前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 37歳独身=彼女いない歴の会社員・三上悟は、通り魔に刺されて死んだ。次に目覚めた彼は、異世界でスライムに転生していた!
- スライム三上は、300年前に勇者に封印された暴風竜・ヴェルドラと出会い、友達になる!
- 今回は…無限牢獄を解析するため、ヴェルドラを捕食したスライム三上ことリムルは、ついに洞窟の外へ脱出する。そこで出会ったゴブリン達に、とあるお願いをされて…!?
【転生したらスライムだった件 2話】ゴブリン達との出会い【アニメ感想・名場面】
リムルとヴェルドラの約束!
「友達が300年も封印されたままなんて可哀想だからな…」
「お前っ…!!」
「そんなうるうる見つめられても!!」
暴風竜ヴェルドラと友達になったスライム三上。
無限牢獄を捕食し、ヴェルドラの救出を試みますが失敗に終わります。
「そう簡単にはいかないか…」
「無理であろう?」
「うーん、どうにかならないか?」
『可能性を検討します』
「おい!自分のスキルとばかり話をするでない!!」
ヴェルドラヤキモチ焼いてる(笑)
解析の結果、無限牢獄を内側と外側から解析できれば解除できるかもしれない、との事でした。
「それで提案だ」
「提案だと!?」
「オレの胃袋に入らないか?」
「・・・・・・・・・・・・・」
無反応のヴェルドラ。
妙な静寂が流れます(笑)

「オレのスキル、大賢者と捕食者で無限牢獄の解析を行い、内部からはヴェルドラが破壊を試みる。胃袋の中では隔離されるので消滅する恐れもない。どうだ…?」
無限牢獄を壊すのは無理だけど、捕食はできるということか…。
間接的にヴェルドラも捕食するということですよね!?Σ(゚д゚lll)
「ふふふ…ふふふふふ!ふははははははは!!それは面白い!ぜひやってくれ!お前に俺の全てを委ねる!」
「そんなに簡単に信じてもいいのか?」
「無論だ!ここでお前が帰ってくるのを待つよりも、二人で無限牢獄を破る方が面白そうだ!」
「そうか…一人じゃなく二人か…。いいじゃないか!」
「うん!!」
信頼関係があるこそ成り立った交渉。微笑ましい光景でした。
ヴェルドラが了承してくれてよかった(*´∀`*)
「その前に、お前に名前をつけてやろう。お前も我に名を付けよ」
「?」
「どう書くということを魂に刻むのだ、人間で言うファミリーネームのみたいなものだが、我がお前に名付けるのはかごになる。お前はまだ名無しだから名持ちの魔物の仲間入りができるぞ」
「名持ちの魔物か。いいな!」
「いいだろう?格好いい名前を頼むぞ!」
「そっちもな!」
この世界で名前の有無は重要な事みたいですね。
名付けるだけで加護を与えるなんて、ヴェルドラはやっぱり凄い!
スライム三上は悩んだ末に命名します!
「テンペスト!テンペストなんてどうかなっ?」
「嵐」や「暴風雨」の意味がありますね!とても強そうだしぴったりじゃないですか!
「なにぃぃぃぃ!!テンペストだとぉぉぉぉ!!」
「だっ、ダメか…?」
「素晴らしい響きだァ!今日から我はヴェルドラ・テンペストだぁぁ!!!」
早速名乗ってるところを見るに相当気に入ったみたいです(笑)
一瞬、激高したかのかと(笑)
「そしてお前にはリムルの名を与える」
「リムル…悪くないな!」
「リムル・テンペストを名乗るが良い!」
(その瞬間、魂の奥底で何かが変化した。リムル・テンペストの名が魂に刻まれたのだ!)

「俺はリムル・テンペスト」
「リムル…」
「ヴェルドラ・テンペスト!」
互いの名前を呼び合う二人。友情の証ですね!
周囲がキラキラしてきました(笑)
「じゃあ今から食うけどさっさと無限牢獄から脱出してこいよ!」
「任せておけ。そんなにまたせずにお前とあいまみえようぞ」
「よし!ユニークスキル”捕食者”!!」
無限牢獄ごとヴェルドラを捕食するリムル!
今までにない、凄まじい衝撃が走ります。
「実に呆気なかった…。今まで喋っていたのに」
『ユニークスキル”無限牢獄”の解析を行いますか?』
「YES。頼んだぞ」
ヴェルドラほどの魔物でも、本人の同意があれば強さに関係なく捕食できるみたい。
(この日、世界に激震が走った。天災級モンスターである暴風竜ヴェルドラの消滅が確認されたのだ。ヴェルドラが封印されていた洞窟は、ジュラと呼ばれる大森林の中にあった。ジュラの大森林の周辺にはいくつのもの国があった)
ヴェルドラの存在が各国の抑止力になり、またパワーバランスを保っていたようです。
リムル、凄いことしちゃいましたね( ̄▽ ̄;)
スキルが続々追加される!そしてついに外へ…!
ヴェルドラの消滅を感じた各国が大騒ぎになっているとは、リルムは知る由もありません。
「ヴェルドラを食ってから何日過ぎただろう?」
貴重な草や鉱物を捕食・貯蔵しながら洞窟を出るため彷徨っていました。
その最中、水操作スキルを獲得したり。

黒蛇を捕食して毒霧吐息、熱源感知を獲得。その姿に擬態する事も可能に。
甲殻トカゲで身体甲殻を。
エビルムカデで麻痺吐息を。
ブラックスパイダーで粘糸・鋼糸を。
ジャイアントバッド(コウモリ)で吸血・超音波を。
超音波を利用して喋れるようにもなりました。
出会ったモンスターを倒しては捕食し、様々な能力を獲得していきます。
グロテスクなものばっかり(笑)

そしてついに洞窟を出たリムル。久々の外の世界です!
(あれからヴェルドラの反応は何も無い。消えてしまったようだが、そうれはないことを俺は知っている。約束したからな。次に出会った時、笑って話せる面白可笑しいエピソードをたくさん用意しておいてやろう!)
ゴブリン達との出会い
(なぁヴェルドラ。おもしろおかしいエピソード、早速一つ用意できそうだよ)
リムルが森を進んでいると、ゴブリンの集団に遭遇しました。
スライム相手にそこまで怯えなくても!
(貧相な体つき、ボロボロの武器…)
「強き者よ…この先になにか用事がおありですか?」
(強き者?って――俺?思念を乗せて発声すればいいんだな。よし…)

「初めまして!!!!俺はぁ!リルムという―――!!」
口を開いた瞬間、凄まじい振動が!
ヴェルドラ並みに声がでかい(笑)
リムルの声にゴブリン達は恐れおののきます。
「あなた様の力は十分に分かりました!!どうか声を沈めてください!!」
「思念が強すぎたかな…。で、俺になんか用?」
「強き者よ!あなたを見込んでお願いがあるのですが――」
ゴブリンの村に案内されたリムル。そこは「ヴェルドラの鼻息で吹き飛びそう」な程度に貧相な村でした。

「ようこそお客人…私はこの村の村長をさせて頂いております…」
「はい。どうも宜しく」
口を開いた村長は見た目以上にヨボヨボでした。大丈夫でしょうか(;´д`)
彼らの話によると、「神」が消滅したひと月前から魔物の動きが活発になり、村がちょっかいを出されているそうです。「神」もといヴェルドラは魔物よけにもなっていたんですね。
「我々も応戦したのですが、戦力的に厳しく…」
「それであなた様に!!」
「力を貸して欲しい、と」
リムル、牙狼族と戦う!
「しかし自分スライムですので、期待されてるような働きはできないと思うのですが…」
「ご謙遜を。ただのスライムにそこまでのオーラは出せませぬよ。相当に名を馳せる魔物なのでしょう」
「オーラ?(なんだそれ?そんなの出した覚えはないぞ?)大賢者、魔力感知の視点を切り替え自分を客観的に見せてくれ」
『視点を切り替えます』

次の瞬間、リルムを包む禍々しいオーラが現れます!!
闇のオーラだ!(笑)
(うわっ!オーラを出したままだったのか!大通りを社会の窓全開で歩いていたようだ!)
出会った時、ゴブリン達が異常に怯えていたのもオーラのせいでした。
「ふふふ。さすがは村長、分かるか?」
「もちろんでございますとも、漂う風格までは隠せておりませぬ」
「そうか、分かってしまったか。お前たちはなかなか見所があるようだな」
教えて貰ったのになんでそんな上から目線なんだ(笑)
「ふ~~~ん!!!(あ、引っ込められた)」
気合で禍々しいオーラを封じることに成功しました!
魔力感知の時といい、力んだらどうにかなる説が私の中で話題です(笑)
(ゴブリンの話によると、東の地から狼の魔物・牙狼族が押し寄せて戦いになり、ゴブリンの戦士が多数討ち死にしたのだという。本来牙狼族1匹に対してゴブリン10匹で掛かっても勝てるかどうかの戦力差があるのだそうだ。その中に、名持ちの守護者のような戦士がいたのだという。その戦士も討ち死にし、村は危機にひんしている、ということだった)
「牙狼族は全部で100匹程度…」
「こっちの戦力は?」
「戦えるのはメスも合わせて60匹くらい…」
ゴブリン達がいかに追い詰められているかが分かります。無理ゲーっぽい、と思うリムル。
「村長、ひとつ確認したい。俺がこの村を助けるなら、その見返りはなんだ?お前たちは俺に、何を差し出せる?(本当は見返りなんて求めてない。ただちょと体裁を整える必要があるだけだ)」
「我々の忠誠を捧げます!我らに守護をお与えください!さすれば我らはリムル様に忠誠を誓いましょう!」
(…懐かしいな)
リムルはリーマン時代、田村に頭を下げられたことを思い出します。
(何のかん言って、俺は頼まれごとに弱かった…)
三上はお人好しだったんですね(´-ω-`)
「牙狼族だ!」
「やばいよやばいよ!」
「おしまいだぁ!」
「俺たち食われちゃうんだ!」
「逃げようよ!!」
「どこへ?!」
「おおお前達、落ち着きなさい…!」
ゴブリンの村に牙狼族の遠吠えが響き渡ります。敵が近くに、居る…!((((;゚Д゚))))
「ビビる必要はない。これから倒す相手だ」
「!? で、では…」

「お前たちのその願い、暴風竜ヴェルドラに変わり、このリムル・テンペストが聞き届けよう!!」
その言葉に歓喜するゴブリン達。礼を述べ、忠誠を誓います。
こうしてリムルはゴブリン達の主、守護者となるのでした。

ヴェルドラと旅を始めるのかなと思ってたけど、無限牢獄はそう簡単に消えてはくれませんでしたね。あと100年もすれば消滅するところだったって、悲しすぎる!そんなところにリルムが現れて友達になってくれて…。あのツンデレっぷりも納得です。
早く無限牢獄から出てきて欲しい!ヴェルドラが早くも恋しくなってきましたよ(笑)
三上はリムルとしての人生(スライム生?)を本格的にスタートさせました!
あのオーラはさすがに笑ったけど、スキルをたくさん獲得した影響かな?捕食者のスキルが便利すぎるな、と改めて思いました。
ヴェルドラに比べれば雑魚かもしれないけど、牙狼族もなかなか強そうですよ!?
圧倒的に不利なゴブリン達。リムルの力と頭脳で、危機を乗り越えることができるのでしょうか!?ョ゚Д゚;))))ドキドキ