前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- エレオノール人形に繋がる2つの扉の前に到着した。フェイスレスらと別れた鳴海は《しろがね》のスティーブ・ロッケンフィールドとシュヴァルツェス・トーア、《しろがね-O》のリーナと歩みを進める。
- 治療を終えたミンシア、ファティマ、ルシールは鳴海達とは違うルートでフランシーヌ人形に迫ろうとしていた。同じ頃、ジョージ・ラローシュと阿紫花が真夜中のサーカス本拠地目前に到着する。フェイスレスらの死を乗り越えた鳴海達はついにフランシーヌ人形にたどり着くも、レ・キャトル・ピオネールが立ちふさがり…!?
- 今回は…レ・キャトル・ピオネールと戦闘を開始するしろがね達。その隙にフランシーヌ人形の元へ向かう鳴海だが、重症の体で満足に戦うこともできず窮地に陥る!その時、ルシールら援軍が到着して…!
【からくりサーカス 13話 アニメ感想】ルシール
鳴海としろがね達の想い!

「このまま指くわえたままなんでゴメンだぜ…あそこだ、あそこに…行くんだ…!」
しろがね達がレ・キャトル・ピオネールとの戦闘を開始。
鳴海はフランシーヌ人形の元へ向かいますが、今にも倒れそうです。
「私がトドメを刺してあげようかな!?」
それを見逃さなかったコロンビーヌ。
鳴海に襲いかかります!
「!?これは」
「あ、あんたら…」
しろがね達のからくりが鳴海を守ってくれた!?Σ(゚д゚ )
「信じられねぇ…みんなが俺を…」
「どうした?鳴海くんのことなどどうでもよいのではなかったか?」
「いや。彼はああでも言わないと戦おうとするからね」
人間らしい感情を失ったはずのしろがね達。ですが初めて、同じ気持ちになっていました。
鳴海を死なせたくない!!
「行きなさい鳴海!私が助けてあげる!」
「リーナ?!」
「あんたがフランシーヌを倒すところ見たくなっちゃった」
「なんでだ…しろがね-Oは自分でやりたいんじゃないのか!?」
「失礼ね。一括りにしないで。私はリーナ。マーリーナよ!」
リーナさん格好良い!!
「どきたまえ、女!」
立ちはだかるアルレッキーノに攻撃を仕掛けるリーナ。
しかし次の瞬間、彼女の断末魔が響き渡ります。
炎で燃やし尽くされてしまい跡形もありません。
こんなあっけなく…(´;ω;`)
「鳴海。素手で我々オートマータを倒すという男。一度戦ってみたかったが…」
「うおああああああああああああ!!!!」
「無駄だ、そんな拳では」
鳴海にはもう戦う力が残っていませんでした。
彼を守るべく、自らのからくりを防御に向かわせるトーア、ロッケンフィールド。
その代わり自身が無防備になるわけで…(´Д`;)
さらに生き残りのオートマータ達も集結し、絶体絶命のピンチです!
「最早フランシーヌ人形を討つことはできないのか…!?」

「死刑執行人は最後に入場するものなのさ」
援軍キタ――(゚∀゚)――!!
彼らが乗ってきたのはフェイスレスが遺した医療用カプセル…。
死んでなお仲間を守ってくれてます(´;ω;`)
「お前の子供の血は赤かったぜ~?」
「挑発しても無駄さドットーレ。私たちの血はもう赤くない。お前たちと同じ闇の色なのだから」
ルシールとドットーレ
ロラーシュが運び込んだからくりをルシールが操ります。
「あ、あれは!?」
「そんな…!!!」

「「フランシーヌ様!?」」
フランシーヌ人形…は別にいますが!?
どういう事!?Σ(゚д゚lll)
「控えよ」
「ッッ!!」
フランシーヌ人形にそっくりなからくりが、レ・キャトル・ピオネールに命じます。
瞬間、彼らは目に見えない重力に押しつぶされ跪くしかありませんでした。
オートマータの侵攻も止まります。
フランシーヌ人形の命令は絶対…。
「フランシーヌ!?」
「いや違う、あれはフランシーヌにそっくりだったという伝説のしろがね…」
「ルシールの娘、アンジェリーナ!」
そっくりさんがまた増えました!( ̄▽ ̄;)
でも《しろがね》がからくりになるってどういう事なの…?
遺体を改造したって事?(´・ω・`)
ロッケンフィールド「まだ望みはある、手を貸してくれ…!」
鳴海は医療用カプセルで処置を受けることに。
「あの兄さん…!」
阿紫花もびっくりですわ!
「さて。私は昔馴染みと積もる話でもしようかねぇ?ドットーレ」
ルシールとドットーレには因縁があるようです。
「あれはフランシーヌ様ではない…!フランシーヌ様はあそこだ…だから俺は動ける、動ける!!」
「無駄さ」

「この時をずっと待っていたよ。動けないあんたを思う存分罵ってやる時をね」
淡々と言葉を続けるルシールですが、底知れぬ憎悪が伝わってきます。
「苦しいかえ?ならいいことを教えてやろう。フランシーヌなど自分にはなんの関係もない。そう思ってご覧?」
「なぜだ!」
「お前に控えよと言った人形は偽物。あんたもわかっていたんだろう。なら何故動けない?お前たちは知らないがね、人間には暗示にかかるということがあるんだよ。自分で作った思い込みっていうやつさ。フランシーヌを崇拝するあまりね。だから思ってご覧?フランシーヌなど関係ないって」
「そんなこと…俺に出来るはずがないィィ!」
ルシールの精神攻撃(笑)
「ルシール、お前に俺たちを憎む資格があるのか!?知っているぞ!俺たちが村を襲ったあとお前がアンジェリーナに何をしたか!お前は娘を俺たちをおびき寄せるための囮にしたんだ!」
ルシールはアクアウイタエの井戸から《柔らかい石》を取り出し、娘の体に埋め込んだようです。
「でも…なんで!?」
「柔らかい石はどんな容器に入れても2週間もすれば全て手溶けて蒸発してしまうのさ。ただ一つの入れ物が人間。それも子供。おかげでアンジェリーナは何度も囮になってくれたよ。辛かったろう…痛かったろう…。親として外れた私の血の色は、やっぱり冷たい闇の色だろうね」
でも本当にそうなら、あんな辛そうな顔できないと思うんですよ。
ミンシアの心配をよそに、ルシールは挑発を続けます。
ミンシアとアンジェリーナを重ねた瞬間に見せる優しい目がもうね…(´;ω;`)
「さぁ、決心は付いたかえ?ドットーレ。アクアウイタエで人間になりたいなんて笑わせるでないよ!フランシーヌの永遠の歯車奴隷が!」
ルシールとの別れ
「フ…フランシーヌなど俺には…!」
「よせドットーレ!考えてはならぬ!」

「フランシーヌなど!俺にはなんの関係もない!!!!」
フランシーヌへの忠誠を否定したドットーレは命令を解き、立ち上がることに成功します。
「お馬鹿さんなドットーレ…。あんたはついに行ってはいけないことを口にした。自分の生きる理由を手放してオート-マータが存在できるもんか、お前はもう御終いだよ…」
斬りつけられたルシールは血しぶきを上げてその場に倒れました。
「ア…アァ…あ”あ”ぁ”ァ”!?俺は何を言った!??俺は、俺は―――――…!」
「愚かなりドットーレ!我々にとってフランシーヌ様こそ存在理由。それを否定するとは!」
「お前は自分を動かす意味を手放したのだ!」
ドットーレは壊れ、ミンシアがルシールに駆け寄ります。

「泣くのはおよし、ミンシア。あんたは…私になるんじゃないよ…」
全身が石化し、ルシールの体が砕けます。
相打ちかー…( ´_ゝ`)
無駄死にじゃなかったとはいえ、やっぱり生き残って欲しかったですね。
『家族がね…。長いあいだ待たせた家族がいるのさ。あんたは大切な人を守って、守り抜いて、ずっとその人を愛するがいいよ』
『ちょっと待てよ、どこ行くんだ?』
『いずれお前も行くところさ。でもまだお前には早い。早くお帰り』
治療中で意識がない鳴海はそんな夢を観ます。
ルシールの別れの挨拶…。
いつになく穏やかで、暖かい会話でした。
鳴海の髪が銀色じゃなかったのには何か意味があるのかもしれません。
しろがねとしてではなく、「鳴海」「ルシール」として初めて話せたような…(´;ω;`)
トーアさん、インババティさんまで…!
「体の石化が始まったか。これが胴体まで達したら取り返しがつかない!」
「ミンハイ…あんたまで死んだら許さないから!!」
鳴海にもルシールと同じ現象が起こっていました。
が動けない今、フランシーヌ人形を倒す絶好の機会です!
しかしオートマータは問題なく動いていました。
最古の4人と違って低級な量産型。フランシーヌ人形への忠誠心が弱い故に動けるようです。
「皮肉なものだな。だがこれで我々の勝利だ!」
ロラーシュ、ロッケンフィールド、トーアは戦闘を続けますが、数で圧倒的に不利な状態が続きます!

「あれの手術をしてくれたのはあなただったな博士。死ぬ時は多くのオートマータと共に、という私の思いにこたえて…!」
ティンババティとロラーシュを下がらせたトーア。
眼前に迫るフランシーヌ人形は、かつてのように美しく見えません。
(なぜか?弱気のために血を流し、苦痛に耐える人間が私にはより美しく見えたから!)
鳴海のことですね。
(想い残すことはない――)
トーアは多くのオートマータを巻き込んで自爆。
「っ…!動けるわ、私は動ける!」
「おぉ、やったか!」
「なんとかね…あなた達も早くなさい!!」
未だ動けないパンタローネとアルレッキーノですが、コロンビーヌが立ち上がりました!
ヤバイよ!!(´Д`;)
「鳴海、君はいったな。ただ自分になりたいだけだと…。僕も自分自身になりたいのだ!!」
ティンババティはコロンビーヌと戦闘を開始。
隙をついたロラーシュがフランシーヌ人形の破壊を試みますが、階段が破壊されてたどり着けなくなります。
「あははは!これでフランシーヌ様の元へは誰もいけないわ!」
(コロンビーヌにここまでのパワーがあったとは…!)

からくりに自らの血を吸わせたトーア。
「まさか…!」
「そう。しろがねの血はお前たちの動力源である擬似体液を無効化する。オートマータにとってまさに毒だ!」
「うわああああああ!離せ!!離せぇぇぇ!!!ア”ア”ア”ア”ァ”ァ”!!!!!!」
「僕は僕に…なれたかな…」
トーアは自らを犠牲にしてコロンビーヌを破壊します。
声優さんの絶叫が凄かったです((((;゚Д゚))))
阿紫花「確かにこりゃ退屈どころの話じゃねぇ。でもどうなっちまうんです?これから…」
そりゃ視聴者のセリフだよ!(´Д`;)

レ・キャトル・ピオネールのドットーレ、コロンビーヌの破壊に成功しましたが、こちらもルシール、リーナ、インババティ、トーアを失ってしまい(´;ω;`)みんな最後に本当の自分を、優しい顔を見せるんだもんな…。
ルシールはアンジェリーナへの愛を忘れなかったし、ミンシアを本当の娘のように思ってたんだと思います。
彼らの死を知ったら鳴海も悲しむはず。責任を感じて自分を責めないといいのですが。
ロラーシュは足を負傷して戦えませんよね?
ロッケンフィールドやファティマは手術要因だし、ミンシアと阿紫花はしろがねじゃないし。
最古の2人相手にもまともに戦える人がいない…!?(´Д`;)
鳴海も体中穴だらけでした。死なないで…!