前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- リムルが異世界に召喚される以前の話。悪魔退治の依頼を受けてフィルウッド王国を訪れる。黒幕は英雄と呼ばれた国家騎士オルトス。その正体はフィルウッド王国を裏から支配する上位魔将 ・アークデーモンだった!
- 劣勢に立つシズを救ったのは、「黒」と名乗る原初の魔王ノワール。後に彼はリムルに召喚され名を貰うことになる。「ディアブロ」と。
- 今回は…時間は少し遡り、リムルに捕食されたイフリートは胃袋の中でヴェルドラと対面する。久々の来客に興奮を隠しきれないヴェルドラ。将棋の相手をするようイフリートに強制するのだが…。
【転生したらスライムだった件 閑話(最終回)】ヴェルドラ日記【アニメ感想・名場面】
ヴェルドラとイフリートの熱い戦いが始まる!
「観念せよイフリート、貴様にこの空間は破れん。貴様の叶う相手ではないわ。リムルは我の盟友ぞ!?」
本編から遡って、リムルがイフリートを捕食・シズから分離した場面になります。
「我は暴風竜ヴェルドラ・テンペスト。心ゆくまで相手をしてやる!!」
ヴェルドラの不気味な笑いが響きます。
この後どうなったのか気になってました!
「リムルは貴様を隔離するつもりだったようだが、我が思念を持って貴様を呼び寄せたのだ」
「な、なぜだ!?捕食するだけでは足りないということか!?」
イフリートは焦ります。戦いを強いられるのでは、と思ったのでしょう。しかし。
ヴェルドラ「はははは!察しがいいではないか!では!」
「あの…これは?」
「将棋盤だ」
「ショウギ…盤?」
「リムルが居た世界の歴史あるゲームだ」
ほのぼの展開になってきた(笑)
「もちろん実在するものではなく思念でイメージしたものである。一人で指してばかりではつまらぬのでちょうど相手が欲しかったと思っていたところだ。心ゆくまで我の相手をしてもらうぞ。将棋のな!」
「は、はぁ…」
要するに遊び相手が欲しかった、と!
(なんだこれ…)
「もちろんルールは教えるしハンデも付ける!」
ということでヴェルドラVSイフリートの将棋対決が始まりました。思ってたのと違う(笑)
まぁヴェルドラが楽しそうなので良いか…( ̄▽ ̄;)
ヴェルドラさんやっぱり可愛い
将棋を指しつつ、2人の話題はヴェルドラの過去へ…。
「すっと牢獄に囚われて300年もお一人だったとは。さぞお寂しかったでしょう…」
「なっ、何を言う!この世界の最強存在たる竜士の1体にして暴風竜と恐れ奉られるこの我が寂しいだと!?寂しいなんて!そ、そんなこと全然!これっぽっちもなかったんだからね!もう寂しくないなんて言わないよ絶対!」
今日もツンデレ絶好調ですね!
「ひとりでもやることは結構あった。一人しりとりに一人ジャンケン、ひとりあっちむいてホイ…」
「ヴェルドラ様!!」
イフリートは同情して涙を流すのでした。意外と良い奴なのでは(笑)
「だがそんな我の前にやつは現れたのだ」
「もしかしてそれが」
「そう。一匹のスライム、リムルだ!」
「なるほど!」
「どこからともなく洞窟に現れた瞬間、我はもちろん存在を感じておった。無限牢獄の中で他の魔物とは違う気配を感じたのはそれこそ300年で初めてだった!我は気配がどんどん近づいてくるのを感じて、まず何をしたと思う!?」
「そうですね……。分かりません」
「声を出す練習をしたのだ!」
そんなことしてたの(笑)
「思念伝達だけでもいいのだがせっかくなので自分の声でも喋ろうと思ってな。”あめんぼあかいなあいうえお!やった、声が出た!発声練習もしたし準備は万端!あとはスライムが我の前に来るのを待つばかり!”」
リムルは数日洞窟を彷徨ってたような…。
その間ずっとワクワクドキドキしながら待っていた事になります(笑)
「”あぁちょっとスライム!そっち行ったら遠ざかっちゃうよ!そうそう、スライムさんこっちだ!魔素の濃い方へ!”」
「”でもちょっぴりだけ不安…我の姿を見て逃げ出したらどうしよう?この格好良くも勇ましくも素敵でイカしていてもほら、竜だし?ちょっと見た目怖いじゃん?怖がられないようにしなくっちゃ”」
チャラく見られないように、怖がられないように、でも威厳を保ち、優しく見られるように!
悩みぬいた末の第一声は…
ヴェルドラ「”聞こえるか?小さい者よ”、だ。無難であろう?」
イフリート「無難です!」
ヴェルドラ「我は瞬きもせず凝視したね。なんせ魔物も我の前に近づかないじゃん!?動くものを見るのがそもそも超久々だし、心臓バックバク!分かる?分かる!?やばたにえんだしぃ!」
イフリート「やばたにえんもちょっと分かりませんが」
現代日本に染まっとる(笑)
「我ももう少しで無意識のうちに尻尾を振りまくってしまう所であった。動機が早まり過呼吸になるところであった」
内心は大興奮。その片鱗があのツンデレだったと。納得しました。
「スライムは最初驚いていたけど優秀な奴でな。すぐ話を分かってくれて”友達になってくれる”って言ってくれて。我の胸が熱くなったね!牢獄の中にいる我だけど大空を舞い上がっている気分になったね!キュンキュンしたね!」
「300年は寂しかったですものねぇ」
「そうだ。――(ハッ)さっ、寂しくなんてなかったんだからね!300年なんて我には一瞬なんだからね!!」
隠しきれない本音(笑)
「それ気に入ってらっしゃるんですか?」
「そうだ。ツンデレ、というのか?我ながら可愛いと思っている」
確信犯だった()
そもそもヴェルドラが、リムルに捕食されるのを受け入れた理由は?(´・ω・`;)
「そのまま牢獄にいても仕方ないじゃん?魔素が尽きたら消滅しちゃうし。次誰がいつ遊びに来てくれるかも分かんないし。なら食われてさ、我は内側から、リムルは外側から牢獄を解析する。そのほうが我がいつか牢獄から解き放たれるかもしれないって希望も夢もあるし。我はもう一人になることはない」
一人が寂しかったんだよ!!(本音)
リムル見守り隊
「!」
「どうされました?」
「シズが逝ったようだ。いや、母のもとに帰ったと言うべきか」
「…私は、魔王レオンを崇拝していました」
「故にあの女とは相性が良くなかった。ですが運命に翻弄された可哀想な女だったと思います」
イフリートの人柄が垣間見えます。
「リムルに任せておくが良い。あのシズとやらの未練はきっとリムルが晴らしてくれるだろう。なんせ我の盟友だからな」
リムルへの絶対的信頼!
「あれっ?リムルの奴いつの間にか人間の姿になれるようになっているではないか!チッ、肝心なシーンを見逃した」
(人型リムルの全裸シーン)を見逃した!勿体無ぇ!←
「我は最強の竜士が1体・暴風竜と恐れられたヴェルドラぞ!将棋でも最強である!名人でも新人王でも好きなように呼ぶが良い!はっはっはっは!!」
将棋対決はヴェルドラの勝利に終わります。
初心者相手に勝ち誇るヴェルドラサン…( ̄▽ ̄;)
それから少し時は流れ。
「――イフリートよ!数ヶ月の間にすっかり将棋のルールを覚えたな!」
「ヴェルドラ様のおかげです」
「こやつ!将棋だけじゃなくおべっかまで覚え寄ったか!はははは!」
仲良くなっとる(笑)
「リムルはよくやった。オークたちを受け入れジュラの森大同盟を結成した。部下…いや、リムルにとっては仲間かな。仲間も随分と増えた」
「種族を問わず誰でも受け入れ居場所を与える。リムル様の心の広さはまるでこの胃袋のようです」
「そうであろう?そうであろう!?なんせリムルは我の盟友だからな!困っているやつを見捨てることなど出来はしないのだ!」
イフリートもヴェルドラの思考に染まってきましたね( ̄▽ ̄;)
「リムルはこの世界に転生する前は異世界でゼネコンとやらに勤めておったらしい」
「ゼネコンとは?」
「合コンのようなものだろう」
「そうですか」
コンしか合ってないぞ!
2期へのフラグもばっちりですね!
「お。リムルがどうやらイングラシアについた様だな」
「あの女の教え子たちに会いに行ったのですね」
「そうだな。シズとかいう女の未練を晴らしにな。ほらなっ、リムルは情に厚いだろう!ん?ん??」
「なぜヴェルドラ様がドヤ顔をなさっているのかは分かりませんが」
リムルが誇らしいヴェルドラでした。
「そうだ。今度からヴェルドラではなくヴェルドヤと名乗るのも面白いかもしれぬな」
「面白い――ですね!はい、はい。流石ですヴェルドヤ様!」
「なんかさ、イフリート最近冷たいよね?我に飽きた?他に遊んでくれる人でも見つけた?」
「そんなことありません」
あしらうのが上手くなっただけです!←
「あれはグランドマスターのユウキ・カグラザカです。リムル様と同郷ですね!」
「よく知っておるな」
「私と同化したシズの記憶が少し残っております。ふたりのうちの弟子の一人ですね。ユウキは出会った頃から外見が変わっていないのです。もうひとり女の弟子がいましたが…そちらは実力もシズより上でした。あれは正真正銘の化物かと。もしあの女と敵対すればリムル様とて簡単に勝てる相手ではないかと」
イフリートにそこまで言わしめるヒナタ…(;゚д゚)ゴクリ
初見で男性かな?と思ってましたが女性でしたね!
「リムルもそやつとは会わない方が良さそうだ」
一方的に会ってますけど大丈夫でしょうか。
「やったぞ!これで子供たちは安心なのですね。体内の魔素が暴走する事もなくその肉体が崩壊することもない。」
「シズも安らかに眠れることだろう」
「それは良かったです。リムル様も体を休めた方がいいかと思われます。ずっと大活躍でしたから」
「あぁ、そうだな。子供たちとの別れは辛いがまたいつでも会える!悲しむことはない…!」
ヴェルドラちょっと涙ぐんでません?(笑)
「ところでヴェルドラ様」
「な、なんだ?」
「王手です」
「……王手?」
「はい。即詰みです。私の勝ちです」
将棋を初めて数ヶ月、ついにイフリートが勝ちました!
笑って歌ってイカサマをして負けを誤魔化そうとするヴェルドラ。往生際が悪いぞ(笑)
「あ、ほら見よ!リムルがテンペストへ帰っていくわ!いや~ご苦労であった!お疲れお疲れ!…ん?あれは誰だ!?」
イフリート「! あやつは!」
ヴェルドラ「何やら、胸騒ぎがするわい…」
2期ではヒナタが何か仕掛けてきそうですね…!?
まぁヴェルドラの性格を考えればおかしなことではないか…( ̄▽ ̄;)
リムルと初顔合わせした時の心境がかわいすぎるよ!暴風竜の威厳はどこへ(笑)
イフリートが思ったより良い奴で驚きました。
シズさんは彼の人柄(精霊柄?)を知ってたのかな?
属性の相性は良かったけど性格的に相容れなかったのか…。
二人が注視するヒナタ・サカグチが今後のキーパーソンになりそうです。
そして2期決定しましたね!ヽ(*´∀`)ノ
2020年の放送楽しみにしてます!