ミコを会計監査に迎えた新生徒会がスタートしたものの、なぜか生徒会室はギスギスとした空気に包まれていた。「時には優しさも必要」という尊敬する藤原のアドバイスを受けて、「何があっても絶対に怒らない」という訓練をすることになったものの……。

時は12月、漫画家にとって試練の「年末進行」がやってきた。編集部が年末年始を休むために締切が前倒しになる厳しい期間だ。ところが、ゴトープロの面々はやる気十分。豪華な出版社の年末パーティを思い切り楽しみたいからだった。後日、打ち合わせ中に可久士は、十丸院から衝撃の一言を告げられる。

マインをよく思わない貴族出身の青色神官によって神殿の図書室が荒らされた！激怒するマインだが、自分好みに本を整理する機会だと思い一転、機嫌がよくなる。フランたちに手伝ってもらいながら、日本十進分類法で整理していくが、読むのを楽しみにしていた魔術の本が無いことに気付き…！？

ジミーと同じ愛による支配を目論むトミーはプロジェクトフリーダムの再演、セカンドカミングの成功に向けて動き出す。刻一刻と自我を蝕まれるミュウ。エコヲは街中でニルと再会するが、彼女が口にしたのはミュウへの復讐と殺意だった。

古代遺跡を攻略し多額の報酬を得たヴェルだが、そのせいで知らぬ間に妬みや恨みを買っていた事を再認識する。ルックナー会計監査長とクルト長兄の不穏な動き。冒険者家業に専念したい彼は王都の屋敷の警備をローデリヒに任せることに。一方、謎の大食い娘・ヴィルマはヴェルを尾行する。彼女の目的とは！？

銀狼教の受け入れ開始から3日後。拘留中の元メディセン所長・矢場は、銀狼教団執行長・ボリスと面会した直後に暴走し、脱獄騒ぎを起こす。矢場の確保に乗り出すみちると士郎。窮地に直面した士郎は閉じ込めていた力と銀狼の姿を開放するが…！？

大会社から社員全員分の給料が盗まれる事件が発生。犯人は遺留品の煙草を手掛かりに捕まったが、盗まれた給料は依然行方知れずのため、発見に懸賞金がかけられることになった。啄木と絶交中の京助は、犯人が利用したタバコ屋のつり銭で受け取った二銭銅貨に細工が施されていることに気付き大興奮。啄木を差し置いたまま京助は平井少年と共に解読に挑む。

マコトは“言葉を話す”と噂される不思議なマジューに興味津々。どうしても会いたいと暴走するマコトと共にダンジョンの探索に向かうが、そこでミナトは絶体絶命な状況に陥ってしまう。

連日慊人の別荘に呼び出される十二支たち。紫呉の黒い策略（？）はまだまだ終わらないようで…。砂遊びをする透と夾の話題は数珠のお守りについて。他人の犠牲の上に成り立つ存在を肯定できない夾。それは母を自殺に追い込んだ自分に対しても例外ではなかった。慊人は彼を別荘に連れてくるよう命令する。

「ボクサーパンツを穿いてる奴は全員ヤリチン」という石上の偏見を真に受けたかぐやは、白銀のパンツを確認したくてたまらない。どうすれば自然にパンツを見られるのか策略を巡らせるが、思い浮かぶアイデアはどれもアブナイものばかりだった。もうストレートに聞いてしまおうと、どんなパンツが好きなのかを尋ねるが、白銀はランジェリーの好みを聞かれたものだと勘違い。