内容をカンタンに説明すると…
- 小野寺和紗は、所属している文芸部で他の部員たちと本の朗読をしていた。今まで読んでいた本とは違って一気に大人の世界。一気に性の香りのするもので。
- 和紗達はある部員の一言がきっかけで性というものに今まで以上に振り回され始めることとなる。
- 今回は…混乱の続く和紗は書店で性についての本を読み漁っていた。直接的な言い方はナンセンスだということで文芸部では代わりの言葉を考えることに。
【荒ぶる季節の乙女どもよ。 2話】えすいばつ【アニメ感想】
演技派菅原氏
「ふふふっ…き…君と話ができるなんて夢みたいだよ新菜ちゃん」
きもいオタクさんかな?
そこへ人助けとして呼ばれた和紗がやってきました。
「ねえ。私の代わりにあの子どう?うちらの中じゃ超えぐいって有名で」
菅原氏の何かスイッチが入ってますね。誰ですかこれ。
「よ~っす久々。座んなよ。で?この間の男どうだった?」
菅原氏が和紗に向けてウインク。これは合図ですね。
「股が…股がかゆい!」
キモ男逃げていきました!!
「あれでよかったのかな?」
「うん。追い払えたし。ありがとう」
「菅原氏、別人みたいだった」
「地元の子ども劇団に所属してたんだ。自慢に聞こえたらごめんだけど、私かわいいでしょ?美人系。
さっきみたいなよく知らない人に性の対象にされること、子どもの頃から多くて」
いや、治安悪すぎでしょそれ。
「それで劇団で演出してる人に対処法教わって。さっきのやり取りもシナリオ書いてもらったの」
詳しく説明するときのディフォルメ絵が可愛い。
「その人に言われたの。私の魅力ははかなげで繊細で危うげで少女然としたルックスからくるもの。だからこそ男たちは勝手な妄想を抱いて近づいてくる。男って相手の性格すらも外見から判断する生き物だから。少女の私は…もうすぐ死ぬから」
”少女の私は”…か。
気まずいですね
和紗帰宅。お父さんしかいません。
「お母さんは?あっハワイアンキルトの日か」
「うん。今夜はピザ取っていいって。どこがいい?」
「お父さん、あの…あのね…男の人の気持ちについてなんだけど…男の人って…」
「和紗…」
背後に幼馴染。
「泉!?」
「泉も呼んだんだよ。ねえ二人は何がいい?ハーフアンドハーフ2枚頼めばさ~4種類選べるし?」
ほんと家族ぐるみなんですね。
「和紗!ちょっと話が」
二階に引っ張っていかれる和紗。
「和紗。今おじさんに聞こうとしてたのって…あれのこと?」
「そ…そんなこと聞くわけない!男の人って女の人をどういうところで選ぶのか、聞きたかったのそれ…」
「忘れて…くれないか?」
「忘れる!努力はすごくする!うんうん…」
「俺も…一応男だから…ああいうのは…」
気まずい…。
「あっ俺やっぱ帰ります」
ピザパーティが…(違う)
(私ばっかり衝撃受けちゃってたけど…でも…泉に悪いことしちゃった…
きっと私よりずっと恥ずかしかったはずなんだ。だって…私だってもし見られたら…
どっちを隠せばいいの?)
え、そこ????
(今の私は…顔を隠したい)
そうだ言い方を変えよう!
「部活動を続けていくうえでセっクスについての話題は避けられません。ということで私たちの間だけで通じるセっクスの代用となる言葉を考えましょう」
な、なるほど???
曽根崎先輩、外の水道で顔を洗っていました。そこへ怪我した天城くんが。
眼鏡外した曾根崎先輩とてつもなく可愛い。
「やった!当たり!曾根崎さん、やっぱ可愛いわ。
ちょっとえり香に似てるんじゃね?
ねえ、ほらあの…風邪薬のCMに出てるモデルの」
「見るなケダモノ!あっち行け!うせろ!去ね~!」
水をかける曽根崎先輩。これは…
「これ第三者から見ると、きっと結構青春っぽいぜ!」
天城くんの言う通りあまりにも青春。
さてさて文芸部では引き続き代替案を…。
ホワイトボードに書かれた中に
アンダー・ザ・C
種まき
ちょっと好きかもしれないフレーズ(笑)
「曾根崎先輩の案は?」
性的愚者の怨嗟と罰
と書きました。
「わあ~文学的な香り!」
「でも長くないですか?」
「ローマ字読みで頭文字取ったら…」
「ああ~略すのはいい考えね。“性的”で S。“怨嗟”は E。あとは“罰”だから…」
「いっそバッテン!」
S E ×
原点回帰ですね(笑)
泉が告白されました
泉がどうも同級生に呼ばれてる雰囲気。これは告白されそうということで
和紗は確認するためにこっそりと…。文芸部の同級生二人も盗撮するなどして協力してくれます。
「そういうふうに浅田さんのこと、見たことがなかった」
「じゃあ誰か好きな子いるの?」
「それは…いないけど…」
「だったら考えてみてくれないかな?一度私のこと…ちゃんと
すぐにじゃなくていいの。だって…だって、ずっとずっと…好きだったんだもん。私、ずっとずっと待ってるよ」
「うん。分かった」
え、盗撮が泉にバレた??
菅原氏…そんな至近距離で撮ってたのか
「あっ逃げるの忘れてた。ついカメラマン魂に火がついて」
和紗が出てきました。
「あの子のこと好きなの?
断らなかった」
「いや断っただろ!」
「ちゃんと断ってなかった!」
「俺に好きな子とかいれば別だけど…そういう相手もいないのに断るのは悪いかと思って」
「何それ!?好きな子がいなかったら、告白されたら泉は誰とでもつきあうの?」
「だからそうじゃなくて…!」
「それって…やっぱり泉は…あ…あれがしたいからってこと?」
「“あれ”ってなんだよ?」
「セ…え…えすいばつ!」
えすいばつ… えす いー ばつ …
和紗走っていきました。そして…泉、えすいばつの意味気づきましたね。
「ああ~。行っちゃった。あんな和紗、初めて見た」
「うん。激しかった」
「うん。でも…今のよかったね」
「よかった」
菅原氏ともーちん…いいのかそれで。
「“えすいばつ” すばらしい!
ええ決まったわ。これからセっクスは…“えすいばつ”と呼ぶことに決定します!」
曽根崎先輩大絶賛
「却下します」
誰か入ってきました。
「えっ?」
「…校長先生?」
文芸部の危機と和紗の思い
「皆さんにご報告があります。今月いっぱいをもちまして文芸部は廃部となります」
「いきなり横暴な!理由を言ってください!理由を!」
「やれやれ。こんなものを前にしてなおも理由を求めるとは。まったくなんたる破廉恥な」
ホワイトボードを眺めながら。
「いえ!むしろ私たちは浅はかな言葉を排除しようと文学的見地で別の名称を考えていただけです!」
「そもそも君たちの活動にはクレームが入っていたんですよ。卑猥な文章を大声で音読していて迷惑していると」
「文学です!芸術です!」
「う~ん。まあいろいろあるけどねぇ。
何よりいちばんの問題は…君たち。ずっと顧問がいないでしょ?」
よくそれで今までやってこられたな…逆にすごい。
「もし文芸部がなくなったら…私…どうしたらいいか分かりません。だって本に…文芸部のみんなに…私、助けられて」
「和紗…そこまで…」
「私も文芸部が好きです。無理せずにいられるというか、自分らしくいられる…というよりも、自分という存在を意識せずにいられるというか」
菅原氏も。
「こうなったら!文芸部に新顧問を!なんとしてでも引き入れるのよ!」
燃えてきました。
河原で涙がまだ止まらない和紗。
「涙が出ちゃっている理由って、文芸部のことだけじゃないよね?むしろ理由は別のところにある」
菅原氏はズバッと切り込みますね~~。
「うん。なんか初めてで。許容量いっぱいいっぱい。なのに新しい刺激まで受けちゃったから…。
私の知ってる泉は、好きじゃない人とつきあったり、セ…」
「えすいばつ」
「えすいばつとか…そういうことできたりしないと思う。それなのに…」
「ねえ。和紗は誰としたい?誰かとどうしてもしなくちゃ地球が滅びるとしたら?」
「どうしてもなら…泉…」
「それって…典元君を好きってことじゃないの?」
同級生二人切り込んできますね~~~(汗)
(私は泉が…)
「泉が好き」
気づいた~~~~~!!割とはっきり早く気づいた!
「どうしよう。私…泉が…好きだよ…」
涙がとまらない

前回の終わりの方ほど衝撃的なシーンはなくてある意味ほっとしましたが。あいかわらずせっくすせっくす言うてるやないですか!
代替案。余計に卑猥に聞こえる不思議。
でもえすいばつ…これ良いのでは?
使っていきたい気がします。
2話にして恋心自覚したらこの先どうなってしまうんです?ワクワクします。