【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 12話 アニメ感想】家族の元で朽ちることを選びベンノの店の見習いから外れたマイン!ついに洗礼式!

内容をカンタンに説明すると…

  • 気がつくと、マインはフリーダの家にいた。フリーダの持っていた壊れかけの魔術具のおかげで、マインは命を取りとめたのだ。だがフリーダは、これで身食いを治せたわけではないと言う。
  • この先、魔術具を持つ貴族と契約して貴族に飼い殺されて生きるか、このまま家族の元で朽ち果てるか、二つに一つを選ばなければならない。マインに残された時間は、あと一年。しかし、マインは家族に本当のことをなかなか話せずにいた。
  • 今回は…それぞれの進む道が決まったマインとルッツ。そして、二人の洗礼式の日がやってきた。初めて神殿に入ったマインは、神殿長が読む聖典に目を奪われる。その洗礼式の最中、ひょんなことからマインは神殿の中で迷子になり、偶然、図書室を見つける。転生してからはじめて目にする図書室に感激するマイン。しかし、中に入ろうとしても入れない。図書室には神殿関係者しか入れないのだ。その話を聞いたマインは……。

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 11話 アニメ感想】身食いから生き残るため貴族と契約するか家族のもとで死ぬかマインの選択は?

2019.12.12

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 12話】洗礼式と神の楽園【アニメ感想】

マインの決意

「そっかベンノの旦那のお店やめることにしたのか」
「うん、オットーさんに相談したら…」

『店に莫大な利益をもたらすマインちゃんは下手すりゃ勤続十数年の店員より給料が良くなる。
人間関係が面倒なことになると思うよ。』

「体調がいいときしかお店にも行けないしそれだと揉める元だって」

マインがやめるならそのままルッツもやめてしまえばいい
今からでも職人に…とルッツの母は言います。

ルッツが商人になりたい理由…職人だと兄に吸い上げられてしまう取り分を
商人なら自分で稼いだ分は自分で自由にできるからだと言います。

たとえ住み込みの見習い(長年タダ働きになるかもしれない)をしてでもやりたいと。

根負けしたルッツの母ちゃんなのでした。

<こうして春になる頃にはルッツと私それぞれの道が決まった>

「「雪解けに祝福を。春の恵みが大いなる恵みをもたらしますように」」

商人の春の挨拶のようなものを教えてもらいました。

ベンノさんと話して見習いから外してもらうマイン。

<それから慌ただしい日が続いた。今使ってる倉庫をマイン工房にすることに決めたり
髪の作り方をベンノさんに売ったり。羊皮紙教会から横槍が入ったり>

既得権益の説明が入りました。
植物紙教会の立ち上げを申請してるのになかなかギルド長が首を縦に振らないようです。

その後なんとかギルド長の許しを得たベンノ。

「これで新しい工場が作れる」

ベンノはマインを肩車したまま、ルッツと一緒に仕事帰りに門へ。
マインの父に自己紹介を。

オットーさんは笑いをこらえきれない様子。

「マインちゃん達を連れたベンノが父親にしか見えなくて」

「俺は独身だ!」
「マインは俺の娘だ!」

その後、門を通過した3人…。

「ベンノさん独身だったんですね」
「悪いか?」
「いえ、周囲がうるさく言うんじゃないかと思って」

「俺が結婚したかったときはコリンナを養うのに手一杯でコリンナが結婚して養う家族が居なくなったときには嫁にしたかった女は死んでもういなかった。…あいつ以上の女がいないから結婚しない。それだけだ」

思わずなんとなく頭をなでなでしてしまうマインなのでした。

それぞれの選択

<そして紙の作り方を教えたり、マイン工房を立ち上げたり、ルッツの見習い仕事の準備をしているうちに季節は夏に移り変わっていった>

フリーダの家へ招かれました。

貴族とのつながりを持ちたいならギルド長の方にいくのがいいのはわかってるのに何故それをしないのかと。

「私、家族のもとで朽ちる方を選んだの」
「信じられない…どうして…」
「魔術具が作れないから…かな。無ければ作る。欲しいものはずっとそうやって手に入れて来たの」

貴族と契約したいとは思っていないと。

「マインは死ぬことが怖くないの?」
「死ぬことを選んだんじゃなくて家族と居ることを選んだだけなんだよ。
今まで一杯心配かけたから今のうちに稼いで家族に残してあげたいんだ」

「では私がカトルカールのレシピを買いましょう。そのくらいさせてくれてもいいでしょ?」
「ありがとうフリーダ」

洗礼式の日。

「本当にお金持ちのお嬢様みたい。それにちょっと成長したみたい。スカート丈がちょうどよくなってるわ」

マインは扉までは父親に抱っこされてるんですね。

「な、新しい髪飾り…!!」

通りで見ていたベンノ、めざとい。

「なぁマイン、その服も髪飾りもすっげぇ似合う。可愛くてびっくりした」
「何急に」

ルッツ、男前すぎますね~~。

いざ礼拝室へ

儀式の間。
血判をしなければならないのですね。

「神殿長入室」

神殿長が抱えている分厚い本を見たマインは目を輝かせます。

「ではこの世界を作りし神々の話をしよう」

(自分の手で読みたいなぁ…)

神話のお話が長々と語られます。

「では礼拝の仕方を教える。よく見ているように」

祈りのポーズに思わず吹き出しそうになるマイン。

(やばい、変なツボにはいった)

崩れ落ちるマインを心配するルッツ。

「具合が悪くなったみたいで突然倒れたんです」
「すぐに休ませましょう」

ずっと寝てたら洗礼式が終わってしまうと部屋を出て歩き始めるマイン。迷いまくります。

途中で歩いていた女性に声をかけます。

「わかりました。礼拝室まで送りますからここで待っていてください」

女性が入っていった先には大量の書物が。
マインも入ろうとしますがバリアに阻まれてしまいます。

「中に入れるのは許しを得た神殿関係者だけです」
「神殿関係者になれば本が読めるんですね?なります!なりたいです!どうすればなれるんですか?」

神殿長の元へ。

「何故巫女見習いになりたいのか聞かせてくれるか」
「ここに図書室があるからです」

神殿長は、マインのような家の者が神殿関係につくにはそれなりの寄付が必要だと言います。

「大金貨一枚までは出せます」

驚愕する神殿長。

「高すぎました?私が自由にできる上限なんですけど」
「あー…君の親は神殿に入ることを許しているのか?」
「これから相談します」
「反対されたときはすぐに相談に来なさい。力になろう」
「ありがとうございます」
「それとここにある聖典なら読ませてあげることは出来るからいつでも遊びに来なさい」
「本当ですか?やったー!!神に祈りを!」

あのポーズを取ってまた崩れ落ちるマイン。

「興奮…しすぎました」

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家族のもとで死ぬことを選んだマインですが精力的に活動を続けてますね。
そして出会った図書室…。
彼女の選択と神殿関係者になることとタイミングは間に合うのでしょうか。
これが間違いなく転機になることでしょうがなにやら大変そうですよね…。

洗礼式の祈りのポーズ、あれ何故他の子供は噴かないのかと思ったんですけど
この世界ではこれが当たり前だからですよね。
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