内容をカンタンに説明すると…
- チェシャ猫とともに移動してるとケガレマルに襲われてしまうことに。マッドハッターの乗り物に乗って駆けつけるアヴィ達。アリスを忘れられないのはチェシャ猫だけではなかった
- 一番囚われていたのはマッドハッターだった。大事な人が好きだった花ぐらい覚えていてもいいじゃないかというアヴィの言葉になにか吹っ切れた様子。
- 今回は…キエルの国への道が開かれた。トロイメアを光の国とするならキエルの国アトラスは闇の国。そして存在を消された国…。相対するこの国が保つ意味をセティークが語り始める。
【ファン必見】夢王国と眠れる100人の王子様 公式設定集 vol.2
【夢王国と眠れる100人の王子様 11話】まつろわぬ者たち【アニメ感想】
忘れられない人がいる
『同じなんだと感じる。俺たちが目指す場所は』
『心配せずともユアンの背中はこの私が守る。この先どんな未来が来ようとも』
セティークが忘れられない人、ユアン。
「セティークはん、そろそろ周りの国へも狩りに行きたいわ。この国のご飯も底つきそうやし」
「あの日辺境の村を襲ったのは大量のユメクイでした」
懐かしむように話し始めます。
「トロイメアからの夢の力が弱まりますます国は疲弊している」
「一体トロイメアに何があったんだ。いきなり出てきたユメクイと関係しているのか」
国の中を馬で移動しながらユアンとセティークは異変に気づいていました。
「トロイメアは夢を与え、アトラスは夢を奪う。そしてその力を封印し続ける。決してお互い干渉しあわずに。太古の昔に決めた誓い、破るわけにはいかねぇ」
「ユアン、こうまでしてトロイメアにかしずく必要が…。人は夢を与えるだけではいずれ堕落する。だからこそ我ら一族が必要だった。」
「なぜ我らだけが存在しない民とされているのだ」
「それが俺たちアトラスの民の宿命だ」
ユアンの笑顔、可愛くてかっこいいですね。
しかし存在しない民とは…悲しいです。
「父上、共は僕が!僕ももう戦えます。セティークが剣術をたっぷり仕込んでくれました」
新種のユメクイとの戦いについていくという幼きキエル。ユアンはそれを了承します。焦るセティーク。
「もしもお二人に何かあったら」
「セティーク、その時はアトラスを頼む」
道が開いた
「読まれてる気がする。セティークに」
ムーンロードはアトラスへと繋がっていました。
人が倒れている光のない国…。
「眠らされてるんだ。夢の力を失って。ここはトロイメアに、世界に隠された国アトラスだ」
棺の上で座るケガレマル。
「今すぐそこから降りなさい」
「セティークはんがその指輪の秘密を教えてくれたら降りる~。結局アトラスの人って何が出来ますのん」
「その名の通り夢を奪う力を持つこの指輪で世界に秩序をもたらすのだ。過剰な夢は醜く害となる。あなたのその望みのように」
ケガレマル絞め殺されましたかこれ!!??
キエル、すべてのことを思い出してますね。
アトラスの存在はナビも知らなかった。ほんとに存在を消された国なんですね。
「父上はこの温かさを守ろうとしてたんだ。アトラスの民の生きようとする力を守り抜いてみせるって。セティークと」
でもキエルと共に戦いに出た時に…。
『キエル、それ以上吸収するのはまだお前には無理だ!』
『キエル!お前の夢はなんだ?お前の夢をあきらめるな!』
父上、ユメクイに取り込まれて消えていきました。
「オレのせいで父上は」
「言うな自分を責めるんじゃねぇ」
アヴィ優しいですね。
「知能のあるユメクイなど厄介なだけです」
「は~死ぬかと思ったわ、ま、死んだけど。新生ケガレマル~爆誕!」
ケガレマル自体がユメクイ?新生!?ノリノリですよ(笑)
セティークの目的
「そんなにもお父様や国のことを思っていたのに」
「なぜ今お前を狙う?一体何があったんだ」
「オレも知りたい」
「あの時から私の時間は止まっている」
国王を守れなかった自分に憤り、そして自らの首に短剣を突きつけ…。
もしやセティーク一度死んでます…?
「あてはセティークはんの悲しみから生まれ落ちたんですわ。なんというかアトラスはけったいな力持ってますな」
なんでこんな関西弁キャラ生み出したんですかセティークはん?
「我らがアトラスの王は未来永劫…ユアンです。キエル様は私の夢を叶えてくれるとおっしゃいました。夢を奪う指輪の力で。」
ユアン以外は認めないと断言してますよね。
「キエルさまはこの指輪の真の力も知らず私に託してくださいました。その時私は決意したのです。これからが私の夢を叶えるときだと」
アトラスの国の力は…
「あらゆる者に憑依できるユメクイを操る力?」
「ユアンは自らユメクイを憑依させ、消滅させた」
「その指輪の中にみんなから奪った夢の力を封じているんじゃ…」
「で、その指輪でキエルの夢も奪おうとしてるのか」
「オレはずっとセティークの事ばかり考えていた。そうすることで父上への死の責任から逃れようとしていた。指輪をあげたのはセティークまで居なくなっちゃったらどうしようかと思ったから」
「辛すぎたんだよキエルは。逃げたんじゃなくて」
「キエル王子の夢を奪って何をするつもりなんです?」
ナビが核心に迫ります。
「アトラスの真の王子を蘇らせる。私達アトラスの民のために!この指輪の継承者であるキエル様の力を使えば可能なんです。どうか私に夢の力をください。それがあなたの償いです。さぁあなたもそれを望んでいるはず」
「ただいま…セティーク…」
キエルはセティークに手を差し伸べてしまいました。
存在を消された国の王子とは思えないほどの神々しさなんですが…か、かっこいい…。
キエルの顔はお父さんそっくりですね。
勇敢が招いた悲劇とでもいいましょうか。キエルやはりずっと罪の意識に苛まれてたんですね。
そこを付け入られた。セティークもユアンラブすぎるから仕方ないのですが。
キエルがセティーク側に渡ったことでどうなってしまうのでしょうか。
アヴィの過去の話が一瞬だけ出るんですが結局全体像わからず。
この夢100アニメはキエルの過去との決着になりそうですね。