前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ジョニーブラックに襲撃された前後の記憶を失ったキリト。次に目覚めた仮想世界・アンダーワールドでユージオと再開するが、なぜか互いのことを覚えていなかった。
- キリトはユージオからアリスという少女の話を聞く。現実世界に戻るため、協力者を探すことに。
- 今回は…王都へ行くため、ユージオの協力を得る事にしたキリト。だがそれにはまず、彼を天職から開放する必要があった。「青薔薇の剣」でギガスシダーを倒そうと試みる2人。そんな中、キリトはアリスの妹・セルカと話す機会を得る。
【ソードアート・オンライン3期 3話 アニメ感想】果ての山脈
アリスの妹セルカ!世界に異変が起こっているらしい…
「この世界についてまだよく分からないし、王都に行くにはどうしてもユージオの協力が必要だ。でもユージオを天職から解放するには、まずこれを倒さなきゃいけないってことか…」
アンダーワールドにやって来た翌日。ギガスシダーの場所に、キリトとユージオの姿がありました。
結局ユージオの協力を得ることにしたんですね。
「何か言った?」
「ああいや、別に」
「午前の分は終わったから、お昼にしよう」
また例の固いパンですね( ̄▽ ̄;)
2人の話題はアリスの事に。
「アリスは教会で神聖術の勉強をしてたんだ。村始まって以来の天才と言われてて、10歳の頃からもう、いろんな術を使えたんだ」
「へぇ」
「じゃあ今教会で暮らしてるセルカって子は?」
「セルカはアリスの妹だよ。アリスが居なくなったあと、シスターになるため教会に住み込みで神聖術の勉強を学んでいるんだ」
アリスに妹が居たんですね!
言われてみれば似てるかも。
教会に住んでいるほかの子供たちは、数年前の流行病で親を失い、教会に身を寄せているのだそうです。
「それだけじゃない。近頃おかしなことが多い気がするんだ。街道のずっと向こうにゴブリンの集団が出て人を襲ったり誘拐したって話しもある」
「ゴブリンって…」
「でも僕は、ただの噂だと思ってる」
「だってそんな奴ら、整合騎士があっという間に討伐してしまうはずなんだ。しなきゃならないんだよ。ただ闇の国の土に触れてしまっただけのアリスより、ずっとずっと悪い奴らなんだから…」
ユージオはあれ以来、整合騎士に不信感を抱いているようです。
そりゃそうなるよな…(´-ω-`)
「ここ2、3年で教会の裏に新しいお墓が増えたのも確かなんだ」
「神聖術に人を生き返らせるようなものはないのか?」
「さぁ…。少し違うけど、高位の神聖術には天命の減少を止めるような物ならあるってアリスが言ってた」
しかしそれは、公理教会の偉い司祭だけが使えるのだそう。
公理協会とは、王都にいる禁忌目録を作った人たち…。
なんだか胡散臭い…。
「神聖術の力の源は、ソルス神やテラリア神が空気や大地に満たして下さる神聖力なんだ。大きな術ほど沢山の神聖力が必要になる。そんな力を扱える術師は、ザックリアの街にだって居やしないさ」
「なるほどな。いっそのこの木を切り倒せるくらいの神聖術が使えたらな」
「あはは。それなら楽なのにね~」
「この斧でコツコツやるしか……。なぁユージオ、村にはこれより強い斧はないのか?」
キリトは何としても、ギガスシダーを倒す必要がありました。
少し考えたユージオは、”ある物”を思い出します。
「君に見てもらいたいものがあるんだ」
青薔薇の剣でギガスシダーを倒せ!
「これは…」
ユージオが重そうに抱えてきたのは、「青薔薇の剣」でした。
最果ての洞窟にあった、ベルクーリ伝説の剣。
ショタキリトが引きずる事しかできなかった剣。←
「どうしても気になって、一昨年の夏、北の洞窟まで取りに行ったんだ。少しづつ運んだんだけど、重くて3ヶ月もかかっちゃった」
「3ヶ月!?それは凄いな」
頑張りましたね!!
「いつかこの剣が振れるようになれたら、と思ったんだ。僕には全然振れないけど…」
アリスを助けようとしたのでしょうか…。
それが無理だと分かっているけど、何もせずにはいられなくて…。
「君はどうだい?」
「任せとけ!俺は剣士だからな!」
しかしキリトは、剣の重さにヨロけてしまいます。
しっかりして剣士!!
「この剣の素材…なんだ?」
「普通の鋼じゃないよね。銀とも竜の骨とも違う。だから神器じゃないかな、って」
「神器?」
「神様の力を借りて形にしたか、あるいは神様が手ずから作り出した。そういう物のことを神器って言うんだ」
「なるほど」
「青薔薇の剣」って超重要アイテムなんじゃないですか!?
「ユージオ、ちょっと今の、ギガスシダーの天命を調べてくれないか?」
「一応聞くけど…その剣で打とうなんて言わないよね?」
「禁忌目録に”ギガスシダーを剣で打っちゃダメ”なんて項目があるのか?」
「なんだか…前にもこんなことがあった気がするな…」
と、ボヤきながらも付き合ってくれるユージオ。
今も昔も変わらず、いい奴なんですよね…( ̄∀ ̄)
ソードスキルを発動させたキリト!
ギガスシダーに斬りかかりますが、勢いよく弾き返されてしまいます。
剣先はしっかり突き刺さっていますね。斧の一振とは目に見えて違います。
しかし、ギガスシダーの天命は1しか減っていませんでした。
「もう一度天命を見てみろよ(ドヤ」
とか言ったのがバカみたいじゃないか!!恥ずかしいじゃないか!
ユージオ「切り込んだ場所が悪いんだ。皮じゃなくてちゃんと切り目の中心に当たれば天命はもっと減ったと思うよ。確かにこの剣を使えばずっと早く気を刻めるかも知れない。でもちゃんと剣を使いこなせればの話だね」
ユージオは剣を使うコツをキリトに教わり、ギガスシダーに挑みます。でもやっぱり弾き返されて…。
「やっぱり無理だよキリト」
「いい案だと思ったんだけどなぁ…」
(このディラビリティーがユージオの言う天命ってやつか。ん?オブジェクトコントロールオーサリティ38?オブジェクト操作権限?)
これがキリトのステータス値。
一方、青薔薇の剣は45でした。
(俺の権限より高い…)
権限はレベルみたいな物でしょうか?
キリトやユージオが45を上回れば、青薔薇の剣を扱えるようになるのでは?
変わってしまったユージオ。キリトはセルカを元気づける
「犯す者無き絶対の法・禁忌目録か…(そもそも禁忌目録を作った公理協会とやらは一体何者なんだ?この世界が人工フラクトライトを使った文明シュミレーションのようなものなら、AIの行動を抑制するルールは逆効果なはずだ。…いや、待てよ?確かアリスという少女はその禁忌目録を破って闇の国に入ったんだよな。しかも自分から…。システムから逸脱するAI、アリス。君は一体…)」
その晩、キリトはセルカに、アリスの事を尋ねます。
「ユージオが?あなたに話したの?アリス姉様のこと?」
「ああ。アリスもこの教会で神聖術の勉強をしてたとか、6年前整合騎士に王都に連れて行かれたとか。すごく気にかけてるみたいだったぜ?」
それを聞いたセルカは、少しうつむきます。
彼女によると、ユージオはアリスがいなくなってから笑わなくなったそうです。
「ユージオが笑わない…?」
「えぇ。いつも暗い顔で、話もあまりしないでしょう?」
「あ、ああ…」
キリトの前じゃよく話すし笑いますけど…。
「今は安息日も家に閉じこもるか、森に出かけるかで、いつもひとりぼっち…」
「セルカはユージオのことが好きなんだ?」
「なっ、そんなんじゃないわよ!もうっ!」
「あはは」
直葉をからかってるみたいですね(笑)
年下のセルカは妹感覚なんだろうな…(´∀`)
「みんな口には出さないけどいつもため息をついてた。私を見るとお姉様を思い出すみたいで。なんだかたまらないのよ…。ユージオはずっと私を避けてる。たまに会っても、私の前だといつも辛そうな顔をするの。姉様が居なくなったのは、私のせいじゃないのに……」
セルカも辛かったんですね。泣かないで…(´;ω;`)
ユージオが辛そうなのはアリスを思い出すのもあると思うけど、セルカの姉を助けられなくて申し訳なかった、という気持ちもあるんじゃないかな、と思ったり…。
「ごめんなさい、取り乱したりして」
「いや、その、泣きたいときは泣いたほうがいいと思うよ」
「…うん、そうね。なんだか少しだけ楽になったわ」
さすがキリトさん!女子のお悩み相談はお手の物ですね!
そしてセルカ可愛い!(*´∀`*)
「人前で泣いたのは随分久しぶり…」
「へぇ、凄いなセルカは。俺なんてこの年になっても人前で泣きまくりだ」
「キリト…記憶が戻ったの?」
「えっ!いや!そうじゃないんだが!!」
油断しましたね!(笑)
別れ際、セルカはアリスが整合騎士に連れ去られた理由をキリトに尋ねます。村人たちはみんな、教えてれなかったそうです。
「えっと、果ての山脈を抜けて闇の国に入ってしまったからって」
「そう…果ての山脈を…」
セルカ、よからぬ事を考えているのでは!?
「明日は安息日だけど、ちゃんと起きるのよ?私もう起こしに来ないからね!」
「が、頑張ってみる…」
そして翌朝、セルカは村から姿を消します。
セルカを救え!
「ユージオ!」
「やぁキリト」
「セルカを見なかったか?」
「見てないけど…?」
「朝から姿が見えないって、シスターアザリアが捜していたんだ。どこかセルカが行きそうな場所を知らないか?」
「最近あまり話してないからな……。キリトこそ何か聞いてないのかい?」
キリトは昨晩、セルカの様子がおかしかったのを思い出します。
「そうだ、夕べ セルカにアリスの話をしたんだ。彼女が闇の国へ入ったこととか。もしかしたら、セルカは果ての山脈に行ったのか!?」
「それはまずいよ、早く連れ戻さないと!!」
山脈に向かう道中、誰かが歩いた形跡がありました。やっぱりセルカは果ての山脈へ…。
「ここだよ、キリト」
「これが果ての山脈なのか?」
「僕も初めてここに来たときは驚いたよ」
「この向こうがすぐに闇の国?」
「急ごう」
「ああ、そうだな」
「システムコール・ジェネレートルミナスエレメントアドヒア」
ユージオがそう唱えると、手にしていた植物が光を灯します。
アリスが使っていた神聖術と同じ…
「ユ、ユージオ、今のは…!?」
「神聖術だよ。すごく簡単なやつだけどね」
「お前、システムとか意味は知ってるのか?」
「意味…は無いよ?式句だから。神様に呼びかけて奇跡を授けて下さるようにお願いする言葉なんだ」
一種の呪文扱いになってるんですね。
「もしセルカが禁忌目録を破ったとしても、今日中に彼女を連れて村から出れば整合騎士から逃げ延びることができるかも知れない」
「そんなこと…出来るわけないよ、天職だってあるし」
「俺がセルカを連れて逃げるよ。俺が口を滑らせたのが原因なんだからな。俺が責任を取る」
「キリト……」
洞窟を進んでいると、セルカの悲鳴が聞こえてきました。
急いで駆けつける二人。白竜の間で、驚きの光景を目にします。
(隠れろ!)
(アレはゴブリンか!?)
十数匹居ますねΣ(゚д゚lll)
なぜこんなところに…!?
ユージオ「セルカ!!」
ゴブリンのすぐそばには意識を失ったセルカが居ました。
キリトたちの存在に気づいたゴブリン達。こちらに近づいてきます。
「連れて帰っても売れやしねぇ。ここで殺して肉にしろ」
ひときわ体格の良いゴブリンがそう言います。ボスでしょうか。
「ユージオ…?ユージオ!ユージオ!!」
自分より強い敵。捕らわれたセルカ。
キリトの呼びかけも届かず、ユージオは動けなくなります。
アリスが整合騎士に連れ去られた状況と、非常に似ていました…。
キリトの前では普通に笑ったり、たくさん喋ってくれますよ。心を開いてるんだろうな(・∀・)
ギガスシダーはやはり一筋縄では行きませんね。突破口は「青薔薇の剣」しかありません!
OPでユージオが使いこなしてるのを見るに、これからもっと強くなるはず!
キリト無双も早く見たいですね(笑)
2人の成長が楽しみです。
次回サブタイは「旅立ち」!
ついに村を出て王都へ向かうようですね!(((o(*゚▽゚*)o)))
その前にゴブリンを倒してセルカを助けねば…!
キリト、ユージオ、頑張れ!!