内容をカンタンに説明すると…
- 本郷と同時期に話が進められてた作家がデビューしていた。編集にリアリティが無いと言われた本郷はある行動に移る。
- 和紗は泉母から用事を頼まれまた泉の部屋へ行くことに。そこであるものを発見する。
- 今回は…イメチェンしたり香に騒然とする教室。何をしても結局言われるんだと納得行かないり香を追ってきた天城。それぞれの異性への悩みが始まっていた。
【荒ぶる季節の乙女どもよ。4話】本という存在【アニメ感想】
好意は本物?
「ええ~!曾根崎さんマジいいよ!眼鏡取ったら美少女とか漫画みたい!
ほらあれだ。えり香に似てるよ!」
イメチェンした曾根崎さんはとてつもなく美人。あれ、ギャルの子が気さくに話しかけてきてますね???
「ああ~そっか。天城が曾根崎のことえり香に似てるって言ってただろ」
「ああ~そうだそうだ」
「うそ!曾根崎さん、天城が好きなの?」
教室ざわつき始めましたよ。
「勘違いしないで!こんな軽薄な男好きになるはずないでしょ!
見た目を変えたのはただ気が向いただけ………あっ」
天城くんと目が合ってしまい微妙に気まずい…。
「そりゃそうだろ!俺、昔っから犬とテキ屋のおっさんにしか好かれないんだから」
困ったような感じでもなく爽やかに笑い飛ばすのほんと…イケメンだな!
「なんなの?ほんとなんなの!?見た目を変えなくても言われる。見た目を変えても言われる!」
屋上にいく曽根崎さんですが…あいてない。天城くんが追いついてきました。
「ごめん。俺は…誤解で…少し残念だったけど…。
マジ曾根崎さんのこと好きになりかけてたから」
ええ?はっきり言いますな!
「レポート50枚提出!」
「レ…レポート?」
「どうせ私のルックスの変化に目くらまされてるだけでしょう?
私のどこを、どんなふうに好きになったのか!50枚!」
「あの…どうして50枚?」
「書かなかったら好きになりかけてたなんて認めないから!」
文芸部部長…。
性を、異性を知る
「菅原氏は恋、したことある?
私ね、男の人を好きになったことってないんだ。だから和紗がさ、もし泉君の好きな人のことで悩んでても、相談らしい相談にも乗ってあげられないと思って。なんかちょっと悔しい」
「文芸部、存続してよかった」
「えっ?」
「いろんな本に触れれば、いろんな気持ちにも触れられる。それが自分の気持ちじゃなくても借り物の気持ちでもいいと思う」
「でも借り物の気持ちじゃ和紗の力には…」
「和紗の力になりたいっていうのは本物の気持ちでしょ?
だったら、ほかは適当だってかまわないと思う。本当に大事な気持ち以外は」
(菅原氏って…やっぱりきれい)
和紗の同級生素敵ですね~。
部室ではひと葉と先生が。
「大丈夫。女子高生に食指は動かない。汚いから」
「そこまで女子高生を嫌っておきながらチャットで出会った私と会おうってどういうつもりなんですか?」
「ひととさんの表現には暴投感がない。僕にとって想定内の中年男性のような性表現をしてくる。
でもどうも違うようで…純粋にひととさんの正体に興味があって…」
「それって私の性表現がベタって言いたいんですか?」
馬乗りになるひと葉。その時…妙な感覚を覚え、走り去ってしまいました。
(なんだ?なんだ?なんだ?
キュッ…とした)
これはチャラ…男なのか?
「泉は私とえっちぃことしたいとは考えてない。浅田さんたちとも考えてないとは言ってたけど…。
それは…私を好きじゃないってことなのか。
待って。私は泉にえっちぃ目で見られたいの?もう!考えない考えな~い!」
悩み混乱する和紗。本を読もうと切り替えます。
「本は逃避のためだけじゃなく。自分じゃ分からないモヤモヤした感情に…名前を付けるために」
放課後遊びに誘われる須藤さん
「ねえ須藤さん。このあとカラオケ行かない?」
「杉本!須藤さん行くってさカラオケ!」
男子は下ネタか?というような選曲を。須藤さん赤面。
「出ようか」
気づいた杉本くんが連れ出してくれます。
「ごめんね。つきあわせちゃって。もしよかったらまた別の…」
「勘違いだったらごめんなさい。でも私は…男女のあれこれ的なものに本当に疎くて。そういうのを期待されても…」
「覚えてない?俺のこと。子どもの頃さ俺、転校が多くて。新しい学校も友達はできるかどうか。ハブられないか心配してたとき同じクラスに須藤さんがいてさ。
須藤さんって友達とか多い方じゃなかったじゃん?でも一人でも全然平気って感じで。見た目は下級生みたいなのに、背筋ピンと伸ばして本読んでて。
俺また転校しちゃったけど、たまに須藤さんのこと思い出したりいろいろ考えたりしてたんだ。須藤さんみたいにちゃんと自分持ってたいなって」
こんな上手い話しあるんか???警戒しなくていいんですか?信じていいですか?
「仲よくなりたいのは本当。だけど男女がどうとかじゃなくて…ライン交換しない?」
いや、文芸部女子に関わる男子、さらっとうますぎないっすか??なんかいろいろと。
信じていい感じ
「ねえ飯一緒に食わない?お曾根。
あっ、もしかして恥ずかしくて他人に見せられない弁当?
気にすんなし。ほら私も朝バタついててミートボールだから…」
まじミートボールしか入ってない…。ギャルさんのお誘い断って曽根崎さん屋上へ。
「振られた」
「何曾根崎に接近しようとしてんの?」
「聞きたいことがあってさ~お曾根に」
お曾根ってなんかいいですね。でギャルさんが聞きたいこと気になります。
屋上へ天城くんキター!
「書いてきた!」
レポートを渡し、すぐに帰ってしまいます。
”曾根崎さんは、レポートを書けと言いました。しかも50枚。正直言って困ってしまいまして、色々と考え、風呂に入ることにし”
曽根崎さんの添削開始。御高説、といっても誰も聞いてませんが。
”本人が嫌がるところになんだが、でも結局のとこはやっぱ曾根崎さんはかわいいってことに尽きます。ここは曾根崎さんに対する俺の気持ちをぶつけようと思います”
レポートにひたすら
”かわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいいかわいい”
ヤンデレみたいになっとる!
ずっとその文字を追ってるうちに過去の嫌な思い出の後に爽やかな風が吹くような。
(この人は一体何なんだろう?今まで私に投げかけられてきた傷つけられる言葉たちが
“かわいい”の雨に、ゆっくりと流されていくかのような…)
”俺と、つきあってください。”
レポートは最後にそう締められていたのでした。
立場がやばい
文芸部それぞれに悩み始めてため息の嵐。
皆が帰った後、ひと葉と先生二人に。
「意外性はありますよ。女子高生…思ってたベクトルとは違う方向でバカなんだなって」
「バカとかベタとか本当に失礼ですよね」
「すいません。ベタって言ったこと根に持ってるのかなって。フォローのつもりでしたが」
フォローってどういう意味でしたっけ。
「正直に言います。私、初めて発情するってことの意味が分かりました」
「んっ!」
ミロ先生、明らかに押しに弱いです。
「ミロ先生お願いします!私に…私にリアルを教えてください!」
ひと葉、胸に先生の手を押し当てましたね。本格的にやばいですよこれは!
で、和紗は駅のホームで電車待ちをしていると
泉と菅原氏が電車の中で話してる姿を見てしまい激しく動揺。
一体彼女らはどうなってしまうんでしょうか…。
実は二重人格でモデルもやってるとかいう話もありか?
とか思ってましたが違いますよね。
文芸部部員に関わってくる男子一人一人が気になって仕方ないです。
全部いい人だと信じたいんですが!
和紗も最後の誤解がどうなるのか次回が気になって仕方ない!
展開に増々ワクワクします。