前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 東谷を守るために別れを告げた西條だが、冬文砲の影響で世間の好奇の目にさらされていた。
- 一方の東谷は長谷川に直接取引を持ちかける。後日、共演女優・黒川百合江との熱愛報道が発表されて…!?
- 今回は…東谷と黒川百合江の熱愛は誤報だった!さらに西條の冬文砲疑惑も晴らされる!冬文を逆手に取り、世間を味方につけた東谷の作戦とは!?
【より抱かれたい男1位に脅されています。12話 アニメ感想】mi tesoro。
空は晴れない
西條(最近雨ばかりで、青空を見ていない。重く閉ざすような鈍色の空を、お前は何を思って見ているのだろう…?)
空は東谷の心なのでしょう。過去回でもそうでした。
「よく降るねぇ…。ところで高人くん、今日ウチたこ焼きなんだ」
「へ?」
佐々木さんちのたこ焼きパーティーに招待されました!気を使ってくれてるんですね…。
「ななちゃん!その髪飾りつけてくれてるんだ?」
「トータカのくれたものは全部奈々のお気に入りだもの!」
「ズキューン!」
佐々木さんの娘さん・奈々ちゃんに、西條はメロメロ&デレデレです(笑)
奥さんは元アイドルで、とても美人さんでした。
「奈々は久しぶりに高人君に会えて嬉しかったみたい。はしゃいじゃって」
「佐々木さん…自宅でしか指輪しないですよね」
「そうなの。外でなくすといけないからって。拓ちゃん、結構落し物多いから」
「指輪付けるってどんな感じですか…?」
「やだ、何?」
「リナさんは芸能界やめて佐々木さんと一緒になって、今そうして指輪をつけてる。どんな感じなのかなって…」
「覚悟…かな」
「覚悟?」
「あの人と幸せになるんだって覚悟。そういう気持ちでこれをはめてる気がする」
佐々木さんは西條と東谷の仲に気づいていました。
何を聞くでもなく、東谷の拉致に協…じゃなくて見守ってくれてたんですね。
なんていい人なんだ…!(´;ω;`)
「あいつの才能を守りたい。それが俺のエゴだとしても」
「うん」
「あいつを突き放す覚悟も、恨まれる覚悟もしていました。出来ていたのに、俺はあいつと離れる覚悟は出来ていなかった…」
「選択肢ってのはさ。必ず一つを取らなきゃいけないってわけじゃない」
「え?」
「もう少し素直に、そしてちょっとくらい欲張りになってご覧よ。高人くんがどういう道を進んでも、俺はその時の西條高人に一番ふさわしい仕事を取ってくるし」
佐々木さぁぁぁん!!(´;ω;`)
「田口くんもなかなかやる子だよ?俺は東谷くんと出会ってからの高人くん、以前よりもっと魅力的になったと思うなぁ」
「佐々木さん…」
「雨。早く止むといいね」
佐々木さんがマネージャーで本当に良かった…。
「あら」
「っ!」
「…じゃあお願いします、百合江さん」
「はいはい。甘え上手なんだから」
「あはは」
後日、エレベーターに乗ろうとした西條は、黒川さんと東谷に遭遇します。
黒川さんは西條に一声かけて去って行きました。
「…乗らないんですか?」
東谷と西條がエレベーターで二人きりに…!!
西條(息苦しい…。でも久しぶりだな、こんな近くにいるのは。手を伸ばせば届く。今はその大きな手で、俺以外の人間を、黒川百合江を抱いているのか)
近くに居れる喜びと嫉妬が入り乱れます。
東谷の事だから二人きりになれば襲いかかってくると思ったのに、何もしてこないですねぇ…←
「なにかされると思ってます?」
「は?」
「物欲しそうな顔してますよ」
「なっ、そんな顔誰が!」
「それ…」
西條の手にはハワイで貰ったストラップが握り締められていました。咄嗟に出しちゃいましたね。
東谷が近づいて来ましたよ…!
「何、してんだよ…?」
「あなたこそ」
「別れた男にそんな顔をして狡い」
西條の本心は表情で丸分かりでした。
演技する余裕もないのでしょう…。
「失礼します」
東谷は目的の階で降りて行きました。
(馬鹿だ…馬鹿だ俺は。抱きしめられることを期待した…)
視聴者も期待したよ…(゚ω゚lll)
何事もないように見えた東谷ですが、あの後フリスクを貪り食ってました。
やっぱり我慢してるじゃないか!!
「黒川さんと東谷くんオールアップです!」
魔女の雫の撮影が全て終了!お疲れ様でした~!
「ありがとう。みんなもお疲れ様」
「百合江さん、お疲れ様です」
「全く…。一人だけこれからが本番って顔してるわよ?天使みたいな顔して悪い子ね」
「准太さん!外、マスコミの皆さんがやる気満々でスタンバッてますよ~!」
「ありがとう。成宮くんも頼んで悪いけどよろしく」
「任せてくださ~い!」
??何の話?(´・ω・`;)
東谷「さぁ。仕上げだ」
何をする気ですか…!?
空が晴れた
後日、冬文砲誤報のニュースが各メディアで一斉に報じられました。Σ(´∀`;)
「東谷くんと黒百合の報道、誤報だったみたいだね~」
「ドラマの公式ブログと涼くんのSNSにもスクープ写真と同じ場所でみんなで写ってるのUPされてたよね」
「冬文もやっちゃったわ~!」
「この分だとトータカ熱愛報道も本当かどうか怪しー」
形勢逆転してる!?
東谷が長谷川さんに提供したネタは罠だったのか…!
「東谷くんもやるよね~。うわ~炎上してる!マスコミの誤報は死活問題だよ~冬文さんキツイだろうなぁ!」
佐々木さんがいつになく楽しそうです(笑)
西條「あいつは何を考えてるんだ…!?」
佐々木「考えてることはひとつじゃないの?あ、そういや今日、魔女の雫の番宣やるって言ってたなー」
車内のTVをつけると、ちょうど番組が放送中でした。
『お二人は恋人同士にになりきっての役作りで最終回に挑まれたようで。今夜の放送が楽しみですね~!』
『黒川さんにお付き合い頂いたおかげで、納得のいく最終話を撮る事ができました。皆さんにも見ていただきたいです』
『本当に今回は、おふたりの演技にマスコミまで騙されましたね!』
『騙すつもりなんてなかったのだけど…ねぇ?』
『はい、少しも!』
さすが役者だなぁ…(白目)
東谷『あ。ついでにここで皆様にお知らせしたいことが』
司会『なんでしょう?』
東谷『先にスクープされた西條高人さんの報道の相手、アレ俺なんです』
司会『へっ?』
西條「はぁ――――!!!?」
佐々木「あははははは!!」
自分から言っちゃったよ!(笑)
『たまたま西條さんが階段を踏み外して、俺が支えただけなんです』
嘘は言ってない。
『あぁ見えて西條さん、結構おっちょこちょいなんですよ』
『私も前に共演した時、隅で機材に躓いているとこ見たことあるわ。イメージより抜けてて可愛いとこあるのよね』
『そ、そうなんですか!?意外というかなんというか』
『ちなみに西條さんとは近々同居する約束をしてるんです』
『へ!!?それはそのっ、おふたりが…!?その、えっと…!?』
『西條さんは俺が役者として一番尊敬する先輩なので近くで色々と教えて頂きたくて…』
近くで(意味深)色々と教えて頂く!!(意味深)
東谷の天使スマイルは無敵です。
司会の女性はもちろん、おそらく視聴者全員が信じて疑いませんでした。むしろ歓喜したと思います←
西條と東谷の事務所の社長たちや卯坂さんも番組を見ていて…。
「つくづく敵に回したくない野郎だなぁ。ま、そういうことなら俺も乗っかってやりますかっと…」
綾木が西條のおっちょこちょいなエピソードを呟き始めました。
トレンド入りしてるし(笑)
「あ、今まで一緒に仕事したみんなまで高人くんのおっちょこエピソードつぶやき始めた~。あはは、中田さんまで」
「グフッ!!」
「大丈夫大丈夫、なんか好感度上がってるみたいだから。ほら!」
「えぇ!?」
西條高人のイメージが良い意味で崩れていきます。
ていうかそんなにおっちょこエピソードあるの?!(笑)
佐々木「さてどうする?一緒に住むって話まで先手取られちゃったけど」
一方、大損害を被った冬文コンビ。
「すみません、多部さん」
「仕方ないよー!あちらさんが上手だったってことだ。それに長谷ちゃん、こういう仕事向いてないよ」
「俺にはお似合いだと思ったんですがねぇ…」
思ったよりあっけらかんとしてますね。
こういう気概じゃないとやっていけない業界なんだろうな( ̄▽ ̄;)
「多部さん、今まで色々とお世話になりました」
「もし個展することがあったら呼んでよね~」
「…西條高人に東谷准太か。ちゃんと撮ってみたいものだな…」
西條と東谷の復縁キタ━(゚∀゚)━!
「この指輪はお返しします。この度は付き合わせてしまって、申し訳ありませんでした」
「付き合ったつもりはないけど?私は女優。作品が話題になるならなんでもするわ」
黒川さんかっこええ…!女優魂ですね!(*´Д`*)
にしても全部演技だったのか~!すっかり騙されましたよ。
協力してくれてありがとうございました!
「黒川さん、共演できて光栄でした」
「あなたにそんなこと言われたら背後の彼に嫉妬されちゃうわね」
「え?」
「…」
「!どうしてここに…」
「む、迎えに来てやったんだよ!」
「迎え?」
西條は待ちきれなかったようです( ̄∀ ̄)
黒川「東谷くん」
東谷「はい」
黒川「本当に指輪がはめたくなったらいつでもいらっしゃい?なんなら次は左手の方にする?」
西條「いいえ」
東谷「!」
「コイツの指は、この指以外も全部俺が契約しますんで」
東谷の指にはめられているのは西條からの指輪!(°ω° )
「随分と欲張りねぇ」
「決めたんです、よく張る覚悟を」
「高人、さん…?」
「行くぞチュン太!」
東谷の手を引っ張る西條。いつもと逆ですね~(´∀`)
黒川さんは微笑みながら見送ってくれました。
「ちょっ!まだ玄関…」
東谷の部屋に到着早々、ディープなキスをかわすふたり…。
ベッドまで待てねぇ!←
「あなたがいないこの部屋はただの箱でした…。大方ロクでもない取引をしたんでしょう?あのカメラマンと…!」
「ロクでもないのはお前も同じだろう!自分を売るような真似しやがって!オレが守ってやろうとしたのに!」
「俺は逆手にとって見せました。大体、誰が守ってくれなんて言いました?」
「なんだと!?」
「あなたが俺のために傷を負うなんて結果、俺が納得すると思いました?」
「仕方ないだろう!?お前の才能はこんなところで泥をつけていいものじゃない!」
「分かってない…」
「何がっ…」
「あなたが俺の才能を大事に想ってくれてる様に、俺にとって西條高人が全てだ!!」
お互いに大切すぎるんですね…(´;ω;`)
「そんな」
「俺を変えたのはあなただ!高人さん」
「俺は何も…」
「俺をこんな男にして気づかないのは狡いですよ…?」
「なんだよ…なんだよ。狡いのはお前もだろう?俺だって、俺だってこんなんじゃなかった。お前が俺を変えたんだ!」
色々変えてしまった…本当に色々と…。←
「俺は嫌だった、お前が俺以外を抱くのも、お前がそばにいないのも、本当は嫌でっ…本当は、本当は…」
「別れたくなかった…!」
ようやく本当のことを言えましたね!
西條「俺と一緒に生きてくれ」
プロポーズキタ━(゚∀゚)━!
「…俺がどんな手を使っても高人さんのことを離さない。そう言ったでしょう?逃げる時も戦う時も一緒です。だから二度と俺から離れようとしないでください。黒川さんについては今回の計画に乗ってもらっただけです。そういう関係は一切持ってません。俺が抱きたいのは、あなただけです。早くこの手で抱きしめたかった」
「俺も、チュン太…(お前に触れられたかったよ)」
2人の心は微塵も揺らいでなかったんですね。(*´∀`*)
(そういえばあの無人島で摘んだ花どうなったのだろう?片方は浜に取り残され、片方は波にさらわれてしまっただろうか?いや、きっと一緒だ)
東谷と西條と同じように!
「あははっ、高人さんが俺のベッドに居る…」
「(眩しい)バーカ…」
西條が見上げた空は青く。雨はもう、あがっていました。
東谷の底知れぬ実力!卯坂さんの元恋人!?
恒例の朝チュン!そして…
「これ、ペアリングなんですね」
「起きてたのかよ」
「起きたんです」
「どうだか!」
「高人さん、ありがとうございます!一生…いえ、死んでも大切にします!」
「大げさなんだよ!」
東谷は本気で言ってるんでしょうね(笑)
「あれっ、そういえば俺のサイズよくわかりましたね??」
「はっ!?いやぁ?!当てずっぽうだよ!良かったなぴったりで!(そんなの、いままでどれだけその手に触れられてきたと思ってるんだよ…)」
「そうだ!高人さんの指輪、ちょっとだけ貸してください」
「え?いいけど」
「少し待っててくださいね!」
奥の部屋に入っていった東谷。すごいドリル音してますが(笑)
「ふーっ、できた!」
「何が!??」
「ちょっと刻ませてもらっちゃいました」
「は!?」
器用なことしますね!
「なんて書いてあるんだ?」
「”mi tesoro”。意味は秘密です」
「ひ、秘密って…大体お前は謎すぎるんだよ!あの冬文までやり込めやがって!」
「だって許せませんよ!」
「高人さんを盗撮していいのは俺だけです」
ただの犯罪宣言(笑)
「ん…?何だ?」
同じ頃、長谷川さんは自宅アパートの玄関で謎の茶封筒を発見します。
中から出てきたのは長谷川次郎調査ファイル。
”長谷川さんはメロンパンよりクリームパン派なんですね”
大量の盗撮写真にそんな一文が添えられていました。
「怖……」
東谷か!東谷の仕業だな!!?((((;゚言゚))))
「ま、これで懲りたと思います!」
「分からないけど俺は一番お前が怖い」
西條に完全同意です(笑)
二人でイチャイチャしていると、卯坂さんから呼び出し電話がかかりました。
近くのバーで合流します。
「火の粉は払ったようだな。あいにく真昼の星の西城高人の代わりは決まっていない」
「それじゃあ…!」
「あぁ。当初の通り続投の方向で考えている」
ヤッタ━(゚∀゚)━!(歓喜)
「だが今回の件、結果は上手く収まったとは言え少なからずイメージに影響があっただろう。そこで君たちには、事前のイメージ回復の場としてひとつ仕事を用意した」
「仕事?」
「西城高人と東谷准太の二人芝居」
\( ‘ω’)/ウオオオオオアアアーーーッ!!!(大歓喜)
にしてもめっちゃ共演しますねこの二人(笑)
卯坂「役者としての実力を見せて世間を黙らせて見せろ」
2人の返事は当然…!
「もちろんやります!」
「決まりだ。詳細は追って事務所から行く」
共演決定だけじゃなく二人芝居まで!頑張ったご褒美かな(´∀`*)
卯坂さんもありがとうございます!
「一緒に住む話は舞台を成功させてからだな!」
「えっ、そんなぁ!」
「引越しなんかしてる場合じゃないだろ。芝居に集中だ!万全を期していく!」
「…分かりました。必ず成功させましょう!」
東谷は西城のこういう所も大好きなんだろうな、と思ったり。
「はっ!初芝居が俺との二人芝居とは。可哀想な奴だ」
「望むところです!負けませんよ!」
どんなお芝居なんでしょう。楽しみですね~( ^ω^)ワクワク
一方、先にバーを出た卯坂さん。
心なしか機嫌が良さそうです。
「あれぇ?ウサじゃん!」
すれ違いざま、謎の男が髪を鷲掴みにしてきました!(°ω° )
どちら様ですか!?
卯坂「有栖…先輩…!」
イケメンオーラが漏れ出てましたね。芸能人なのかな?
卯坂さんとはどういう関係なんだろう?随分親しそうだけど、元恋人とか!?
東谷と西條は共演だけじゃなく二人芝居まで決定して嬉しいな~((o(´∀`)o))
次週見れますかね?楽しみにしてます!
スキャンダルも全部片付いて本当に良かった!東谷様様ですね!
佐々木さんや黒川さん、綾木、卯坂さん、社長さんたち…。関係者がみんないい人で救われました。
「mi tesoro」はスペイン語で「私の宝物」という意味なんですって。もう…もう…
はよ結婚しろ!!(笑)