ルシールさん最期まで格好良かった!にしても死者多すぎない!?

2019.01.11

【からくりサーカス 14話 アニメ感想】夜更けの海

鳴海復活!

「私は、ゾナハ病から家族を守るためにここへ来た。そして鳴海くんに会って、希望が持てたよ。彼のような男がいれば、ゾナハ病に勝てる。安心して死ねる」
「私が変わります…」
「嫌だね」
「!」
「鳴海くんが言ってた。嫌な訳は不要らしいよ。あとひと針…もうひと針だけ……!――あぁ、人間というのは、なんと美しいのだろう…」

鳴海の手術を終えると同時にロッケンフィールドの石化が全身に及び、砕け散ります。
最後まで自分の役割を果たしたんですね…。希望は鳴海に託されました。

一方、パンタローネとアルレッキーノは必死の抵抗で偽りのフランシーヌ人形を破壊し本物のフランシーヌ人形に跪きます。

途中、ロラーシュが攻撃を仕掛けますが返り討ちにされてしまい…。

「!!」
「なんだ、つまらぬ人間がもう一匹いたのか」
「っ……!」
「どけ」

阿紫花は無言で道を譲ります。良いトコなしでした。
何しに来たの!タバコ吸ってる場合じゃないよ!(笑)

一向に目覚めない鳴海に、ファティマはキスをしました。

「ちょっと…!?何してるよのこんな時に」
「ごめんなさい。でもこれで私は行くことができます」
「行くってまさか!?」
「はい。フランシーヌ人形を倒しに。そうすればオートマータは私を狙う。ここは安全です」
「ダメよファティマ!」
「いいんです。このままじゃ鳴海さんが助からないもの。こんな気持ちになるなんて、私、もうしろがねじゃありませんね」
「待って!」
「ありがとうミンシア。鳴海さんにお元気で、とお伝えください」

今戦えるのは彼女だけですからね…。

ミンシアはパンタローネとアルレッキーノ相手に戦闘を開始します。無茶にも程がありますよ!

「起きてよミンハイ!このままじゃみんな無駄死にになっちゃうわ!いm戦わないでいつ戦うの!?ねぇ!ミンハイ!立ってよ!…今まで言わなかったけど、あんたの立っている姿が好きだったよ…!どうせなら、もう一度見たかった…」

鳴海に寄り添うミンシア。
すると移植された手足から機械音が鳴り始めます。

「ミンハイ!その体は…」
「分かってる。全部聞いていたから。これは操り人形の手足じゃねぇ!みんなの心そのものなんだ!」

鳴海復活キタ――(゚∀゚)――!!

彼に移植されたのは、インババティ、トーア、ロッケンフィールドが操っていた戦闘用人形の手足でした(´;ω;`)

「ならあいつらを逃がさないで。ファティマが危ないのよ!」
「任せな…!」

ついに立ち上がった鳴海!その髪は半分以上が銀色になっていました…。

「よかった…生きてた…」
「あぁ。積もる話はいっぱいあるけどよ。あとは奴らを倒し、フランシーヌ人形をぶっ壊してやるからな!」
「えぇ、必ず。勝って」

登場の仕方が格好良すぎでは!
ファティマ救出に成功します!

顔面を殴られたパンタローネが激高し、鳴海に襲い掛かりますが…

「そんな…!わしは最強のパンタローネだぞ!?オートマータが人間に負けることなどあるかぁ――!!」

鳴海の拳法に為す術もなく破壊されました。

あれだけ手こずった強敵を一瞬で!鳴海、強くなってません!?それだけ人間離れして言ってるのか…。

「おやすみパンタローネ。そして真夜中の夜のサーカスも流石にふけたぜ!」

残るはアルレッキーノのみ!

フランシーヌ人形から明かされる衝撃の事実!

「君には失望したぞ…。君は人間であるにも関わらず、格闘技を使い我々に挑んだ。私は敬意すら覚えた。人間がいかに多くを学んでも死ぬ。それが儚い人間のせめてもの美しさ…。だが今の君はどうだ!?その姿はもはや人間ですらない!せめて私が浄化してやる!!」

アルレッキーノの業火が鳴海を包みます。焼かながらも、鳴海は怯みませんでした。

「それは違うな…」

「死ぬから人間は綺麗なんじゃねぇ。死ぬほどの目にあっても、にっこり笑えるから綺麗なのさ!!」

直後、鳴海は一撃でパンタローネを破壊しました。Σ(゚д゚lll)

「あぁ…もうすぐね…。私は、やりたいことができて、満足……――」

ファティマの石化も全身に回り、砕け散ります。
彼女だけでも生き残って欲しかった…。
最後に見た光景は、愛する人の諦めない背中でした。幸せな最後だったのではないかな。

鳴海「さぁ。これでお前の付き人はいなくなった。もうオートマータもゾナハ病も終わりだぜ」

フランシーヌ人形はもう目の前。手を伸ばせば触れられる距離にまで来ました。

「お初にお目にかかる、人間よ」
「おう。そしてあばよ――!(見てろよみんな、これでやっと!)」
「私は西暦1909年、フランシーヌ様によって作られた」

!?( ゚д゚)

鳴海の攻撃の手が止まります。

ここで言う”フランシーヌ様”はジンが作ったフランシーヌ…?

「今、何と言った?嘘を…つくな…!」
「今でも思い出す。私が作られた日――」

回想に入りました。
フランシーヌ人形が目覚めた時、”フランシーヌ様”が目の前にいて…(フランシーヌ渋滞

フランシーヌ様『目をお開けなさい。お前の名前は今からフランシーヌです。私はもう100年近く旅をしてきました。この真夜中のサーカスを率いて。でも、もう疲れてしまいました。私はこの世から消滅しようと思います。お前にもいずれわかるでしょう』

フランシーヌ人形が生み出されたのは、”フランシーヌ様”が消えた時に他のオートマータが戸惑うから。”フランシーヌ様”の代わりに彼らを慈しみ、導くように、との命令でした。

フランシーヌ人形『ですがご自身の消滅はどうやって?』
フランシーヌ様『しろがねの使う操り人形は、全て東洋の人形造り集団が生み出しているそうなのです。彼らなら…というより会ってみたくなったのです。もしかしたら、私の造物主様(ジン)の御心が分かるかもしれないから。では、頼みましたよ――』

「そしてそのままあの方は去り、私がフランシーヌになったのです。私は違うのです」

鳴海の目の前にいるのは本物のフランシーヌ人形ではありませんでした。本物のフランシーヌ人形が作ったさらに別のフランシーヌ人形。偽物です。

ということは…

「ゾナハ病は…お前を倒しても無くならないのかよ…!?」
「はい。それはあの方でなくては」

驚きを通り越して絶望しかありません(´;言;`)

「本物のフランシーヌはどこへ行ったぁ!??」
「今ならあの日のフランシーヌ様の気持ちが分かります。人間などにはなれぬのに、私を笑わせようとする人形たちと旅をするのは、とても、疲れる…。だから、私は、こうなって、嬉しい…」

他のオートマータやレ・キャトル・ピオネールが壊されても全く反撃してこないな…。と違和感を覚えてたんですが。
壊して欲しい、と思っていたならそれも納得です。(・_・;)

「答えろぉ!!フランシーヌはどこへ行ったぁ!!??」
「…」

この期に及んで隠しているとは思えません。
フランシーヌ人形も知らないから答えられなかったのかな…。

「じゃあ、俺たちは何のために―――」

無駄死にじゃないですか…!(´;ω;`)

鳴海は目の前のフランシーヌ人形を破壊するしかありませんでした。

エレオノールと再開!しかし…

場所は変わって日本。

サーカス団から姿を消した勝の行方は今だ分からず。
心配も尽きぬ中で、しろがねのエレオノールは鳴海の気配を感じます。

「あ――!!」

鳴海と再開キタ――(゚∀゚)――!!

鳴海、日本に来てたんですね!でもなぜここに…?

「鳴海…?あぁ…あなたは加藤鳴海…!良かった、生きていて…!!」

なんて嬉しそうな顔だよ!( ;∀;)

しかし鳴海はエレオノールに攻撃を仕掛けます。
纏ってるオーラは殺気なのか憎しみなのか、そんな類の物です。

「鳴海!?その体…!?」
「これは俺の戦いの証!仲間との絆の証!俺が俺であるための証!」
「あなたは鳴海なんでしょう!?どうして私を…!」
「確かに俺はその名前だ。なぜオートマータの首領が俺の名を知っている」

「本物のフランシーヌ人形よ!!」

え、エレオノールが本物の…!?Σ(゚д゚lll)

「なんですって…?」
「しらばっくれんなぁ!!」
「きゃあ!!」
「ハッ!仕草まで人間らしい!俺がサハラで倒した偽物とは違うな!」
「(なぜ鳴海がオートマータのことを?なぜ私をフランシーヌ人形だと!?)鳴海、私です!しろがねです!あなたに守ってもらい、笑い方を教えてもらった女です!フランシーヌ人形じゃありません!エレオノールなんです!」
「エレオノールだと…?」

鳴海の目が冷たすぎます。

「お前など知らないぜ」
「え…?」
「俺とお前が会うのは今日が初めてだ。さぁ!ゾナハ病の治し方を教えろ!!」

すいません、この人記憶喪失なんです…(´・ω・`)

エレオノール=フランシーヌ人形なのか!?

「見てください!血です!私は人間です!人間なんです!」
「それは証拠にはならない。お前たちの技術なら擬似血液を内蔵することができる!俺は聞いた。その事実やお前がフランシーヌであることを!!」
「私はあなたに殺されるならいい。でも誤解されて死ぬのは嫌。そんな嘘を誰が…!?」

サハラで偽物のフランシーヌ人形を倒したあと、鳴海は本物のフランシーヌ人形を探して旅に出ました。

「その途中である男に拾われた!」
「ある男…?」
「お前が滅ぼした、キュベロンのクローグ村の生き残りだ!!」

『真夜中のサーカスとの戦いは残念だった。鳴海くん。流石の私も、あのフランシーヌ人形が偽物だとは気付かなかった…』

老人は自らを元しろがねのフーと名乗ります。

『しろがねであることを降り、今やただの観客であろうとする馬鹿者だ。観客はなんでも知りたがる。私はナノサイズのカメラ型オートマータを世界中のしろがねに付着させ動向を探ったのだ。私は出演者であることをやめながら、この顛末を知りたくて仕方ないのさ』
『ただ見てたってわけかよ!?しろがね達が命懸けで戦ってる時に!』
『あぁ。だが私はただの観客ではない。ルシール達とは別の道を歩んだのさ。それが研究と商売の道だった。何しろ、しろがねは5年にひとつしか年を取らない。だから研究者として財を成した。おかげでしろがねへの無尽蔵の援助を続けられた』

戦うにも武器とか必要ですしね…。

『お前の言葉が本当なら教えろ。本当のフランシーヌ人形は今どこにいる!?』
『才賀しろがね。本名エレオノールという娘になって日本の小さなサーカス団にいる』

この老人を信じていいものか…(;´-ω-`)
なんか胡散臭いですよね!情報源が彼だけってのも信ぴょう性にかけるし。罠にはめられた可能性も…?

「お前は幼い頃、アクアウイタエのせいでしろがねになった!だがその水にはフランシーヌ人形が溶けていたのさ!人形の一切を受け継いだお前はまさにやつの生まれ変わり!」
「そんな知らない、私は本当に…」
「言え!ゾナハ病の治し方を―――!!」

エレオノール(ものすごく重い感情が伝わってくる。苦悩と呼ぶには余りにも悲しく大きい。この人の重荷を軽くしてあげたい。そのためなら誤解されたままだっていい)

仲間に託された希望が鳴海を苦しめているのか…。皮肉です。
それを見抜いたエレオノール。さすがでした。

「私にできるのはあなたのために死ぬことだけ!さぁ早く!この首を切り落として!(それであなたが楽になるなら)」
「開き直ったか。いいだろう。ならば!これ以上ゾナハ病を増やさぬためにも!死んでいったしろがねのためにも―――」

エレオノールを手に掛けようとした瞬間、鳴海の脳裏に彼女との記憶がよみがえります。

「…鳴海!?鳴海―――!」

エレオノールが目を開けると、もうそこには誰もいませんでした。
鳴海は一体どこへ?!そして記憶は戻るのか…!?

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まさかフランシーヌ人形が偽物だったとは!Σ(゚д゚lll)
仲間をあれだけ犠牲にしたのに現状は悪化するばかり。鳴海が絶望して当然だと思います。

エレオノールとの再会がこんな形でだなんて、残念でなりません。

フーは「サハラのフランシーヌ人形が偽物だと気付かなかった」と言いながら唯一、本物のフランシーヌ人形の居場所を知っていたわけですが。怪しいですよね!本当にエレオノール=フランシーヌ人形なのか?という疑問も残ります。

フランシーヌ、フランシーヌ人形(本物)、フランシーヌ人形(偽物)、フランシーヌ人形(ルシールの娘)、エレオノール。声と見た目同じ人がいっぱい出てきて大混乱です( ̄▽ ̄;)
しかし林原さんが一つ一つ全く違う人物の演技をされていて凄かった!

鳴海、エレオノールはどうなってしまうのか、勝はどこへ行ったのか!?
先が全く見えません!次週はよ!
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