【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 9話 アニメ感想】ギルド長とその孫フリーダの商才に圧倒されるマイン!身食いの治療法とは?

内容をカンタンに説明すると…

  • 本格的に紙作りの作業が始まった。マインとルッツは作業用の倉庫を借り、必要な道具を揃えていく。さらに二人は森へ行き、木の枝を蒸して紙を作ることに。
  • だが、慣れた様子で紙作りを進めていくマインに、ルッツはさらに違和感を募らせる。紙ができたら話をしたいと言うルッツ。そして最初の紙が完成した時、ルッツはマインに、これまでの疑念をぶつけるのだった。
  • 今回は…ベンノに連れられて商業ギルドへ行ったマインたちは、そこでギルド長に会うことになった。マインが作っているという髪飾りを見て、驚くギルド長。それは、ギルド長の孫娘・フリーダが欲しがり、ずっと探していた髪飾りだったのだ。ギルド長から、フリーダの髪飾りを作るよう依頼されたマインは、フリーダに会いに行くことに。

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 8話 アニメ感想】ついに紙の試作品完成!ルッツのマインへの疑念が爆発する!

2019.11.21

【本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 9話】ギルド長の孫娘【アニメ感想】

商業ギルド

「えっと私自分で買い物をしたことないからどれがいくらかさっぱりわからなくて」
「嘘だろ?」
「すぐぶっ倒れるからマインはおつかいにも行ったことがないんだ」

マルクがお金の種類を教えてくれます。

先日の紙の分の稼ぎをもらいました。

「稼ぐと言えば…これも売り物になりますか?」

髪飾りを見せるマイン。
すぐに目の色を変えるベンノ。

「おまえが絡んでいたとはな…。これは嬢ちゃん一人で作るのか?」

(私が考えてルッツが作る…だから…)

マインは少し考えて

「いえ、飾りの部分は私で木の部分がルッツです。
冬の手仕事で作る予定なんですけど…」

「いいだろう。さてお前たちこれから動けるだけの時間と体力はあるか?」

ベンノさんマインを片手で抱っこしてますね、意外と力持ち。

「商業ギルドだ。商売に関するやつは全員商業ギルドに登録が必要だ。
登録しないと紙も髪飾りも売買ができない。登録せずに商売をすると厳罰をくだされる」

登録証も魔術具。

「すんなり登録が終わればいいが…」

待合場所に本棚。
商業票に貴族年鑑、地図。
地図をベンノが説明してくれる。

ギルド長のもとへ。ベンノがくそじじいと言い切った人物やいかに。

「早速だが仮登録は洗礼式前の子供に家業を手伝わせるために発行されるものだ。血縁でもない子供の仮登録など許可できんな」

「前例が無いだけだろ?目的がはっきりしている場合は?この子達が何を売るかがわかれば話は別だと思うが。
マイン、あれをギルド長に見せてやれ」

「こちらです」

髪飾りを見せると目の色が変わったギルド長。

「ギルド長が探していた髪飾りもこういうものではなかったかなぁ…。
この髪飾りで間違いないなら冬の手仕事で作る予定だが…二人の仮登録の許可が下りていないせいで
せっかく作っても売ることができないのが残念だ。あ~残念でならない」

「……仮登録を…許可する」

ギルドカードが発行された。

モノの値打ち

「孫娘のフリーダの洗礼式が冬にある。それまでに髪飾りが欲しい」

値段交渉に入るベンノ。

「先程の同じものを洗礼式までに頼む」
「服や髪の色と合わせなくていいんですか?」
「内緒で送って驚かせたいんだ」

(出た、迷惑なサプライズ)

「でもすでに別の飾りを用意している場合お孫さんは困りますよね?
せっかくの贈り物ですから。困った顔より喜んだ顔が見たいと思いませんか?
それに本人の希望に沿ったものを送った方が大事にしてもらえると思います」

相手のことを思った提案をするマイン。ギルド長は目を瞠る。

「マインといったな、うちの店に来ないか」
「却下だ!」

ベンノさん食い気味に却下。

「ベンノの店より大きいし、条件もいいぞ」

「ベンノさんには返しきれない恩があるんです」
「わしが代わりに返してやろう」
「えっと…」
「マイン!はっきりと答えてやれ。お断りだとな」
「お断りします」
「そうか…怖い見張りが居ては本音を言うこともできんからな」

ベンノの店に戻ってきた3人。
ベンノが手にした額を聞いてふっかけすぎだと言うマイン。

「金は取れる時に取れるところから取れるだけ取っておくものだ。
ものの価値をよく勉強しろ。お前が持ち込んだものは全て贅沢品だ。
どれくらいの値段で扱われているか知らないと市場を混乱させることになる」

後日、ギルド長の娘と会うことに。

商売人の孫娘

「あなたがマインさん?私はフリーダよろしくね。すぐにわかったわ、あなたの簪。目印にぴったりね」

(見るからに育ちの良いお嬢さんって感じだね。ギルド長に似てるだなんてベンノさんの杞憂だったみたい)

前日にベンノから忠告されていたことを杞憂だと感じる。

オトマール商会の規模でかい…。

「これがギルド長から依頼された髪飾りの見本です。」

「わたくしね、洗礼式の行進を見るのが大好きでいつも見ていたの。夏の洗礼式ではこの髪飾りがとても目立って見えていたのよ。
それでおじいさまにねだったの。今衣装を持ってくるわ」

その後打ち合わせは進み…。衣装に使った糸も譲ってもらうことに。

「今日と同じ髪型なら飾りが2つ必要ですよね」
「あ、金額を倍払わなくてはいけないわね」
「いえ、材料になる糸もいただいたのでこの料金のままで結構です」
「そういうわけにはいかないわ。きちんと2つ分の料金を払います」

押し問答が続く

「だったら2つ目は半額にすれば?」

ルッツの提案。二人の間をとって。

「ルッツ天才!それでいいですか?フリーダさん?」
「わたくしは構わないけどお金は取れる時に取れるところから取れるだけ取っておくものよ。商売ってそういうものでしょ?」

これは聞いたことあるセリフ…。

(ただのお嬢様じゃない?)

お金大好きフリーダ様。うっとりとした顔でお金を数えているときが至福のときだと話します。

そしてフリーダもマインの引き抜きをしようとする。それはもうギルド長と同じように。

ルッツがベンノさんのように却下を唱える。
昨日と全く一緒の展開だ。

「はぁ?2つ目を半額にした?おまえはアホか!今後2つ目を無料にしろとゴリ押しする客がいないわけでもないんだぞ」

<店に戻った私達はベンノさんにこってり絞られた>

「まぁ2つ目の料金を取ってきたならそれでいい。で、どうだったあのじじいの孫娘は」
「ギルド長より上手ですね」

「マインに似てると思った」

そう言ったのはルッツ。

「どこが?」
「あいつがお金について話しているときと本について話しているときのマインが同じ顔してる。
それと可愛い顔して中身が変なとこもそっくりだ」

可愛い顔して、ってさらっと言ってますが…。

一ヶ月後完成品を持ってフリーダのところへ。
とっても可愛い品が2つフリーダの髪に。

報酬はフリーダが払ってくれました。

「それにしても素晴らしい作り方を見出したわね」
「作り方を見出した?」
「ええ、刺繍をあしらった布はあるけれどこの花のように糸だけで立体的に作られたものはないの。とても画期的だわ」

(ベンノさんが言ってたのはこのことだったんだ…私結構マズイことしちゃったのかも)

作り方、技術、それはとてつもなく値打ちのあるものですよね。

特許、ともいうべきでしょうか。マインの様子に気づいたルッツは助け舟を。

「マイン、そろそろ帰ろう」
「え?」
「私体力なくてよく倒れるからルッツが体調管理をしてくれているんです」
「え…マインもしかして身食い?」

フリーダも身食いの持ち主でした。

「どうすれば治るんですか?」
「身食いは治らないわ。身食いは病気じゃないから。熱を抑えることはできるけど…すごくお金がかかるの」
「お金…」
「身食いはやりたいことに全力を費やしているうちは大丈夫よ。その代わり心が折れたり目標を失った時に反動が来るから気をつけて」
「そうですか、教えてくれてありがとうございます」

この先も希望を持ち続けて生きていけば大丈夫なのでしょうか?

「マイン、あなたはわたしと一緒に仕事をするべきよ」

隙あらばスカウト。

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商人の孫娘可愛い~~~~~!!
身食いは魔法が使える子がかかる…でしたっけ。
熱意を持ってる間は大丈夫と言ってましたがそれでも病状は進行するのでしょうか。
商売に対する考えの勉強になりますね。
特許をそうやすやすと手放してはならない、気がしますね。
モノの価値を知ること。
マインが知ってる技術は今後どういうふうに売り買いされていくのでしょうか。

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