前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 7日に渡る最終戦別が終了。生き残ったのは炭次郎を含めて5人だけだった。鱗滝の家に戻った炭次郎は目覚めた禰豆子と再会する。「禰豆子は人の血肉を食らう代わりに眠ることで体力を回復しているのかもしれない」というのが鱗滝の推測である。
- 刀匠・鋼鐵塚から日輪刀を授かった角次郎のもとに、初任務が舞い込む。なんでも、北西の町で夜な夜な少女が消えているのだという…。
- 今回は…北西の町に到着した炭次郎は、目の前で少女をさらわれた青年・カズミと共に鬼の追跡に乗り出す。その夜、ひとりの少女に「怪しい影」が忍び寄っていた…!
【鬼滅の刃 6話 アニメ感想】己の鋼
捜査開始!
禰豆子を入れた鱗滝お手製の木箱を背負い、炭次郎は”北西の町”へ向かいます。
見送る際、炭次郎の襟を正し、紐のねじれを直してくれた鱗滝おっ母ちゃん!!
「カズミさん!ちょっとお話を聞きたいのですが。いいですか?」
「…?」
町に到着した炭次郎は、目の前で恋人のサト子を攫われたカズミという青年に出会います。
「ここでサト子さんは消えたんだ…。信じてもらえないかもしれないが…」
カズミは目に見えて憔悴していました。可哀想に…。
炭次郎「信じます!信じますよ!」
「信じるッ!!」
頼れるのはやはり嗅覚!
(微かに鬼の匂いが残ってるけどマダラというか…。変な感じだ)
今までにない感覚ですね…。
(この子は一体何なんだ…)
頬の腫れを抑えるカズミ。
サト子の親に殴られたんですね…(´・ω・`)
彼らも八つ当たりだと承知してるみたいですが悲しみをカズミにぶつけるしかなかったのか…。
その後も炭次郎は警察犬のようにして捜査を続けます。
「信じて欲しい、本当に…消えたんだ……」
「信じます。そのために俺はここに来ましたから」
炭次郎、頼もしい!!
「あいつらは夜活動します。だから、休むわけにはいかない。ここらへんにも新しい匂いを見つけました。必ず近くにいるはずです…!」
「あいつら…。君はまさか、本当に…?」
異能の鬼
時を同じくして、とある立派な屋敷では「外出を控えるように」と母が娘に伝えます。
承知した少女は、自室に戻って眠りに就こうとしていました。
その後を追う黒い影…。
(攫われた子達はどうなったのかしら。無事ならいいのに…)
やがて少女の全身を包んだ黒い影は、大胆にも少女を引きずり込みました。
ホラーすぎる((((;゚Д゚))))
「!!」
「どうしたんだ急に!?」
「匂いが強くなった!鬼が現れてる!!」
鬼のもとへ駆けつける炭次郎の身のこなしを見て、カズミは炭次郎が鬼殺隊だと悟ります。
(ここだ!今、ここにいる!2種類の匂い…鬼と人間の女の人。どこにもいない。だけど匂いが一番濃い場所…ここだ!!)
地面に向かって日輪刀を突き立てる炭次郎。
瞬間、黒い影が現れます。間髪入れず少女を救出するも、ここで目の前の鬼が”異能の鬼”であることに気づきました。
自由自在に現れる黒い影は血鬼術だったんですね!
「さらった女の人たちはどこにいる!?」
怒っているのか、鬼は不快極まりない歯ぎしりをするだけで炭次郎の質問に答えようとしません。
この歯ぎしり、音はもちろんですが映像で見ると精神が不安定になりそうでした(´言`;)
「カズミさん、この人(娘)を抱えてそばに立っていてください。俺の間合いの内側なら守れます!(地面や壁なら多分どこからでも出てこられる。何もない空中からでも出てくる可能性がある。だけど、この鬼は潜っている間も匂いを消せない!)」
鬼の攻撃を察知して水の呼吸・五ノ型を繰り出そうとしますが、3体の鬼が前左右から同時に現れ、体勢を立て直すのを余儀なくされます。分身か!?
(落ち着け、やれる!捌ノ型・滝壺!)
黒幕
鱗滝『炭次郎、よく聞け。人間を鬼に変えられる血を持つ鬼はこの世にただ1体のみ。今から1000年以上前、一番最初に鬼となった者。つまりそれがお前の家族の敵だ。さらにそいつならば妹を人間に戻す方法を知っているとわしは思っている』
『その鬼の名は、鬼舞辻無惨』
黒幕が明らかになりました。
始まりの鬼が居たのか…。すごい名前ですね!
OPでちょっと出てくるあの人。
場面は戻って戦闘を続ける炭次郎。捌ノ型は途中で型を変えた影響で威力が弱まり、全ての鬼の急所を外していました。
(3人とも全く同じ匂い!ひとりの鬼が3人に分散してるんだ!2人を守りながら3人の鬼を斬る…。気後れするな、必ず聞き出せ、鬼舞辻無惨のことを!鬼を人間に戻す方法を!)
しかし、人を守りながらでは深追いできず、刀も思い切り振ることもできません。
「貴様ァ!邪魔をするなぁ!女の鮮度が落ちるだろうがァ!もうその女は16になってるんだよ!早く食わないと刻一刻と味が落ちるんだァ!!」
「冷静になれ、俺よ。まぁいいさ、こんな夜があっても。この街では随分16の娘を食ったからな。どの娘も肉好きがよく美味だった」
16歳でしか満足できない鬼・・・・・・
人間でいう、生魚を取り扱うような感覚なのかな。←
「まだ食いたいのだァ!!」
「ば、化物…!昨晩さらったサト子さんを返せ…!」
「――――サト子?誰のことかねぇ?この収集品の中にその娘の簪があれば食ってるよ」
美しい簪の中でも一際目立つリボンが(´・ω・`)
それはサト子の物でした。絶望するカズミ。
救いは…救いはないのですか…(´;ω;`)
鬼に家族を食い殺された炭次郎にとってもそれは他人事ではありませんでした。
怒りと憎悪のようなものをにじませ、再び刀を振るいます。
共闘!!
緩急のついた戦闘シーンが格好よかったですね!
炭次郎の身のこなしに目を奪われました!
BGMも最高では。
そして禰豆子も参戦!ナイスキックで鬼の首をひねり回しました!
意外とえげつない事するよね!
「なぜ人間の分際で鬼を連れている?どういうことだ…何なんだこいつらは?剣士と鬼が、連れ立って行動しているのか?意味が分からない…」
そう言い残して鬼は一旦姿を消します。
静寂を取り戻した辺り一帯。
禰豆子は先ほどとは打って変わって優しい顔になり、カズミと少女を撫でました。その目に映っていたのは家族の姿で…。
ほっこりする瞬間でした(*´Д`*)
炭次郎「禰豆子!!」
再び現れた鬼に向かって戦意をみなぎらせる禰豆子。
鱗滝『気休めにしかならんかもしれんが、禰豆子が眠っている間にわしは暗示をかけた。人間はみなお前の家族だ。人間を守れ、鬼は敵だ。人を傷付ける鬼を許すな!』
それ催眠洗脳じゃn…(
炭次郎の実戦を見ると成長ぶりが顕著ですね!身のこなしに見入ってしまいました!
しかしサト子さんがもう食われた後だなんて。間に合わなかったよ…。せめて鬼を倒したとき、意識だけでもカズミと再会できないかな…(´・ω・`)
3体の鬼はどうやったら倒せるんだろう。
炭次郎と禰豆子の兄妹技を期待してます!