作品情報
内容をカンタンに説明すると…
- 高屋奈月先生の大人気ラブコメディ漫画『フルーツバスケット』が、連載終了から約13年を経て再アニメ化決定!!
- 両親を亡くした女子高生・本田透と、動物憑きの体質である草摩家の人々のお話。
- 今回は…訳あってテントで暮らす本田透は、ある日クラスメイトの草摩由希とその従兄弟の紫呉にテント生活を目撃されてしまう。さらにテントが崖崩れに巻き込まれてしまい、住処をなくした透は草摩家に居候することになるのだが…。
【フルーツバスケット 1話】行ってきます【アニメ感想・名場面】
古の約束!テント暮らしのインパクトすごい!
『また宴を開こう。もう一度、何度でも、いつまでも変わることなく。たとえ今は一人で寂しくとも。あの約束の向こうでみんなが待ってる。それは今は遠い昔の話。誰もが忘れた最初の記憶。最初の約束』
十二支に囲まれるひとりの男性。その腕の中には猫が一匹。
登場人物の前世でしょうか?
「もう9月半ばというのに暑くなりそうです!」
時は現代へ。
主人公の女の子ですね。元気で可愛いらしい子だな~!
「行ってきます」
お母さんの遺影に挨拶をして、自宅をあとにします。
まって…自宅がテントなんですが……( ;`言´)
彼女が住むのは山の中。眼下には町が広がっています。
草摩家の人々と十二支の昔話
「発見です!おウチが建っていました」
登校中に発見した一軒家。
吸い寄せられるように入っていくと、住人が出てきました。
「おや?珍しいな。こんなところに女の子が居るなんて」
ハンサムなお兄さんだ!!
女の子「こ、こんにちは!勝手に見せていただいてました!!」
住人1「どうぞどうぞ。でも若い人が見て面白いものなんてないでしょう」
女の子「いいえ!この十二支の置物なんて可愛いです!」
住人1「あぁ、これは僕も気に入ってるんだ」
女の子「でもやっぱり猫はいないですね…」
冒頭に続き十二支がキーワードなのかな?(´-ω-`)
「もしかして十二支の昔話に出てくる猫のこと?」
「はい!お母さんがよく聞かせてくれました!」
昔々、神様が動物たちを宴に招待しました。
それを聞いたいたずら好きのねずみは、近所に住んでいた猫に「宴は明後日だ」と嘘をついてしまいます。
当日、騙された猫以外の動物たちが集い、宴は楽しく行われました。
というお話。
「へぇ~。あいつがそれ聞いたらどんな顔するかな?」
「はい?」
あいつ、とは?
住人1「でも君戌年なんだね!なんかこう、親近感わくなぁ!なんたって僕も戌っ…」
住人2「何鼻の下伸ばしてるのさ」
二人目の住人登場!!
彼によって住人1の言葉は遮られます。
なんか重要なことを言いかけてたような…(笑)
「大丈夫本田さん?俺の従兄弟がなにか変なことしなかった?」
美青年キタ━(゚∀゚)━!←
「そ、草摩くん!おはようございます!」
「うん、おはよう」
「あれ?ふたりは知り合い?」
「クラスメイトの本田さん」
なんという偶然でしょう!
「そっか。僕は草摩紫呉。由希くんのいとこです」
女の子は本田透、住人1は草摩紫呉、住人2は草摩由希という名前でした。
「そういえばどうしてここに?」
「あ、家がその!近くに!!」
「近く…?」
「へぇ……」
「・・・・・・・・・・(汗」
「近所に家は建ってないはず…」と怪しまれます。
まさかテント暮らししてるなんて思いもよるまい(笑)
由希「本田さん。せっかくだから一緒に学校行こう」
透「へっ?」
透ちゃん逞しい
由希と登校した透は彼のファンクラブ「プリンス・ユキ」のメンバーに目をつけられてしまいます。女子こえぇ!((((;゚Д゚))))
(そうなのです。眉目秀麗な草摩由希くんは1年生で既に学校一の王子様的存在なのです)
美青年は正義…!
「おい、くだらねぇ因縁つけてんじゃねーぞコルァ?」
「毒電波でピーにしてやる」
「「「きゃああああああああ!」」」
ファンクラブを撃退してくれたふたりの少女・魚ちゃんと花ちゃんは透の親友。
素敵なお友達ですね(*´∀`*)
魚ちゃん「でも謎っぽい感じはあるよな。この前なんて2年の女が抱きつこうとしたら思いっきり突き飛ばして怯えてたと」
由希は女性が苦手なのかな?
でも透にはフレンドリーだったし?(´・ω・`)
教師「そこの3人!口じゃなくて手を動かしなさい!って、あら?」
魚ちゃん「もう出来てんだよターコ」
教師「なに偉そうにしてんの!全部本田さんの作品のくせにっ!」
家庭科の授業で、透は美味しそうなご飯を完成させます。料理得意なんですね!
透は学費のためにバイトに勤しんでいました。でも実は学費のためだけではなくて…。
「卒業したら一人暮らしをしたいと思って。だから今から貯金しておかないと!」
自立心すごいです!
その日の下校途中、透は由希とまた一緒になりました。
話題は紫呉が見せてくれた十二支の話に…。
「猫は馬鹿だよ。タチも悪い。猫が十二支に加わる隙なんて初めから無かったんだよ。でも俺はそのほうが良かったと思う…。十二支の仲間になれたからってなんだって言うんだ?本当に馬鹿だよ、猫って」
「つまり草摩くんは、猫が嫌いなんですか?」
由希はハッキリ「嫌い」とは答えませんでした。なんだか複雑な表情ですね…。
『私が3つの時、お父さんが病死しました。それからはお母さんが働いて働いて、生活を支えてくれました』
疲れたお母さんのために料理を作る透。それで上手になったんですね。
『わたしを守ってくれたお母さん。いつだってパワフルで明るくて。そんな人がまさか…まさか事故で死ぬなんて。思いませんでした。私の引き取り際はもめましたが結局おじいさんの家に決定しました』
おじいさんヨボヨボなんですが、大丈夫ですか(´Д`;)
『年金暮らしのお爺さんの負担にならないように、学費と生活費は自分で払うことを約束しました。それが5月の話』
いや、いい子過ぎるでしょ…!
お爺さん『実はこの家を改築して娘夫婦と同居することになったんだ。改築中は娘夫婦のところに世話になるつもりなんだが、なんせ狭い家でなぁ…。もし仲のいい友達が居れば、そっちのほうがあんたも…』
しかし魚ちゃんは1DKのアパート暮らし、花ちゃんは5人家族、何ヶ月も厄介になれませんでした。
『そうです!いずれは一人暮らしをする身!今からその厳しさに耐えるいいチャンスです!例えそれがお金なくてセールで買ったテント暮らしだったとしても!住めば都!住めば都です!』
痛々しいほどポジティブだぁ(´;ω;`)
「あ~あ。毎日外食か出前だと飽きちゃうなぁ」
「じゃあ紫呉が食事作ってよ」
「作ったって文句言うじゃないか君はぁ。由希くんは頭はいいくせに家事一般だけはダメだし…」
その夜、街に外食に出ていた由希と紫呉。帰り道で山の中を歩く透を見つけます。
「お母さんをなくされたって聞いたけど。引っ越してきたのかな?」
「でもこのへんの土地は他人に貸してないよ?」
この周囲は草摩の土地だったみたいですね。
ひとまず透のあとを付けることに。
透「ただいまですお母さん。眠いです。なんだかめまいがします…。顔を洗って気を引き締めましょう。…あ」
由希「・・・・・・・」
テント生活を目撃されてしまいました( ̄▽ ̄;)
「あははははははは!!!」
紫呉爆笑しとる(笑)
草摩家に移動した3人は、一旦話し合うことに。
「お願いします、しばらくあそこを貸してください…改築が終わればすぐに立ち退きます。お金はあまりないけど払います…お願いします…」
「あそこは危ないよ。崖の土緩いし第一女の子が何ヶ月もテント暮らしなんで無理だよ」
「大丈夫です!ナメクジにも慣れました!!」
「「えぇ…」」
気丈に振舞っていた透ですが、体調を崩していました。
紫呉の言う通りだよ…。
直後、狼の遠吠えが響き渡ります。
「ほら、早速どこかで崖崩れが起きたみたいだよ」
「あの、どうしてわかるんですか?」
「ん?野生の勘ってやつかな」
「ふざけてないでどこら辺が被害にあったか分からないの?」
「もしかして…テントの近くだったりして!」
「まっさかー!あはははは!」
結論を言うとテントを直撃していました。なんでや!!(´Д`;)
でも巻き込まれなくて良かったですね。
お母さんの写真を掘り起こそうとする透ですが、夜は危ない、という事で明朝に探すことにしました。
「君が怪我でもしたらお母さんはもっと苦しくなるから。ね?」
紫呉の思いやりだ…。
「また家を失ってしまいました…」
「辛いかい?」
「いいえ、もっと辛いこと…私知ってます」
「どんなこと?話してよ」
「行ってらっしゃい、と言えなかったんです。お母さんが死んだ日の朝…」
いつも言っていたのに、あの朝だけ言えなかった。働きに出る背中さえ見れなかった。
透は後悔していました。
「私、高校行く気なくて。働くんだって思ってたんです。でもお母さんが」
『私も中卒だったのよねー。でもやっぱ女子高生ってのもやってみなかったな!だからあんたが代わりに高校生活を楽しんでよ!』
「だからせめて高校は、お母さんが入学することを望んだ高校だけは無事に卒業したいです。こんな熱に…負けてる…場合では……無い…です……」
透は気絶するように眠りにつきます。
由希「驚いた。学校じゃいつも元気そうで、苦労とかそういのとは無縁に見えたのに…。俺、草摩の家から飛び出したつもりだったけど本当に嫌なら本田さんみたいにテントでも抱えて秘境でも奥地でも行けばいのに。甘えてるよね…」
彼も家の事情で色々悩んでるみたいですね。
由希「後、頼んでいい?」
紫呉「まさかあれを掘り返すのかい?僕も行こうか。一人じゃ大変だろう」
由希「ひとり…?」
「誰に向かって言ってるのさ」
由希の雰囲気が一変します。目もなんだか不思議な色に…。
後ろに居るのはたくさんの鼠たち!?
『透は通らしくゆっくりやればいいんだよ。いつか追いつくから…』
その夜、透は母の夢を見ました。
それとは別に現れる少年と少女。少女は透でしょうか?男の子は誰??
透ちゃん、草摩家に居候決定!由希たちの秘密が明らかに!
翌朝、由希は土砂に呑まれた遺影と透の荷物一式を掘り出していました。
「でもどうやって!?」
「…秘密。じゃあ荷物上に運んじゃうね」
「?」
「汚い家だけどちょうど2階に部屋が空いてるし。改築が終わるまでこの家に泊まればいいよ」
同居キタ━(゚∀゚)━!
「だ!!!ダメですそんな!」
「部屋に鍵付いてるけど…?」
「そういうことではなく!」
「透くんて家事好き?例えば掃除とか料理とか」
「え?あ、はい、好きですけど…」
「いらっしゃーい!草摩家へ~~~!」
紫呉も大歓迎ですよ!
「ダメですそんな絶対!迷惑かけすぎです!」
「本田さん、迷惑なんて思ってないから甘えてよ。それに行くあてもないだろう?」
「~~~では、ご厄介になるなら草摩家のルールとかしきたりとか教えてください!」
「いいよ。本田さんは本田さんらしく。ゆっくりやっていけばいいよ。この家で」
お母さんと同じこと言いましたね…。
(草摩くんはやっぱり謎です…)
これは恋…なのか?
「本当にいいのー?女の子だよ」
「何を今更。大丈夫だよ。抱きつかれさえしなければね」
そんな抱きつかれるフラグみたいな
(本当にいいのでしょうか。幸運すぎて不安になります…)
今まで頑張ってきたご褒美ですね。
(あれ?そういえば草摩くんのご両親は何処…)
と思ったその時でした。天井を突き破って何かが部屋に入ってきます!
「よぉ。首洗って待ってたか?ネズ公!」
親方!空からイケメンが!!!
「全く…。いい加減に諦めたらどう?弱いんだから」
「てめぇ!俺をちょっと前までと同じに見てると痛い目みんぞ!行くぞぉ!!」
由希に殴りかかるイケメン!
透「ちょ、ちょっと待ってくださ…わあああ!」
イケメン「う”わ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”っ”!!!!??」
止めようとした透ですが、足を滑らせてイケメンに抱きついてしまいます。その瞬間、謎の煙が発生。
紫呉「由希くん、もしかして夾が来たー?」
透「ごごごごめんなさいっ!大丈夫ですか!?あの……。っ!?」
イケメンが猫になってる!
紫呉「あらららー…」
由希「このバカ!」
透「もももももしかしてっ私がぶつかったせいで打ち所が悪くてねねね猫にっ」
慌てふためく透は由希と紫呉にもぶつかってしまいます。
「―――――――――へ?」
煙の中から現れた由希たちもまた動物に変化していました。
一体何が起こってるんだ!!
冒頭の十二支も興味深かったです。猫の存在は知りませんでした。由希が猫を嫌う理由って何なんだろう?
紫呉はおふざけな性格だけど根は優しい人ですよね。
最後に出てきた夾も草摩家の人?美男ばっかりだ!
壮絶な過去にもめげず、たくましく生きる透ちゃん。
だけどちょいちょい抜けてるところがあって可愛いです。なんとか幸せになってほしいですねぇ(´∀`)
サブキャラまでみんな良いキャラしてました。
草摩家の秘密を知った透ちゃんは果たしてどうするのか…!?
旧作アニメも原作も未読なので今後の展開が楽しみです!!