【地縛少年花子くん 1話 アニメ感想】CV:緒方恵美の破壊力がヤバい!花子くんと寧々ちゃんの縁は結ばれた!

作品情報・あらすじ

内容をカンタンに説明すると…

  • 月刊Gファンタジーで連載中の怪奇譚コメディが待望のTVアニメ化!
  • 先輩と両想いになりたい少女・八尋寧々は、学園の七不思議のひとつ「花子さん」に願いを叶えてもらおうとする。
  • しかし、出てきたのは花子さん…ではなく花子くんだった!この世ならざる者の力を借りて恋愛成就を目指す寧々だが、思うようにうまくいかなくて…。

【地縛少年花子くん 1話 アニメ感想】トイレの花子さん

 乙女の願い、七不思議の七番目

「ねぇ知ってる?この学園にある七不思議の話。一つだけ教えてあげる。一番有名なお話し。七不思議の七番目。トイレの花子さん。旧校舎の3階、女子トイレの3番目。そこには花子さんがいて呼び出した人の願いをかなえてくれる。でも代わりに何か大切なものを取られてしまうんだって…」

「呼び出し方は――」

扉を3回ノックする。
この日、ひとりの少女が花子さんを呼び出そうとしていました。

「花子さん、いらっしゃいますか…?」

あらかわいい!

(は~い)
「なんだ。気のせい…」
「こっちだよ」
「ひっ…いやああああああ!??」
「あはは!大丈夫?」
「男の声?透ける体、昔の制服!あなたは!?」

「俺は怪異さ。学園七不思議が七番目。トイレの花子さん。初めまして」

花子さんキタ――(゚∀゚)――!!でも男の子ですが!?

「そんなの嘘!おかっぱは!?赤いスカートは!?」
「そういうの最近はやらないんだよね~」

花子さんは流行に敏感。

「花子君って呼んでもいいよー?性別以外は君が聞いた噂の通り。何か一つを代償に呼び出した者の願いを叶える。君もあるんだろう?聞かせてよ」
「本当に…?ただの変態幽霊じゃないのね?」
「もういい、さよなら…」
「あぁっ!嘘嘘!男の子の花子さん格好いい!」
「かっこ…いい……?お名前と願いをどうぞーっ!」

花子くんチョロいですね!

女の子は高等部1年の八尋寧々と名乗りました。願い事は恋愛成就。

「相手は?」
「2年の源先輩!格好良くて頭も良くて誰にでも優しい凄い人!私も前に筆箱落とした時、拾ってもらったことがあって…」

確かに優しいけど、そ、それだけで…(;’∀’)

「分かった。君の願いを叶えよう」
「やった!花子さんってどうやって願いを叶えるの?やっぱり特別な道具を使うとか…」
「そうそう。すっごいの持ってんだ」
「すっごいの!」
「へへ。はい」
「NO」
「まーまー」

差し出されたのはヨレヨレのハウツー本でした(笑)

「俺の力を借りるからには相応の代償を支払ってもらう。人知を超える力を欲すればそれだけ代償も重くなるんだ。だからこれくらいが安全なのさ」

花子くんの思いやり?ある意味親切。

「でも、それでもって言ったら?」
「おれ、道具持ってないから無理―」
「えぇっ!?(でも大丈夫、よね…?花子さんは願いを叶えるお化け。恋の願い何て今まで何度も叶えているはずだもん!)」
「メソッド78、己の特技を生かすべし…」

しかし花子くん自身がハウツー本を参考にしています。彼も恋愛初心者な気がするぞ…( ̄▽ ̄;)

 源先輩にアタック!

「八尋。特技とかある?」
「私、園芸部なの!特技は土いじり!」
「・・・・」
「なにその顔!」

引かないで!!

「園芸はね。昔好きだった人が女の子らしい子が好きっていうから始めたの。ほかにもお料理とお裁縫と…全部上手にできたら告白しようと思って」

中等部に入ってすぐ好きになったそうです。告白したのは一か月前。でも…

「はぁ?好きです、って…誰お前。キモ。つーかタイプじゃないから。お前みたいな大根足」

それはキャラデザ的な問題だから←
もうちょっと断り方ってもんがあるでしょ!

「一か月も前の話だし!もう全然気にしてないけど!」
「してるんだね?」
「してない!だって今は源先輩に夢中だもん!」

大根足を引きずる反面、乙女は切り替えが早いのです。

「源先輩みたいな凄い人と両想いになって、あの男のことを見返してやるのよ!」
「ふーん。つまり、誰でもいいんだ!」
「…そ、そんなわけないじゃない。やだなーもー、花子さんったら~」
「とか言って、先輩の事大して知らなかったりして~。先輩の下の名前は?」
「・・・・・あ、虫。鯉に食べさせようっと」

はぐらかしましたね!

「せっかくなら成功したいじゃん?今まで頑張ったんだから」
「花子さん…。分かった。私、頑張ってみる!(でも告白は急すぎる気がするし…)」

なんだかんだ応援してくれる花子君。

「源!見ろよ!机に夏野菜が!」
「お前、狐でも助けたの?」
「いや…」

ごん、お前だったのか…

花子くん「あれ…?」
寧々「珍事件になっちゃった」

メッセージカードと一緒に寧々が作ったものを先輩に送るプレゼント作戦、失敗。

「まぁまぁ、そう焦らず。ほかにも特技はあるんだし切り替えていこう!」
「「おーっ!」」
(と、張り切ったはいいものの…)

恋のボタン作戦、お弁当作戦、トースト咥えて恋の曲がり角作戦、すべて失敗!
花子くんの少し外れたアドバイスと、それを信じてしまう寧々の純粋さが悪い方向に向かっている(笑)

「もー。全然だめじゃない!」
「えへへー」
「えへへーじゃない!それに回りくど過ぎよ!」
「じゃあ告っちゃおうか?俺も初心者だし、もうそれくらいしか案が~…」
「初心者!?」
「俺を呼ぶ人も呼べる人も少なくてさ~」
「道理で変だと思ったのよ!お化けのくせにやり方が普通で健全すぎるし!」
「俺って健全な花子さんだから」
「・・・・・(圧)」
「不健全な道具もあるから!——あった。はい」
「なにこれ?」
「こけし。ちょっとエロい」

こけしの形状に似た不健全なものには心当たりがありますが(こけしに謝れ

 その縁結びは…

「それは縁結びの」
「縁結び!?」
「八尋…!それは駄目!返して!」

いつになく真剣な様子で焦っている花子君。寧々が発見したのはヤバい代物なのでは?

「ちゃんと説明して!じゃないと飲み込む!」
「わかったわかった!…それは人魚の鱗。その鱗を飲んだ者同士は呪いを受ける代わりに非常に強力な縁で結ばれ…」

説明も途中で、寧々は飲み込んでしまいました。

「呪われても良い!」
「え…」
「源先輩と両想いになれるなら呪われたって良い!何よ!道具持ってるんじゃない!花子さんの嘘つき!」

寧々は女子トイレを飛び出してしまいました。

女子「源君、私、一年の時からずっと好きでした!」

源「あぁ…。ごめん。僕、好きな子がいるんだ。ずっと前から好きで、どうしてもその子じゃないと。だから、ごめん」

断り方までイケメンな源先輩です。

寧々「先輩…好きな人いたんだ。でもこれがあればそんなこと関係ない」

花子くん『誰でもいいんだ』

寧々「そんなこと………」

呪い

「え!?なに、これ…!」

気づくと寧々の肌が鱗に覆われていました。これが人魚の呪い!?

(なんで、なんでこんなことになっちゃったの?あんなに頑張ったのに!…違う。ほとんど話したこともない。名前を覚えてもらおうともしなかった。頑張ったって、何を?見当違いの努力して、報われるって思いこんで。こんなものにまで頼って自分のことばっかり。私、自業自得だ。全部)

寧々ちゃん聡い子ですね…(´・ω・`)

「見ーつけた」
(これは、水?)
「あとちょっとで干からびるとこだったよ」
(花子さん?)
「八尋のために色々用意したんだぜ?」
(これ、何…私、どうなっちゃったの)

まるで水槽の中のような…。実際、そこは花子くんが用意した水槽の中でした。

「じゃじゃーん!喜んでる喜んでる!」
「違う!」

金魚になっちゃいました。

「言っただろう?代償が伴う、って。八尋は人魚の呪いを受けたんだよ。魚は人魚の眷属だからね。もしほかの誰かにも鱗を飲ませていれば呪いは薄まるから完璧なお魚にはならなかっただろうね。多少魚っぽくはなるけど。人魚の鱗は、口にした者に呪いを授けるだけのもの。ただ、同じ呪いを受けた者同士は特別な縁で結ばれるから縁結び、なんて言われてる」

恋愛成就とは言ってない!

「使わなかったんだね…。なんで?」
「私は先輩のこと、好きでも何でもない。ただ利用しているだけって、気づいたから。花子さんの言った通り両想いになれるならだれでもよかったの。それが私の本当の願いだったんだね。最低…」

「さてもさても。人とは誠愚かな生き物よ。しかし喜べ小娘。今よりお前は童のしもべ。せいぜい可愛がってやろう」
「来たねーー人魚」
「ひぃっ!?」

教室に現れたのは巨大な人面魚!

「これが人魚さ。眷属になった八尋を迎えに来たんだ。でも困るなぁ。営業妨害だ」

金魚の寧々を守るように立つ花子君です。

「弱い弱い。七不思議ごときが千年を生きる相手に勝てるはずもなかろう。さぁおいで」
「ちょっと待って。俺はまだその子の願いを一つも叶えていないんだ。連れていくならそのあとにしてくれない?」
「黙れ!童に命令をするでない」
「へぇ…。そう」

「それならこっちも力ずくで行くよ」

本気モードの花子くんかっこいい!!!

そして懐から刃物を取り出した彼は人面魚を切り裂き、大きなダメージを与えます。強いです!

人面魚「たかが生まれて数十年の怪異になぜこれほどの…!?おのれ、七不思議――!!」

花子君が強い理由が気になりますね。

「ひとまず送り返せはしたけどしつこそうな感じだったしまた来るだろうな。まぁちょっとでも時間が稼げればそれでいいか」
「どうしよう花子さん、私、あの魚に連れて行かれちゃうの?あんなお願い、しなきゃよかったよ…!」
「ふふふ」

「泣いても無駄。これが怪異にかかわるってことだ。言ったよねぇ?使うな、って。せっかく忠告してあげたのに。お馬鹿さん」

笑顔、からのドSな花子くんも良いぞ!!←

「でも君はこれを先輩に使わなかった。まだ願いを叶えてあげられる」
「!」

縁結び

「人間に戻りたい?願うなら叶えよう。もちろん代償は貰うけど」
「代償って…?」
「さぁ?でも最低限度日常生活は送らせてあげる」
「戻る!戻りたい!お願い花子さん、人間に戻して!」

「言ったね?じゃあお代は体で払ってもらうよ」

そう言うと花子くんは人魚の鱗を手に取り、自ら飲み込むのでした。
「なんかエッチだ!」とか思ったのは私だけでしょうか。私だけだったらすみません。

「彼岸と此岸の境を越えて俺たちの縁は結ばれた。君が受ける呪いは俺が最低限にしてあげる。代わりのお礼は、君のーー労働力!」
「…は?」
「いや~よかったよかった!ちょうど欲しかったんだよ人間の助手!嫌らしい意味だと思った?八尋のエロ大根♡」

エロ大根とかいうパワーワード(笑)
寧々は花子くんを突き飛ばしました!

「あれ?花子さんに触れる」
「さっき言ったろ?縁が結ばれたって。優しくしてよ~。お願い二つも叶えてあげたんだから」
「ふたつ?」

「誰でもいいから両想いになりたい、だっけ?君にとって縁結びは両想いと同じ意味なんだろう?」
「りょ、両想いって…!」

この二人が既に尊いのですが!!!(オタクの叫び

(こうして私は出会ってしまった。この世ならざる怪異の少年と)

「あぁ、あとそれ。乾いたら治るから。拭いたほうが良いよ?」

水に濡れると肌が鱗になってしまう体質になっちゃったみたいですね。
水着回とか温泉回とかどうするの!?(する前提

《誰からも忘れられてしまったものは一体どこへ行くのでしょう?消えてなくなってしまうのでしょうか。いいえ。それらは今でも私たちのすぐ傍に居るのです。こんな噂知ってますか?》

噂を広める謎の少女。その正体とは…。

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第1話からものすごいクオリティでした!
原作人気やアニメ化発表時の反響も納得です。
花子君、普段はおちゃらけているのに、たまに思わせぶりな言動を取ったり、シリアスになると格好良くなったり。ギャップ萌えですね。触れるようになったってことは寧々ちゃん以外にも見えるようになった?
寧々ちゃんも可愛らしいです。花子君と喋っていたせいで「おかしな子」扱いされ始めてたけど大丈夫かな(笑)
次回が早くも楽しみです!
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