ある日、仕事場に落ちていた美容室の会員カードを拾い上げた芥子駆、書かれた「後藤和士」の文字。可久士は「世間では後藤和士で通っており、本名が可久士だ」と告げる。駆に、可久士は「本名で漫画家デビューしてしまった者」の苦労を語り出す。さらに自宅では姫が『こども姓名判断』を開きながら、自分の名前を調べていて……？

エーリッヒ兄の結婚式に参列するため王都へ向かうヴェル。しかし道中で古代龍のアンデッドに遭遇！古代龍討伐の功などにより第六位準男爵位を賜った彼は貴族のしがらみを目の当たりにするも人々にとって有益となる「発酵貴族」になることを誓うのだった。そしてエリーゼという名の令嬢の夫候補はもしかして…！？

警察が京助の部屋へ訪ねてきた。華ノ屋の女郎・お滝が殺されたというのだ。啄木の「お滝の部屋で京助を見た」という証言から京助に殺人犯の疑いがかかってしまう。酔って帰宅した啄木を問いつめる京助だが、啄木は一向に取り合わない。一方、京助はお滝の部屋に残されていた啄木のローマ字日記を根拠に、犯人は啄木かもしれないと疑い始める。果たして真実はどちらにあるのか？