前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- 武芸大会に出場することになったヴェルたちの前に大会連覇中のワーレンが立ちはだかる。ヴェル、イーナとルイーゼはそれぞれ稽古に励み、中でも魔法の才能が全くないエルは「パーティーメンバーから外されるのでは」という不安を抱えながらも人一倍努力をして優勝を目指す。
- 決勝戦でワーレンと対決することになったエル。彼を勇気づけたのはエルの手作りキャラ弁だった!大会終了後、イーナとエルに師匠が出来た。ルイーゼとヴェルは師匠・アームストロング魔導士のもとで精神と筋肉が歓喜で震えるような修業を始める。
- 成人を迎え冒険者デビューを果たしたヴェルたちのもとに王国強制依頼が舞い込む。手練れの冒険者さえ帰ってこなかったという古代遺跡の調査。古代魔法文明時代のトラップに嵌ったヴェルたちは最下層から地上を目指すことになり…!?5日以上も音信不通となったヴェルたちに死亡説を流す男が暗躍し始める!
【八男って、それはないでしょう! 8話 アニメ感想】死亡説って、それはないでしょう!
冒険者デビュー!
ある日の事。ルックナー財務卿の弟から、バウマイスター長兄クルトに便りが届きます。
アマーリエ「そんな!! ヴェンデリン様が、古代遺跡の探索中にお亡くなりになられたと」
何…だと…。
時間は少し遡り。
(厳しかった導師との3年間の修行を終えやっと成人しました!ついに冒険者デビューです!似合いますか?師匠)
前回から3年経った(笑)
「楽しそうですね」
「冒険の日々が始まるんだよ!今までは貴族のしがらみがどうとか、がんじがらめで…。今日からは違う!もう誰も俺の自由を奪うことはできない!」
無事に修行のスキップとギルド登録を済ませた。
「盛り上がってるところ悪いが」
「ブランタークさん」
「お前ら新人パーティーに古代遺跡捜索の依頼だ。もちろん断ることはできない」
王国強制依頼(原文ママ)
今までと何も変わってないじゃないですか!
今回の任務には指南役としてブランタークも同行することに。
「3年前か、おれたちが竜を討伐した後に見つかってな。地下への入り口があったんで冒険者ギルドを何人か潜らせたんだが」
帰ってこなかった。
「実績のある冒険者ギルドを追加で行かせたんだが」
やはり帰ってこなかった。
「ギルドは気付いたのさ。あれだけの手練れがやられるって事はこの地下遺跡には」
「竜がいるのではないか、と」
「正解。だからお前らに依頼が来たわけだ」
「何がだからなんですか?」
「お前らが登録したパーティー名、なんだよ?」
「「ドラゴンバスターズ」」
だからだよ!
「ていうかさ、パーティーとしてどうなのコレ?」
「しょうがないだろ!突然龍雅ブレス吹いてきたら俺らなんて一瞬で炭だぞ!初仕事で炭だぞ!」
「魔法障壁様ぁ~!どうか我らの盾に!」
ヴェルを魔法障壁としていくスタイル。
ブランタークは探知の魔法をかけますが、小物の存在も感じません。
扉の先の部屋にも魔物はおらず、不気味なほど静かでした。
「おかしくありませんか…?」
「はっ、帰ってこなかった冒険者はどこに!?」
道中にもそれらしい亡骸は無く。
「すぐに部屋を出ろ!急げ!」
しかしブランタークの忠告も間に合わず、扉は閉まり、トラップが発動してヴェルたちは身動きが取れなくなります。
「古代魔法文明時代のトラップだ!全員臨戦態勢を取れ!俺にもどうなるか分からん!!」
ヴェルたちは次々とどこかへ転送されるのでした。
ゴーレム地獄
「逆サ縛リ殺シヘヨウコソ、なんですかコレ?」
遊園地のお化け屋敷的な()
「魔法陣の力で最下層に飛ばされ、地上を目指さなければ生き残れなくなるっていう、古代文明時代の罠だ。俺も文献でしか知らなかったがな?」
ヴェルの瞬間移動魔法で楽勝だと高を括っていたルイーゼですが、発動条件を満たせず使用することができません。
地道に階段を使うしかなさそうです。
「この遺跡作った人」
「性格最悪」
言いたくなる気持ちも分からんでもない(;´∀`)
ブランターク「さて、何が待ち構えている事やら」
エリーゼ「……」
ヴェル「行こう」
エリーゼへの気遣いは忘れない!
「この遺跡作った人」
「性格ド変態」
階層いっぱいの魔導ゴーレムが起動します!
「みんな下がって、俺が魔法で――」
「下がるのはお前だよヴェル!」
「派手な魔法は控えて魔力を温存しないと」
「竜のブレスさえなければ僕たちでもね!」
「やっと修行の成果が見せられる!」
頼もしい仲間たち。3年前より成長してます。
「俺と坊主は風邪魔法でゴーレムの動きを制御して前衛の3人が囲まれないよう援護だ!嬢ちゃんは後衛として怪我の治療に徹してくれ!各自、長期戦に備えて体力や魔力の無駄遣いは極力避ける様に!乗り切るぞ!」
「「おぉ!!」」
「ここなら思う存分試せる!導師様との特訓の成果!魔晶派!!」
ルイーゼのかめはめ波!!(違
「――全員無事か」
ゴーレムを掃討しました。
「あれって」
「探索に失敗した冒険者たちか」
既に白骨化していました。
「! 静かに!」
親方、上からゴーレムが!ヴェルたちの戦いはまだまだ続きそうです。
国王「もう5日か。無責任な王宮雀どもは死んだと噂して居るわ」
ホーエンハイム枢機卿「必ず生きて戻ります故。では」
ルックナー財務卿「死んだなどと、誰がそのような噂を?」
ヴェルに肩入れしている者たちにとって、彼の死は大打撃。エリーゼの死もホーエンハイム卿にとってあってはならない事です。
「兄も気が気ではないだろうな!」
「お館様が財務卿になられる日も近いかと」
黒幕はルックナー財務卿の弟。会計監査長!!長兄クルトにヴェル死亡説の手紙を送った人物です。
「よいか、次は南部の僻地へ行き長兄クルトに会え。そしてその者の息子たちにバウマイスター男爵の後を継がせるよう仕向けろ」
ここで冒頭のシーンにつながるわけですね。
「死んでいてくれよ。バウマイスター男爵」
ヴェル「エリーゼのごはんうま~~~」
呑気すぎるでしょ(笑)
交代で休憩を取りつつ、戦闘を続行していました。仲間が闘ってる横で嫁とイチャイチャすな(
しかし5日続けてゴーレムが無尽蔵に沸くダンジョンとか地獄ですね((((;゚Д゚))))
「いつまでも続けられるものじゃない」
終わりが見えないから余計に。
ラスボス!
ゴーレムを倒しては階段を上り、次の部屋へ行き、ゴーレムをまた倒す。それを繰りかえします。
エル「くそ!いつまで続くんだよ!」
視聴者「こっちのセリフだよ」
「はぁ…」
「ヴェンデリン様。必ず生きて帰りましょう。出ないと私、後悔してしまいます」
「そうだな」
次に到着したのはゴーレムがいない階層でした。
「やったー!」
「終わったー!!」
「終わったのか…!」
盛大なネタフリはよしてくれ!!
「――ん!?下がれェ!!」
一番先に気付いたのはやはりブランターク!
「こいつはドラゴンゴーレムだ!!」
「魔力の残り少ないこのタイミングで!」
強さが分からないけど強そうです!(小並感
さらに背後からはゴーレムの軍団が出現!挟み撃ちにされてしまう。
「エリーゼの治癒魔法には本当に助けられるわ」
ゴーレムとの戦闘のさなか、大怪我を追ったイーナはエリーゼが回復させます。
ブランターク「このまま魔法障壁を張ってもじり貧だな…」
ヴェル「だったらドラゴンゴーレムを叩きます!」
ブランターク「あの体、おそらくミスリルだぞ。ちょっとやそっとの魔法じゃ」
ヴェル「残りの魔力を極限まで集束させれば!」
ブランターク「なるほど、やってみる価値はある!」
「俺の魔力、全部お前に賭けるぞ!」
ブランタークと合体!(意味深
「しっかし、よく似てやがる…」
ヴェルの背中にもう一人の愛弟子を見たブランタークはそのまま気絶してしまいます。
全てはヴェルに託された!
「ヴェル頑張れー!」
「頑張ってる人に頑張れって言っちゃダメぇ~~~~!!!」
毎度思うんだけど決めセリフそんなんでいいのか(笑)
愛の力
「ヴェルの魔力が、もう!」
「みんな、ごめん、俺――!!」
その時、我慢ならなくなったエリーゼが駆けだします。
「これは…これは奇跡の光という魔法です!!」
ラブ注入♡
彼女がくれた愛もって、ヴェルはドラゴンゴーレムを倒すのでした!同時にすべてのゴーレムが活動を停止。
ヴェルとエリーゼも気絶してしまいます。
今度こそ本当に終わった…!
次に目覚めたのはベッドの上でした。(どこですかここ
ルイーゼ「――さっきの、奇跡の光っていう治癒魔法。あれって?」
イーナ「基本は体力回復の魔法なんだけど。ついでに魔力もいくらか回復するんだって」
ルイーゼ「で、使うためにはチューする必要が!?」
イーナ「いや無いでしょ。教会のスタンスからしても」
どさくさに紛れてチューしちゃうエリーゼかわいい。
このとき実は起きており、全てを知ったヴェルですが、寝ているフリをしました。
「あの悪趣味な地下遺跡を作ったのは古代魔法文明時代の魔法使い、かのイシュルバーグ伯爵らしい。魔導道具作りの第一人者だ。おそらく資質を試したかったんじゃないか?あれだけの遺産を託すに値する人物かどうか」
「ヴェルー!来て来て!凄いから!」
「魔導飛行船のコアになる古代飛行船よ!」
「一度にこんな沢山発見されたことはないって!」
「それだけじゃないぜ!」
億万長者への道をさらに駆け上がってしまう!!
この何とも言えない感じが八男アニメの面白さだと思います!(褒めてます
ドラゴンバスターズの名は伊達じゃありませんね。チームプレイもうまく噛みあってました。
「すごい遺産」の価値がよく分からないけど、次回あたり国王に評価されたり換金されたりでその凄さが分かるといいな(願望)
そして今回、ルックナーの弟が財務卿の地位を狙って暗躍し始めました。
クルトは強欲な一面もありヴェルと不仲。家族には優しいようですが、だからこそ息子のためにとルックナー弟の計画に乗ってしまいそう。利害は一致しますよね。
冒険者になったヴェルの「しがらみ」はまだまだ続きそうです。