前回のあらすじ

内容をカンタンに説明すると…
- 牧場を襲ってくるであろうゴブリンは100匹越えの大群、そしてそれを率いるのがゴブリンロードだと予想したゴブリンスレイヤーだが、彼ひとりの力では最早どうしようもなかった。
- 交渉の末、冒険者達の協力を得ることに成功したゴブリンスレイヤー。その夜、ゴブリンの大群と全面戦闘が始まった!ゴブリンスレイヤーは逃走を図ったゴブリンロードの元へ向かう!
- 今回は…ゴブリンロードを前に重傷を負うゴブリンスレイヤー。そこに女神官がやってきて…!?
【ゴブリンスレイヤー 12話(最終回)アニメ感想】ある冒険者の結末
VSゴブリンチャンピョン!
(どうしてこうなった!)
森の中を死に物狂いで逃げるゴブリンロード。
手下がほぼ壊滅し、焦っています。

(あの群れはもうだめだ!あの部隊を阻まれた以上、長居は無用だ!自分さえ生き残ればいい。巣穴に戻り捕虜の女どもを使って数を増やし、もう一度挑むのだ!)
親玉を始末しないことには同じことの繰り返しなんですね…。
ていうかCV.井上和彦さん!Σ(´∀`;)
無駄に豪華なイケボゴブリンだ(笑)
追い詰められて脳がパンク寸前なのか進化しているのか…後者ですかね。
(今回は失敗した!だが自分さえ生きていれば次がある!次はうまくやる!次こそは!!)
しかし、その”次”は訪れませんでした。
「そう考えていることは分かっていた」
前方から現れた声にゴブリンロードの足が止まります。

「間抜けなやつめ。大群は囮にこそ使うべきだ。お前の故郷はもうない」
流石ゴブリンスレイヤー!ゴブリンの思考を完璧に読んでいまいた!
VSロード戦開幕です!
一方、牧場で戦闘を続ける妖精弓手達。
普通のゴブリンはあらかた片付けますが冒険者側にも犠牲が出てますね…(´・ω・`)
少し離れた場所でホブ、チャンピョン戦は続いています。
「また私のおかげで命を拾ったな」
「あぁ。そいつの首はお前のだ」
「感謝の気持ちがゴブリンの首か?」
「いらねぇのか」
「いや。貰うが」
重戦士と女騎士が共闘して一体を倒しました!
「おい、手伝うか?」
「うっせぇ!」
鎖武器を操るゴブリンに、槍使いは苦戦中。
ですがひと呼吸の後、紙一重で攻撃をかわすとそのまま鎖を伝って駆け上がり、ゴブリンに急接近!
ひと突きで葬りました!
戦い方かっこよすぎる!!
「おじさん」
「なんだ?」
「いつか言った言葉、覚えてる?彼のこと…」
「タガが外れちまってることか」
「今でもそう思う?」
「どうかな。お前はどうなんだ?」
「私は……」
本当にタガが外れているなら、冒険者はゴブリンスレイヤーに協力しようなんて思わないですよね…。
幼馴染の答えは「NO」だったのかな…?
ゴブリンスレイヤーと女神官の信頼!
ロードと互角の戦いを繰り広げていたゴブリンスレイヤーですが、強烈な一撃で吹き飛ばされてしまいます。
起き上がれず、負傷した左腕は剣を握ることもままなりません。
ロードは負傷した腹いせをするように、ゴブリンスレイヤーの頭部を踏みつけます。
兜の隙間から血が!やめろぉ!!(;´言`)
ゴブリンスレイヤーが動かなくなったのを見ると斧を振り下ろしますが…
「!?」
ロードの攻撃を防いだのはプロテクションでした!

「いと慈悲深き地母神よ、か弱き我らを、どうか大地の御力でお守りください!」
女神官キタ――(゚∀゚)――!!
2枚のプロテクションでロードを挟み撃ちにします。刺さっていた剣先がロードの腹に食い込んでいきます。苦しそうですね…(´・ω・`)
ロード「ゴ、ゴメンナ、サイ。モウコンナコトハ、シマセン…モリ二モドッテ、シズカ二クラシマス」
そんな言葉を信じられるはずもなく。
険しい顔の女神官。ゴブリンの命乞いに慈悲をかけて犠牲になった人々を思い出します。
1話の彼女は「かわいそうだ」と、子供のゴブリンを見逃そうとしましたよね。
ゴブリンスレイヤーと旅をする中で、それでは犠牲を増やすだけだと学んだのかな…。
プロテクションを解くことはしませんでした。
「させる、ものかよ…。ロード。馬鹿馬鹿しい。お前はゴブリンの、ただの薄汚いゴブリンに過ぎん」

「そして俺はゴブリンスレイヤーだ」
ロードの首に剣を突き立て、葬りました。
ゴブリンスレイヤーの勝利です!\( ‘ω’)/ウオオオオオアアアーーーーッ!!!
『俺が囮になる。プロテクションでロードの動きを封じろ』
『プロテクションですか?』
『そうだ。前後から挟み込むように2枚で。いや、3枚を重ねて檻にして閉じ込めろ』
『3枚…』
『念のためだ』
二人で作戦を立てていたんですね。
女神官が使える奇跡は3回までですが…。
「いと慈悲深き地母神よ。どうかこの者の傷に御手をお触れください。ヒール」
ゴブリンスレイヤーを助けるために一つ奇跡を残していました。
それでプロテクションが2枚になったと。(´-ω-`)
「助かった」
「無茶はしないでください!」
「無茶をして勝てるとは思っていない…」
「ゴブリンスレイヤーさん!もう、無茶はしないって…。もうちょっと色々気にしてください!」
「悪かった…。信頼、していたからな…」
「!…本当、仕方のない人ですね」
明け方、ゴブリンスレイヤーは女神官の肩を借りて牧場へ戻ってきました。
ゴブスレ「―――終わった。ただいま」
幼馴染「おかえり」
ゴブリンスレイヤーの新たな目的
「倒れていった仲間、私たちの勝利、牧場と、街と、冒険者。それからいっつも”ゴブリンゴブリン”言ってるあのヘンなやつに!乾杯!!」
「「「かんぱーい!!」」」
その日、冒険者たちはギルドでゴブリン退治の祝杯をあげます。
ゴブリンスレイヤーはロード1匹を倒した報酬・金貨1枚を女神官の手に置いて。

「よっぽど疲れちゃったんだろうね。女の子なんだからあんまり無理させちゃダメだよ?」
「ああ」
「優しいじゃない。何かあった?」
「いや、いつもどおりだ」
「そっか」
ゴブリンスレイヤー、幼馴染に挟まれてると、女神官がいつもより幼く見えますね。
「ありがとね」
「何がだ」
「助けてくれて」
「俺は何もしていない。まだ…」
「?」
「まだ、結論は出ていないんだが。少しまとまってきた。俺は多分…冒険者になりたいのだと思う」
ゴブリンへの執着から少しづつ解放されてる…?(゚o゚;;
幼馴染は応援してくれました。
「へ!?あっ、寝ちゃってました!?」
「頑張ってくれたもんね」
「す、すみません!」
「俺は構わん」
女神官のお目覚めです!顔赤いですよ( ̄∀ ̄)
「じゃあ、ごゆっくり」
幼馴染はお礼周りをしに席を離れました。
「…ゴブリンスレイヤーさん。どうして直ぐにその…みんなに依頼しなかったんですか?あんに横行なやり方をしなくても普通に依頼を貼って、依頼を出せばそれでよかったのでは?もちろん嫌だったらいいんですけど…」
「対した理由じゃない。俺の時は誰も来なかった。今度もそうかもしれなかった。確実な要素は何もない。運任せだ。理由はそれだけだ。俺は、ヘンなのらしいから」
みんなが協力してくれたのは「運がよかったから」と思ってるんですね…。
「はぁ…。それ、違いますよ。私はあなたに助けてくれって言われたら助けますもん!私だけじゃなくて、この街にいる冒険者さん、みんなみんな、次もその次も、これからずっと、助けて欲しいって言ったら助けてくれます!」

「だから運なんかじゃないです。絶対!」
幼馴染のゴブリンスレイヤー全肯定…。
まるでカウンセリングのようだ!
「そうか」
「そうですよ!」
「……」
こんなに自信満々に言われたら、信じるしかないですよね( ̄∀ ̄)
報酬
「……ねぇ、ゴブリンスレイヤーさん。せっかくだし、私も報酬いいですか?」
「なんだ?」
槍使い達には約束通り一杯奢りましたが、女神官はまだでした。
「ねぇ」って呼びけるのいですね(*´∀`*)
彼女が要求する報酬とは…
「兜、脱いで見せてください」
「…なぜだ?」
「あの時は目を瞑ってましたから!恥ずかしくて…」
「…」
結構あっさり外してくれました。
女神官は一回驚いて、ゴブリンスレイヤーに見とれます。
絶対イケメンじゃん!視聴者にも見せてくれよぉ!!(叫)
女神官「そのほうが格好いいと思いますよ!」
ゴブスレ「そうか」
妖精弓手「あぁ!オルクボルグが兜外してるーっ!ずるい!私まだ見たことないのにー!!」
槍使い「なにぃ!?」
受付嬢「おお!凄い!貴重ですよ!」
幼馴染「え、そうかな?…そうかも。自分から外すの、兜壊れた時か寝る時くらいだもんね」
冒険者たちがゴブリンスレイヤーに駆け寄ります!

「これまた戦士の相ですなぁ」
「流石かみきり丸!いい面構えしとるわい!」
「やっぱり、意外と、美男子、よ、ね」
視聴者には意地でも見せないスタイル!!
兜の下は美男子ってお約束だけど、良いですよね(笑)
「なぁ、どっかで見たような…?クソっ!なんか気になる!」
槍使いは思い出せないようです(笑)
10話で会ってます!喋ってます!( ̄▽ ̄;)
『これからもずっと、助けて欲しいと言ったら助けてくれます。だから運なんかじゃないです。絶対』
「そうか…」

「そうだといいな」
ゴブリンスレイヤーの貴重な笑顔。
《その冒険者は、平凡な若者でした。どこにでもいるような一山いくらの男です。神々も彼のことは好きでしたが、だからといって特別な期待はしていません。彼はどこにでもいるコマの一つに過ぎないのですから》
《ただその冒険者は他の者とはちょっと違いました。彼は常に策を練り、考え、行動し、鍛え、機転を利かせ、徹底的でした。彼は決して、神々にサイコロを振らせようとはしませんでした。そしてある時、神々は気がつきました》
《彼が世界を救うことはないでしょう。彼が何かを変えることはないでしょう。彼はどこにでもいる、コマの一つに過ぎないのですから。でも彼は決して、神々にサイコロを振らせようとはしません。だからこそ、その冒険者の結末は神々だって分からないのです》
《彼の戦いは続きます今日もどこかで》

大団円の最終回を迎えました!みんなの活躍のおかげです!間接的に街を救った功績もかなり大きいかと。
特殊EDは異世界感溢れてて良き~(*´∀`*)
チートでもなければ勇者でもないゴブスレさん。だけど、だからこそ救える命もあるんですよね。
「裏の主人公」って感じが大好きです!
やはり女神官との出会いが大きかったように思います。そこから妖精弓手、鉱人道士、蜥蜴僧侶を仲間に加えて、冒険者たちの誤解も解けて。
槍使いや魔女をはじめとした実力者はゴブスレさんのことを認めてくれてたのが嬉しかったですね。
最後に手に取ったのはやっぱりゴブリン退治の依頼ですが、「本当の冒険」をする日も近いと思います。
”ゴブリンスレイヤーは帰ってくる”ってどゆこと!?
2期ですか?劇場版ですか!?
続報待ってます!(((o(*゚▽゚*)o)))