【アンゴルモア元寇合戦記 9話 アニメ感想】迅三郎VSウリヤンエデイ!白石の手引きで蒙古が城に侵入!照日姫も大活躍!

前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 刀伊祓の衆の想いを知った迅三郎は、長嶺判官らと共闘し篭城戦に加わる事を決断する!
  • 男衾三郎を殺害した白石はウリヤンエデイに接触!内通者として金田城に帰還するが、誰も彼の裏切りに気づかない…。
  • 今回は…金田城攻防戦が始まった!多くの守兵が南門に回る中、西門の守備を預かった白石はそこから蒙古軍を招き入れて…!?

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【アンゴルモア元寇合戦記 8 話 アニメ感想】白石がウリヤンエデイと接触!迅三郎と長嶺判官の和解!金田城に蒙古軍迫る!

2018.08.29

【アンゴルモア元寇合戦記 9話 アニメ感想】山城の攻防

 蒙古軍襲来!白石の裏切りで守兵に穴が…!

「南門は俺も外してもらおう」
「と、言うと?」
「俺はここだ」
「外だと?」
「客人がお出ましになったらお迎えするもんだろ?」

南門へつながる山中。
そこに潜む蒙古軍に対し奇襲作戦をお見舞いしたのは、迅三郎率いる少数精鋭でした。上下二段構えの伏兵で挟み撃ちにする作戦は見事成功。敵が覚めたと同時に南門へ駆け込みます。

「門を閉じろ!!」
「倭人の山城だ!このまま乗り込め!」

奇襲作戦で敵を引きつけ、最大戦力がある南門で迎え撃とうという作戦ですね。お見事です!

「一息つけ、朽井迅三郎。次は我が出番だ!」

長嶺判官の掛け声を合図に一斉に矢が放たれます。が、猛虎の盾はなかなか厚く簡単には敗れませんね…。

「まるで亀だな!」
「ジリジリと寄れるだけ寄って、一息に石垣へ取り付こうというのだな」

そこで活躍したのが投石器でした。4人1組になった女衆は次々とそれで巨岩を蒙古に浴びせていきます!息が合っている上に連度が高い、とは迅三郎の言葉です。

蒙古軍の前線が散り散りになってきました!

下から挑むも木の根が邪魔をして進めず、はしごをかけて城壁を登ろうとするも鬼剛丸が巨木を投下し…思ったより難攻不落!
守兵の手数の割にはいい線いってます!この調子なら持ち堪えられるかもしれません!

ウリヤンエデイ「一箇所を攻めて守兵をそこに掛かりきりにさせる。そこで別働隊を反対から突っ込ませたらこんな城イチコロさ」
蒙古兵「はい。そろそろオチルバト隊が西壁に到着している頃かと」
ウリヤンエデイ「白石…うまくやってくれるかな?」

そうでした。裏切り者・白石の存在を忘れてました…(゚д゚lll)←

彼が守兵を勝手出た西門にも、南門が攻められている事は伝わっているようで。

白石「南門が落ちかかっているのかもしれん…そうなると蒙古はまっすぐシカクへ向かい、お前たちの家族を襲うだろうな…」

兵の同様を誘ってますね…

「よし、仕方ない。ここは俺が見張ってよう。お前ら、南門を助けに行け」
「えぇ!?でもあんた一人じゃ…!」
「蒙古が出たら合図を送る。加勢を連れてすぐ戻ってくれ」
「ああ、勿論だ!」
「すまないが頼むぜ!」

ああああモブ兵何してんの!行っちゃダメだー!ヽ(´Д`;)ノ
白石は一人になった隙に蒙古兵を引き入れるつもりですよ!!

…と思いきや、3人の兵は西門に残りましたね。

「万一ってこともある。俺だってシカクの家族は心配だ。けどこの島に縁も縁もないのに戦ってくれてんだもんな。放っとけるかよ」
「じゃあ俺らはあっちを見てるぜ」

良い人達だ…とても良い人達だったんですよ…!!(´;ω;`)

彼らの言葉を聞いて白石の手が震えます。罪悪感に苛まれてるのでしょうか…。わざわざ厄介払いする様子からは、出来るだけ兵を傷つけたくない、という本心がチラつきます。

「バカめ…素直に言う通りにしてくれれば良いものを…お主らは、俺をどこまで苦しめる!?」

「なっ!蒙古!?」

モブ兵は3人とも葬られました。

「よぉ、裏切り者、ふてぶてしいツラだな。俺はな、裏切り者ってのが大嫌いだ。けどウリヤンエデイ様は裏切らない、てめぇの働きにもちゃんと恩賞があるだろうよ」

この男がオチルバトでしょうか。
敵ですが彼のこの言葉には共感できます。

(裏切りとは、ひとつで済まされるものではないのだな…。一旦始めれば後戻り出来ず、前へ前へと進まされる。南門で戦っている朽井たちからもまるで遠ざかっていくようだ…)

白石は、城に侵入した蒙古兵の背を見送りました…。
ヤバい!ヤバイですよ!!((((;゚Д゚))))

 照日姫も活躍!仇討ちを誓うウリヤンエデイ!

一方、南門の攻防戦は勢いが衰えていました。

「さっきより蒙古の数は増えてる。だが攻め方が遠慮がちになってる。ここへの熱情を感じん」

ここに城兵を引きつけ別の所を突こうとしている、というのが迅三郎と判官の読み。事実、その通りです。

「だが少数ながら、城壁の各所に手兵がいる。蒙古が現れたらすぐ合図があるはずだ…」

それは裏切り者がいない前提…なんですよね…。

「な!あれは!?」

南門の背後、城内の森の一部が火に包まれているではありませんか!
蒙古に火を放たれたのでしょうか?(´Д`;)

ウリヤンエデイ「オチルバトの仕業だなー?火を放っていいなんて言ってないのに!」
蒙古兵「方角からしてシカクの辺りですね」
ウリヤンエデイ「あれじゃ戦利品も灰かなー…。ま、仕方ない。猛々しくて、あいつらしいよ。オチルバトの火攻めに乗じて一気に片付けろと皆に命じてくれ」
蒙古兵「御意!」

寛大すぎるよウリヤンエデイ!潔さに思わず笑っちゃいましたよ!

「う”わ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!」
「燃えている!?倭人じゃない!味方だ!」
「こっちも味方です!」
「こいつも!」
「全員我が胞だと!?どういうことだ!?」

火の手が上がった一番近く、無人になった東壁から城内へ侵入を試みる蒙古の別働隊が見たのは、炎に包まれた仲間の姿でした。

『ご先祖様、500年受け継ぎしこの城山に火を入れること、どうか許したまえ…!』

火を放ったのは先代の長嶺判官(?)で、おびき出されたオチルバト隊が道連れになったんですね。
硫黄を使ったのか、火の回りも早かったです。

「さぁ寄って参れ!同じ目に遭わすぞ!!」

兵に動揺が広がるなか戦線離脱を試みるフンビシの隊。
彼らに矢を浴びせたのは、城壁で構えていた照日姫率いる対馬軍勢でした!

照日姫格好いい!!(((o(*゚▽゚*)o)))

「何とか追い払えましたな…」
「シカクはなんとしても守らねば…」
「姫!南門から加勢に参りましたぞー!」
「遅い!……」
「…?朽井なら来てませんが…」
「何故!?どっちが大切なのだ!あっちと!こっちと!」
「さ、さぁ?」

単に南門と東門どっちが大切なんだ、と言ってるのかもしれませんが…。
私のピンチに加勢に来ないってどういう事だ!と言ってるようにも聞こえる…。

私だけでしょうか?(笑)

判官「この島の民の多くは焼畑で暮らしている、火をどう走らせるのか熟知している。それでも、できれば避けたい手だった…。山よ、許したまえ」
鬼剛丸「もうこがこれ見てどう動くのか見ものだな!」
迅三郎「怒り狂い、犠牲を厭わず、力押しに攻め寄せてくるかもな。――いっそこっちから仕掛けるか!」

迅三郎は奇襲が十八番なんですかね?
彼の好戦的な笑み、なかなか好きですよ。見てるとゾクゾクするしワクワクしてきます( ̄∀ ̄)

一方、オチルバトの亡骸を見たウリヤンエデイ。怒りに満ちています。

蒙古兵「恐れながら将軍。このあたりで引き上げるのも一つの手かと。これ以上我らだけ犠牲を負えば後々ほかの軍団に遅れをとります。何よりここで兵を失っては本末転倒」
ウリヤンエデイ「それは違うぞカラン…!そんな話しをオチルバトの骸に聞かせちゃダメだ。報いも受けさせず、奴らをこのまま野放しにしておけるか!」

「総攻撃だ!四方から一息に押しつぶす!!!」

迅三郎が予想した通りの展開になってきました…(°д°)

 迅三郎の強靱が牙をむく!!ウリヤンエデイは撤退した!

「ここで敵将を討ち、敵の動揺に輪をかける!!心支度は良いか!?」
「「オォ――!!!」」

ウリヤンエデイが総攻撃を命じたのとほぼ同時に、迅三郎率いる少数軍勢が南門から出撃しました!

「一文字で駆け下る!できるものは馬を信じよ!我に続けぇ―――!!」

自ら先陣を切って激坂を駆け下る迅三郎。それに続く軍勢も勇ましいです!

迅三郎はフンビシと一戦交えましたが、致命傷を与えるには至らず。

「(あいつは!一昨日の曲がり角で粘ってた奴だ!)みんな!早くいけ!これ以上百人長を死なせるな!」

ウリヤンエデイの号令で蒙古兵が勢いを増すなか、迅三郎達は再び撤退することに。

「旦那!いつものやつでしょ!このままトンズラだ野郎ども!」
「そう、それだ!」

迅三郎の戦術が仲間内にも浸透してきましたね?ここまで一緒に闘ってきたからこそ芽生えた絆が確かにありました。嬉しいですね。

「あいつを絶対逃がすな!城に戻る前に討ち取れ!」

去り際、迅三郎が放った一矢がウリヤンエデイに襲い掛かりました。

盾が無かったら即死でしたよ!!
というか盾も貫いてるんですが(笑) 剛弓にも程があるでしょ!
距離もあったのになんて命中率だ…凄すぎる…!Σ(゚д゚lll)

対する迅三郎はこの表情。最高に燃える演出でした!!(((o(;゚Д゚*)o)))

「将軍、お怪我は!?」
「奴はまだ…折れそうにないな…この城を攻め落とせたってこっちのしたいも随分重なりそうだ…憂鬱だなー…」

側近を横目でチラッと見ましたね。

「いえ!将軍の軍団ならあと一時もあれば堕とせましょう!ですが九州こそが統制の本場!こんな無益な古城、ほかの連中に食わせておくのがよろしいかと」
「しつこいなぁお前もー!でも、まぁ、ここらを潮時にするのもひとつの手かもね…。それじゃあ、もうあいつら…放っとこうか…!」

側近がウリヤンエデイの意を汲んで撤退する口実を作ってくれました!先ほどの盾の部下といい有能すぎでは!?( ̄▽ ̄;)

迅三郎の矢はウリヤンエデイの戦意もくじいたのかもしれませんね。

迅三郎と白石の決闘…!?

「判官様!この者共、石壁を無断で離れ、そのせいで敵の侵入を許しました!」

白石に厄介払いされたモブ兵たちだ!

報告を受けて、判官の疑いは確信に変わりました。
迅三郎はまだ白石を信じているのでしょうか?

鬼剛丸「試しに見てこいよ!戦って散った白石が転がってるか。はたまた蒙古と仲良くとんずらして、影も形もないか」

西門に向かった迅三郎。そこにいたのは…

「まるで生ける屍だな」
「朽井…」

白石まだ居るじゃないですか!!Σ(゚д゚;)驚

「無事で何よりだ白石。ここから入り込んだ蒙古はこの煙と共に消え失せ、本体とともに消えていったぞ」
「…」
「お主は、ついて行かなくて良いのか?」

あ…、裏切りに気づいてたんですね?

「お主を待っていた、朽井迅三郎」

「最早その首でも手土産にせねば、蒙古の陣へは戻れんからな」

つまり白石が望むのは決闘ですか。
迅三郎はまっすぐ白石を見つめています。

まさかこの二人が戦う事になるとは…。

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白石があの場に残った理由。手土産がないと帰れない、というのは本当かもしれませんが、罪悪感に耐え切れなくなって、自ら死を望んでいるのかも、と思いました。迅三郎が負けるはずないし…。この状況で裏切り者とヨリを戻すなんて綺麗事は通用しませんよね。白石、次週で退場しそう(゚д゚lll)
刀伊祓や迅三郎達の活躍おかげでウリヤンエデイは撤退!正直このまま攻め落とされると思ってたので、嬉しい誤算です。
先代判官爺ちゃんは命を賭して敵の侵攻を阻止したのか…。見事な最後でした。
なにげに鬼剛丸が大活躍してて嬉しかったですね。口では文句を言いながらきっちり働いてるし好感度が上がってます(笑)
白石を始末したとしても、蒙古の驚異が去ったわけではなく…。まだまだ油断ならない展開が続きます!

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