前回のあらすじ
内容をカンタンに説明すると…
- ロニエとティーゼを助けるべくライオス達の部屋に乗り込んだユージオ!キリトも駆けつけて応戦し、ライオスは死亡、ウンベールは右腕を失って逃走した。
- 禁忌目録を犯したキリトとユージオは整合騎士によって連行される。迎えに来た整合騎士に歩み寄ると、そこにいたのはアリスで…!?
- 今回は…地下牢に投獄されたキリトとユージオ。なんとか脱出する方法を探すが…。「アリス・シンセシス・サーティ」と名乗った整合騎士は間違いなくユージオの知るアリスだったが、記憶を改変されているようで…。
【ソードアート・オンライン3期 11話 アニメ感想】セントラル・カセドラル
別人のようになったアリス!ロニエ、ティーゼと最後のお別れ…
「言動には気をつけなさい。私にはお前たちの天命を7割まで奪う権利があります。次に許可なく触れようとしたらその手を切り落とします」
整合騎士はユージオを剣で殴り倒しました。
容赦なかったです。
「ユージオ!」
「アリス…?」
(あの騎士がお前の探していたアリスなのか?この場は指示に従おう。罪人としてでもセントラル・カセドラルに入れば少しは事情が分かるはずだ)
「付いてきなさい。上級修剣士ユージオ、上級修剣士キリト。そなたらを禁忌条項抵触の咎により捕縛・尋問したのち処刑します」
処刑することは決まってるんですね…(;´Д`)
キリトとユージオはかつてのアリスと同じように、拘束具で捕縛されます。
「騎士様!お願いがございます!」
「先輩たちに剣をお返しする許可をどうか…!」
ロニエー!ティーゼ!!(´;ω;`)
剣を引き釣りながら持ってきてくれました。重かっただろうに…!
整合騎士「いいでしょう。ただし罪人に剣を帯びせる訳にはいかない。これは私が預かります。会話をするなら1分間に限って許可します」
1分でもいい!
今生の別れになるかもしれません。挨拶を…!
「ユージオ先輩。ごめんなさい、私が愚かなことをしたせいで…!」
「違うんだ。ティーゼは悪くない。キミは友達のために正しいことをしたんだ。こうなったのは全部僕のせいだ。ティーゼが謝ることなんて何もないんだ」
「今度は私がユージオ先輩を助けます。私、頑張ってきっと整合騎士になって、先輩を助けに行きますから!待っててくださいね。きっと、きっと…!」
また再会出来るといいですね…(´;ω;`)
「あの、これお弁当です」
ロニエは紙袋をキリトに手渡しました。いつぞやのお店のパイかな…。
ロニエ「お腹がすいたら食べてください」
キリト「ありが…」
整合騎士「時間です。離れなさい」
まだ途中なんですけど!!(;´Д`)
キリトとユージオは、竜の足にくくりつけられて飛び去って行きました…。
ちょっとシュールだな(笑)
ロボット研究も進んでいた
ところ変わって現実世界のオーシャンタートル。
「私もアンダーワールドにダイブして助けに行ければいいのに…」
見守ることしかできないアスナも辛いですよね…。
「ロボット!?」
施設内を歩いていたアスナは自立歩行するロボットに遭遇します。
ドキッとしますね!
アスナ「比嘉さん、これなんなんですか!?」
比嘉「1EMONっす!本名はエレクトロアクティブマッスルドオペレーティブマシーン」
アスナ「…で、その1EMONとここで何をしてるんですか?」
比嘉「いや~、実は…」
凛子「比嘉くんが私をプログラムのチューニングにつき合わせてるのよ」
その後、比嘉と凛子さんは1EMONについて議論を重ねます。
専門的な用語が飛び交い、何を言ってるのかさっぱりです(笑)
まだ試作段階のようで…。
「こいつを作るのも、あのおっさんの要求なんすよ」
「菊岡さんが!?何のために…」
「私にもどこまで本気なのかわからないんだけどね。アンダーワールド育ちのフラクトライトをこっちに招待するなら彼らにも体が必要だろうって」
面白そうなことしてますね!
菊岡さんの要求ってのが引っかかりますが…。
AIを搭載するのは試験用2号機で、そっちはもっとスマートなんだそうです。
アスナ「ところでAI搭載型だとどうしてスマートになるんですか?」
凛子「人間は、脳が勝手にバランスを調整してくれる。その仕組みを機械的に再現しようとすると、どうしてもボディが大型化してしまうの」
アスナ「つまり…頭が人工フラクトライトになれば、オートバランサーは人間と同じ性能があるから…」
比嘉「ほぼ完全な人型ボディを実現できる!といな~、という。これは妄想的観測っすけどね」
人間とAI(ロボット)の違いがほぼ無くなるんですね!すごいな!
「でも開発部にある2号機はシルエットだけならかなり人っぽいっすよ~」
「そんなに自慢するなら早く見せてほし……。その2号機はまだ、自立歩行はできないのよね?」
「そりゃもちろんっす。一応CPUは載せてますけど、肝心の制御プログラムが空っぽですから」
「そう」
比嘉と別れ、凛子と食堂に向かうアスナ。
途中で2人の研究員とすれ違います。
「…?」
一人の研究員に違和感を感じたようです。が、ハッキリしたものではなく…。
「どうしたのアスナさん?」
「…いえ。何でもないです」
もしかして2号機なのでは!?( ̄▽ ̄;)
アスナは直前に1EMONとすれ違ったからこそ、気づいたのかも…と思ったり。
でも自立歩行はできないって言ってたし…(´-ω-`)??
キリトさんにかかれば脱獄なんて朝飯前
キリトとユージオが地下牢に投獄されて、およそ1日半が経ちました。
「何とかしてこの牢屋から脱出してアリスに何が起きたのかを確かめないと」
「あぁ。ここから出る手段がきっと何かあるはずだ」
「アリスも8年前ここに繋がれたのかな?」
「さぁ、どうかな…。なぁユージオ。念のため確認しておくけど、あのアリス・シンセシス・サーティって名乗った整合騎士が、お前の探してるアリスなのは間違いないのか?」
「あの声、あの金色の髪と真っ青な瞳。忘れるわけはないよ。ただ雰囲気はまるで別人だけど…」
「幼馴染にしてはだいぶ容赦なくお前をぶちのめしたからな」
眉一つ動かしませんでしたよね。
「何らかの手段によって記憶とか思考を制御されてるってことなのかな」
「そんな神聖術、教本には載ってなかったよ?」
「教会の偉い司祭ってのは天命を操るんだろう?記憶をどうこうするくらいやってのけてもおかしくないさ」
どこもここも胡散臭い!!(;´Д`)
きっと公表してない神聖術があるんですよ…!
「でも、あの騎士がアリス本人だとするとあれはなんだったんだろうな?」
「あぁ、言ってたよね」
2年前、ユージオが瀕死になった時。
キリトの耳元で囁いたのは、間違いなくアリスでした。
「”セントラルカセドラルの天辺で待ってる”、か。まだまだ遠いな…」
そこに全ての真実がありそうです。
ステイシアの窓が出るのを確認したキリトたちは、鎖の天命を見て驚愕します。
ギガスシダーと同じくらいの数列が並んでいました。( ̄▽ ̄;)
「これじゃいくら引っ張ってもビクともしないわけだよ。この鎖を切るには、最低でも同じクラス38の武器なり道具なりがないと…」
「そういうことだな…」
辺りを見回すキリト。
「いくら探したって、この牢屋にあるのはベッドと水袋とこの鎖だけだよ?」
「鎖だけ…。!」
「?」
「いや、だけじゃないぞ!2本あるじゃないか!鎖なら!」
「はぁ…」
「2本の鎖の優先度は全く同じだから、オブジェクトコントロール権限が40を超えている俺たちが引っ張れば原理的にはこれで互の天命を削り合うはずだ!」
考えましたねキリト!
「しっかり握っててくれよ!」
「あぁ…」
「せーのっ!」
2人は絡ませた鎖を思い切り反対方向に引っ張ります!
すると鎖の天命が半減し…!(やった!!
「せーのっ!!」
もう一度同じことを繰り返すと鎖は完全に壊れました。
「ほら見ろよ!」
「うん!」
意外と脆かったですね(笑)
「一応聞いておくけど、いいんだな?ユージオ。ここから脱出してアリスに関する真実を探るということは、公理協会に真っ向から反逆するってことだ。今後は何か行動を起こそうとするたびに、いちいち葛藤している暇はないぞ。今すぐ覚悟を決められそうになかったら、ここに残ったほうがいい」
ユージオを心配しているのか、試しているのか…。
「僕はもう決めたんだ。アリスと一緒にルーリットの村に帰るためなら公理協会にも背く。必要なら何度でも剣を抜いて戦うって。あの整合騎士が本物のアリスなら、記憶を失っている理由を突き止めて、もとのアリスに戻すんだ。僕にとってはそれが何より大切なことなんだ」
「ロニエやティーゼと行ったあの森でキリトは言ったね。”法で禁じられていたとしてもしなきゃいけないことがある”って。僕にも要約その意味が分かった気がするよ」
アリスが連れ去られたあの日からの苦悩は、無駄じゃありませんでした。
「そうか。お前の覚悟、しっかり伝わったよ」
ヒロインはユージオ!新手の敵来た…!
「ここまでくれば大丈夫だろう…」
脱獄した2人は看守の目をかいくぐり、庭園へ逃げ込みます。
「キリト、これ!」
「どうした?」
「初めて見たけど、間違いない。これ薔薇だよキリト」
「薔薇…。え!?本当か!?この迷路に生えてるのが全部!?」
この世界で薔薇はとても貴重なようです。
「今更だけどなんだか信じられないよ。僕たち、あのセントラル・カセドラルにいるんだ」
「ま、予定してた整合騎士としてじゃなくて脱走囚人としてだけどな」
「でもこうなってみると正解だったのかもね。だって整合騎士になってたら、僕らもアリスみたいに…」
「記憶を制御されてた可能性もある…か」
囚人になるのが正解ルートだったとは( ̄▽ ̄;)
「もし整合騎士が全員そうなんだとしたら、彼らは自分を誰なんだと思ってるんだろうな?」
「分からない」
「つまりさ。騎士が記憶を封じられているんだとしても、親は誰で生まれはどこか、そういう知識はあるはずだろう?だってそれが人間の一番最初の根っこだもんな。だからこそ、その知識を捏造するのは難しいと思うんだ」
「そうか。騎士は飛龍で人界のどこへでもひとっ飛びだもんね。本物の生まれの記憶を封印して偽物の記憶を植え付けても、実際に訪れたら簡単に嘘だってことも…。!」
「? あぁ、そうか…。お前!この塔で俺の記憶を戻す方法も見つかるかも、って思ったんだな?」
「いや、僕はっ…」
この状況でそこに目がいくなんて!ユージオ聖人過ぎません!?
「オラオラ!」
「ちょっ!やめてよキリト!」
キリトはユージオにちょっかいを出します。
キリト「相変わらず心配性だな!言っただろう?記憶が戻ろうと戻るまいと、俺はお前の旅に最後まで付き合うって」
ユージオ「子供扱いするなよ…!」
どうしよう…ユージオがヒロインにしか見えない…←
「それを疑っているわけじゃないんだ。キリトは何度もそう言ってくれたしね。でも僕らの旅そのものが終わりに近づいているんだなって思ったら、なんだか…」
まだ3クール残ってるから!これからですよ多分!!
キリト「どうせ終わるならハッピー…じゃない、幸せな終わりにしようぜ。お前はアリスの記憶を取り戻して一緒にルーリットに帰るんだ」
本当に、そうなることを願うばかりです。
2人がこれから挑むのは、それを実現するための戦い!!
「流石に我が師・アリス様は慧眼であることよ。囚人の脱走という万に一つの事態を見事に予期なされるのだから」
庭園を進むキリトとユージオの前に、ひとりの男が立ちふさがります。
新手か!?
「君たちの脱走に備えてひと晩ここで過せと命じられたのだ。正直まさかと思っていたが、本当に現れるとは…」
男は整合騎士の鎧をまとっていましたΣ(゚д゚lll)
「アリス様?我が師?」
「もちろんすぐに地下牢へ戻ってもらうが、その前に少々厳しい仕置が必要だな。君たちも覚悟の上だろうね?」
「ならもちろんあんたも、俺たちが無抵抗にお仕置きを受けるとは思ってないよな?」
「あははははっ!威勢がいいね!その元気に敬意を評して名乗っておこう!」
「私は整合騎士エルドリエ・シンセシス・サーティワン。ほんのひと月前に召喚されたばかりで未だ統括地もない若輩者だが、そこはお許し願おうかな?」
なかなかの強者オーラです。
「ナルシストじゃねーか」って舐めて掛かったら痛い目みるぞ…!←
記憶を書き換えるなんて酷い事を…。公理教会は何の目的でそんなことをしたんだろう?
セントラル・カセドラルには到着したけど、その天辺に行くまでが大変そうです。
本番はこれからみたい!
エルドリエの第一印象が「美形」「ナルシスト」だったのですが、その実力や如何に!?
整合騎士だし、キリトとユージオが共闘しても勝つのは難しそう(;´Д`)
「召喚されたばかり」と言ってましたが、どこかから連れてこられたんですかね?
まだ謎も多いです。
投獄されても不自然なほど冷静だったキリト。ユージオがいるからこそなのかな…と思ったり。
3期ヒロインはユージオだ!異論は認めない!←