【うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。7話 アニメ感想】厄災の魔王?港町クヴァレで一の魔王が治めるヴァスィリオ出身のグラロスと出会う!

内容をカンタンに説明すると…

  • デイルとラティナが出会ってから、2年。 故郷からの手紙をきっかけに、デイルはラティナを連れて久しぶりに実家へと帰省することを決める。
  • 旅の準備に勤しむ中、王都へ買出しに向かったデイルは、ヘルミネと遭遇し…。
  • 今回は…デイルの故郷へと向かう道中で、美しい港町・クヴァレを訪れたデイルとラティナ。レストランで食事をとることに。そこでラティナは、楽器を演奏している女性の腕輪が、自分の持っている腕輪と似ていることに気づいて…。

【うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。6話 アニメ感想】里帰り&墓参りとかお盆回!?幼女から少女へ!ラティナさらにキレイに可愛く!

2019.08.09

【うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。7話】幼き少女、港町へ行く。【アニメ感想】

二人旅

「あれ、橋?」
「ああそうだよ。見たことないのか?」
「ラティナ本で見たことしか無かったの」

(やっぱりラティナの出身はあの森の向こうの山脈地帯。そしてその先は一の魔王の勢力圏)

「ラティナ自分で歩きたい。駄目?」

馬に乗ってるラティナは聞きます。

ゆったりと景色を楽しみつつ進んでいきます。

「ラティナ、そろそろ寝ないと明日きついぞ」
「うん、後少し…」
「日記か?」

「旅の間のこと書いておくの。恥ずかしいから見るの駄目」
「オレに見られちゃ困るようなこと書いてあるのか?」
「恥ずかしいから駄目なの」

(駄目って言われると気になるな。俺のことはどんなふうに書かれてあるんだろう。
いや、全く触れられていなかったらどうしよう)

港町クヴァレ

港町に到着

「あのね、お気に入りのワンピースとレースのリボンなの。
レストランこれで大丈夫かな?」

「ああ、十分…誘拐されたら大変だから絶対俺から離れるなよ」

かしこまったレストランへ。

フルコース料理
デイルの作法を見ながらラティナは真似してやってます。

(頑張ってレディぶるラティナも死ぬほど可愛いな)

演奏が聞こえます。奏者の方を見てはっとするラティナ

「ねぇ、デイル、あの人魔人族?あの人の腕輪ラティナのと一緒だよ?」
「確かに。よく似てるな」

「ラグ、ちゃんと持っていなさいって言ってた。あの腕輪どういうものなのかな」

ボーイを呼んで話をつけるデイル
奏者と話をできる場を作ってくれるそうだ

ラティナの出自判明

「私に聞きたいことがあるとか」

「はい」

「この腕輪のことを?」

「何かいわれのあるものでしたらお教え願いたいと」

「あのね、ラティナ角折られたの、魔人族なの」

リボンを取ってしまうラティナ

「でもね、ラティナ子供だからわかんないこといっぱいあるの
教えてほしいの」

「この腕輪は私の故郷で父親から子供に送られるもの。その人のルーツを示すものです」

帽子を取る女性。

「やはり魔人族だったんですね」
「グラロスといいます。世界を回っている最中、人間族の夫と出会いこの土地に定住したのです。
私の故郷はこの地より遥か南西、一の魔王が治める国ヴァスィリオ。魔人族最大の勢力圏であるその国の片隅です。

ヴァスィリオの風習では子供は母親のもとで育てられます。
魔人族は人間族のように男女が結婚して共に暮らすという風習自体がありません。
けれども魔人族は子供が授かりにくい種族、男親にとっても我が子の誕生は歓迎するべき吉事です。
ですから男親は生まれた我が子に自らの名を刻んだ腕輪を贈るのです。その子の意味を祝福するという意味を込めて」

ラティナは自分の腕輪に書かれていた文字を思い出し書き出してグラロスに見せる。

スマラグディ、略してラグなのではないかと、

ラティナは一の魔王のところの出身だとわかりました。

「三の魔王や六の魔王のところにはこのような習慣はないはず」

「三の魔王?六の魔王?」

「俺も詳しくは知らないんだが三の魔王は別名海の魔王と呼ばれていて東の辺境で水鱗族と共存関係を築いているそうだ。六の魔王は大きな体格で巨人の魔王って呼ばれてる。
同族の者を眷属として、定住せず放浪しているらしい」

「でも一の魔王いるの?」
「え?そりゃいるんだろ?」
「一の魔王、二の魔王に殺されちゃったんじゃないの?」
「よくご存知ですね、こんなに小さいのに」
「事実なんですか?」
「もう大分昔の話です。その時ヴァスィリオも大変荒れまして。私が故郷を離れるきっかけにもなりました」
「じゃあ今のヴァスィリオには魔王はいないってことですか?」
「ええ、魔王は人間の王のように世襲制ではありませんから」

「新しい一の魔王は」
「神々がその時がきたと判断されたならば私たちは新たな王をいただくことになるのでしょうね」

いろんな人生

「本当にオレたちは魔人族のことを何も知らないな。魔王ってだけでこっちでは恐怖の象徴だ」

「それは無理もないことかもしれません。ヴァスィリオは他国と交流をほとんど持たぬ閉ざされた国ですが厄災の魔王たちは他国にも積極的に関わっているのですもの」

「厄災の魔王?」

「死と殺戮を愛する冥王、二の魔王。疫病を運び病魔の化身である四の魔王。戦乱を好む七の魔王。他者に悪意と害のみを運ぶ
この魔王たちを魔神たちはそう称しているのですよ」

グラロスの仕事の時間が近づいてきたということでお開きに。

「あのね、あのね、旦那さんどうしたの?」
「人間族としては長く生きたほうでしょ」

「子供は居るの?」
「残念ですが魔人族は子供が授かりにくい種族。
それが他の人族との混血であれば尚更」

「あのね。旦那さんと出会えて幸せだった?」
「ええ、ちゃんと私は幸せです」

「それならよかった」

ラティナを抱きしめるグラロス

「子供が授かっていたならばこんなふうに幼子を抱きしめるときもあったのかもしれませんね」

 

憂いを帯びた顔で歩くラティナをデイルはひょいと持ち上げる。

「デイル、ラティナ赤ちゃんと違うよ?歩けるよ」
「重くなったな~。赤ちゃんじゃないけどなラティナはもっと俺に甘えていいんだよ。
俺のかわいいかわいい大切な女の子なんだからさ」

「デイル、いつもありがとう。大好き」

再び、旅を始める二人。

桜?満開ですね。

「ラティナ、休憩にするか」
「うん」

休憩してる二人に近づいてきた男性…?

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今回は魔人族に関して詳しくなれた回でした。
魔王というのはどれほど強いのかわからなくて結局怖い存在なんですが…。
最終回までにどこかの魔王に出くわすこともあるのでしょうか。
別れ際のグラロスとティラナの触れ合いや言葉、涙腺に来ました。
寿命の差…。

二人旅、微笑ましいですね。
デイルが強いのがわかってるので安心感があります。


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