内容をカンタンに説明すると…
- 坂本龍一が番組に出たいと言っているがパパは本人が登場しすぎだからと断る。ウナギイヌの法事についていくパパ。母の再婚の影響でウナギと色んな生き物のミックスの兄弟がそこにはいた。ウナギイヌが家に帰ると娘が婚約者を連れてきていて…
- パパの一方的な説得によりウナギイヌの娘の婚約は無事に決まった。とりあえずいい話風なものを一つ入れておこうという魂胆だった。
- 今回は…一般市民に向けて発砲した本官、ついに週刊誌に載ってしまいお偉いさんから厳しい適性テストを受けることに。後半はリアル世界に生きるバカボン家…。漫画と現実は違うのだということを思い知らされることに。
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【深夜!天才バカボン 9話】本官の適正テストなのだ/リアル天才バカボン 【アニメ感想】
目ん玉つながりのお巡りさんの危機
「すいませ~んマンションの隣の部屋の音楽がうるさいんですけどなんとかしてくれませんか?」
「わかったあとで行く」
焼き肉の映像を見ながら白飯を食べている本官。しびれを切らす一般人。
「いま来てください」
そうこうしてるうちに画面がゴミ屋敷の映像に。ブチギレ本官
「焼き肉返せ~~~~」
無限発泡始まりました。その後週刊誌に載ってしまった本官。
パパがやってきました。
「偉い人に呼び出されたんだよ~~。すごい怒られるんだぞ」
「それはわからないのだ偉い人は君のような偉くない人には考えられないもっと大きなスケールで考えられるのだ。ひょっとしたら昇進するかもしれないのだ」
何故か期待し始める本官。ちょろすぎませんか?呼ばれた部屋で悲しむでもなくわくわくしてます。
「何が昇進につながるかわからないもんだな~~。昇進したら何しよう。焼肉食べよう。極上カルビ!」
はい、脱ぎました。テーブルの上に乗りました。そして偉い人このタイミングで入ってきました。
「これだけ騒ぎになってるんだ。何考えてるんだ」
「昇進じゃない?」
「当たり前だろ!前を隠せ!」
謎のかっこいいアイキャッチが入りました。
「本来ならすぐに懲戒免職ですが今回は特別に貴方が警察に向いてるかどうかの適正テストを行います。結果次第ではやめてもらいます」
テストの問題文長いですね。しかも筆記じゃなくて読み上げだから一度で聞き取るの大変ですね(汗)
「次いくまでもなく向いてるか向いてないかわかるけど一応次行きます」
「警視庁までの道を教えてください」
「なんでだよ、自分で調べろ」
駄目ですねこれは(笑)あと本官はとにかく大体ピストルを撃つ方向に答えますね。
「撃っちゃ駄目なんだよピストルは!」
「じゃあピストル何に使うんだよ?」
「警察官職務執行法の第7条にあるだろ!言ってみろ!」
「え、何?おしっこ?」
警察官職務執行法の第7条をお偉いさんが全文暗記で教えてくれます。
「おまえそもそも犯罪者じゃなく一般市民に向けて撃ってるだろ?」
「ピストル持ってる人は持ってない人を撃っていいって憲法第何条かにありませんでした?」
「駄目だな、君警察官向いてない」
インスタに発砲や手錠の写真を載せる本官。いやもう駄目でしか無いです。
「懲戒免職ということで。今日から目ん玉つながりの一般市民になりなさい!」
突然パパが入ってきました。いや一般人が勝手に警察庁来ていいんですか?
「本当の世界を漫画の中に持ち込んではいけないのだ。漫画の世界は夢がないと駄目なのだ。漫画の中では本官は必要とされてるのだ。
街の人に聞いてみればわかるのだ。市民の声をちゃんと聞くのだ」
街の人に聞いてみよう!本官とは!
ワイドショーなものが始まりました。
結果は…全然必要とされてませんでしたね!!見知った顔の方が目より下を映された感じで声も変えられてましたがすぐに誰だかわかります。
両津勘吉を所望する街の人も(笑)
「あの人は警官に向いてないのだ。漫画の中の世界でも迷惑なものは迷惑なのだ」
どうみてもパパ!!さっきと言ってたこと全然違います!
「死刑にしてやる~~~~~!」
発泡しまくりました。
リアルなバカボン家とは
ごっこ遊びの日常…いつもバカボン家…。
「夢か…。」
誰?この子誰ですか?
カップラーメン散乱。あれ、ママの遺影‥?
「ああ、バカボン。こにゃにゃちわ」
くたびれたおっさんが座ってます。
容姿的にどうみてもパパですね。
パパを適当にあしらいファミレスに向かうバカボン。
あとから来た商社マン。
「ああ、悪いな。はじめ」
商社マンはじめちゃんキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
声ももちろん大人の男の人です。
多分すごく大企業の人ですよこれ。もの静かで店員さんに感じ悪いはじめちゃん…。うわぁ…。
はじめちゃんに金を無心するバカボン。はじめちゃんはもう家庭もある様子。
なんでしょうこの悲しい光景は…。
問題を起こしたらしい親父を引き取りに交番へ。
「人のうちの猫を下駄にしたらしいんです」
「わしはただ遊ぼうと思って…」
「もういいかげんにしてくれよ!漫画と現実は違うんだよ。今、猫を下駄にしようとしたら犯罪だって何度言ったらわかるんだよ。オレもう出てくから。親父バカなことしたいなら一人でやれよ」
刑務所に面会に行くバカボンのパパ。
現れたのは目ん玉つながりのおまわりさんだった人です。
「仮釈放の話はどうなった?」
「審査なんて形だけだよ。あれだけピストル撃ったんだ。まぁしょうがねーよ」
あれ?前半の話からつづいてますかこれ?
「親父、いい加減バカボンに言ったらどうだ。本当のことを」
レレレのおじさんが施設にいます!川にウナギイヌ…幻でした。
「そうだ…ウナギイヌはわしが食べたのだ。漫画じゃないんだから生き返るはずないのだ」
漫画じゃない…これはリアル?確かにやたらリアルな風景しか映らないですね。
家を出ていったバカボンは仕事をしているパパと鉢合わせます。
「現実は厳しいのだ。働かないと生きていけないのだ。どうやって生活してると思ってたのだ?現実の生活にはお金が必要なのだ」
「おれ親父は無職だとばっかり…」
「遊びに行くと出かけてこっそり働いていたのだ」
普通よく聞くやつと逆のパターンですね!?
「それからお前の名前…」
紙を差し出すパパ。
「山田一郎…バカボンじゃない!」
「戸籍は普通の名前にしておいたのだ。おまえには馬鹿な父親だと思っててほしかったのだ」
どうしようもなく泣けて来るんですけど。現実って現実って・・・・。
一人でりんごを食べようとしているパパ。
「ひとりぼっちか…」
バカボンがどてらを着て前に現れる。
「パパ」
「バカボン…いや一郎!」
「バカボンだよ、おれは」
「パパ、一緒に遊ぼう」
(これでいいのだ…)
家の前で二人で遊んでいる風景。でもパトカーの音が聞こえてますね…?
これは一体…。
さすがお偉いさんと言った感じで淡々とそして正しい知識。それに対しお巡りさんはピストルという単語を口にだすのを我慢してましたね(笑)
結局最後に発砲かまして怒られて…。これそのまま刑務所行きだったんでしょうか。
後半はくたびれたバカボン家の日常(?)
やってることはいつもどおりなのですが現実がそれを許さないんですよね。
漫画の世界、現実の世界。あまりにも相容れなくて泣きそうになりました。
とんだシリアスでしたよ…。